Compass
Diary (Apr2000)
Last Updated 2000.5.2

■WIND ■CAMP ■RACE


■Apr2000 DIARY LIST ->

 1.逗子               4/29 (uematsu)
 2.長者               4/29 (hara/37-8)
 3.葉山合宿レポ           4/23 (mfuku/37-84)
 4.葉山合宿レポ           4/23 (uematsu)
 5.逗子               4/16 (uematsu)
 6.選抜選手権参戦記         4/15 (mfuku/37-84)
 7.逗子               4/9 (uematsu)
 8.逗子               4/2 (uematsu)
 9.三浦EASTSLALOM     4/1 (mfuku/37-84)

■BACK NUMBER ->
2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1999年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1998年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

Point

 
by uematsu
■4月29日(土) 逗子/南7.0m2 天気図
前日のTAFチェックでは12時(JST)頃から南風に変わって少し吹くとの予報だったので、7.0を張ってSLEで午後のスクールに出る。今日はマーク2本でエイトスラロームの練習。エイトスラロームといってもプレーニング+レイルジャイブなんていう立派なものではなくて、じくじく上ってテイルジャイブ、また上ってテイルジャイブという具合。予想に反して風が弱く、その割には波がぐちゃぐちゃあって、しょうもないところで沈をする。今日は暖かいと思ってシーガルで出たら、海水は結構冷たくて寒い。マークで回るとか、周りに他の人がいたり沈してる人がいて小さい半径で回らないとぶつかるとか、いろいろプレッシャーがかかるとやたらに沈して、テイルジャイブも失敗が多くなった。5月4日には艇庫レースがあるのに、こんなことではビリだなあと思いやられる。4日のレースにそなえて、上マークも打ってあったので、上りの練習もやってみた。上マーク付近で黒のスリーブのセイルにVisionのボードの木村さん発見。風がちょっと強くなってきていたので下れないとのこと。インチキテクニックだけどセイルを開いてやれば下れるよとアドバイスした。本当はレイルジャイブの入りのようにセイルをガッチリ引き込んでカッ飛んで行くのが上級テクなんでしょうけどね。 スクールの終わりのときの注意事項は、うねりのある中でテイルジャイブを成功させるには、うねりに乗って走ってしまったり、うねりに置いていかれて止まってしまったりして、セイルの重さが変わりやすいので、一挙に風を取ってジャイブするのではなく、小刻みにセイルを動かして風を取り、低い姿勢でバランスを取るようにまた、マスト手のひじを曲げて脇をしめて、風は抜いているんだけどマスト加重が効いてベアをさせるというテクが必要とのこと。スクールの後、一人で出てみてこれを確認してみた。先ほどの注意事項も有効なようだが、こんどはマークもないし、他の人もいないためか、ジャイブも沈することなくうまくできる。まあ、4日のレース、まあなんとかなるかな。
 
by hara/37-8
■4月29日(土) 長者/南西7M 天気図
土曜日に長者で乗りましたが、晴天に恵まれて気持ちが良かったです.風も7m/s位まで上がってきて、完プレを楽しみました.ただ、風がガスティーでうねりがジャンクだったので妙に乗りにくかったです.
 
by mfuku/37-84
■4月22日(土)〜23日(日) 葉山合宿レポ
今回で3回目の開催となる葉山合宿。日帰りの参加者も合わせると延べ50名くらい集まったでしょうか。。。毎回規模が大きくなっています。今回は天気にも恵まれ、そして何より風にも恵まれました。

参加者の皆さん(抜け漏れあったらごめんなさい)です。
佐野Family、岩本Family、内山Family、上松Family、福島、角、対馬、島田、柏原、中澤、多田、原、黒川、深沢、永沼、菊地、庄野Family、吉原、井田、岡田、鈴木、春成、和田、工藤、廣田、木村、曽我、渡辺、清水、林、松木、太田、加藤、吉田、中島、金子、成田、坂本

参加者人数を勘定したら、日帰り参加者も含め、男性25名、女性19名、お子様9名でした。びっくり。

●4月22日(土) 葉山/晴れ/南西2〜4M  [ 天気図 ]

