Compass
Diary (Nov2000)
Last Updated 2000.11.26

■WIND ■CAMP ■RACE


■Nov2000 DIARY LIST ->

 1.三浦               11/19 (yamada)
 2.三浦               11/19 (mfuku/37-84)
 3.逗子               11/19 (uematsu)
 4.逗子               11/12 (uematsu)
 5.三浦EAST−SL参戦記     11/11 (tsushima/37-23)
 6.三浦EAST−SL参戦記?    11/11 (mfuku/37-84)
 7.逗子               11/11 (uematsu)
 8.逗子               11/5 (uematsu)
 9.逗子               11/3 (uematsu)
 10.実連全日本選手権         11/3 (sano/37-77)

■BACK NUMBER ->
2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1999年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1998年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

Point

 
by yamada
■11月19日(日) 三浦(ドーパミン全開!!)/曇り/北→北東 5.4Just→Under 天気図
夜通し吹いていた風がまだ残っている。左手からのサイド――ややクロスオンぎみ。右手の暗礁が気になるので津久井浜へ移動しようかと思っていたが、早々と出艇している人がけっこう調子よく乗っている。沖の小島をこえると風は強くなっているようだ。インサイドはわりとがすがすだが、十分な風に見える。セイルは選択の余地なく、手持ちの最小の 5.7。ガストラのスラロームセイル。ボードはどうしようか、少し迷う。福島さんから買ったミストラルのウェイブボードにするか、コペロの強風用スラロームか――。ミストラルのウェイブボードは初ライドだ。

まずはコペロででてみることにする。ハーネスはパンツ。この頃にはけっこうな人数が出艇していた。沖の小島の風下側をかすめうようにしてアウトにでる。思いっきり暗礁の上を通過したはずだが、スクグヒットもなし。DROPSだったら完全にやってたな、と思いながらアウトへ――完プレ。風はジャスト。むちゃくちゃ速い。目がついていかない。うねりにはね飛ばされないように全身で上下動を吸収するのに精一杯。一瞬、ジャンプしようか、と悪魔のささやきが聞こえたが、死ぬな、と思ってやめてジャイブ。沈。ウォータースタート。インをめざす。今度は小島の風上側を抜ける方向。さっきよりも速い。うねりの頂点でエッジがくわれて右足のウェットスーツがめくれてしまう。

ビーチに上がって角さんと少し話しをしてからもう一度海に戻る。さっきと同じラインをとる。アウトでジャイブしたところ、うまくいってしまった。どうせ沈してしまうと思って、砂を落としてなかったブームをつかんで、ひーひー、いいながらインへ戻る。二度ほど、スケグが抜ける。海から上がると福島さんがきていた。セイルサイズを聞かれる。6でどうだろう、というのでそりゃ、アウトで完全にオーバーでしょう、と答える。ボードをウェイブにかえて再び、海へ。ゲティングアウト。いかん。乗り方がスラロームになっている。ストラップの位置がボードのエッジ近くにないので変な感じ。ベアさせて前フットストラップに足をいれてプレーニング。沖の小島の風下側を通過してから後ろ足をストラップにいれた。

おおっ、スラロームと全然、乗り味がちがう。なんとメロウな。スピードは全然ないけど、ふにふにした感じ。おもしろいっ。いかにもくりくり動きそうだ。満面どころか全身笑みを浮べてインへ向かう――ジャイブのとき、沈したけど――。小島の風上側をこえてインサイド。レイルトゥレイルをやってみる。おおっ、動く動くくりんくりん動く。ちょっとしたうねりにぐりぐりレイルトゥレイルをやりながらビーチまで走る。すぐにビーチにあがって角さんに報告。「おもしれーっ」角さん、あきれている。福島さん、角さんと話をしているうちに、インサイドに風がはいりだした。出艇してインサイドで乗る。アウトに向かうときにジャンプを狙ってみる。小島のそばでうねりが掘れていた――えいやっ。ふわりとジャンプしたのまではよかったが、スラロームのジャンプの感覚で後ろ足を引きつけたらノーズが一気に下を向いてしまった。ハーネスをかけたままだったこともあって耐え切れず、激沈。セイルで首と肩をしたたか打ちつけてしまう。それでも、うはははは、と笑っていた。馬鹿だ。一往復したところでダウンが緩んでいることに気づく。ビーチ際でダウンを引きなおして再び、海。福島さんが奇声を上げながら乗っている。角さん、ボードの浮力が足りないのか、沈んでしまっている。小島とビーチの間を二往復ほどするが、さっきの失敗のせいか、思いきってジャンプできない。インに向かうときはあいかわらず、ぐりぐりとレイルトゥレイル。一度、ビーチ際でキックジャンプをしてみる。自分の気持ちの中ではきちんと飛び上がる。スラロームより楽だ――というより 9'6" のDROPS+ 7.5 のスラロームセイルの組みあわせとくらべるほうがまちがいかもしれない。 アウトにラインを延ばす。プレーニングしたまま、小島の風下側を通過。通過したところに掘れたうねり。反射的にハーネスを外してジャンプ。さっきと同じくらいの滞空時間のあと、着水。ノーズはやはり下を向いてたけれど、ハーネスを外していたので沈せずに、そのまま。走りだす。非常に満足。今度はハーネスをおニューのウェストハーネスにしようと海からあがる。ハーネスを取りかえようと、ふと海を見ると、風を落ちだしていた。しばらく様子を見ているうちにも風はなくなっていく。角さんがスラロームに 7.2 を張ってでていくが、うまく走らないようだ。スラロームをだそうか、と準備をしはじめるけれど、どうも気が進まない――ウェイブの味をスラロームで上書きするのもなぁ、と思っていたのだ。福島さんはもうウェットをぬいでしまっていた。完全に風がなくなるのを見届けて、ぼくもあきらめる。まだ乗り足りなかったけれど、しかたがない――と思っていたけど、二時間もすると、疲労でふにゃふにゃになってしまう。

