Compass
Diary (May99)
Last Updated 1999.6.14

■WIND ■CAMP ■RACE


■May99 DIARY LIST ->

 1.SLエクササイズin本栖     5/30 (kuro)
 2.長者               5/30 (mfuku/37-84)
 3.琵琶湖(新海)          5/29 (aki)
 4.メイカップ参戦記         5/23 (mfuku/37-84)
 5.実連初心者スクール        5/22 (mfuku/37-84)
 6.逗子               5/22 (uematsu)
 7.那智勝浦(和歌山)        5/22 (shimo/37-11)
 8.湘南選手権参戦記         5/15〜(sano/37-77)
 9.三浦               5/15 (mfuku/37-84)
 10.湘南祭参戦記           5/9 (mfuku/37-84)
 11.琵琶湖(第二なぎさ)       5/8 (aki)
 12.逗子               5/7 (mfuku/37-84)
 13.三浦 〜やや漂流記〜       5/5 (mfuku/37-84)
 14.海の公園             5/4 (mfuku/37-84)
 15.ヒメノカップ参戦記        5/3 (mfuku/37-84)
 16.逗子               5/1 (uemastu)

■BACK NUMBER -> Apr99 Mar99 Feb99 Jan99 Dec98 Nov98 Oct98 Sep98 Aug98 Jul98

Point

 
by kuro
■5月30日(日) SL EXERCISE(本栖)/晴れ 天気図
メンバ  篠田@ntt、黒川@ntt、深沢@oki、他SL EXERCISE参加者

SL EXERCISE はよかったですよぉ!プレーニングに入るまでの注意点,ジャイブの入りの ポイントが分かって,これからの練習時に何を注意すればよいかが,明確になったような気がします.気がしてるだけですが.....

何と言っても私の収穫は,
 ●道具のセッティング不備の浮きぼり
   -セールのバテンテンション不足
   -ハーネスラインの長過ぎ
 ●ボードの安定性,操作性の問題の浮きぼりでした.

岩橋プロの道具(ARTの7.5m2,FANATICのFreeRide用ボード:名前忘れた)で一往復乗せてもらったところ,もう感動感動でした.
 ★乗っていて窮屈感がない!
 ★すぐプレーニングに入れる!
 ★安定感がある(操作性もGood)!

自分の道具以外使ったことがなかったので,プレーニングってこんな感じなんだと,勝手に思ってましたが,大きな間違いだと気付きました.私と岩橋プロの体格が同じぐらいなので,セッティングはかなり参考になりました.

それと,岩橋プロからは,「あのボードはちょっと安定性に欠けて,私が乗ってもちょっと扱いづらかったよ」とのコメントがあり,かなりショックでした.こりゃもう買い換えしかないな,と即決させるに近い程の衝撃でした.....しかし,あの道具はよかったよなぁ....


SL EXERCISEホントによかったみたいですね。
ウインドの楽しさを再発見!とホクホクの篠田くん(No37-2)からもレポートが届いています。
レース、エクササイズともGood!!でした!!レースの方はコース自体も短く(トップ艇は4〜5分でフィニッシュだそうです)、あっけなかった気もしましたが、7.4でも十分走れる風が吹き4レース成立しました.成績の方は真ん中位だったと思います.また、アナウンスあるかと思いますので、その時は笑ってやって下さい。

夜は、レース反省会も含め、岩橋さんのアドバイス講座も開かれ大変ためになりました.(上りのフォーム、ジャイブ、等々のポイント解説等を酒のつまみにとても酔っ払っている場合ではありません.井田さんも夜中、酔っ払って西湖に行くことはありませんでした)

翌朝は6:00には目がさめて寝付けず、朝食までウインドビデオ4本&セガ 原さんのマウイ、サイパンの話を伺って朝っぱらからいけいけモードでした.また、エクセサイズでは、岩橋さんに搬走していただいたり、ビデオ撮影及び上映、また、岩橋さんに自分の道具に乗ってもらい、コメントを頂くなど、大変充実したエクセサイズでした.岩橋さんに道具チェックしていただいたのもすごくためになりました(自分のボードに乗ってもらったり、岩橋さんのボードにのり、セッティングを確かめたり)あと、一年ぶりの本栖湖がうれしくてうれしくてひたすらのりまくっていました.


EAST SLALOMのど迫力のレースシーンは、こちらの写真帳をご覧ください。
7.5クラスで"がんまん"さん見事優勝!おめでとうございます。

 
by mfuku/37-84
■5月30日(日) 長者/晴れ/北→東→南 4M→凪ぎ→3M 天気図
メンバ  福島@ntt、原@ntt、吉原@oki、菊池@yokogawa、横田@nesic(敬称略)

昨日は先週末YOSSYから貰ったCATのリペアに忙殺された。そこそこ軽目のボードだったのでオーバーホールして自分の練習艇として復活させるつもり。パテ埋めしてあった箇所を全部ひっぺがしてクロスで補強しながら埋め直す。トラッカーを交換しようと取り外すと内側に穴開いて水吸ってペコペコになっている箇所があったので、そこもフォームを削り出して穴埋めする。ストラップも新しいものに取り替える。仕上げは電動ドライバにサンドペーパ付けて、黄ばんだボードを真っ白に磨きあげた。まるまる一日掛けたかいがあって、廃棄処分!?の運命にあったCATがピカピカの新古艇に蘇った。後はラフデッキをやり直せば完璧だ。(^o^)

さて今日は北のち南で、風の期待は薄そうだけど、佐野くん、原くんも来るかもしれないので長者に向かった。今日は好天で混雑が予想されるので早起きして、8時前には長者に車を入れた。一番乗りかと思っていたが、みんな出足が早くて既に駐車場の3分の1くらいは埋まっていた。カヤック集団とBBQ集団がほとんどでウインドは少数派。佐野くんの携帯に留守電を入れる。原くんは呼ぶが出ない。YOOSYは三浦に到着する真際だったけど、急遽こちらに来ると。

Hayama風の方は北で、あまり吹いている感じはしない。午後からの南に期待して、とりあえずセッティングだけは済ませ(レース用のフルボリュームのCAT+練習用MegaPump)、昨日のリペアの続きをしているうちにnesicの横田さん登場。今日はロングのメンバはいないかと思っていたので嬉しかった。リペアはひと段落したが風は相変わらずだったので、駐車場でスケボで遊んだりしながら暇潰し。アップダウンがあって最近平地では満足できなかったので、ダウンヒルもどきをやって楽しむ。その間に横田さんはF2+ZEROで出艇していった。10時前だったかな、留守電を聞いたと佐野くんから電話があった。今起きたばかりで今日はまだ小平。完全に出遅れたので残念ながら海はお休みすると。

沖はちょろっと吹いてそうなので10:20頃ゆっくり目に出艇。YOSSYも続く。ところで潮が引くと、こんなに岩がごつごつあったんですね。これまでここで乗った時には、全然岩場にはノーケアで乗っていました。ぶつけるなどのトラブルは無かったですが、ちょっとぞぞっとする。ポリタンマークを岸寄りに1つ落としておく。横田さんがちょうど戻ってくるところ。逗子沖ではプレーニングするくらい吹いていたそうだ。湾内はジェットでウェイクを引っぱっているが、それも複数いて結構危険。後ろを気にしながら前を見ずに運転するジェットは本当に危ない。去年の夏は本栖でウインドとジェットの衝突による死亡事故があったが、被害者になるのも加害者になるのも後味悪いもんだ。ジェットでウェイクをやる時は、せめて運転者は別にして前方は確認しながら、背中合わせにもう一人座らせてウェイクの方をチェックさせるという感じでやって欲しいものだ。ウインドが出てくるビーチ正面ではやめて下さいね。

ポリタンを上に、100mほど沖にある浮きぶいを下にして湾内でショートのラウンディングを何回かやる。風が振れ振れで一発当てると一本で上っていけたりするので、あまり練習にならない。YOSSYを誘って逗子方面に向けて下っていく。15分くらい下ってから、湾内に落としたポリタンを上マークに上りの競争(800mくらい)をする。途中、下先行しているYOSSYが下振れした風をうまく掴んで100mくらい先行する。やばい!このまま追いつかないかも。。。スタボーに返して森戸からのブローを取りにいく。リフトするブローを掴んで一気に巻き返しを図り、ミートした時には3艇身ほど先を切る。その後も振れ振れの北風の中、振れに合わせてタックを入れながら基本に忠実に走り、上マークに着いた時は大きく開いた。これくらい露骨な振れだと、きっちり反応しながらリフトする風をつないで走れるんだけどなぁ。YOSSYも風をもっと見ながら走りましょうね。岸に戻る途中でF2+ARTで出てきた菊リンにすれ違う。

ゆっくり目にお昼を取ってくつろぐ。原くんが1時頃到着。これでロングのメンバは5人揃った。風がだんだんと東に回って3Mくらいは吹いている感じ。菊りんとともに、先に出艇していた横田さんを追いかける。が、東が吹き始めるとうねりが入ってきてクローズが全然滑らない。ノーズが波間に刺さったり、パンチを受けてボードのヒールが安定しないし、セイルががっちり固定せずバランスが悪い。足はストラップから入れたり出したり忙しい。あっという間に菊りんに置いてきぼりを喰う。横田さんと合流。

3人で揃って5分上りを何本かやる。うねりに直角に突っ込むポート側のクローズが全くダメ。艇速も無ければ角度も取れない。5分の間に相当差をつけられる。スタボー側は角度は取れるが艇速が無くて、これまたかなりの差をつけられる。3Mくらいのクローズの艇速はだいぶついたと思っていたのに、うねった海面では全然ダメ。課題がさらに1つ増えました。下りはうねりに応じてジグザグに走って、うねりに乗せながら滑らす感じがだいぶ掴めてきた。ただ深い下りは、うねって足下が不安定で思うようにいかない。下りきったところで原くんも合流。同じメニューをこなす。菊りん、原くんがトップを争い、ちょっと遅れて横田さん、さらに遅れて私といった感じでクローズを5分ずつ走る。下ったところで横田さんと別れる。この後も3人で何本か滑る。3:30pm頃、いったん浜に上がってちょっと休憩入れて、最後の練習は、もう1つポリタンを落として、ラウンディングでもしようかということに。横田さんは駐車場でセイルを片付けていた。あれっ?YOSSYがいない!海でも見かけなかったが。。。はて?漂流中か?と、暫くたって帰着するYOSSYを発見。一人で江ノ島までロングクルーズをしてきたそうです。風が無くならないうちに帰ってきて良かった良かった。

菊りんが4:00pmには撤収するということで、菊りんはこれにて終了。原くん、YOSSYと3人でもう一度出る。結局ラウンディングはやめ、3人つるんで艇速練をこなす。風はだいぶ落ちてうねりも和らいできた感じ。クローズで少し気合いを入れてパンプを続ける。パンプを入れると原くんからそんなに遅れないが、止めるとどんどん先に行かれる。テクもあるけど、体重差もでかいかなぁ。。。上って下って、だいぶ風も無くなってしまったので、私はマークを回収して引き上げる。この後も原くん、YOSSYは練習をやってました。今日は一番長い間、海でがんばっていたのはYOSSYでしょう。

私の方は、うねりのクローズの走りのこつを掴むことなく終わり、今日は少し不完全燃焼で終わった。来週はもう6月。海開きまであとわずか。湘南方面でゆっくりウインドできるのも残り少なくなってきた。それに6月は各地で大会がめじろ押し。あまり背伸びしてレベルの高い大会に出てもストレスを溜めそうなので、何に目標を置くか思案中。。。まずはJCBAの全日本選手権の切符をゲットしなきゃ。MAY CUP、湘南祭とも吹かなかったので、次の大会ではプレーニングレースを期待!

 
by aki
■5月29日(土) 琵琶湖・新海/晴れ 天気図
今日こそ、メロン街道(通称「守山高速」)を通ろうと思っていたのに、やっぱり入り方が分からず、そのまま浜街道を走ることに。1号線が少し混んでたので、到着したのは12時過ぎ。すでに新海では、早くについた杉山さんと浪江君がすでにお昼を済ませた後。(なんで待っててくれなかったの...?)