NOW合宿に初参加の中澤さんを逗子駅でピックアップして憩の家に向かう。前に会ったのはもう2年も前になるんですね。月日の過ぎる早さに改めてびっくり。10時半前には憩の家に到着。既に佐野くん、YOSSYが到着していて準備中だった。予報では南西がやや強くということだったけど、南西が吹けば一色はダンパーがきつくなって出艇するのが厳しくなるんで大変だなぁ。でも今のところは問題無し。自分の道具はF2+MegaPumpを用意して、今日はウェットだけ持参の中澤さん用に自分のPTE285+6.1m2を貸し出す。

浜には例のごとくブルーシートを広げて、さながらフリマでもやっている感じで道具が並んでいる。角さん、対馬さん他のメンバも来ていた。初心者スクールは御用邸寄りの波が穏やかなところでやるようだ。憩の家の正面から出艇して様子を見に出かける。MONMON他、吉原さんのお誘いで参加した坂本さん、工藤さんの高校時代のお友達の廣田さんなど頑張っている。自分は海上で流されている人がいないかチェック。リグトラブルで成田さんが漂流中していたのでレスキューする。ちょっと沖に出てみるが、まだまだプレーニングできる風ではなかった。中澤さんはPTE285のセットで乗ってたけど、風が足りずに苦労していた。島田くんが、このボードに乗って、不安定で乗りにくいボードだと。ノーノーズ系だから風無いと確かに辛いです。でも風が吹けば、軽くて速くて最高に調子いいんですよ。

お昼休憩を取ってから菊りんとともに沖に出る。長者のブイまで1本上レース。途中、海上で横田さん、西村さんらにミート。横田さんはV8。聞けばお昼に風が上がってV8にしたらしいが、落ちてしまったと。でも少し風が上がってきて下りはうねりに乗せるとプレーニング。森戸と葉山の中間くらいの沖合いまで延々と下って、一色の入り口まで戻る。そこから4人で尾が島まで上レース。自分は左に突っ込んだが良くなかった。意外にもV8の横田さんが途中から伸びていた。4人で再び一色まで下る。ここでみんなと別れて浜に戻る。

そろそろ木村さんを迎えに逗子に向かわねば。スピリングの上でウインドブレーカーだけ羽織り、逗子に向かって車を出す。裏道を使って渚橋まではすいすいだったが、渚橋からBIG FINまでのR134が混み混みで、そこから10分以上かかる。逗子の湾内では、何だか風が上がってきた感じで、みんなプレーニングしている。今日は浜で試乗会をやっているらしくメーカーの旗がたなびき、浜には色々な道具が並んでいた。予定の5時ちょっと前にBIG FINに到着し、木村さんの道具を積み込む。VISION150は自分のHIACEの車内には入らないことが判明。結構、横幅があって、分厚いんだ。仕方なく屋根に積み込む。急いで葉山に戻って第2ラウンドを!と思いきや、みんな続々と上がってきている。あの後ちょっと風が上がって、それも終わったらしい。残念。

道具を片付け部屋にチェックインする。今回は7部屋?も借りて、大人数だったので、B1の会議室兼宴会室を特別に借りて、そこで夕食&宴会を行った。今回は私も初めてお会いする方が何人かいました。途中から宴会参加メンバも駆け付け、延々と夜中の3時半過ぎまで盛り上がる。。。やはり若い女性が多いと、みんな盛り上がりますなぁ。。。絶対に飲みきれないと思って買い込んできたワイン&ビールでしたが、ほとんど空になってしまった。


●4月23日(日) 葉山/晴れ/南西9M-4M  [ 天気図 ]

朝から白波立っている。一色の浜にはブレークが打ち寄せ、絶好のサーフコンディション。ということはウインドの初心者には、ちと厳しいコンディション。自己責任でウインドできる人以外は、お昼のBBQまで自由行動に。角さんはうねりの大きさに嫌気が差したか、既にウインドは諦めモードでスモークの体制に突入している。