翌日、Eastスラロームで痛めた右足は痛いわ、右足首は痛いわ(これはレイルトゥレイルのやりすぎ)、左足小指が痛いわ、全身筋肉痛だわで思いっ切り寝坊してしまった。
 
by mfuku37-84
■11月19日(日) 三浦/曇り/北→北東 6.1Just→Under 天気図
メンバ  福島、山田、角、島田

予報では北やや強のち北東。三浦はもしかしたらガスティで風無しパタンかも。御前崎かなぁ... 早起きして考えよう。というつもりがすっかり寝過ごしてしまい目が覚めたら8時過ぎ。慌てて海保をチェックすると観音崎、剣崎ともOver10Mで吹いている。こうなりゃ行くしかないでしょう。風邪っぽくて体調悪かったけど、おかまいなしにうちを飛び出す。途中で角さんに電話して三浦の状況を確認するとWaveできるくらいに吹きあがっていると。これは急がねば。フル高速を使って1時間で到着。

津久井の県駐はほぼ満車(朝9時半時点)。インサイドまでがんがん風が吹いている。先週土曜日のEAST SLの時みたいに。そのまま津久井をやり過ごし菊名に南下する。今日は車がびっしり駐車していてどこにも停めるとこがないなぁ。うろうろ空き場所を探す。でも角さんが場所を取っててくれてた。さんきゅ角さん。

既に出艇していた山田さんにセイルサイズを聞くとSLセイルの5.4m2だと(これが山田さんのMinimumらしい)。6.1m2はどうでしょか?6.1m2はアウトは完全にオーバーでしょと。角さんは今日がWAVEデビューだと。JP255+Combat4.7m2をセットしている。朝から乗ってる人たちは5.0m2とか5.2m2で乗ってたと。そのサイズでアウトはOver気味だと。う〜ん... 5.0m2で行くか、6.1m2で行くか悩ましいところ。でもちょっと風が落ちてきてるようなので6.1m2(MANIC)とFREESTYLEで行くことにする。もちろんダウンはMAXまで引いておく。速攻でセッティングして10時前には出艇!! インサイドでブローを受けるとそのまま、かんかんかん!とプレーニング。チョッピーな海面をぽんぽん弾んで行く。ハーネスの長さが合ってなくて、やや長めのラインにハイクアウトの姿勢を取らないとセイルを引きこめず、ちょっと態勢的に苦しい。沖の島を越えるとブローの勢いが増す。でも6.1m2で大丈夫。山田さんもWAVE265でとっても楽しそう。チョップジャンプしたぁ!すれ違い様に思わず奇声を上げる。自分のFREESTYLEボードは横幅がかなりあるので、ブローが切れても耐えられるし、ジャイブの時に中心線を踏み外して転ぶことも少ない。何だかうまくなったような錯覚に陥るくらいに乗りやすい。アウトから戻ってくる時は、脛くらいの小さな波がところどころ立っていたのでレイルを入れて遊ぶ。波あればもっともっと楽しいんだけど。1時間ほど乗ってるとだんだん風の勢いが弱くなってきて、小さめのセイルの人はインサイドは止まってしまっていたが、自分は6.1m2なので、まだまだ大丈夫。このセイル選択は大正解だった。沖に向かう時にはジャンプ台を見つけてはジャンプの練習をするが、ほとんど飛べない。フィンがちょっと抜けるくらい。ジャンプの前のマスト過重がポイントって読んだんだけど。まだまだバルカンまでの道のりは険しそうだ。いったん浜に上がると島田くんを発見。今日はてっきり御前崎で乗っていたかと思いきや、朝8時から菊名で乗っていたと。島田くんのセットはJP260+ZONE5.3m2。十分乗れてかなり満足気な様子。