エクステンションを買った浪江君は早速セッティングをはじめました。あーだ、こーだいいながら、杉山さんと2人でやってるのをみて、「あ、○年前は私もこーやった...」と懐かしく、(そんなに古い出来事じゃないです。)思いました。江口さんのボードも大活躍!!

はじめ、風は、東からであまり入っていませんでした。ところどころ沖にあやしいさざなみが出ているのをみて、私もそろそろ...とセッティングをはじめ、出るころにはそこそこ吹いてきました。

はじめはビーチスタートがつらいくらいの弱い風だったのが、徐々に上がってきました。浪江&私にはちょうどいい練習風。いつもオンで波がある新海とは違って、サイド気味だったので、どこに向かえばいいの?と戸惑いましたが、何度か行ったり来たりを繰り返しました。杉山さんも「2週連続ぼうずはかなん。」とセッティング。3人で平和な(?)セーリングをしていました。周りで乗っていた人も、ほとんどロング艇でしたね。

私にしてみれば、思った以上に沖まで出れて、ジャイブの練習もしたりとかなりの満足度。ばしばしに吹いた時、岸近辺でぼちゃぼちゃやっているのに比べれば、本当に楽しい一日でした。ようやく、ハーネスにも慣れてきたし、次もう少し吹いたら...と欲が出てきています!!

困ったのが、数日前に降った雨で流れてきた木屑。くずというより、木片。けっこう大きいのが、ぷかぷか浮いているのです。調子よく乗っていたら、「ゴン!」とフィンにあたる音。しまいに80cmくらいの木片を引きずっているのに気づかず、「なんか重い。すすまへん...、回られへん...」と悩んでいて、ふと後ろをみてびっくり。沈しなきゃ取れない。「おまえのせいか!!!」と思いながら、沖に投げました。あとから、よくよく考えてみれば、沖に投げる→波と風で岸に向かって流れる→私のコースと再び遭遇、だったんですね。木屑集団を超えて、ジャイブ(途中で失敗)して戻ってくると、また木屑集団が前方に。そのときは気づかず、「あれ?またや。(1回目)」、「もう、いややぁ(3回目くらい)」と思っていたのですが。

用事のあった杉山さんが先に帰った後、かなり満足の2人はゆっくり片付けて、帰り道の相談までしてました。車にのってしばらく走ってふと湖のほうをみると、なんと、新畑でも佐波江でも走ってる!!(注意:わき見運転は危ないので真似はしないでください!?)

その後、浪江君から、「地図を確認したいので、コンビニにとまって」という電話があり、止まったら、「杉山さんから着信が入ったんで電話したら、『新畑、佐波江で走ってたから、新海どうや?』と心配して電話したみたい。」と。確かに私の携帯にも10回くらい着信履歴がありました。(^^) 車の中に置きっぱなしやったんで、片付けてるとき気づかなかったんです。すみませんでした。でも新海はあれ以上、風あがりませんでした。ご安心を!?「これで新海吹いてたら、杉山さん今日悔しくて寝られへんやろなぁ。」と思いつつ、私もすこし悔しかった。新畑、佐波江やったら波ないしなぁ...。走れたかも...。

 
by mfuku/37-84
■5月23日(日) メイカップ参戦記(鎌倉材木座)/晴れ/南〜東 1M〜2M 天気図
メンバ  福島@ntt、篠田@ntt、他レース参加者

昨日と同じような晴天だが、風の方はちょっと期待が薄そう。朝の材木座は鏡のようなツルツル状態。先日、レイトエントリーを受けつけるというメールが何度か流れていたので、今回のエントリ数は少ないのかと思いきや、レジスト時にチェックすると72名のエントリがあった。NOWチームからは私と篠田くんが、実連の全日本選手権の切符を目指して参戦。最近、一緒に練習に混ぜてもらっている長者チームも今日は多数の参加があり、がんまんさん、菊りん、横田さん、誉さん、等など。あっ!今日はエンドさんも久々のレース参加。江ノ島チーム、茅ヶ崎チーム、東ガス軍団など、いつもの常連メンバに加え、今日は鎌倉をベースにするJALチームも多数参加している。

今日の道具は迷わずゼロ。ボードは借り物のF2を使う。ボードは1回しか乗ってなかったので、やや不安はあったが、微風では激遅のこれまでの状況を打破するため、ちょっと違う道具で少し気分を変えてみようと思った。実行委員長の新嶋さんが、挨拶の中で、今日は、午後から風があがるかもという言葉にちょっとだけ期待しておく。今日のコースはAパタンが、トライアングル2周。Bパタンが先日のヒメノカップと同じ変則Gスラローム(ただしこれは風が上がった場合)ということ。午前中は湾内に地引網が入るので、湾の入り口より沖にコースを設定するということ。

先日の湘南祭でもそうだったが、微風レースでの自分のレース展開を振り返ると、「弱気なスタート」→「失敗スタート(第2線スタートorスタートダッシュに競り負け)」→「ホープレスの中でどんどん遅れてしまう」→「遅れるからパンプする手もサボりがち」→「1上はどうしようもない順位で回航」というパタンに陥っている。何とかこの状況を打破しないと。今日はスタートは強気で攻めよう。


■■■ 第1R ■■■
弱めの風ながら9:50にZ掲揚。上りはハーネスは掛かるが、ストラップには足が入らない、私がもっとも苦手とする風域。コースはAパタンのトライアングル2周。上マークまでは割と近め。左海面が少し黒っぽい感じがする。

見通しを取って、一度アウター付近からスタートを切ってみてから下タートを決める。スタート近くには、がんまんさん、飯田さんを始めレース上位陣も居たので、自分の判断は間違ってなかったようだ。スタート前のアウター付近はやや混雑。私はがんまんさんのすぐ上(下7〜8枚目)からスタート。いい場所に付けることができたが、スタートダッシュで競り負ける。スタートのタイミングが、人より1テンポ遅いことも原因だし、スタートダッシュのパンプで何故か上らない。CATの感覚で漕いでいると、漕げば漕ぐほど、一人だけ明後日の方向に向かって下って(実際は上ってますが)いる。スタートに競り負けると、悪い風の中走らなければならず、なおかつ下スタートなんで、スタート後、すぐにタックを打つこともできない。自分のすぐ下からスタートしたがんまんさんは、漕ぎながらどんどん上って先へ先へと艇を進めている。がんまんさんがスタボーをだいぶ伸ばしてから、ポートに返すのが見えた。下スタートでは、漕ぎながらがんがん上らせて(もちろん艇速は鈍らせることなく)、ポートに返して他の選手の前を突っ切るようにしないとだめなんですね。眼の辺りにしっかりと焼き付けました。私はポートvsスタボーで絡むのを嫌って、自分より上にいる選手がポートに返した場所で、自分もポートに返したが、こんな戦術ないコース取りは失敗でした。おまけにストラップインできない風域でのクローズは苦戦する。CATに比べると上りのアドバンテージはあまり感じられない。このレースは、スタートから1上までの展開が全てを物語り、1下〜2上でもCATのような捲くりはできず、ほぼ同じ位置で2上を回航。結果は大沈没の53位。これはカットにしなければ。このレース、がんまんさんは、いい位置を走っていたのに、1上途中で痛恨のブームブレークでリタイヤとなったそうで残念です。


■■■ 第2R ■■■
あまり休憩をおかないままに、選手がどんどん本部船に集まり始めて、第2Rが開始しそうな雰囲気。今日の海本は土屋さんだから、少なくても3本、もしかしたら4本やるかもしれない。体力的には辛いけど、最初のレースをカットにしたい。4本やって欲しい心境だったので、続けてのレースは有り難い。先ほどより少し風が上がりかけてきた。スタート前に見慣れたARTセイルがうろついていた。お!佐野くん!どうしたの?今日は逗子から出てきて、レースを見に足を伸ばしてきたそうです。

今度はスタートラインはやや上有利。本部船のちょっと裏で、スタートのタイミングを見計らっていたけど、上スタートを狙う選手が多くて、なかなか本部船の後ろから割り込めない。そのうちにどんどんスタート時間が迫ってきた。私の目の前の人が、ちょうど上1の位置で、私は完全に出遅れた場所でスタートフォーンを聞く。ダメだぁ。。。でもゼネリコ。助かった。この後、佐野くんから上1狙いの場合の待機場所のまずさを指摘される。アドバイス有難う。2回目も上1狙い。いいタイミング(でもちょっと早かった)でラインに入り、でも上1付近は大混雑で、上側と下側の選手にびっちり挟まれ身動き取れない状態。その中でスタート5秒前にノーズが出てしまい、リコールを読まれてしまった。ダメだぁ。。。でもゼネリコ。これまた命拾い。でも、だんだん風が落ちてきたぞ。今回のスタートはがんまんさんをチェックしようと決めていたのですが、3回目は、がんまんさんは下狙いに作戦変更。私も下狙いに変更して、ラインの後を通って下に付ける。スタートちょっと前に第2線に落とされ、失敗スタート。おまけに風が右に振れたようで、上スタートで右海面を使った選手たちが圧倒的に早く1上に到達するのが見える。でも、がんまんさんは、がつんがつん漕ぎながらどんどん上って行くのが見える。スタートの失敗があっても、その後リカバできるだけの艇速を付けないと厳しいことを痛感。スタートの失敗と風の振れがたたって、1上は大きく出遅れ、後に数名いるだけ。この後、風はますます落ちてしまう。1下回航後、みなに続きすぐにスタボーにタックし左海面を使う。しかし後からよく考えれば、1周目で右の方が良かったのだから右を目指すべきだった。2上に上っている途中で、がんまんさん、菊りんが、穏やかな様子で談笑を交わしながら、あまり漕がずに下ってくる。どうしたんだ??? 2上に到達して判明。コース短縮して2上で終わり。あぁダメだぁ。。。このレースは先ほどより酷く55位。今回は全くいいところがない。このレース、上スタートで右を使った篠田くんは、まずまずの順位に付けた。

ここでいったんお昼。風が1Mくらいになって、このまま終わってしまいそうな感じもする。体力的にも精神的にも疲れてしまっていて、食事中も言葉少なげ。もしかしたらこれで今日のレースは終わりかもしれないが、何とかもう1本でもやって、少しでも前を目指したい。フルパンプのレースに疲れて、もういいやという感じの人も居るかもしれないが、こういう辛い状況でポジティブに考えるか考えないかで結果が違ってくる。頑張ろう!と篠田くんそして自分に言い聞かせる。