昨日から張りっぱなしだった、PTE285+MANIC6.1m2で乗れそうなコンディションだ。一色の正面はサーファーで混雑しているので御用邸寄りまで道具を持って行く。ビーチスタートで出て最初の1本だけはプレーニングしたが、後はずぶずぶ。。。うねりが大きくて風が無くなると、乗っていて非常に辛い。3往復して浜に戻ってくると、佐野くんがNASHのWAVEで出てくるところ。そりゃ無謀ってもんですよ。出てすぐに沈。風が足りずに板の上に正座座りして困っている様子。

リバイアサンたちがRBで楽し気に走っているので、自分もF2+MegaPumpに変更する。道具を運んで、よし出艇。ブレークの合間を見ながら。。。なかなか出させてもらえず。。。セイルにもろに波をくらったら、なんとメインパネルが避けてしまった。へっ?こんなんで破れちゃうんですか?ぱりぱりのフィルムになってたんでしょうがなかったか。。。仕方なく道具を浜に引き上げようとしたら、ライジャケのチャックに裂け目が引っ掛かって、びりびりと大きく破れてしまった。げろげろ。とりあえず今日はPTE+6.1m2で粘るしかしょうがないかな。風が上がってはちょっと乗って、落ちては戻ってを繰り返す。でもUNDER気味でやや不完全燃焼。アウトはばんばん白波が入っているのにインサイドまでは届かない。このボードでオンショアの中、沖に出るのは辛いし。。。

1時から庭の芝生のBBQガーデンでBBQを開始。いつもながら豪華な食材。今回はBBQ隊長の任を受けていたが、アウトドア派の内山さんに火起こしから、焼き網奉行まで任せっきりになりました。BBQ用の鉄串が、こんなに活躍するとは、、、恐れ入りました。午後から、まだ乗るつもりでいたので缶ビールは1本だけに抑えておく。3時くらいからまた風が復活。6.1m2でもJUST〜OVERの中、永沼さんはIMCOで平気に乗っている。凄いなぁ。。。うねりもサイズアップして、斜面が少しずつ育ってきた。一色の沖合いでも時々波が崩れてくる。スラロームなんでボードスピードがつき過ぎて、波を追いこしてしまうが、バックサイドで乗って少しだけ波遊び。基本的には行ったり来たりのくり返し。今日は(今日も)スタボー側(沖側)のジャイブはことごとく失敗。うねりに合わせられずに、びびって消極姿勢になってるのも原因だし、ジャイブの足の入れ替えで軸を踏み外して転んでしまう。細身のボードはシビアだ。平水面だと誤魔化しがきくんだけど、まだまだ練習不足だなぁ。風が落ちるまで1時間ほどスラロームを楽しむ。島田くんがJP+5.3m2をセットして出てきたが、ちょっと風が落ちてきて辛そう。自分は寒くなってきたし、そろそろ上がろう。永沼さんがやったように憩の家の正面に上がろうと思って深く落としていく。波乗りしながらサーファーの集団を見てしまって焦って沈。このままボロ雑巾のように巻かれながら岸に流れ着く姿が浮かんだが、何とかウォータで上がって、少し離れたところに無事帰着。ふぅ。。。

帰りは逗子の夢庵で反省会。どうもみなさんお疲れさまでした。次回、10月頃の秋合宿をお楽しみに。。。それまでウインドの腕も磨いておいてくださいね。(追伸:幹事の佐野くん、ほんとお疲れさまでした)

佐野 佐野Q 友春 福島
岩本 岩本 岩本 島田
上松 内山 角 対馬
原 多田 柏原 中澤
鈴木 黒川 深沢 永沼
庄野 吉原 岡田 春成
和田 ??? 工藤 廣田
加藤 大田 金子 成田
吉田 中島 木村 坂本
松木 渡辺 曽我 清水


 
by uematsu
■4月23日(日) 葉山合宿レポ/南西5M-8M 天気図
23日の早朝にビュービューという南風の音で目が覚める。今日は葉山合宿参加。でもウェーブになったら乗れないなあと思いつつ寝床で過ごす。逗子の海はそれほど波は高くなくスラロームで乗れそう。例によってTAFをチェック。23日は終日南西が15ノット以上ガストで30ノット吹く予報なので、一番小さい5.5と2番目に小さい6.0のセイルを用意する。ボードも新しいSLEではなくて、巻かれても傷がつきにくいXANTOSのほうを艇庫から車に積み込む。