セッティングをUNDER用に変えてから再度出艇。先ほどより少し風が東に振れ、勢いもなくなってきている。上のブローを取りに行こうと例のイカダを突破して、三浦中央の浜を上っていく。沖のブローを掴めばアンダーながらプレーニングするが、だんだんと風が落ちてきている。でも下らせればまだまだプレーニングできる。しばらく沖合いで乗ってから風のあるうちに菊名に戻ろうと下っていくが、例のイカダの袋小路に迷い込む。ようやく幅10Mほどの抜け道を見つけて一瞬だけランで下らせながらようやく突破。まったく迷惑なイカダだ。菊名に戻った頃には風はひょろひょろに。角さんはSLALOMをセットして7.2m2で出て行ってるが、この時点ではもうプレーニングしないくらいの風に。2時間半ほどぶっ続けで乗れたので満腹感。セイル選択も間違ってなかったし。ほんとはこの後にRBの練習でもすべきでしたが、体が冷えて指先がかじかんでしまっているので、今日はこれにて終わりに。片付け終わった頃に工藤さん、かのさん登場。これから練習するって。頑張ってね。私は13時に三浦を発って家路に急ぐ。帰りに通った津久井浜も完全に静止画状態。予報通り北東に振れて終わってしまった。

あっ今日も極楽ウインドをしてしまったぁ。来週末は菊川行こうかな???

三浦11/19 三浦11/19 三浦11/19
平水面だけど風はぶんぶん 御満悦!! by山田さん WAVEデビューの角さん

 
by uematsu
■11月19日(日) 逗子/北 7.0m2 Under 天気図
明日は穏やかな天気というラジオの天気予報を聞いて、あきらめムードで夜更かしして、ちょっと朝寝坊してしまった。外を見るとプレーニングしてる。しまった。で7.0にSLEをセットして10時半に出艇。取りあえず1本プレーニング。11時からのスクールに参加する。久々に平水面でレイルジャイブの練習ができそうと期待したが、出てみるとみるみる風が落ちる。この間トオルさんに教えてもらったマストを繰り出すパンピングで無理矢理走らせてみるがダメ。マスト手側の肩を下げて風を取るとベアさせて走り出しやすいとのアドバイスをもらいやってみる。たしかに良くベアするが、いかにせん、風が落ちてしまったのでもうプレーニングは無理。昼まえに最後のあがきでちょっと下らせたがダメですごすごと浜に帰る。それにしても古いセミドライ、防水性が落ちて水がどんどん入ってきて寒い。この季節で寒かったら冬は乗り切れないなあ。やっぱり新調しないとダメかな。やっぱりWavelengthだよね。服部君。
 
by uematsu
■11月12日(日) 逗子/北 7.0m2 Under 天気図
今日は吹かない予報だったんでなかばあきらめていたが、午後にちょっと時間が出来たので、午後2時からのスクールを受ける。6.0でフリースタイルかとも思ったが、昨日のこともあり7.0を張る。湾の出口付近まで行くとたまにブローが入るので、ブローに合わせてパンピングでプレーニングに入れる練習だ。今日は基さんが不在でトオルさんから習う。スラロームボードでパンピングするとラフしやすいのだが、ハーネスをかけた状態でマストを繰り出すようにベアさせるパンピングを習って試してみる。プレーニングに入れようとして下らせると、湾の出口付近の定置網につっこみそうになって、じゃまだった。定置網の風上をキープするのにじくじく上らせる必要がある。7.0ではなかなかプレーニングに入れなかったが、一回だけいいブローに当たってプレーニングに入り、その後けっこう長く持続できた。うーん、これは気持ちいい。スクールが終わって戻るときに北東のブローが入ってきたが、短時間でおわり残念。MBの人たちがマークを張って練習してる海面があったけど、西浜へ行く経路のど真ん中なんで、ごめんしてっと真ん中を突っ切って戻る。まあなんとか避けつつ通過して無事西浜に着いた。着いたとたんにひよひよの微風になったので、4時でお終い。
 
by tsushima/37-23
■11月11日(土) EAST SLALOM 第4戦 参戦記(三浦)/晴れ/北東 15M→6M 天気図
メンバ  対馬、角、山田、永沼、他レース参加者

三浦のEastSlalomはいつも吹くので今回も吹くことを期待して参加したが、朝は全然風がなかった。午後から風があがるという天気予報に期待して、念のためにセイルを2枚張っておく。今年最後のレースなので角さんや山田氏と練習した成果を出したいと思い、今回は全レース完走を目標にしていた。