■■■ 第3R ■■■
駐車場から本部まで離れていたので、食事を済ませた後、早めに浜まで行って、午後のレースに備える。浜には原くんが居た。長者からここまで遊びに来たらしい。風が無くなって帰りの心配をしてましたが、何時間くらいかけて長者に戻ったのでしょうか?風は相変わらず変化なかったが、2時にまさかのZ。この風だと最後のレースになりそう。篠田くんとともに受け付けを済まし、まだほとんどの選手が駐車場に居たが、スタートラインを目指して出艇する。午前中に本部船が居た場所を目指したが、そこは上マークの監視船だった。本部船はどこ??? あんなところに! 坂ノ下の岸よりに移動していた。これだけ風が無いと、スタートダッシュで遅れると、艇速がない自分としては挽回不能。スタートはベストを目指そう。

見通しを取っと後、アウターまで流していって試しに下スタートを切ると、そのままスタボーで上マークが見える感じだが、上マークに近づくにつれてスタボーが上らない風になっている。下スタートでまずはリフトする風の中でスタボーを伸ばそう。上位陣が下スタートを目指す中、私もそれに続いた。今度の下狙いはかなり厳し目で、スタート前にはアウター付近は大混雑。脱落してポートに切り替える選手もいる。フォーンが鳴って、スタートでアウターに何人か絡み(ロートルさんも居ました)、私は第2線での失敗スタートだったが、ゼネリコで難を逃れる。2回目も下スタートを試みる。上から流してきたニコタケさんに気を取られているうちに第2線に脱落。隙間がなくて入るスペースはない。渡辺さん@KONIKAが下1でスタートを切ろうとするのが見えて、私も第2線スタートになるが、アウターまで落として渡辺さんの後に続いてアウターのぎりぎりを突いて下スタートを切る。

スタートは出遅れ失敗だったが、今度は下有利だったようで、1上は、午前中のレースより、だいぶ良くて30番ちょっとくらい。篠田くんと上マーク付近で絡む。下りで坂口さん@東ガスたち何人かに捲くられる。1下は篠田くんのやや後で、篠田くんが右を目指す中、逆転を狙って左に突っ込むが、2上では大きく先を行かれてしまった。下りは東ガスの方(どなた?)から猛烈な追撃を受けながら、辛くも振り切ってフィニッシュ。最後は腕の筋肉がぴくぴく痙攣してました。40番でフィニッシュ。微風だとこれくらいが定位置かも。後でゴールした中島さん@富士フィルムに指摘され、ふと後を振り返るとフィンの後に藻を引きずっていた。それも1周目から引きつれていたそうです。がっくり。


道具を片付け終えて、成績発表までの間に選手にビールとか振舞われてくつろぐ。抽選会も楽しいですが、ビールサービスとは、粋な計らいですねぇ。で、結果の方ですが、集計のトラブルとかあって少し時間がかかりましたが、
 男子:優勝 角南さん@HONDA、2位 飯田さん@KONICA、3位 安斉さん@東ガス
 女子:優勝 河原さん@SEGA、2位 松下さん@中央信託、3位 高野さん@多摩保育園
 団体:優勝 東ガス、2位 HONDA、3位 KONIKA
でした。

NOWチームは、篠田くん27位(1R:38位、2R:25位、3R:30位)、福島47位(1R:53位、2R:55位、3R:40位)でした実連事務局から暫定結果が発表されていました。篠田くんはJCBA全日本選手権の切符を手にしたでしょうか。私は今回もJCBA全日本選手権の切符は逃してしまっようなので、次回6月のJUNE CUPで再チャレンジです(暫定Resultを見たら、私の一人前までシードされてました。くぅ〜無念...)。風が無くて辛いレースとなりましたが、スタートは、がんまんさんにくっついて上狙ったり、下狙ったり、すぐ後ろからスタートの一部始終を観察できたので、色々と勉強になり成果ありました。また、これまでは、こういう風域の中ではどうしようもない酷いレースばかりやってましたが、3R目を振りかえると、スタートの上有利、下有利を見極めてスタートして、スタートした後も、自分的にはサボらずにそこそこパンピングしたので、少しでも前に進められることが分かったのが一番の収穫だったでしょう。でもスタートダッシュが大きな課題。。。

表彰式が終わり、駐車場までの戻り道、歩きながらロートルさんとお話。さて今回のロートルさんとの対戦も前回に続き1勝2敗で敗れました。総合順位でも大きく負けてしまいました。次回は江ノ島カップですね。伊勢湾目指して頑張りましょう。

暫定レース結果はこちら

 
by mfuku/37-84
■5月22日(土) 初心者スクール(海の公園)/晴れ/南 3Mのち7M 天気図
メンバ  芦谷@nkk、田村@jas、がんまん@yokogawa、
     スタッフ、イントラ(井田、吉原、福島、島田、他)、生徒多数。


前の晩は、田町にある実連事務所に若葉イントラ(イントラ初心者)が10数名が集って、YOKOGAWAの赤井さんを先生に、ABIT流の初心者コーチのノウハウの指導を受けました。私は自己流でウインドを始めて、初心者レッスン方法も教則本に書いてあった5STEPを自分流に解釈して、それで初心者のスクールをやっていたのですが、ABIT流のレッスンは、初心者が陥りそうな罠についても踏まえた上で、実に合理的なやり方で体系化されており、自分としてもいい勉強になりました。今回の初心者スクールでの目標レベルは、全くのウインド初心者が、セイルアップをしてスターティングステップを経て走り始め、ボードの転回をして戻って来れるようにすること。昔、自分が初めてウインドをやった時には、サーファー艇で、セイルアップに終始して走り出しまでには至らなかったような記憶があるのですが、果たしてわずか一日でそこまでうまく行くものなのか。。。明日の朝は早いので、夜9:30には実連事務所を後にして家路に付いた。

海の公園でのイベントはうちの近くなので助かる。7時にうちを出て50分ほどで海の公園に到着。集合時間は8時だったが、まだスタッフ、イントラもほとんど来ていない。吉原さんとNESICの横田さん?の車だけ。ちょっとスケボで遊びながら、スタッフの到着を待つことに。暫く経って今日のスタッフ、イントラもぼちぼち到着を始め、それぞれが持参したスクール艇を浜に運ぶ手伝う。SRC佐野店(栃木から運搬したんですよ)やノアから借りてきたスクール艇も到着し、その運搬をしたり、ニコタケさんがスクール用に提供するリグのセットを手伝ったりする。吉原さん持参のCATは、今日のスクールの後、譲り受ける約束になっていた。思ったより軽くて(私の練習用CATより全然軽い)、いろいろ補修をすれば、実戦でも使えそうだ。でもちょっと手間掛かりそうだなぁ。。。これで風待ち中の仕事が1つ増えました。でも楽しみ。

今日は天気もいいので、ウインド関係者だけでなく、一般の家族連れやカップルも多く、海の公園は非常に賑やかになってきている。BBQもできる場所があるんですね。園内は芝生で緑も多いし、綺麗で整備はゆき届いていて快適で、目の前には八景島の遊園地も見える絶好のロケーション。ウインドやらない方でも散策などにもってこいですよ。風も既に東っぽくそよそよしはじめて、この後、南に振れていい感じで上がりそうな気配。

School予定よりちょっと遅れて、9:50から本日の実行本部長の芦谷さん@nkkからの開会の挨拶。引き続いて本日の校長先生のがんまんさん@YOKOGAWAからスクール実施にあたってのスケジュールや注意事項等。今日のスクールではABITのG5レベルを目指す体験コースとG4レベルを目指す初級コースを開催。私をはじめ若葉イントラは体験コースを受け持つことになった。体験コースは、イントラ3名につき生徒を2名受け持つ。練習艇は各グループに1艇用意できたので、充実した練習ができるでしょう。うちのイントラチームは、私と島田くん、リコーの阿部さんの3名。生徒さんはオラクルの加藤さんと木村さん。

School開会の後は、体験コースと初級コースに分かれてスクールを開始。体験コースは、がんまんさんから、全員に対して、道具の説明から始まり、風に対する注意、レスキューを求める方法、ボードの上に這い上がってからセイルアップ、セイルアップしてシバーからスターティングステップまでの、基本的な動作を陸上でインストラクションしてもらう。その後、各チームに分かれて、陸上でのスターティングステップの練習開始。うちのチームの生徒の木村さんは、午後からの参加となるので、午前中は加藤さん一人だけ。十分に陸トレに時間をかけてから、午前中から早速海に出る。

School風はだいぶ南に回り始めて、風速は3Mくらい。平水面で遠浅でまさに絶好のスクールコンディション。ただし水の色が、、、普段はもっと綺麗なんでしょうが、赤潮の発生で醤油色。腰から下は水に浸かるのは仕方ないとして、頭から水に落ちるのは避けたい心境です。スクール用のボードは幅の広いAR艇で、セイルサイズも4.5m2なので、初心者にも楽々安定したセイルアップができて、すぐに走り始めることができました。ウインドってこんなに簡単でしたっけ?加藤さんのセンスも良かったんでしょうが。ただ不思議なことに、初心者はブームエンドが下がりがちで、どんどんラフしてデッドに向いて止まってしまうのが普通なんですが、この加藤さん、どんどんベアして下に下に下ってしまいます。ベアできなくて走り出しができない初心者が多い中、これは珍しいことです。でもオフショアだと、どんどん沖に漂流しちゃいますね。

お昼は、井田さん、吉原さん、島田くんたちと芝生でお弁当を食べ、午後の部まで少し時間があったので、スケボをやって遊ぶ。12:45くらいに本部テントに戻ってくつろいでいたら、誰やら私宛てに尋ね人が。おっ!あなたがBEEさんですか!どうも始めまして。くりくりっとした目が印象的でした。いい風が吹いてきたので午前中から6.0m2でウインド楽しんでいたそうです。がんまんさんともご対面しました。BEEさんの写真も撮ったので、本人の許可が得られれば、後日、このHomePageにもアップします。

School午後からもう一人の生徒の木村さんが登場。加藤さんと進行度合いが違うので、木村さんには、まずは陸トレでスターティングステップやってもらう。風の方は、だんだんと上がってきて6M〜7Mくらいは吹いている。体験コースの方にはちょっと厳しめになってきた。木村さんも十分に陸トレをやってから海に出る。ところで木村さんもなかなかのセンスの持ち主で、初めてで、なおかつ強風の中、セイルアップして、走り出すところまで行った。加藤さん、木村さんともに、方向転換までは行かなかったが、何とか走り出すことはできるようになって、風をセイルに入れながらボードを滑らせる感覚は掴んでもらえたみたいだ。3時近くまでやって、本日のスクールは終了。みんなで手伝いながら後片付けをする。

4時半からの閉会式の後、今日の参加者にはがんまんさんから終了証が授与。この後、有志が集って、文庫近くのサイゼリアに場所を移動して、反省会をやるということだったので、吉原さん、島田くんと私の車に乗り合わせてサイゼリアに向かう。30人くらいはお店に入ったでしょうか?近くの席にはNEC静岡の志子田さん、五十右さんが座った。志子田さんとは以前にメールで何回かやり取りしたことがあったが、直接お会いしたのは今回が初めて。逗子のNECチームとも一緒にウインドやってるそうです。またNOWのイベントにも参加して一緒にウインドしませんかと誘いを入れておいた。

7時前にお店を出て、海の公園の駐車場に吉原さん、島田くんを送ってから家路に付く。明日は鎌倉でMAY CUPだ。今日みたいに吹けばいいんだけど、帰りに聞いた予報では、明日は風が無さそうでちょっとブルーが入る。