葉山憩いの家に9時半頃到着。すごい波で出艇は無理かと思われたが湾の端は波が無いというのを教えてもらって、そこから出ることにした。ちょっと風が弱めだが、TAFの予報を信じて5.5をセット。でもこれが失敗。出てみると全然走らない。ジャイブは出来ないので沖で当然沈。5.5だと風が足りなくてウォータスタートが難しい。波の中で厳しいけどセイルアップする。取りあえずよたよたと3往復して午前中はおしまい。家族を逗子に迎えに行って、あとは楽しいBBQ。ここで飲んだくれようかなと思ったが、午後も少し乗りたかったので酒はセーブした。

午後は少し風が上がったので5.5のまま出てみる。アウトに行くときは沖で沈して流されることを警戒して、のろのろと上らせる。帰りは安心なので思いっきり下らせた。かろうじて5.5でも帰りはプレーニングできて満足。でも途中で大きい藻があってそれを避けながら走っていたのだが、避けきれずにフィンに引っかかって急ブレーキ。降りて藻を取り外すとまたスタートが面倒だったし、下に流されて波に巻かれるのもいやだったので、藻を引きずったまま重いボードを無理に走らせて岸に戻る。藻さえ引っかからなかったら気持ち良いプレーニングが出来たのにと残念。結局、午後は4往復して午後4時半頃にウインド終了。
 
by uematsu
■4月16日(日) 逗子/7.0m2 Under 天気図
16日は久々にまる1日ウインドしました。朝は北東の風が吹きそうな感じで7.0を張って修理が終わったSLEで出艇。午前中は逗子のスクールを受ける。湾の出口付近まで風を求めて行くが、いまいち。微風なのでテイルジャイブの練習をする。ジャイブ中にターンの外を見るくせがあると指摘される。見ている方向にボードは進む傾向が出るのでターンが止まってしまうとのこと。これから進むべきところを見るのは衝突の防止という観点とジャイブを回すという観点で有効とのこと。いよいよ北風が落ちてきたので、あわてて岸に戻るべくクローズで上る。でも岸を目前にして逗子会館前あたりで全くの無風になり立ち往生。ほんの少しでも風があるとパンピングをして進むことができるのだけど、全くの無風になると、パンピングしてもノーズがわけが分からない方向を向いて、まともに進まない。浮力のあるSLEといえども、ダガーのないボードに無風は無理なようだ。最後はスクールのレスキュー艇で引っ張ってもらって帰還。

名古屋のTAFでは北西の強風の予報が出ているので西風が入ることを期待して待機。でも吹かない。南東の微風が出てきたので取りあえず出る。風を求めて湾の出口まで行く。プレーニングするにはちょっと足りない。午後4時頃あきらめて岸近くに戻る。すると少し南西が吹いてきたので湾の中で粘る。でもプレーニングまでは至らず。残念。プレーニングにまではいかないが、SLEは結構軽快ないい走り出しをしてくれるので気に入った。
 
by mfuku/37-84
■4月15日(土) 選抜選手権参戦記(鎌倉)/雨/北東 4M〜9M 天気図
メンバ  福島、原、他レース参加者

今シーズンの初レースとなる選抜選手権に参加。今年は日程を1日に短縮して、場所も材木座から由比ケ浜に移しての開催となった。運営のお手伝いをするつもりで朝5時半に起床。このところ睡眠不足で疲れていて体が鉛のように重い。途中、柏原さんをピックアップして鎌倉に向かう。7時ちょっと前には会場に到着。空は鈍い鉛色で今にも雨が降り出しそう。風も無く肌寒く、何だかモチベーションダウンだなぁ。

早々にセッティングを済ませて運営のお手伝いをするつもりでいた。浜にボードを運びリグをセット。予報では北東のち北が爆発するようなことも言ってたけど、レースが終わったくらいに上がってくるだろうとのん気に構える。まぁZERO+CK95で大丈夫かな。が、他の人が強風用の2枚目をセットしているのを(それも多数の人が)目の当たりにすると心ぐらつき、結局はMegaPumpに強風バテンをセットすることにした。この頃から雨がぽつろぽつり落ちてきた。去年の雨に祟られた選抜選手権を思い出すなぁ。濡れてもいいように先にウェットに着替えておく。セミドライかシーガルが迷ったが、セミドライじゃ漕げないしシーガルにする。でも寒いよぉ。

