Wind Diary Apr 2003

今日はウェーブになる予報で10時半頃から吹いてきた。さすがに3日間ウインドしたから今日はやめようかと思ったが、夕方に時間が空いたのですかさず出る。TABOUの修理は終わっていたので、これに新しい5.4のGaastra GRINDを張ろうと思ったが、Ｋ柴さんが「ガスティでやたら落ちるから大きいセイルと浮力のあるボードのほうが良いよ」とのアドバイスがあったので、即座にセイルを6.4のNeil Pride RAFjetにチェンジ。ついでにボードもSLEにする。Ｙ機さんは8.0の最大セイルみたいだし、まあ、大丈夫だろうと出艇する。逗子会館前のちょっと沖でスーパブローを食らう。セイルを開いて耐える以外に何もできない。こりゃオーバかと観念したが、沖に行くとコンスタントに吹いていて6.4でアンダーからややオーバぐらいの風。やっぱりＫ柴さんの言う通りにしておいて正解だった。結構ガスティで乗りにくいのだが、プレーニングできるのだから贅沢は言えまい。昨日の基さんの教えどおり、ストラップを使ってボードをヒールさせる。ヒールさせることにより波を乗り越えるときのボードのあばれも押さえられた。5時頃浜に上がって休憩。その後風が落ちたみたいだったが再び出艇してみると沖は結構吹いている。ジャイブもやってみたが、やはりセイルが前で体が後ろのテイルジャイブスタイルになってダメだった。うーんまたやり直しだな。結局5時40分ぐらいまで乗って今日のウインドはお終い。

今日は午後からサーマルが吹きそうな予報。11時頃からそよそよし始めた。午後１時に艇庫に行く。サーマルなのでそんなに強くは吹かないと予想して、SLEに7.5のセイルを張る。まずは湾の中央付近で乗る。ちょっと風が足りないので、風を求めて湾の外へ出る。今日のサーマルはやや東寄りの南風。湾の外でも最初はちょっと弱くてプレーニングしない。でも上級者はほぼ同じセイルサイズなのにプレーニングして菜島のほうへ上って行ってしまう。この辺が技術の差かな。私もなんとか追いて行こうと上らせるが、プレーニングせずに止まってしまう。まあ、じくじく上ったのでこの辺で下らせてプレーニングしてみるかと少し下らせると簡単にプレーニングする。走り始めたら少し後ろ足を蹴ってハーネスを外に引いてラフさせて上る。速度が落ち始めるとすかさずハーネスを下に引いてベアさせて速度を回復。これの繰り返しをやってるとだんだ上れるようになってきたようだ。後ろ足でボードを蹴るのではなくて、つま先でヒールさせるようにと基さんから注意されて、それをやってみて更に上りが良くなってきた。今日はプレーニングの上りが良くなった。逆にレイルジャイブは、なぜかセイルを後ろに持ってこれなくなって、セイルが前にあるままテイルジャイブ風になってしまってダメだった。前はもっと出来てたはずなのに退歩してしまった。4時のスクールが終わってもしばらく沖に残って5時半までしつこく乗ってから湾の中に戻って今日のウインドはお終い。

今日は微風だが、今日は自分の道具をセッティングせずに逗子会館前でボード・セイルの試乗会をしているので、午後2時頃から行く。ABOUとSLEの間の110Lぐらいのボードがお目当て。ブロー抜けがあってウォータが難しいけど海面がざわざわしててスラロームじゃ乗りにくいという昨日のようなコンディションのときに使いやすいボードはないかというのが試乗のテーマ。このサイズは強風スラロームと考えるのか弱風WAVEと考えるのか二種類のボードがあって、どっちが自分のスタイルに合ってるかなあと非常に迷ってしまった。そうこうするうちに午後4時頃から吹き出して7.台のセイルが走り始めた。私は6.0ぐらいに110L前後のボードの試乗をしてたので、残念ながら走れなかった。5時頃までいろいろ乗って今日のウインドはお終い。自分の道具を出してないので後片づけがなくて楽ちんだった。

昼頃から吹いていたが、2時にやっと用事が終わって艇庫に行く。事前の予報だと南西の風だったはずだが、すこし東寄りだ。ビンビン吹いているので4.0を張ろうとマストにセイルを通しかけたら、落ちてきたよという声が聞こえたので、急遽4.7にチェンジ。ボードはTABOUのラージWAVEで出る。4.7でも足りない。転ぶとウォータスタートが出来ずに水の中で待機。たまに入るブローでなんとかウォータスタートするが、風が落ちてバランス崩して転んでしまう。水の中でもがいていたら、午後4時頃から風が上がってきて4.7でも走れることが多くなってきた。でも落ちることも多く、大変ガスティだ。それでも手が疲れるのでハーネスを使っていたが、突然のブロー抜けで沈。悪いことにハーネス掛けたままボードにブームパンチかまして、ボードのノーズにひび割れ。浸水しないようにと慌てて下らして西浜に戻って5時半で今日のウインドはお終い。