次回の実連のスクールは、7/3(土)〜7/4(日)の日程で山中湖で実施します。私の勘違いで、、一部の方に間違った日程をお伝えしてしまったようで、ここにお詫びとともに訂正します。参加希望の皆さん、お間違いのないようによろしくお願いします。

Schoolウインドの活性化のためには、今現在ウインドをやってる人が、さらに密度濃くウインドをできるように盛り上げることも大切ですが、新しくウインドを始めようとする人を誘い込んで、その人たちがウインドを継続してくれるように持って行くことが、長い目で見れば大切なんでしょうね。NEIL PRYDEなんかも、プロ選手のサポートを削っても、一般消費者の拡大のために力を入れているのも、こんな現れなんでしょう。このHomePageを見て(ウインド関係者以外は、あまり見てないような気がしてますが)、ウインドを始めたいと思った方は、是非是非、実連の初心者スクールの門戸を叩いてください。心よりお待ちしています。

そうそう最近は、NTTBSCのHomePageを見たということで、面識の無い方からもメールが届くようになりました。今回のスクールにも、メールでウインドについて問い合わせいただいた河内さんが体験コースに参加しました。こうやってウインドの仲間の輪が広がるのは嬉しいことですね。河内さん、今回の体験だけに留まらず、これからも頑張ってウインド続けて下さい。(^o^)

初心者スクールの模様は、こちらをご覧ください。

 
by uematsu
■5月22日(土) 逗子/晴れ/南東→南 7.0m2 JUST-OVER 天気図
 日時:5月22日 13時〜18時
 場所:逗子
 天気:薄曇り
 気温:シーガル
 風向:南東のち南
 風力:7.0m2オーバ、アンダー、ジャスト
  波:膝上ぐらい
満足度:120%

先々週末は良い風があったんだけど他の用事でウインドできず、先週は全然風無し、おまけに逗子に住んでるので、このところ平日は風吹きまくってるのが分かっているだけに、よけいうっぷんが溜まってました。今日は朝起きると風無し。やっぱりこの週末もダメかと諦めムード。上さんは買い物とヘアカットにお出かけ。家で子守をしながら(ろくに子守もしないでインターネットに接続して羽田のTAFを調べると12時頃から吹く予報)。子守をしながら待ってると11時ごろから吹き始め、居ても立ってもおられない状態。この風いつまで持つかな。

12時半頃、うちの上さんが戻ってきたんで、ウインド行くと有無を言わせず宣言して隣の艇庫へ。急いでセッティングして、午後のモトイさんのスクールに出ました。7.0m2を張ったけど14時ごろからオーバ。湾内は混んでいるので沖でスクールやるよと、沖まで出たもんだから、うねりがきつくてちょっと厳しい。

その後、16時ごろ落ちたんですが、スクールが終わった後も粘ってると7.0m2ジャストの南風。ハーネスかけてストラップに入れるとまるで自動的にプレーニングする極めて良いコンデションでした。安定して吹いているのでウォータスタートも決まるし。波でジャンプしていた人が居たので自分もまねしてやれっ、と両足ストラップに入った状態で波の頭でボードを上に引きつけたんですけど、全く浮かなかった。でもジャンプに挑戦してみただけでも大満足。レイルジャイブもできないのにジャンプなんて10年早いと言われそう。

艇庫でもっとエキスパートな人は日没の19時頃まで粘っていたようだけど、今月のHi-Windに逗子の中澤先生が「日没セーリングはしないように」と書いてあったのを思い出して、何かトラブルがあると迷惑を掛けるので、私は18時過ぎに泣く泣くあがりました。

 
by shimo/37-11
■5月22日(土) 那智勝浦(和歌山)/曇り/1Mくらい 天気図
Katsuura金曜のお昼に尾鷲に行っていたついでにwindの道具を持って行き、土曜日に暇なのでワダッチ(和田君)と海にでも行こうと計画しました。で、当日am8:00に出発(行き先は那智黒の那智海水浴場)。天気は、朝から冴えない曇り空でプレーニングは期待できそうになかった。片道約1時間40分くらいで到着、ゲレンデはやはり風速1m残念この薄曇では一日吹かないだろうと思い、勝浦を散策する事にしました。勝浦と言えば温泉、と言うことで温泉めぐりで2、3個所リストアップして500円の入浴料のところに決めました。効能は〜。。。省略します。ともかく良いお湯でした。(*^.^*)

そうこうしている内にお昼になったので勝浦の港町を散歩しながら丁度良い香りがするお店を見つけました。お魚屋さんが食堂をかねた画期的なお店で、店の奥さん(結構年輩)が{オコゼに似てました。。。} じゃなくて、オコゼを煮てました。メニュウは、サザエの壷焼き、焼きハマグリ、地だこのぶつ切り、車エビの塩焼き、オコゼの刺身盛り、オコゼの味噌汁とお酒を満喫しました。やはり新鮮な魚介類は甘味があって美味しかったです。o(^0^)o

。。。でも、財布の中が急に寂しくなりました。でそのあとで和歌山ラーメンでも食べようと心当たりのお店に行きましたが締まってました。でpm5:00前に勝浦をあとに帰路に着きました。こんな贅沢たまには良いかな

 
by sano/37-77
■5月15日(土)〜5月16日(日) 湘南選手権(鎌倉材木座)参戦記
メンバ  佐野@ntt、原@ntt、他レース参加者

●5月15日(土) 材木座/曇り/北→北東 1M〜3M  [ 天気図 ]

湘南選手権の参加者は男子51人 女子15人。伊勢湾カップ出場権は、男子上位10人、女子上位5人に与えられる。エントリーは10000円。それに加えて土日の駐車場代金として約6000円かかる。かなりコスト高なレースであるが、湘南方面では数少ない伊勢湾カップのセレクションということで、家庭的、肉体的、金銭的問題を乗り越えて、このレースに出場することにした。

SyonanSensyuken7時50分に材木座の駐車場に到着すると、その後すぐに原君も到着。今回は身近な知り合いがゼロかもしれないと思っていたので、原君の登場はとてもうれしかった。間際にエントリしたのだそうだ。

他の参加者を眺めてみると、学連の2コ先輩の吉田美紀さん、松下絹子さんがいた。美紀さんとは久々だったので、思わず近況を報告しあう。美紀さんは今年はIMCOが忙しいので、実連は休会しているとのこと。伊勢湾のシードは当然もっているとのこと。このレースには練習として参加しているのだろう。この人は1年中真っ黒に日焼けしている。男子では、学連の先輩の蔵内さんがいた。レーシングとコースレースの両方で活動しているそうで、聞けば伊勢湾のシードはもっていないそうだ。コースは最近調子悪いそうだが、元インカレチャンプの言う「調子悪い」は、我々とは違うレベルであることは間違いない。

実連では、角南さん、秋田さん、東ガスの中嶋さん等の顔がある。中嶋さんとはここ最近、抜きつ抜かれで同じような順位を走っている。逗子レーシングの長島さんもいた。江ノ島からは、猪瀬さん他男女で5〜6人が参加している模様。猪瀬さんって、藤原さんの日記にでてくる速い人か。江ノ島の他の人がどれほど速いかは分からないところが不気味である。

学連からも結構参加していた。学生はエントリ費の高い大会にでてくるのはさぞ大変だろう。それだけに気合い十分のメンバーのよう。学習院の当麻くんはヒメノカップでも自分の周囲を走っていた。早稲田くんも何人かいる。早稲田、学習院は人材がいるな。お?我が後輩の慶応くんもいるぞ!レースで慶応の後輩に会うのは去年夏の復帰後初めてで、なんだかうれしい。3年の木学さん(女)と、新人戦4位の期待の2年生上野くんだ!。2人とも気負わずにフレンドリーに話をしてくれた。2人ともイムコ7.4での出場。がんばってほしい。

スキッパーズで、大会本部長の「伊勢湾カップの出場権を既にもっている人」との問いかけに、手をあげた人はゼロ。これは、本当に上位10人に入らなければいけないということか。久々にレース前に緊張感が走る。海上本部船は土屋さんか。これはたくさんレースを消化しそうだ。集中を切らさないように粘り強くいかなければと気を引き締める。

■■■ 第1R ■■■
コースはトライアングル。上マークはかなり岸よりに設定されている。北風の微風で、かなりガスティーだ。これはコース取りが大きく勝敗をわけそうだ。スタートサインからみた感じでは、左からと右からと5分周期ぐらいで交互に弱いブローが入ってきているように見えた。スタートは、若干上有利か。3分前には右のブローがスタートラインまで届いていたので、上1から出て、10秒パンプしてからタックし、右に入りなおしてから、またスタボーで、右のブローを使おうと考えた。果たして、本部船の裏で待機し上1スタートでその通りの走りをした。ただ、中盤から上マーク付近までは風はふれており、何回か煮え切らない位置でタックを返してしまった。上マークを15位ぐらいで回航。上〜サイドは落としめで、しかも岸に近かったので、みんなとは違ってえぐるコース取りをしたが、あまり効果はなかった。このままではまずい。2上はまくるために、ふれタックを駆使してなるべく独自のコースをひくようにした。しかしあまり順位は変わらず。結局そのまま男子で12位でフィニッシュ。シングル圏内にいた原君が、下りでまくられ、最後には僕の一つ前にいた。でも11位。2人ともボーダーラインだ。次はシングルがほしいところ。


■■■ 第2R ■■■
スタート前の状況はやはりからのブローがメインに思われたが、第一レースにくらべ、下有利かと思われた。下一スタートで、左からの単発ブローでポートに返した。下からでた中では、タックのタイミングは角南さんが一番良く、僕はそれに続いた。上からいいスタートを切ってきた中嶋さんと秋田さんとミート。2人は僕の上と下でタックしてきた。極端なコース取りよりふれタックと思った僕は、その後タックを何回かうってしまったが、中嶋さんと秋田さんは更に左にのばし、1上をトップ目で回航。ぼくも6位で回航した。なんとかパンピングで順位をおとさず、下マーク回航。2上は左よりから攻めるが、順位に影響なし。下りのサイドマーク回航後、2人ぐらいにまくられてしまい、男子8位でフィニッシュ。総合でぎりぎり10位ぐらいか。原君は20位で、これはカットレースにしなくては。

ここでいったん浜にあがる。どうやら足の爪をけがしたことに気づく。まあ、レース中は感じないぐらいだからなんとかなるだろう。原君と昼飯を食いながら、落ち着かないながらも休憩する。午前中はスプリングでも暑くて下りがきつかったので、短パン+ラッシュガードに着替えてZ旗を待つ。


■■■ 第3R ■■■
午後。昼休みにいったん落ちた風もまた2mぐらい入ってきた。風向きはやや東にシフトして、さっきよりもスタボーが上る。もちろん上一スタートをねらう。何回かゼネリコの後、ブラックがあがる。ブラックをケアするためにも、スタート前にはラインにならばず、本部の裏で待機。総勢65人の中規模なレースなので、上一をねらう人がすくなく、楽だ。本部戦のスタッフのカウントの声をききまがら、スタート。僕はうまく上ーででれたが、10秒前ぐらいにラインに入った原くんが、スタート2秒前にリコールをよまれて失格。ああ!目の前で起こった出来事に多少動揺しつつも、パンピング。最初はスタボーが上って、上マークまで1本かとおもわれたが、中盤から角度がおちてきて、右に入り直す。ここで、大胆に入り直しておけばよかったものの、中途半端な入りなおしとなってしまった。今日は大胆なコースどりができない。スタートが良いにもかかわらず、結局15位ぐらいで上マークを回航。やばーい!