9時から開会式&スキッパーズMtg。歴史あるこの大会も年々参加者が減り続けてきたけど、今年の新しい試みが功を奏したか、減少に歯止めがかかったと大会本部長の坂口さんの弁。ほんと良かったです。さてコースは上下の2周コース。上マーク、下マークが既に打たれている。9時半Zで、10時から第1レースのスタート。

■■■ 第1R ■■■
予定通り9時半にZ。まだあんまり風は無さそう。最初はパンピングレースを覚悟。が、沖に出ると4Mくらいは吹いていた。コースの右側に障害となる網があったので、なるべく左側のコースを取ろうと考える。最初のスタートは下3枚目くらいのいい位置に付けたが、スタートダッシュで競り負ける。これはゼネリコ。

今度も下狙いでいくが、あまり下に寄せられずにスタート。第1線から出れたが、スタートダッシュがとろい。少し出遅れる。少し走るとばらけてフレッシュを得たので、そのままスタボーを伸ばす。リーダ、Nちゃんが、下先行する後を追いかける。リーダたちがポートに返すのに合わせて自分もタック。あれっ?左に行った人たちよりも、右の方が伸びてるぞ。1上は、集団に呑まれて(後ろ3分の2くらい?)回航。悲しい。下りは走ったり、止まったり。トラッカーを下げて、走っては、ブローが抜けると、こらえ切れずひょろひょろに。こういう場合は、どういうトラッカーポジションで走るのが速いんだろうか?下までの間にかなり抜かれてしまった。この頃から風が上がってきたような感じが。。。1下回航後は、とにかく安全優先でタックとか余分な動きを入れて沈したくなかったので(だいぶ風が上がってきて辛かった)、そのままポートを伸ばして左に突っ込む。でもさらにさらにブローがえぐくなってきて。セイルが引き込めない。ついに蝿叩き。リカバリーに手間取る。さらに蝿叩き。ダウン、アウトともにMAXまで引こうとするものの、ダウンがあと3cmは引けるはずなのに引ききれない(後からチェックしたら滑車の外側にシートか噛んでいた)。セイルを開き開きブローに耐えながら走るのがやっと。問題無い風域のはずが無茶苦茶に辛い。このまま浜を目指して戻ろうかと頭をよぎる。でも2上まで上りきったら、後は下るだけで楽なんで、とりあえずフィニッシュだけはしようと気持ちを切り替える。ジャイブで沈。2下回航後、ブローに煽られてノーズが舞い上がりそうになったが、何とか堪えてようやくフィニッシュ。ほとんどびりっけつ状態でフィニッシュ。がっくり。

■■■ 第2R ■■■
このまま吹き上がると、まじで戻れないかも。ダウンが引けないのが苦しい。ちょっと休憩して、色々と迷った末に浜に戻ることを決意。スタートラインから、浜まで3分の1くらい戻ったところで、どうせ戻るんだったら、2Rのスタートを切って、無理だったら上回航して、そのまま浜に戻ればいいことに気づきスタートラインに戻る。

既に赤旗が上がって、下がったところで、黄旗に時計を合わせる。3秒ほど合わせ損なった。吹いた時は、とにかく混乱に巻き込まれず、第1線からスタートできるように本部船の後ろに付け、上スタートを狙う。スタート5秒遅れで上1から出る。そのままスタボーを伸ばす。下から出た選手より、こっちの方がよく伸びて、最初のクロスポイントでは下スタートを切った第2集団よりは、少し前を走れている。1Rの後半よりちょっと風が落ちてきた感じで、気持ちにも余裕が出てきた。1上はさっきよりは少しマシな位置(20番くらい)で団子状態で回航。下りは風が足りず、ダウン&アウトを緩めたいが、ダウンが滑車に噛んでいて全く緩められず走らない。ブローホールで止まってしまう。だいぶ風も落ちてきて、2周目の上〜下は、セイルが板状態の自分にはさらに苦しい展開。やはり下りのランが課題。今回もかなり捲くられた。フィニッシュは、先ほどよりましだが後ろから数えた方が早い順位でフィニッシュ。