■■■ 第1R ■■■
第一レース直前に急に風が上がって来た。普段でもこんなに吹いた中で乗ることはほとんどない。慌ててセイルを7.0m2にチェンジした。道具はいつものDROPSにフィン44cm、セイルはV8の7.0m2のセットだ。最近はオーバーに強くなってきたので、8.4m2のRX1ばかり使っていて7.0m2を使うのは久しぶりだ。後から聞いた話では海上は最大風速18m/sでドンブキのレースとなった。

第一レースはポートスタートしようと思っていたが、風が強すぎてスタート待ちがつらい。ポート側は他に誰もいなかったので急遽スタボースタートに切替えたが、スタートラインにつく前にフォーンが鳴りレース開始。あわててタックするといきなり沈。あいかわらずスタートが下手だ。前回の富津のようにまたスタートで苦労するのかと不安がよぎったが、30番手くらいでようやくスタートを切った。

インサイドぎりぎりまでスタボーを伸ばしてタック。しかしそこで沈。今度はポートで上マークを目指すと意外と近くにマークが見えた。これならこの一本で上マークまで上れそうだ。マーク付近にいた数人に追いつく。しかし、上マーク付近はさらに風が強く、安全を考えてマークの少し上まで伸ばしてからタックをする。やはり、また沈。ウオーターで少し流されたが、余分に上っていたので上マークは余裕でクリア。

そのままインサイドに向かって下っていると福島さんに追いついた。ハードなコンディションの中で知っている人に会うと安心する。どの辺でジャイブすればよいか分からなかったので福島さんについて行く。福島さんがジャイブをしたので続けてジャイブした。しかし、またまた沈。ウオーターしようとすると前に福島さんも沈していて手間取っていた。風が強すぎてウオーターすると福島さんに突っ込んでしまいそうだったのでしばらく待っていると、福島さんが先に行くようにと前を空けてくれた。

スタボーで下マークを目指して下るが、激オーバーで落ちないのがやっとだ。そんな中でジャイブを試みるが、やはり沈。ウオータしようとしていると竹田さんが見えた。あわてて上がろうとしたらウオーター失敗。ようやく上がるとハーネスラインがねじれていてかけられない。この強風の中、ハーネス無しでは耐えられない。再度、やり直し。結構手間取ってかなり遅れてしまい、みんな先に行ってしまった。ようやくゴールを目指して最後の下りに入る。もう腕も足も力が入らないが必死でこらえて何とかフィニッシュした。

ゴールすると「23番でした。はい、ここで終わり」と言われ、何とかゴールしたものの一番ビリのゴールだった。でもゴールできたのは半数以下で、山田氏からもゴールするだけですごいと言われ、ゴールできただけでも本当に良かったと思った。

■■■ 第2R ■■■
第二レースはさらに風が上がった。今度は最初からスタボーでスタートする。波も荒くすぐにフィンが抜ける。一度抜けるとグリップが戻らない。普段乗っていてこんなことは初めてだ。1レース目同様にインサイドまでスタボーを伸ばしたが、フィンが抜けまくりで全然上れていない。今度は1タックでは上りきれない。波も大きく上り角もとれなければ、スピードもでない。2タックでも上マークに届かず、もう1回タックしてようやくマークをまわる。風も波も1レース目より強いが少し慣れてきてタックも少し成功するようになった。

しかし、下りはつらい。強風で前へ飛ばされそうになり、ノーズが波に突きささりそうになる。必死に耐えるが腕も足も限界だ。大きな波が来て、ついに力尽きて前に飛ばされた。ハーネスがかかったまま飛ばされてセイルの上で2回転ほどした。ふと気が付くと眼鏡がない。やばい。眼鏡がないとマークが見えない。どうしよう。周りを見渡したがどこにもない。あきらめかけたが、もしやと思い、水中を手探りで捜す。ふと指に何かがさわった。必死に掴んで引き上げると眼鏡だった。なんてラッキーなんだろう。泳ぎながらバンドを付け直し、気を取り直して再スタート。

今度はポートの下りで下マークを目指すが、風が強いとポートはあまり深く下らせられない。下マークから遠く離れてジャイブをしたが、沈。ウオーターをしようとしたら足がつった。左足全体が棒のようだ。こんなにひどくつったことは初めてだ。もう限界か?少しでも足に力を入れるとまたつる。リタイヤか?でも何とか完走したい。左足を使わないようにかばいながら、何とか右足だけで体勢を整えウオーターしたが、だいぶ時間をロスしてしまった。

