今日は15ノット程度の風の予報だったのでスラロームで快適プレーニングかなと思いきや、午前中は殆ど無風。午後から吹き出してきたので急いで艇庫に向かう。艇庫に着いて海を見ると結構波があり、風もあるようだったので5.台かなと思って5.4のセイルを出しかけたが、風が落ちてきたので6.4にした。ボードは波があるのでラージWAVEのTABOUを出す。6.4にTABOUだとちょっとアンマッチかなと心配だったが、出艇してみると、6.4でなんとかプレーニングする風で丁度良かった。波があるけれど、それほど大きくなく、しかもゆったりとした周期の波なので楽だ。久々のTABOUだが余裕を持って乗れる。海水浴場のロープは既に張ってあるが、今日はまだ海開きしてないのでオンショアで流されてロープの中まで入ってしまってもOKというのも気楽である。しかし、ロープよりも沖まで上るためにはタックが必要だが、WAVEボードでのタックは難しく、毎回転んでしまう。思い切って早めに逆タックに乗り移って裏風で回すと1度だけ成功。ロープよりだいぶ上まで上ったところで、思い切って下らせてプレーニング開始。6.4で正解だった。ジャイブもやってみると、スラロームのときはランニングの辺りで回転が止まってしまうのに、ラージWAVEだと止まらずにくるりと回っていく。1回目はセイル返しの後、惜しくもセイルを落として失敗したが、2回目はセイル返しの後、うまくブームを取って成功。TABOUでの初ジャイブ成功だった。そのうちに風が落ちてきて、プレーニングしなくなり、ウォータスタートが困難になってしまった。難しいセイルアップを何とかやって、フゥーと一息ついたら、進行方向に学連らしきIMCO艇がやってくる。こっちがポートだから進路譲らなきゃと止まるが、WAVEボードでの停止はやっぱり無謀。折角上げたセイルを落としてまたやりなおし。フゥっ、疲れた。やっぱりガスティな今日のようなコンディションはセイルアップの楽な105L程度のボードが良いなあとしみじみ思う。弱い中でウォータスタートでもがいていると、こちらに向かってくる艇あり。じゃましているので早く上がってのいて上げようと焦って、ウォータスタート失敗。マストとボードの間に足を挟んで、イテッ。ケガをしたかもしれないと思って、取りあえずロープの中に入って浜に上がる。足を見てみると多少内出血してるだけで、大丈夫そうで一安心。浜に上がると同じ艇庫のT橋が居た、なんでも風が弱いので休んでいるとのこと。私より小さい6.2のセイルだから無理もない。私の6.4でもウォータスタートもセイルアップも辛いので、こっちも浜で休憩。でも16時前になったので風は弱いがそろそろ西浜に戻ろうと出艇。ビーチスタートやって、ロープの切れ目から沖に出る。セイルを落とすとスタートが大変なので落とさないように慎重に進む。ちょっと下り気味にして西浜を目指す。なんとか西浜の沖まで来たが、微風下でジャイブは成功するわけなくて転ぶ。ウォータスタートでもがきながら、風に流されて西浜にたどり着いた。道具をしまい始めたときに再度吹いてきたが、今日はマストとボードの間に足を挟んで痛かったし、無理をせずにお終いとした。艇庫に戻ってからK村ちゃんの質問に端を発した基さんの波の乗り方、降り方談義を聞いて帰った。まったく波の利用なんか考えずに乗ってしまったが、今日のような穏やかなコンディションなら、波の利用法も少しは試してみるべきだったかな。 |