ここで休憩。浜に戻ると、原くんが居た。2R目を諦め強風用のセイルに張り替えたが、風が落ちてしまって、またKazeccoに張り戻し。私の方も緩められなかったジョイントのトラブル対応を行う。CHINOOKのこのタイプ、構造的に問題あるぞ。それにしても何故レースの時に問題が起きるんだ。

■■■ 第3R ■■■
寒さに耐えきれずセミドライに着替える。緩められなかったジョイントのトラブル対策を行いつつ、慌しく昼飯をかきこむ。午後は12時半Zで1時スタート予定。

浜から見るとあんまり吹いている感じではない。やはりZEROで行くしかないか。今日はマストはReflexにすべきだったかな。風は第2レースよりは落ちている。雨も上がった。スタートは下に寄せるが、第一線に入れてもらえない。そのままアウター近くまで流して第2線スタート。ブランケを嫌い下に下に落としていく。自分の下には角南さんともう一人。下スタートの集団はスタボーを少し伸ばすと網が邪魔になるので、みんなポートに返している。角南さんともう一人と自分は、網の下側を突っ切り、さらに左に伸ばす。かなり左に突っ込んでから、角南さんがポートに返した位置を参考に自分もタック。1上は後ろ3分の1くらいだったが、風が落ちるとともに順位を落とす。この後の展開は忘れてしまったが、結果的にはこのレースが一番悪くてカットレースに。

■■■ 第4R ■■■
雨とともに風が少し上がってきた。3R目と同じようなスタート。今度も角南さんが網の下側を切って左を伸ばしている。自分もトレース。今度はだんかんさんも近くに居る。先ほどと同じようなポイントでポートに返す。ブローが辛くなってきたぞ。何とか耐え忍びなから我慢するが、えぐいブローに耐えきれず蝿たたき。だんかんさんにぴゅー〜と抜かれていく。風上側にセイルを落としたのでウォータで起きあがって戦線復帰。ブローとは喧嘩せず、辛くなったらセイルを開いてブローを逃してだましだまし走る先方に切り替える。1上までにはだんかんさんを抜きかえす。2R目と同じく、沖の中島さんと抜きつ抜かれつで、2上で前に出たものの、下りで捲くられ中島さんの背中を見ながらフィニッシュ。下りはプレーニングが止まったりとどうも調子悪い。

振り返れば、、、好きなコンディションのはずなのに、吹いた1R、4R目はまともな走りができなくて、すごく無念。後からResult見れば、全日本選手権の枠にぎりぎり引っ掛かっていたけど、ふがいない走りに何だか納得いかないなぁ。。。もっと練習しなきゃ。。。
 
by uematsu
■4月9日(日) 逗子/6.0m2のち7.0m2 天気図
土曜、日曜とも用があってウインドできないはずだったんだけど、日曜夕方4時半頃に家に帰ると、6.0ぐらいでびゅんびゅんプレーニングしてるのが見える。いても立ってもいられなくなって、日も長くなったことだし、1時間いや30分だけでもウインドしてやれと、そこから急遽セッティング。最初は6.0を張るつもりだったけど、上がって道具を片づけている人が「7.0ぐらいだよ」とアドバイスをくれたので7.0の新しいNeil Pride V8を張る。ボードはMistral SLEが修理中なので古いF2 XANTOSを久しぶりに出す。午後5時頃セッティングを終わって出艇。