今日は本当に煮え切らないな。北のコース取りには自信はあったのに。今シーズン北で一回ものってなかったのはさすがにまずかったか?とりあえず下りで気合いいれてパンプするものの、まくることができない。こうなったら2上でまくらなければ!マーク回航後ほとんどの艇がそのままポートで右でいったが、左に返す。前に1艇だけ、左を行艇がいる。その艇の動向を参考に、ひたすら左にスタボーをのばす。かなりスタボーは上るが、前の艇が返したポートも上っている!これはつっこむしかないとおもい、今回初めて大胆な左1本コース取りを引く。この結果、10位ぐらいまでまくることができた。フィニッシュ男子9位。ほっと一息だが、3レース終わって10位。ぎりぎりボーダーに乗った。


本日はこれでレース終了。原君と明日がんばろうと言い合って、言葉少な目に材木座を後にする。帰りの車の中、徐々に負傷した左足指が痛み出す。やばい。やばいぞこれは!空腹感をもかき消す痛みを耐えながら、大船駅前の渋滞を抜けて実家の綱島へ。かえって、とりあえず風呂に入ってからみると、爪の付け根が黒くなってた。爪の付け根が割れたか、突き指したのかはわからないが、熱っぽかったので、とりあえず湿布した。その日は夕飯後、足を冷やしながら疲れ切って8時に寝た。

午前1時。痛みで目が覚める。しみる痛みってことは、腫れじゃなくて傷だったか。湿布薬が傷口に入って痛いのかも。眠い中、患部の湿布をひっぺがして、マキロンを塗った。膿むといけないので、この間風邪をひいてもらった抗生物質と痛み止めを飲んで、又冷やしながら寝た。この痛みが明日も続くようなら、レースできないな、いやな予感。


●5月16(日) 材木座/曇り時々雨/北西→北東 0M〜2M(のち無風)  [ 天気図 ]

気がつくと朝6時。痛みはだいぶ引いた。夜の痛みは、湿布がしみてたのか。(ただのおっちょこちょいか)さわると痛いが、なんとかなりそう。雨が降っていたが、朝食をたべてレース会場へ出発。

8時に材木座に到着し、雨があがっていたので早速セッティングしていると、原君が登場。掲示板に昨日までの順位が張り出されていて、佐野は10位らしい。そうか。このままやらなくても通過だが、後ろ向きにならないように、もう1レースやって1カット入ったあとでも10以内にのこれるように、シングル前半を目指すことをイメージする。昨日の反省として、振れタックにより、堅いが中途半端なコース取りはやめて、今日は大胆なコース取りをしてみようと密かにもくろむ。順位をみると、カットで明らかに自分のうえにきそうな人は1人。ひとつ前の9位は蔵内さんで2ポイント差だった。蔵内さんより前でフィニッシュしないといけないか。厳しい状況だ。

■■■ 第4R ■■■
コースは地引が入る関係で昨日より沖に設定。風はかなり西より。昨日と90度違う。しかも弱い。この風向で安定するのか?とも疑問に思ったが、西(左)からのブローだけで、右からは来ない。コースもかなり下有利。これは下から左だろう。下有利はきつく、ラインもだいぶおちているので、スタート1分前にはポートで並ぶ艇が5体ぐらいいる。僕もポートスタートに切り替える。スタート。スタボーでただ1艇ジャストできったのは蔵内さん。その後、混乱気味の下だったが、ポートで混雑をさけつつでれた。これはいいぞ。今回は4レースともスタートに問題なし。ポートはかなり上る。一回左に入り直す。蔵内さんに前をきられる。蔵内さんの前にいくには、ここは左更に左を使うしかないか。ここで左に行きすぎたのが失敗だった。雨まじりでもやっており、風も見えないなか、風はだんだん右に振れてきた。1上は15番ぐらいか。また外したか。下りで2人まくる。2上。さきに左海面をいった人の角度がよさそうだ。美紀さんもいる。よし、左だ!!!この決断が大外れ!風邪は90度右にふれてしまった。数えられない順位でぐらいで上マーク回航。カットレースではあるが、万一のために全力で下る。結局20位。蔵内さんは、ダントツでピン。やはり速い。

ああ。これで10位以内はなくなった。しかも風がなくて、いったん浜にあがれのH旗。ヤバイ流れだ。終わると足も痛くなってくる。ああ、ぎりぎりで落選か。かなりブルー。原君も左ずぼり集団の一員で、かなりブルー。


感覚てきには総合で13位ぐらいまで落ちたかと思っていた。風まちのなか、時間がすぎていく。やってくれないかな〜。原君と、旗をみつめるが、無風。海面はつるつる。もうだめか。次の江ノ島でがんばるしかないか。練習不足を反省すべきだな。レースはそんなに甘くないか。今年7、8回しか海きてないもんな。

風まち中に秋田さんがバテンをたくさんもって、取り出しては曲がり具合を確認していた。なんだろう?近づいていくと、バテンケース(そんなもんあったのか)に、10本ぐらいいろんなバテンが入っている。聞いてみると、自分でバテンを作っているんだそうだ。びっくり。今、重量が半分で、フォイルも崩れにくいバテンを開発・使用中だそうで、これをつかえばリグが格段に軽くなり、楽にのれるようになるそうだ。秋田さんの話では、もうリグはバテンとマストしか改良の余地がないそうで、秋田さんバテンは今年のカゼッコセイルに採用されることが決まっているのだそうだ。ARTもzeroもこれをつかえば更に軽くなるそうだ。アンダースも試して、好評だったとのこと。僕も使ってみたいものだ。

そうこうしているうちに、去年の伊勢湾のシードが発表された。学習院の当麻くんに、「11位の佐野さんはまず通過ですよ。12位の僕(当麻くん)と13位の早稲田の高谷までOKです。」なぬ〜!!!秋田さん、猪瀬さん、学習の3年くん、権利もってたの?早くいってくれよ〜。かくして、最後に、ちと情けない形で安堵したのだった。

表彰式。1位は角南さん、2位猪瀬さん、3位長島さん。女子の1位はもちろん美紀さん。カップと盾は、高いエントリ費と伝統の湘南選手権だけあって、かなり良さそう。その後の景品分配では、じゃんけん他、「今週誕生日の人」というのがあって、5月17日誕生日(27さい)の僕はTシャツをゲットした。でもLサイズ。車のシートにでもきせるかな。

かくして、厳しかった湘南選手権は終了した。通過はしたものの、いろいろと反省の多い、考えさせられるレースでした。茅ヶ崎のようなお祭りレースも楽しいけど、こういう修行のようなレースも、ありだな、と思いながら、帰路についた。

 
by mfuku/37-84
■5月15日(土) 三浦/曇り/北東のち東 4M〜1M 天気図
メンバ  福島、島田、篠田、井田、吉原、エンド、ごとちん、
     がんまん、ちゃ〜、横田、松田、竹田、安井、内藤、みき、他いっぱい(敬称略)


朝一番、江ノ島にちょっと寄り道。約束の9時よりちょっと早めにフジケンさんのお店に立ち寄ってがんまんさんに頼まれもののフィンを受け取った。ついでに今日発売のウインド雑誌も買ってと。マックに朝飯を調達に行くと、誰かに声をかけられたような気が。。。誰?おっ!リーダでは!窓際の席でリーダとNちゃんがちょうど朝ご飯の最中。朝一サーフィンの後の腹ごしらえだったんですか? ちょっと挨拶を交わしてから、マックを後にしてPureに向かう。Pureで北原さんの到着を待って、ボードとセイルを預かってから三浦へと急ぐ。道中、井田さんから携帯に電話があり、まだ三浦はそれほど吹いていないので安心してゆっくり三浦に向かっていいですよとのこと。途中、鎌倉・材木座を通ったので、佐野くんたちを励まそうと(この日は伊勢湾カップセレクションの湘南選手権をやってました)駐車場に立ち寄った。佐野くんは。。。いたいた!おっ!原くんもいるでは!知らぬ間にエントリしていたのですね。材木座の駐車場はそれほど混雑はしてなかったけど、伊勢湾カップのシードを目指して、やる気まんまんのメンバが揃って、材木座の駐車場全体から、何やらぴりぴりと緊張感が伝わってくる。佐野くん、原くん、二人して頑張ってくださいね!二人の勇姿をパチリと撮って材木座を後にする。

時間省略のため、逗子〜三浦までは横横道路を使い、長沢から海岸沿いの道路に降り立つと、津久井沖でプレーニングしている数艇のWSFerを発見。おぉ〜吹いているじゃない!三浦のニフティ前を通過する時には、お店の前でエンドさんのハイエースを発見。珍しいことに今日は屋根にボードを積んでいる。今日はエンドさんも久々にウインドやるんだな。ニフティを通過して、早速エンドさんの携帯に電話すると、ジェットのメンテをしてからジェットでウェイク引っ張って菊名に向かうので、井田さんによろしくとのこと。

10:30am過ぎに三浦・菊名に到着。暖かくなってきて、釣り客やら、BBQ客やら、菊名もだいぶ混み合ってきたものです。島田くんの隣にハイエースを入れる。今日は、がんまんさん、ちゃ〜さんも三浦に来ている。二人ともNEILのRBをセッティング中。その陰に、、、おっ!今日は珍しく篠田くんも居る。コース練習しない?と誘いを向けるものの、今日は二日酔いなんでスラロームで出ますと、篠田くん。ちょっと冷たいんじゃない? 昨晩はギャバ○ラで変身大魔王(ちょっとローカルねた)だったようですね。井田さんが、ちょっと離れた区画に車を停めていたので、スケボでそこまで行ってみると、井田さんはちょうど出艇しようとしているところ。今日のスモークはどうしましょうか? う〜む。。。 風あるしウインドしますか!ということになった。さっそく井田さんが出艇一番乗り。私は先日破れたゼロの修理に取りかかる。NITTOのNo3551!?というテープ(梱包用)がリペアするのにいいですよと、がんまんさんに教えてもらって、早速借りた。普通のリペアテープは時間が経つとペロペロ剥げてくるけど、薄手のこのテープはしっかりと粘着して調子いいそうです。がんまんさん、ちゃ〜さんは、風があるうちに出艇して行った。YOSSYもちょっと離れた区画に到着しロングのセットを開始している。YOSSYはレーシングダガーの調達に行ったそうですが、結局、EQUIPのレーシングダガーはEQUIP2には合わなかったようで残念でしたね。島田くんはSLE311+Z1/8.3m2で、篠田くんはMCD+VX3/7.4m2で出艇。エンドさん、ゴトチンが車で菊名にやってきたが、ちょうど井田さんが出艇中で、風も吹いてきてゴトチンがスラロームに乗りたくてそわそわし始めて、再びニフティに戻って行った。