やっと最後の下マークを通過したが、もう周りに誰もいない。それでも最後の力を振り絞ってゴールを目指す。かなり遅れたがフィニッシュに間に合うだろうか?ようやくゴールが見えて来たが、もうスタッフが見えない。間に合わなかった。DNF(Did Not Finish)でもやっとここまで来たのだから最後まで走ろう。誰もいないフィニッシュラインを切った。帰着申告すると、あと2分遅かったと言われ、とても残念だった。第2レースもフィニッシュできたのは半数以下だったが、せめてフィニッシュだけはしたかった。

■■■ 第3R ■■■
風が強かったので3レース目はダウンスラロームをやることになった。半数づつに分け、各レースの上位10人づつがファイナルヒートに進み決勝を行うというルールだ。。ダウンスラロームのレースは初めての経験だ。角さんと山田氏は第一ヒートで自分は第二ヒートになった。第一ヒートを見ていると、あっという間にみんな戻って来て、山田氏もいい感じでゴールしていた。

第二ヒートの頃は急に風が落ちてきたが、あわててセイル交換してスタートに間に合わなくなるといけないので、そのまま7.0uで出艇した。ビーチスタートだったのでまあまあのスタートだったが、水中のロープにひっかかり、いきなり沈。ほとんどビリだ。短い距離なのでこれを取り戻すのはもう難しい。でも完走を目指して前の人を追いかける。第一マークで集団の後ろに追いついたが沈している人が溜まっている。何とかよけながらジャイブしたが、先行していた人も目の前で沈。ついに耐えきれずに自分も沈。速攻でウオーターをして何人かを抜いた。その後はジャイブも決まり、何人か抜いて十数位でフィニッシュ。

これで今日のレースはおしまい。トータルでは25位だった。参加者が54名だったので半数より上位だったことと、1レースだけだったけど、強風下のアップウインドでフィニッシュできたことはうれしかった。課題はもっと強風で乗りこんで強風に強くなっておくことだ。今日のようなコンディションでも全レース完走できるようにしたい。あとフィンはもう少しよいフィンを買っておこうと思った。

残念ながらNTTは団体で22チーム中15位と奮わなかったが、来年は参加者を増やして上位を狙いたい。山田氏はダウンスラロームでいい成績だったことで、なんとBクラス優勝だった。おめでとう。次回は角さん、がんばってね。

EastSlalomの年間個人ランキングでは146名の参加者のうち、24位だった。第2戦からの初参戦でこの成績はうれしかった。今年の6月からレースに出はじめて、ウインドの技術が格段に進歩した。いまだに完走さえできないこともあるけど、レースを始めてよかったと思う。普通に乗っていたら、こんなに上達はしなかっただろう。目標ができたことと一緒にウインドする仲間がいたおかげだと思う。来年はもっと上位に行けるよう練習したい。でも上位を狙うならアップウインド用の道具を買わないとダメかな?お金もかかるし、道具も増やしたくないし、どうしようかな?
 
by mfuku/37-84
■11月11日(土) EAST SL 参戦しなかった記(三浦)/晴れ/北東 15M→6M 天気図
自分の記憶ではこれで3年続けてこの大会は吹いたことになる。予報では北のち北東やや強く程度だったが...

NTTBSCのSLALOMチームの対馬さん、角さんが参戦するということで、SLALOMを処分してしまった自分だったがRBで参戦。3名揃ったので団体戦もみんなで頑張りましょう。朝8時前に三浦に着いた時には全然風が無かった。UP-WINDerの皆さんは手持ち最大のセールをセットしてる。10.台とか9.台とか。RBの自分は道具はシンプルで悩まず済む。F2+ZEROをセットする。道具のセットを終え、昨日は5時間くらいしか寝てなかったので、レジストまでの間、車の中で仮眠。9時過ぎに起きる。少しだけ風がそよそよ。でっかいセールを張ってる人が出艇していて、こんな風なのにプレっている。9時過ぎから開会式&スキッパーズMtg。参加者はいつもより少なく50人くらい。その中に永沼さんの姿もあった。本部船が不調でまだ暫くレース開始できないと。いつもトラブル続きでほんとお疲れ様です。コースはいつもの、海上スタートで1周して、浜近くにフィニッシュを設定するパタン。

10時半くらいから、だんだんと風が上がってきた。白波も出てきて、みんな小さめのセールの準備をしたりと、浜は慌しくなってきた。自分も様子を見にちょっと出艇。ブローはかなりオーバー。ダウン&アウトをMAX近くまで引き増す。そそくさと戻って第2バテンと第5バテンをチューブに替えておく。ブームも1サイズ伸ばし強風セッティングにする。こうしている間にもますます風は上がって、ショートの人も7.台のセールを選択する人がほとんどの状態。うぅ...かなりえぐそう... 海面は真っ白。WAVEも走り始めてる。