ところが5時頃から風が急にやんできた。あーあ、運がないなあ。やっぱり。風が南から東に振れてきたようだ。しょうがないから風を求めて湾の出口付近に出ていく。湾の出口では南西のブローが入ってかなり長距離のプレーニングができた。夕方からでも出てよかった。ただ、XANTOSだと浮力が少なくてタックが難しくセイルを落とす回数が多い。走っているとFlesh Blow MLの石川さんがでかいセイル(×マーク付き)でガンガン走っている。こちらは止まったり走ったりの状態。6時頃になってそろそろ日没も近づいたので戻る。逗子会館前に石川さんが上がっているので、私も上がって挨拶する。Flesh Blow MLでボードをSLEに変えたと書いてしまっていたので海上では気が付かなかったようだ。ちょっと立ち話をして石川さんと一緒に西浜に戻る。石川さんは豪快にレイダウンジャイブ、私はテイルジャイブでもセイルを落として沈。全然腕前がちがう。結局艇庫には6時20分ぐらいで一番最後だった。
 
by uematsu
■4月2日(日) 逗子/北→南西 7.0〜6.0m2 天気図
昨日(4月1日)広島から帰ってくる飛行機が羽田の34L滑走路に着陸するとき、左翼を上げて、右翼を下げるするウイングローで進入。これはかなり強い北東風だな。逗子に帰って艇庫に寄ると、先ほどまで北東風で7.0でプレーニングしてたとのこと。北東風は結構逗子に入るようです。あーあ、また風を逃してしまった。翌日の羽田のTAFを見ると昼頃から160度から10ノットの予報。

4月2日は午前中用事があったが、風も北の微風。用事を済ませて午後2時半頃家に戻ると予報どおり南風が入って7.0でプレーニングしてる。大慌てで、艇庫に行って7.0を張ろうとしたが、吹いてきたようなので6.0にチェンジ。ところが6.0で出艇すると全然走らない。ちょっと南東の風で湾内には風が入りにくいようだ。思い切って湾の出口まで上って行く。途中で西側の藻地帯に迷いこんで沈してしまった。結構風はあるのでウォータスタートするところだけど、この間の三浦の角さんの状態に陥るのが怖いので、セイルアップ。抜け出せなくなったらホモビーチに流される。やばい。まあ命には換えられないにしても。。。幸いセイルアップに成功し、風を抜いて低速で藻地帯をすり抜ける。それでも何度か藻に捕まって沈しながらなんとか脱出。湾の出口に来るとうねりは高いものの6.0で十分プレーニングする風がある。うねりが結構あるのでボリュームのあるSLEははねて波の頭から谷に落ちるときバンバン音がして恐ろしい。でも折角プレーニングできたのだからと、湾の外と内を何度も往復。湾の外ではあまり沈したくないのでタック、インサイドでレイルジャイブの練習。レイルジャイブで前半は勢いよくつっこむんだけど、後半失速。どこでセイルを返してよいかが分からなくて沈。こんどスクールに入ったときに尋ねてみよう。

結局いい風が吹いていたので午後5時半までねばって乗った。そのあと薄暗い中を道具を片づけて終わり。ボードを洗っていると、SLEのデッキに傷が。またまた基さんに修理を頼むはめになってしまった。やっぱりレースボードはデリケートだなあ。
 
by mfuku/37-84
■4月1日(日) 三浦 East Slalom 運営レポ/北東 8M→5M 天気図
2000年度のJCBAの緒戦を飾るEAST SLALOMは運営として参加(福島、対馬さん、原くん)。NTTBSCから選手としては、今年から新たに実連加盟した角さんが参加。6:00amに梶が谷で対馬さんにピックアップしてもらって一緒に三浦に向かう。7:30am過ぎに三浦に到着。風は北東で白波も入っている。よしよし。銀鱗荘に車を止めてセミドライに着替えてから会場に向かう。風があるうちに何とかレースをこなしましょう。

ニコタケさんとコースについて簡単に打ち合わせをして、スキッパーズMtgを待たず、本部船に機材を積み込み、原くんと先に漁船に乗り込んでコースの設定に向かう。あっ!しまった!トランシーバを陸に忘れた。後から取りに戻らないと。コースはスタート→上→下→フィニッシュの1周なんで、なるべく大きなコースが引けるようにしよう。マークのアンカーがしっかり効かず、最初から手こずる。下を落としてから上を落とす。長沢側の棒杭よりさらに北に上マークを打つが、漁の邪魔になるので打ち直して欲しいと携帯に連絡が。棒杭より南側に上を打ち直し、これにともなって下もさらに南側の沖合いに打ち直す。下マークから、フィニッシュまでが、じゃっかん上り目になるけど仕方ない。フィニッシュ用のマークを落としてから陸上でトランシーバを受け取って(対馬さんもピックアップ)、スタートラインを作るために船を戻す。何やかんやで結構手間取り、第1スタートのシーケンス開始は10:30amに決定。