私の方は、念入りにリペアしたので、ちょっと出遅れる。リペアがようやく終わり、セッティング最中に、知らぬ女性に声を掛けられ怪訝そうな顔をして、声を掛けてきた主を見るとみきちゃんたち。スモークやりませんか?ということなので、井田さんの帰艇を待って、準備に取りかかっている。私の方は出艇準備。今日は借り物のスペシャルボード(秘密ですよ)に乗れるので凄く楽しみ。セイルは慣れ親しんだMegaPumpにする。私が出艇する時には、風がやや東に振れ、風速も3Mくらいに落ちていた。ちょうどがんまんさん、ちゃ〜さんが戻ってくるのが見えたが、一人、津久井方面に向けてクローズを取る。無理してようやく前足だけストラップに入る風の中で上って行く。他に合わせて走るメンバがいないので、よく分からないが、自分的には、なかなかいい感じでボードのラフ&ベアを微妙にコントロールしながら、艇速もまぁまぁで、よく滑っている感じ。ボードがクイックに反応するのを楽しむ。菊名から津久井まで上って、再び菊名まで下ってきたところで、NESICの横田さん、松田さんが二人して走っているのを発見。合流して合わせながらクローズを滑ってみる。うん、なかなか今日はよく滑る。浮きぶいを仮想の上マークに見立てて、上りのレースを2本ほどやってから、津久井沖の鉄柱をサイドマークに見たてて浅く下る。鉄柱回航後、菊名に向けて深く落として行く。三浦沖でがんまんさん、ちゃ〜さんにミート。一緒に合流して10分間上りをやる。適当にタックを入れながら。がんまんさん、横田さんがよく滑っている。私はちょっと疲れが出てきて、今度の上りは冴えない。10分上った後、いったん集まって、みんなそろってから浅く下っていく。プレーニングしそうでしない風。津久井沖でSTARの座布団ボード(GOってやつですか?)に、でかセイルのスラローマが、ただ一人プレーニング中。後から聞けばセイルサイズは10.6m2だったとか??? 3Mあればプレーニングしちゃうんですね。

菊名に向けて下っている最中に、三浦沖で、こちらを呼ぶ声が! 誰かと思えばエンドさん、ゴトチンたち。ジェットのエンジン不調で漂流中とのこと。結局、ジェットはがんまんさんが牽引し、ジェットで出ていたエンドさんたち3名は、それぞれ分散してボードに乗っかり、津久井浜まで送っていくことに。私はとりあえず、お役目なくて大丈夫だったので、菊名に引き上げる。ちょうど島田くんもスカスカの風の中、帰艇するところだった。

SMOKE浜に上がるとiMACの箱を使って、もうもうとスモークの最中。井田さん、YOSSY、みきちゃん、お任せモードでごめんなさいね。ニコタケさんも登場していた。スモークの出来上がりは、まだまだ時間がかかりそうなので、とりあえず腹ごしらえに近くのコンビニに向かう。この時にスケボが大活躍。歩いて向かうより楽ですね。ところでスモークって言うと、スモークチキンや鰹節みたいな大仰なものを想像していたのですが、ナマでそのまま食べて平気なものを、少しイブってチップの薫り付けをしてそれでOKなんだそうです。ウインナーとチーズをちょっとよばれました。ビールも飲んで、すっかりくつろぎモード。道ばたでスケボやったりして遊ぶ。島田くん、篠田くんもすっかりサルモードでスケボにハマってました。

もう今日はウインド(やらなくても)いいかな!と思ってましたが、がんまんさん、ちゃ〜さんが、1Mくらいの弱い風の中、ラウンディングの練習をやっていたので、後から追いかけて、それに混ぜてもらう。2回ラウンディングやって、2回ともがんまんさん>ちゃ〜さん>私の順。まだまだこの差は大きくて、詰まらなさそうだ。最後に上→サイド→下のコースで3人で競う。ほとんど無風の中、やはり、がんまんさん>ちゃ〜さん>私の順。後ろからついて行って、セイルの動かし方とか、色々といい勉強になりました。40分ほどやって、いい汗いっぱいかいたのでビールがきっとうまいでしょう。今日の秘密兵器(ボード)は、なかなかいい感じでした。CATと比べて、いいところ、悪いところ色々あると思いますが、今日くらいの風の中でのフィーリングは、なかなか良かったです。次回、MAY CUPでもお借りしようかな。

浜に上がると、安井さん、内藤さん、瀬川さんも登場していた。道具を片付けていたら缶ビール片手にがんまんさんがやってきた。言葉に甘えて1口だけいただく。くぅ〜しみていく〜。

今日は、井田さん、エンドさんたちは、マホロバに泊まって夜も楽しむそうですが、とりあえず食事が無いので、ゆっくりできるメンバは、津久井の不二家に集まりました。不二家では飛び入りでダンカンさんも登場。何だか実連の同窓会といった感じになってしまいました。話が盛り上がり7時前まで不二家で粘って、不二家を出る頃には外は大雨。風も心なしか上がってきた様子。明日は吹くのかなぁ。。。

本当は私も夜の宴会に参加したかったのですが、帰宅コールがかかってしまい、後ろ髪を引かれつつも、不二家でお土産を買って三浦を後にしました。夜の盛り上がった宴会の模様、翌日のお楽しみの様子は、井田さんのウインド日誌に期待ご期待ください。

 
by mfuku/37-84
■5月9日(日) 湘南祭参戦記(茅ヶ崎)/曇り/南3M〜4M 天気図
メンバ  井田@oki、中島@oki、吉原@oki、福島@ntt、佐野@ntt、原@ntt、他レース参加者

9連休のGWの最後を飾るこの日は、湘南祭のボードセイリングレースに参加しました。今日も佐野くんをピックアップして一緒に茅ヶ崎に向かう。8時前には茅ヶ崎に到着。茅ヶ崎まではずいぶん遠いイメージがあったけど、意外に近くてびっくり。駐車場が砂地で足場が悪かったので、スタックの危険を感じながらも、スタッフの指示のもと駐車場にハイエースを入れる。浜まで近い場所に停められてラッキ〜 で、海の様子を伺うと、目の前に烏帽子岩がありました! 初めて見ました烏帽子岩! サザンの歌の中でも出てくるですよね。初めてのゲレンデは新鮮な気持ちで何だかうきうきします。今日は8時からレジストで、スキッパーズMtgはなんと10時からだという。ちょっとのんびり気分に浸れそう。。。

佐野くんは、昨日は逗子で初めてゼロをセットしたけど、セッティングがよく煮詰まらなかったそうです。でも今朝は佐野家でネットサーフィンしてゼロのHomePageを一緒にチェックして、二人とも頭の中ではパーフェクトセッティングが出来上がっている。セッティング中にリコーの沼津の方(名前忘れてしまってすみません)が、NTTのホームページ見てますよ!と声を掛けてくれて何だか嬉しかった。ところでいざゼロを張り上げてみると、、、第1バテンと第2バテンのシワを見ながらとあるが、今ひとつ良くわからない。佐野くんのゼロは妙にドラフトが浅い感じ。菊りん、ちゃ〜さんにセッティングを見てもらいながら、ダウンの滑車の位置からメジャーで測りながらベストなポジションを探す。菊りん曰く、今日のような微風では上り、下りでダウンの調整幅は1cm〜2cmくらいだと。これはいいことを聞きました。早速、ジョイントのクリートからセイルのマスト取り付けの下側の切れ目までの長さを測って、白マジックでマストに印を付け、ダウン調整時の目印にしておく。後は海に出て実際にチェックするしかないですね。

スッキパーズMtgまで時間があったので、ちゃ〜さんは早速海に出て漕ぎ始めている。佐野くんもセッティングのチェックに出て行った。私の方は、ダウンのカニンガムの調整が気になって、カニンガムをばらしたり、組み直したり、色々といじり倒す。ようやくベストなセッティングができて、大会本部に今日のコース図を見に行くと、なに〜!今日は、いつもと逆の時計周りの周回ではないかぁ!せっかく組み上げたダウンのカニンガムを、また反対側に取り付け直す。セッティングをいじっている最中に、ロートルさんがやってきて写真を撮ってくれた。今日はリーダは欠席らしい。何やかんやでスキッパーズMtgの時間がきた。今日のエントリ数は約80名。一般にも開放していたのでかなり集まった。江ノ島チームの大島さん、松尾さん、芦川さん、茅ヶ崎チームの飯田さん、中嶋さん、長者チームの永沼さん、菊池さん、加藤さん、他に角南さん、秋田さんなど、速い面子も勢ぞろいしている。逗子RACINGの長島さんなど、実連以外の一般のレースボーダーかなり集まっている。今日のコースはオーソドックスなトライアングル2周。ただし時計周りの周回で、いつもとは逆方向。時計周りの周回の場合は、上マークアプローチの基本はどうでしたっけ???

今日は最大で3レース予定で、風の状況を見ながら、続けてぽんぽんぽんとやると運営の小澤さん。10:30amにZの予定だが、少しウェイティングモードかな。本部前の浜に座って待機。がんまんさんとGW中のウインドコンディションについて、色々と話をする。私も充実したウインドGWでしたが、がんまんさんは、さらにその上を行っていました。GW期間中はなんと7日も海に行ってたそうです。GW中は、割と風に恵まれましたよね。で、今日は??? がんまんさん曰く、吹きそうなコンディションではなさそう。。。ふと沖を見ると上マークが設定してあるのだが、上マークまでかなり短いのでは?これはスタート勝負の気配が濃厚。。。と、南がそよそよしてきて11:00amにZ掲揚。


■■■ 第1R ■■■
風は南で3Mくらい。私には一番いや〜なコンディション。上スタートを狙うも1回目はゼネリコ。2回目からブラックが適用。今度も同様に上スタートを狙う。第1線からスタートが切れたが、すぐ下にいた高宮さんが下から突き上げてきて、おまけに上から被せられて(秋田さんだったような)、スタートダッシュにつまずく。ホープレスの中、じりじり遅れて行く。ホープレスを嫌って速めにポートにタック。この風速の中ではクローズの艇速もあまり伸びない。しばらくポートで走って、先行艇がスタボーに返すのを見て私もスタボーにタック。スタボーをレイラインまで伸ばしてポートにタック。ポートアプローチで上マーク回航。でも後を振り返ればトホホ状態のかなり後の順位でで周回。1上〜1サイドでは2人に捲くられ、1サイド〜1下は順位をキープ。1下回航時にマークのインぎりぎりを狙って、なるべく高さをロスしないように回航。そのままスタボーを伸ばす。フレッシュウインドを得て、いい感じでクローズを走り、2上までに10人くらい捲くる。ゴール間際でロートルさんに捲くられそうだったが、何とか耐え凌いだ。危ない!危ない!結果は48番。微風は相変わらず激遅だなぁ。。。


■■■ 第2R ■■■
風は先ほどより心持ち上がってきた感じ。ふと気付けば本部船に赤旗が揚がっている。へっ?いつの間に?フォーン聞こえなかったよ。本部船の近くに寄って、3分前の黄旗掲揚に合わせて時計をセットする。ちょっと音が小さ過ぎやしませんか?またも上スタートを狙う。上側(芦川さん)と下側(菊りん)に挟まれ身動きできない状態でスタートフォーンを聞く。でもゼネリコ。助かったぁ。今度も2回目からはブラックが適用。本部船がややバックして下有利になるようにラインを設定し直している。と思ったら、風が振れてきたので、アウターも回収して、スタートラインの打ち直しに入る。AP旗を揚げるかと思ったのに、ブラックを上げたままで、どうやらそのまま2回目のスタートを仕切るらしい。風があるうちにレースを始めてくれ〜と思いながらも、スタートまでにはだんだんと風が落ちてきた。2回目のスタートはどうしようもない失敗スタート。1R目よりも酷い順番で1上回航。下りでは何人か捲くる。先ほどと同じく1下回航でぎりぎりインを付いてリカバリを試みるが、下マークがやや混雑していて多少大回りになった。先ほどより風は落ち、上りもパンプを続けるものの、あまり艇速が伸びず、2上までは数名しか挽回できず。2上アプローチのレイラインでは、井田さんに前を切られる。さらに2上の間際でスタボーで突っ込んできた2名ほどとぶつかりそうになり、ボードを停めてかわし、さらにロス。井田さんが見る見る先行していくよ〜 下りで必死に漕ぐもののあまり差が詰まらず、ふと見ると2サイドで井田さんは痛恨の沈。シメシメと思ったものの、結局は追いつくことなくフィニッシュ。この日最悪の60番でフィニッシュ。全日本選手権のシード枠が遠ざかって行くよ〜。