■■■ 第1R ■■■
Zが鳴ってもみんな出ていかない。体力温存でぎりぎりに出艇するつもりだろう。自分もスタート6分前に出艇。出てすぐいきなり強烈なブロー。スタートラインまで何とかたどり着いたが、留まっていられずスタート直前に不覚の沈。セールが重くて上がらないよ〜 ウォータでリカバリしてやや遅れてスタートを切る。ダウン、アウトともにMAXまで引ききって、何とかだましだましクローズを走る。時々凄いブローに襲われハーネスを外してセールを開いて耐える。目の前に真っ黒なブローラインが見えると逃げタックを打って風の弱いところをフラフラ走る。そうやって何とかしのいでいたが、ついに鬼ブローに襲われて潰され蝿叩きを食らう。セールアップが地獄。ウォータで復帰して、ようやくスタボーのアプローチラインに乗せたつもりが、マークに近づくにつれて下振れしてもう一度余分なタックを打つ。上マーク近くで対馬さん発見。上回航して、そのままスタボーで浅く落としていく。ジャイブで沈。対馬さんも同じ場所で一緒に沈。ウォータでのリカバリもダガーが邪魔でRBは大変。対馬さんに遅れて自分もウォータでリカバリして、ポートで下に向かうが、板みたいにパンパンに張ってドラフトが無いセールでは、ふらふら不安定でブローに煽られ沈。ウォータで上がって風下に飛ばされる。RBで風上にセールを回すのは一苦労。ボードを回していたらブローにやられて、道具が5mほど風下にぶっ飛ぶ。道具壊したかも? 平気だった。下マークまで、ほんの20-30mの距離だが、真下なので、この強風で下回航するにはあと2回は沈するだろう。悔しいが諦め。このまま体力切れると、本当に戻れないかもしれないし。ウォータでようやくリカバリして、尻尾を巻いて一目散に浜に戻る。敢え無くリタイヤ。RBで走りきった選手は永沼さんだけだった。この風域は自分の限界を超えていた... 対馬さんは、V8/7.0m2をチョイス。ぎりぎりフィニッシュしたと。お疲れさん。

■■■ 第2R ■■■
さらに白波が増えている。う〜ん4.5m2か5.0m2くらいか。去年のEAST SLの第4戦より吹いてるぞ。これだけ吹いてたら諦めもつくというもの。それでも永沼さんは出て行くと。後で聞けば去年の伊勢湾の初日並みに吹いていたと。でも去年の春先に三浦で17Mくらいの風の中で乗った時に比べればまだましだと。恐れ入りました。この風の中、RBでノー沈で走るとは凄い。でも2Rはフリーで走っている人とぶつかって沈した!とちょっと悔しそうでした。

自分は... FREESTYLEと5.0m2のセットに取りかかる。買ったばかりのFREESTYLE(クワトロ)を試すにいい風だ。(^^; レースは諦めモード。2Rが終わってお昼休み。午後はダウンスラロームをやると。みんなさらに追加で道具をセット。多い人なんか、ボード3本、セール5枚ほどセットしたことになる。もしダウンだったらRBはますますつまらないので、午後はフリーセイリングかなぁ... でも一番吹いてた時よりは少し風が落ちてきたので、アップをやるならば3R目は頑張ってみようかなとも思ったり。昼過ぎにL旗が上がり、選手が集められ、3R目のダウンウインドのコースについての説明。風の状況によりアップをするかも?ということでしたが、マークも打ち直しているので、このままダウンをやるでしょう。自分は風のあるうちに少しでもFREESTYLEに乗ってやろう。5.0m2のウェイブセールだったのでインサイドやややアンダーながら、棒杭を越えるとジャストの風。254cmのFREESTYLEでボリュームもやや控え目(100L)ながら、セイルに風が入るとあっという間に浮き上がってずばばば...とプレーニング。ボードの横幅もあるのでタックやジャイブも楽ちん。ちょっとの波でもポンポンとジャンプしていく。こりゃ面白い。レースのことなどすっかりと忘却の彼方に... 気がつけばダウンの第1ヒートが行われていた。ちょっとずつ風はマイルドになり、5.0m2ではちょっとアンダー気味になってきたが、ブローはまだまだ大丈夫。このボードなら6.5m2くらいのセールを乗せても全然平気そうだ。上り角度は取れないし、そんなにTOP SPEEDも伸びないが、これぞFUN SAILING!!って感じ。とっても良かったぁ...