第1レースは風向35度、12〜14KNOT。やや下有利になったので選手が下側に多く集まっている。4分、2分のシーケンスで一発でオールフェアでスタート。ショートのスタボー、ポートが交錯するスタートシーンは迫力ある。見てて何だか自分もレースやりたくなってしまった。トップ集団はあっという間に上回航し、下りもプレーニングが途切れることなく、下回航し、5分ほどでフィニッシュ。ちょっと物足りないコース設定だったかな。。。本部船は、ずっとスタートラインの位置で、流れている選手がいないか監視していたので、レースを遠くから観戦することになり、遠めには誰がトップ集団を引いているのかよく分からず。

本当ならバックトゥバックで2本目といきたいところだけど、いったん陸上に上げて帰着申告をやって全員の安全を確認してから次ぎのレースとなったのでかなり手間取る。上位の選手とそれ以外の選手の実力差がかなりあったので、後ろの方を走っている選手が全員陸に戻るまでには相当時間を要した。でも幸いにも風は落ちる感じではなかったので良かったけど、海上では結構いらいら状態。何名か確認できない選手がいるらしく、なかなかレースが始められない。本部船の沖合いにきらりと光るセイルが見えて、セイルアップもウォータもするような感じでもなく流されているみたい。たまたまIMCOの永沼さんが本部船の近くに来てくれていたので、ちょっと様子を見に行ってもらったりした。

ようやく第2レース。少し風が息を初めてブローのオンオフの差が大きくなってきた。さっきより少し北に振れて風向は30度を中心に振れている。風力は14〜16KNOT。11:45amにスタートシーケンス開始。さっきよりさらに下有利になったので、8割くらいは下に集結している。今度も1発でオールフェアスタート。スタートしてだいぶ経ってスタートラインに入ってきたYOSSYが見えた。頑張れ〜とメガホンで声援する。レース模様は本部船からは遠めに伺うだけで、トップ集団は相変わらずあっという間にフィニッシュ。

この後、上マークを行って帰ってこいで、エイトクラスを実施。運営は全て陸上のスタッフに任せて本部船はのんびり。ちょっと風が落ちてきた。2本目はちょっと下有利過ぎたので、きっちり風軸を計ってスタートラインを設定し直すことに。でもスタート前に、また振れてきた。第3レースは12:50pmからシーケンス開始。風向は45度。風は10〜12KNOTで、時々8KNOTくらいに落ちる。7.5m2クラスのショートの選手はちょっと厳しい感じ。オープンの上位の選手は、この風でもさすがの走りで、7.5m2クラスはロングの選手が有利だったみたい。井田さん、だんかんさんなどいいところを走っているのが見えた。

風も落ちたので今日のレースはこれにて終了と、陸本から連絡があり、マークを回収して陸に引き上げる。1レースが短かったので、本当ならば5本か6本くらいは、やってあげてかったなぁ。。。風はそんなに吹いていなかったし、アップを2本続けてやって、それから帰着確認しても良かったかもしれない。10月?11月?のEAST SLALOMの際にはやり方工夫しましょう。

私の方は、用事があったので先に失礼し電車で戻る。選手の皆さん、運営の皆さんどうもお疲れさまでした。ここのところトラブル続きのEAST SLALOMでしたが、今回は大きなトラブルもなく運営できたのが何よりでした。いっぱい花粉を吸ったようで土日とも目・鼻ともにぐしゅぐしゅだったのが個人的には唯一トラブルだったかな。

後から聞けば7.5m2クラスはニコタケさんが優勝、井田さんが2位だったとか。どうもおめでとうございます。角さんは道具が万全でなく残念でしたが、次回またチャレンジしてください。いい風吹いている中で人のレースを見ていると、やっぱりうずうずしてしまった。来週こそはウインドするぞ!(でもできなかった)


Point



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