■■■ 第3R ■■■
風の方は、ますます落ちてしまい、雰囲気的には2つで終わるかもしれない。でも2Rが酷かったから、もう1本やって欲しいなぁ。フルパンプでだいぶ疲れたけど、もう1本くらいやれそうだ。

今度も上スタートを狙う。やや早めにラインに並び、落ちないように必死に耐える。前艇との間の水も取れ、自分なりにはいいスタートが切れたと思ったが、やはりスタートダッシュで競り負けてしまう。またホープレスに落ちてしまい、じりじり遅れて行く。1上回航は、2Rよりましだが、ほとんど沈没状態。ふと先にロートルさんが居るでは。。。これまで2つやって1勝1敗なので、これは何としても負けられない。1下はロートルさんに続き回航。と、ロートルさんがポートにタック。スタボーをかけようかと思ったが、私もポートで走りたかったので、合わせてタック。でも後続艇がスタボーで突っ込んで来るよ〜。行くんだったら、先に行ってくれ〜!と叫ぶものの、相手の表情を見ると、どうやら先を切る意思はなさそうなので、そのままポートで走り出したら絡んでしまった。絡んでしまった方、ごめんなさいね。と、背中からロートルさんに「ナイスブロック!」と声を掛けられ、先に行かれてしまった。やってしまった。。。悔しい。。。結局2上まではロートルさんにかなり先行され、おまけに2上の間際で他艇にスタボーをかけられ、ますますロス。さらに最後の下りのパンプで競り負けて1人に抜かれる。結局52番でフィニッシュ。あ〜ぁ。やはりスタートが問題だなぁ。。。


SyonanSaiレースが終わって閉会式までに、かなり時間があったので、ゆっくり道具を片付けて、運営から配られたお弁当を食べて空腹を癒す。道具を一通り片付け終わって、まだ時間もあったので、佐野くん、今井くん、近藤さんとともに生ビールで乾杯!海風に当たりながら防波堤でビールを飲む。うまい!ふと沖を見ると、茅ヶ崎の西側で白波がばんばん入り始めている。あの風の中でレースやりたかったなぁ。。。

表彰式は湘南祭のメインステージを使って行った。シャンパン有りでいつもの表彰式とは違った感じ。さて結果の方ですが、

実連クラスは、
男子は、優勝:松尾@sega、2位:角南@honda、3位:飯田@konika
    4位:大島@ヘキスト、5位:永沼@yokogawa、6位:芦川@honda
              (永沼さん、おめでとうございます!)
女子は、優勝:中浦@小松ゼノア、2位:近藤@東ガス、3位:山本@東ガス、4位:高橋@???

一般クラスは、
男子は、優勝:長島、2位:今井、3位:安田
女子は、優勝:さぎさか、2位:大西、3位:栗原
という結果でした。

SyonanSaiNTTチームは、総合(実連、一般含めた順位)で、佐野くんが13位、原くんが20位でした。原くんは今回の湘南祭で見事、実連の全日本選手権の切符を手にしたことでしょう。私は残念ながら55位(心の中の目標は30番だったのに)と、微風レースで結果を出せない現実を付きつけられました。次回MAY CUPで全日本選手権の椅子を目指して頑張ります。(ロートルさん、次回は負けませんよ!)

帰り道は酷い渋滞を予想していたものの、佐野くんお薦めのスーパー裏道(全て下道)で、5時半過ぎに茅ヶ崎を出て、7時前には綱島に到着。7時半に梶ヶ谷の自宅に到着しました。

この後、ショッキングな事件がありました。ゼロセイルを塩漬けのまま持ちかえったので、マンションの敷地内の駐車場で再度セットして、十分に水洗いして、いつもの場所に立て掛けて干しておいたのですが。目を離した30分くらいの間に、トップパネルがざっくり破れて!?破られて!?ました。いったい誰だぁ!全く頭に来るなぁ!それにしても全くひどいことをする奴がいるもんだ。あ〜ぁ。自分にも油断があったけど凄く悔しい。。。

レース結果はこちら

 
by aki
■5月8日(土) 琵琶湖・第二なぎさ/晴れ/南西 天気図
5月8日、行ってきました。第二なぎさ!?(マイアミ浜と渚公園のちょうど間くらいのところ)です。天気はぴかぴかの晴れ!&南西の風。

私の練習にはぴったりのサイドの風&フラットな水面。"走る"には程遠いんですが、ビーチスタート、ハーネス練習、ちょっとしたジャイブ、おまけにタックまでしてしまいました。(^o^)/

はじめ、サイドの風がよく分からず、スタートに手間取っていたら、浜にいた別のWSferに、「ここからスタートしたら、流されて、えり(沖にある網をかけてある杭)にひっかかるよ。」と親切な忠告を受けてしまい、「はぁ、やっぱ、そうですか...」と、おとなしく上にボードを引っ張りながら歩いて行きました。そこからのスタート、心配していたほど風も上がらなかった(よかったのか、悪かったのか...。)ので流されることも無く行ったりきたり自由自在!久々に楽しかったです。ほんとWindSurfingって、日によってうまくなったり、へたになったり、楽しいですね。

 
by mfuku/37-84
■5月7日(金) 逗子/晴れ/南西5Mのち8M 天気図
今日は家族サービスデーの予定でしたが、急遽海に行けることになった。ちょっと出遅れたが10時にうちを出る。うちを出る前に島田くんに連絡をすると、今日は、宗川さんと御宿に向かっているとのこと。御宿かぁ。。。行ってみたい気もする。でもこの時間にうちを出て日が高いうちに間に合うかなぁ。ちょっと高くつくけどアクアラインでショートカットしようか。。。ふだん御宿に行く機会もないから、ちょうどいい機会だから行くかぁ。。。後ほど私も合流する旨を伝えておく。

ところが今日は何故か道が激混み。川崎市街まで1時間近くもかかってしまう。その先も川崎大師付近で渋滞中のこと。これじゃ御宿に着くのは夕方になってしまう。結局、御宿へ行くのは諦め、湘南方面にハンドルを切る。R1および横浜市内で渋滞にハマリながら、2時間半かかってようやく逗子に到着。ただ風の方は、まだ4Mくらいで、スラローマがぽつりぽつり走り始めているといった感じ。でも今日は南が上がだろう。軽く腹ごしらえをして、RAVE4.5m2とOGボードをセットしておく。しばらく風待ちの時間潰しに、昨日買ったロングスケボでひととき遊ぶ。まだスケボ歴2日なので、妙にぎこちないんですが。。。

1時半頃になって、急に風が上がってきたので、スケボは中止して浜に道具を下ろす。西浜はあまり風は入ってないけど、東浜の少し沖は強めのブローが入っている。みんな「でかボード」に「でかセイル」でかっとんでいる。WAVEの4.5m2のセットは自分一人だったけど、なんとか走れるコンディションかな? 一度出艇を試みるものの、やはりアンダーでボードが沈んで全然走らない。しばらく浜で昼寝をして風を待つ。でも上がりそうで、なかなか上がってこない今日の風。その後も風が少し上がる度に出艇を試みるがだめ。セイルのアウトを少し緩めてみても、やはりだめ。ずぶずぶ状態でちょっと走っては諦める。3時半過ぎても、この状態が続いたので、しびれを切らしてボードをSLE272にチェンジ。まだこちらの方が浮力があるから走るだろう。でもプレーニングしたり、ブローが抜けると停まったりの繰り返しで、いまいちつまらない。

でも、ついについに風が上がってきた。4時半過ぎからは、4.5m2でJUSTくらい吹き上がってきた。潮が満ち始めて、波もだんだんとサイズアップ。ボードはSLE272のまま乗ったので、ちょっとちぐはぐな組み合わせになりましたが、風が落ちる6時頃までサルのように乗りまくりました。波も小さくて、ちょうど自分には手ごろの大きさでした。ただ、今日はボードがスラロームだったんでスピードがつき過ぎて波を追いこしてしまうことがしばしばでしたが、何本かは気持ちよく波を滑ることができました。今年は春一番を逃し、春二番も逃し、湘南方面では南西でWAVEを乗ってなかったのですが、ようやく今日乗ることができて嬉しさいっぱいです。

でも今日のコンディション的には5.0m2のセイルに260〜270cmくらいのフリーライドボードがあれば、もっと長い時間ベストなコンディションで楽しめたでしょうね。ちょっと食指をくすぐられています。このGW期間中に一度はWAVEに乗りたいと思ってましたが、願いかなってよかったです。今日はサーファーも全然いなかったし、ウインドサーファーも休日に比べたら少なくて、広い広い逗子の湾内を思う存分走り回ることができてラッキーでした。

 
by mfuku/37-84
■5月5日(水) 三浦(やや漂流記)/晴れ/東のち北東 3M〜7M 天気図
メンバ  吉原@oki、島田@ntt、福島@ntt

前日は予報に反して、日中には南風は上がらなかったが夜中に猛烈に吹き上がっている。でも朝7時に起きた時には、まるで台風一過の、、、というような感じで、穏やかな晴天で北でちょろちょろっと吹いているだけだった。念のためネットサーフィンして天気図やら風アメダスをチェックしたが、もう完全に終わっている。あ〜ぁ。。。

吉原さんの携帯に電話すると、もう既に海に向かっている最中で横浜辺りを走っているということ。まぁ天気も良さそうだし長板で微風の練習にもってこいか。三浦・菊名で落ち合おうと示し合わせる。三浦ロコの島田くんにも連絡を取って、後ほど三浦に来ることに。

今日は連休の最終日とあってか、行楽地に向かう車も少なくて、思ったより早く9時20分頃に三浦に到着。駐車場もガラガラ状態。ただ風の方はは東っぽく、でもべた凪の状態。それと今日はショアブレークがでかい。三浦〜菊名にかけてダンパーな波が炸裂している。この波が収まるまで少しウェイテングしないと道具を壊しそうだ。今日は天気もいいので、午後からのサーマル狙いかな???