1時間以上乗り捲くってから一度、陸本に戻る。永沼さんはRBながらヒートを勝ち抜き決勝ヒートに駒を進めたと。最初のジャイブマークまでは、やや上り気味でRBは辛いって。でもさすが。ZEROのバテンをノーマルに替えて決勝ヒートに望むと。私の方はFREESTYLEでFUN SAILINGの続きを。結局4時前まで遊んで終了。WAVEで5.0m2UNDERでどうしようも無いコンディションでも結構遊べそうだ。よしよし。でもレースを放棄してしまって良かったんだろうか...(^^;

5時過ぎから近くの保養所で表彰式&打ち上げパーティ。BクラスはNOWの仲間の山田さんが優勝。本人きょとんとびっくりしてましたが。オメデトウございます。7.5m2クラスは永沼さんが優勝。総合でも8位だと。この強風コンディションで、オープンクラスの選手の中に混じってこの成績は凄い! 帰りに用事があってローカス鎌倉にちょっと立ち寄った。今日の材木座は北西でいっぱい流されて、レスキューが大変だったらしい。

今期のレースの中で一番の強風レースだったが強風対策が全く出来てないことに不安を感じた。打ち上げ会場で永沼さんと話しながら、こういうコンディションで乗ったことないと、やっぱりレースでは絶対に乗れないと。全くその通りだと思った。ZERO+強風バテンで、自分の限界を超えた時にどういう道具を使うか... 道具のケアもやらなきゃいけないし(道具をこれ以上増やすきは全く無いのですが)。何よりも超強風下でのコースレースの練習が出来ていなかった。12Mくらいまでの風で乗ることは春までの課題だ。(後から永沼さんの日誌読んだらフルチューブにしてたと... 自分は第2と第5だけだった。反省。この強風を甘く見てました。セッテイングがまだまだ甘かった。)

でも個人的にはFTREESTYLEの乗り試しができ、猿モードでFUN SAILINGができなかなか充実した1日だった。けどやっぱりレースに参加してんだから、ちゃんと完走しなきゃ。。。どうもすっきりしない。(^^;

EAST SL#4-1 EAST SL#4-2 EAST SL#4-3
井田さん@OKI 山田さん(プロじゃない方の) さすらいのWSFer角さん
EAST SL#4-4 EAST SL#4-5 EAST SL#4-6
セイルリペア中の対馬さん スキッパーズMtg中... みんなレース海面をチェック!!
EAST SL#4-7 EAST SL#4-8 EAST SL#4-9
いきなり表彰式ですが...
7.5m2クラス優勝のがんまんさん
優勝者に贈られた金メダル Bクラス優勝の山田さん
メダル噛んでます

 
by uematsu
■11月11日(土) 逗子/北 後6.0m2 Under 天気図
朝は全然吹いてなかったんで子供たちとお出かけしたら、11時頃から北風がすごく吹いてきた。5.0ぐらいの風だ。2時頃帰宅して、大慌てで6.0を張ってSLEで出艇。ところが出艇した3時頃から風が落ちてきて6.0では走らない。急いでオフショアの強そうな沖に行く。2〜3本はプレーニングできたが、7.0を張らなかったことを悔やむ。しつこく暗くなるまで粘るが、ますます風が落ちて4時45分頃におしまいにする。もうちょっと早く出ればよかった。
 
by uematsu
■11月5日(日) 逗子/北 7.0m2 Under 天気図
今日も朝は北の微風、午後から久々に南西の微風が入ってきた。西から低気圧が接近しているので吹いてくることを期待してSLEに7.0を張って14時半ごろ出艇する。ちょっと吹いてきた南西風は落ちてきてほとんど無風状態に。南西風なので真オフだ。それでも頑張って湾の出口付近まで上る。ここまで1時間かかる。あいかわらず南西の微風。帰りはへなちょこテイルジャイブをやりながら戻る。さすがに下りは早くて15分ぐらいで浜の近くまで戻る。ここでちょっと安定した南西風が入ってきたので、ヘリタックなどをやってみる。いきおいにまかせてごまかしヘリタックが何度かできた。でもどうもしっくり来ない。次回のフリースタイル課題かな。4時半過ぎまで粘ると西日が海に沈むのがきれいであった。日暮れが早いのでそそくさと浜に戻っておしまい。
 
by uematsu
■11月3日(日) 逗子/北 7.0m2 Under 天気図
前日のTAFで3日06時から12時までの間ときどき、020度15ノット、ガスト26ノットの予報が出ていたけど、朝起きてみるとほぼ無風。こりゃダメだと思っていると11時頃プレーニングし始める。ということで12時からSLEに7.0を急いでセッティング。ところが12時頃からみるみる風が落ちてしまう。風が止まるほうだけは予報どおりだった。風が落ちて弱いオフショアになってしまったので、午後のスクールはフリースタイルやりながら風待ち。たまにブローが入るのでそれに合わせて走り出すも、ストラップまで足が行かないうちにブローが終わってしまう。ブローがないときはリーウォードサイドをやってみる。でもラフし始めるとどんどんラフしてしまうし、ベアし始めるとどんどんベアしてしまって修正がきかない。修正のコツを基さんに海上で教えてもらう。セイルを立てるとラフ、寝かすとベアとのこと。確かに通常セイリングで風を抜くとラフ、カイトさせるとベアというのと同じ原理だ。しかし裏風だとブローが来たときの風逃がしが難しく、対処が難しい。今日のようにガスティだとリーウォードサイドは難しかった。
 
by sano/37-77
■11月2日(木)〜4日(土) 実連全日本選手権 参戦記(大阪二色の浜)
メンバ  福島、佐野、原、他レース参加者

大阪遠征ですが、なかなか楽しかったです。初日は3m〜7mの北風で海上待機で4レースを消化。2日目は風が弱く、左に大きく振れる中、それでも1レースを消化。計5レースを行って、団体では6位、個人では12位でした。自分としてはかなり上出来な結果でした。幸運にも5レースともいいスタートが切れたことが結果につながりました。(スタート位置:下2、下3、上1、上1、下10)

詳細な結果はそのうち http://jcba-hp.hoops.ne.jp/ にでるでしょう。(数日後か?)
シビアなレース展開は永沼さんの日誌を!

にしきの浜ヨットハーバは先月できたばっかりだそうで、きれいでした。レース終了後はハーバーのジャグジーで、瀬戸内海をながめながらあったまるのが妙に幸せでした。

道中ですが、行きは14時間、帰りは10時間かかりました。事前に学連の先輩の中井さんという人から以下の情報をもらってました。要約すると、、、
 ・名阪国道は、日本トップレベルの危険高速
 ・坂を登ったら一面雪が積もって、追突しまくり
 ・きりが突然発生して視界30Mくらいになる
 ・道の設計も悪く、くだり坂も急で、天理に抜ける所なんかヘアピンの急降下の連続
 ・ブレーキフェードしまくり
 ・ABSなしの車が原因で5台玉突き
 ・あっという間に道路が凍り、スピン
 ・関西で一番危険と確信できます。(俺もこんなに危険な道は初めて)

こ、これは一体、、ドンナ山道なのか? と心配していましたが、実態は「無料の高速道路、かなりオトクで通らなきゃ損」な道でした。
この中井さん情報にまどわされ、他ルートでアプローチした人(吉田美紀さん)もいましたが、全然どおってことナイ道だったと言ったら、「なかいーーー」といってました。

また、レース前の唯一の海面情報であった、
 ・二色浜は100%吹かないのでパンピング合戦と思う。
 ・垂直に上っていって下さい。(パンピングで)

初日は全レース下りでトラッカーを引くぐらい風がありました。4レース目は完全なプレーニングレースでした。
 ・海も汚く飲むと死ぬ。(腹に寄生虫が湧いた話も有る)
横浜港のような海を想像していましたが、、、キレイでした。
関西の出場者曰く、
 「甲子園が琵琶湖なら、にしきの浜は沖縄や!」
といっていました。(それもまたアレな話しですが)

宿泊は、「ロッジ長二郎」という素泊まり3500円の宿に2泊しましたが、ここの親父がかなりの変わり者で、スリッパの色を間違えてはいていると、「あなたたちにはシーマンシップがないのか」とか説教を始める、自称山男でした。常識を逸脱しているのは、夜10時半にいきなりピアノの自動生演奏を大音量で始め、その前にたたずんでうっとりしていたりして、理解に苦しみました。女子大性の3人組の客に対しては、やたら「いいひと」になってました。

大会をみにきていた、元滋賀大の赤井くんという人に出会いました。彼はNTT西日本ということで、早速コースレースやるよう勧誘しておきました。来年、神戸大の浦田、滋賀大の赤井という強者メンバが2人入れば、、、、楽しみです。いやー遠征は社会人になってもやっぱり楽しい。でも来年は関東開催がいーなー。

全日本選手権1 全日本選手権2 全日本選手権3
二色の浜ヨットハーバー 各社レースに向けて準備中... 大会本部中の櫻田さん
お世話になりました
全日本選手権4 全日本選手権5 全日本選手権6
本日のコース図
左がパタン1、右がパタン2
初日レース終了後のWelcome Party レースを終えて
チームNTTの3名(福島,佐野,原)
全日本選手権7 全日本選手権8 全日本選手権9
団体で6位入賞!!
過去最高位だが
K社に捲られ初日の5位を守れず
9位→7位→6位と
毎年着実にJump Upを果たしてきたが
来年はさらに上を目指して!!
この大会で新たに人材を発掘
(右から2番目:赤井くん)
来年は一緒に頑張ろう!!



Point



[ New ] [ Club ] [ Member ] [ Event ] [ FreeBoard ] [ Tips ]

Home Back