先日のHIMENO CUPでは、ゼロを使って、水洗いせず塩漬けのままだったので、とりあえずゼロをセットして念入りに水で洗って干しておく。CATもボードケースから取り出し乾燥させておく。が、ボードの台座がしっかりしていなくて、どんがらがっしゃ〜んと、ボードがコンクリートの階段を転がっていく。やっちもうた!でも頑丈なものでテイルのエッジがちょっと欠けただけなので、すぐにリペアしておく。

風の方は10時半には、少しそよそよしてきたけど、一向に上がる気配はない。午前中は道具をセットしたり、日向ぼっこをしながら、のんびり時間を過ごす。東で2M〜3Mくらいだったが、昼飯を食べてから、吉原さんがしびれを切らし出艇。岸寄りは風は無かったが、沖合いは風が少し入っている感じ。私も練習用CAT+MegaPumpをセットして、吉原さんに続いた。まだダンパーなブレークが押し寄せていたので、ブレークの合間を見て、何本かでかいのをやり過ごしてから、強引にボードに乗り上がるものの、スープに巻かれてバランス崩してこける。やばい。やばい。もう一度タイミングを見計らって、ボードに乗り上がり、パンプして艇速を付けながらブレークを乗り越える。が、ふと後を振り返ると、セイルのメインパネルが破れている!へっ?なぜ?巻かれたわけでもないのに?あれきしのことでで破れたの?このセイルも4年近く使って、既にパネルがパリパリだったので、ちょっとの衝撃で逝ってしまったのかな?仕方なくすぐに浜に折り返す。ちょっと自分でリペアできるような傷ではない。まだ捨てるには忍びないのでリペアに出すとするか。。。

もう1枚のMegaPumpに張り替え、再度、気を取り直して出艇する。風は東で4Mくらいか。津久井浜からは、ぽろぽろとSlalomerも出てきた。上っている途中で吉原さんに遭遇。一緒に艇速練をすることに。まずは、スタボーで3分上り、離れたらちょっと待ち合わせて、続いてポートで3分上る。これを何本か繰り返し、二人でどんどん上っていく。この間に風はだんだんと上がってきて順風(6M〜7M)に。気持ちいい〜!風向きも北東ぽくなってきている。もっと上がれ〜!津久井浜から、かなりの数のSlalomerが出てきてがんがん走り始めている。ニコタケさんにも遭遇。おニュ〜のV8でかっとんでました。津久井浜沖の上側の鉄柱の手前で大きく波が割れるポイントを発見!長沢沖まで上ってから、今度は菊名に向けて下る。多少ばらけてしまったが、途中で待ち合わせながらなるべく一緒に走る。がんがん下って行くが、三浦〜菊名辺りはやけに藻が多い。ちょっと走ってはプレーニングが遅いと感じて後ろを振り返ると、長〜い藻がフィンに絡んでいる。藻を取るために一度止まってタックを入れ、また走り始めると藻が絡んで、、、それを繰り返しながら、菊名に向けて二人してどんどん下って行く。津久井に比べると菊名はちょっとガスティな感じ。

そろそろ吉原さんは休憩モード突入かな?2本目は一人で上っていく。スタボーサイドは横から波に押されて、艇速、角度ともに伸びないなぁと思っていたら、ダガーに1mほど藻が絡んでいた。まったく!先ほどの長沢まで上ってから、菊名に向けて一気に下らせる。先ほどよりは風は落ちてきたかな。下りはダウン、アウトをゆるゆるにしながら、プレーニングが途切れないように、うねり(今日は三浦にしてはでかい)に乗せてがんがん走らせる。練習だと調子いいんだけど、実戦では何故かうまくいかない。出艇してから、一度も休みなく3時間くらいぶっつづけで、ほとんどサルモードで乗りまくる。腕、足ともにぱんぱんに張ってきたが、この疲労感がたまらなく気持ちいい。

4時も過ぎて風もだいぶ落ちてきたので一度上陸しようかと、菊名の沖まで戻ったところで、Z1+SLEで菊名から出艇するWSFerを見かける。島田くんだ!(でも人違いでした)もう1本一緒に走ろう!と、津久井浜に向けてクローズで上り始める。でも、なかなかついてこない。あれっ?でもいいや一人でもう1本走ろう。途中、津久井沖で、東芝の市村さん、春成さんにミート。藻が多くてつまんねぇ〜!と市村さんが叫んでいた。そんな二人をやり過ごし、さらにさらに一人で上っていく。長沢の手前で気を抜いて上っていたら、ちょっとしたブローに煽られ、ハーネスをかけたままセールとともに前に飛ばされる。水に落ちるのを嫌ってマストに手をついて堪たら、何やらミシッ!という嫌〜な音が。

何だ何だ!でも結局、堪えきれなくて水の中に頭からダイブ。ボードに這い上がり、セイルアップすると、セイルがブーメランみたいに曲がっている??? 何だ何だ!マストがブーム位置の10cmくらい上で真っ二つに折れていた。あっちゃ〜!やってもうた!どないする?一番近い陸までは軽く見積もっても800mくらいはありそう。幸いにも風は北東なので、風任せでも、1時間くらい漂流すれば、菊名か金田辺りに漂着するかな?でも日暮れも迫っているし、そんな悠長なこともしてられない。スプリングのいでたちでは、だんだんと寒さが増してきたし。

しゃあない!半分サイズのセイルでシバーしながら陸を目指そう!ところが、セイルアップすると、ダウンにテンションがかかっているので、マストの折れ目からスリーブが裂けてきた!だめだぁ!パドリングしかない!とりあえずリグを解体して、マストを破棄しよう。カニンガムがセットしてあるのでかなり手間取りそうだが、やむをえない。ダウンのカニンガムを緩め、アウトのカニンガムを緩めてセイルのクリューからシートを解いてブームを取り外し、ダウンのシートを解こうとした時に!ジョイントの滑車の外側にシートが食い込んでしまっていて、ダウンを緩められない!うっ!これじゃリグが解体できないよぉ。ナイフでもあればなぁ。。。付近にプレジャーボートがいたので、気づいてくれないかなぁ。。。ナイフ貸してくれないかなぁ。。。手を振るも全然気づいてくれないみたい。ブームを振っても駄目でした。取り外した部品を絶対に絶対に海の藻くずとしないように、ウェットの中にしまいこみ、半分だけリグを解体した状態で暫く漂っていた。

が、例の津久井浜沖の上側の波が大きく割れているポイントに近づいているぞ!あれに巻かれたらおしまいだ!しかたない!意を決してマストを真っ二つに折って、スリーブを引き裂き、そこからマストを取り出し、マストを海に破棄する。長い間お世話になりました。ごめんよ〜!と言いながら。セイルを丸めて畳んで、ブームを乗っけて、パドリングを開始。ようやくブレークするポイントから逃れたが、なんて浜まで遠いことか。漕いでも漕いでもぜんぜん近づかない。休み休み漕いでいるど、810のセイルのWSFer(見覚えがあるセイル番号だ)が、こちらに気づいて近寄ってきてくれた。TEARSの大内さんだ!

でもショートボードでの牽引は大変だろうと思い、一人で大丈夫です!と言ったものの、9.0m2のセイルでパワーあるから、レスキューシートで行けるとこまで引っぱりましょうと、大内さん。大内さんの好意にすがることにしました。途中でリグを海に落とすトラブルがあったものの、無事に津久井浜に帰艇しました。ほんと助かりました。有り難うございました。たぶんパドリングしていたら暗くなっても浜まで着かなかったでしょう。

さて、どうやって菊名まで戻ろう!歩いて20分以上はかかりそうだし。島田くんの携帯の番号でも分かれば迎えに来てもらえるんだけどなぁ。。。ふと陸を見るとニコタケさんのハイエースを発見。事情を話し、快く菊名まで送ってもらうことに。どうも有り難うございました。

菊名に戻ると、既に吉原さんは三浦を発った後で、島田くんの車が残っていた。既に道具は全部片づけ終わっていたが、本人は見当たらず。私の方は、津久井浜に道具を回収にいくために、菊名で広げていた道具の片付けを始める。と、島田くんが歩いて戻ってきた。なかなか戻って来ないので、道具トラブルでもあったのかと心配していたそうです。どうも心配かけました。ところで吉原さんはブレークに巻かれてMegaPumpを破ったそうです。今週末のレースがピンチですね、吉原さん。

今日は色々と災難続きでした。ボードを転がして、メガパンプのパネルを破いて、もう一枚のメガパンプのスリーブを破いて、、、でも幸いにも仲間に助けられ事無きを得ました。ほんと感謝!感謝!です。マストブレーク等、海上で何が起こるか分からないので、一人であんまり沖に出ないことですね。それにしても沈した時に、水に漬かるのが嫌で、マストに手を付いた自分が愚かでした。いい教訓になりました。高い勉強代になりましたが。でもトラブル最中にも意外に冷静に対処していた自分を発見。むしろレース最中の方が、冷静さを失っているような感じです。

でも今日は、ほんと3時間半ほど、サルモードでぶっ続けて乗りまくることができ、ウインドやったなぁという満足度は120%くらいありました。帰りにMegaPumpと以前にスリーブを破いていたF1-11のリペアをノアに依頼。早く直らないかな。。。明日の神奈川は南西が強くなので、いちおう島田くんと材木座を攻めようと約束。全く懲りない私ですが、明日は南西が吹けば、材木座よりWAVEレポをお伝えします。

 
by mfuku/37-84
■5月4日(火) 海の公園/大雨/南ちょろっと 天気図
この日は江ノ島でNTTヨット部との練習会&ヨット体験試乗会を予定していたのですが、あいにくの荒天予報のため中止とした。予報では雨だけど、風の方は南が13〜15Mのち18〜20Mということだったので、まぁ朝起きた時のコンディションを見ながらウインドするかどうか決めよう。7時過ぎに起きた時は曇り空。風もそれほど上がってなかったので、先日の4/29、5/4のレースレポを書いたり、ネットサーフィンしながらゆっくり過ごす。永沼さんたちはGW期間は白浜でウインド三昧だったそうで、今日も由比ガ浜に出向くと掲示板に書いてありましたが、いかがでしたでしょうか?

ところで、先日、温度計&気圧計付きの時計を買ったんですが、これがなかなかの優れもので、過去24時間の気圧傾向なんかもデジタル表示します。今朝チェックすると1005hpaで、過去6時間の経過を見ると着実に気圧が下がっている。低気圧が近づいてきてるぞ!と一目瞭然です。

うちでぐずぐず時間を過ごしていたが、1時間でもWaveに乗れたら儲けものと身支度を整えて11時にうちを出る。途中、海保をチェックすると本牧、東京13号地が一番風が吹いていたので、逗子に向かうつもりだったが、横浜海の公園に向かうことにする。ここなら予報通りにどん吹いても乗れないコンディションにはならないでしょう。

途中、横浜ベイサイドマリーナ、八景島シーパラの駐車場の入り口は渋滞中。みんな雨なのにご苦労さまです。ふだんよりもちょっと時間はかかっけど、1時間ちょっとで海の公園に到着。でも風の方は南で3M〜4Mくらいで、出艇中のWSFerも漂っている状態。今日はロングに乗る気はないので風待ちと決め込む。今日はノートPCを持ってきたので、ウインド日誌を車の中で書いて時間を潰した。風待ちの時間潰しになかなか使えますよ。1時間ごとに海チェックに、駐車場と浜を往復するが、相変わらずのコンディション。1時半頃は一時的に風が上がって、Slalomerがブローを掴んでちょっとだけプレーニング。でも、まだまだ待ち状態。空を見上げると、南東方向で雲が、かなり速く流れているけど。風が地上まで風が降りてこない。2時過ぎに逗子の土屋さんに電話して逗子の状況を聞くと、逗子でも大き目のセイルのSlalomerがプレーニングする程度。時折激しく振る雨とともに風が上がったり、また落ちたりの繰り返しだそうです。予報より低気圧の到来が遅いようです。2時半になってだんだんと雨脚が強くなってきた。

結局4時前までウェイティングするものの、ますます雨脚がひどくなっただけで、風の方は上がらずじまい。海の公園から撤収することに。今日は車の中でウインド日誌を書いただけに終わりました。

 
by mfuku/37-84
■5月3日(月) ヒメノカップ参戦記(鎌倉坂の下)/晴れ/南4Mのち8M 天気図
メンバ  福島@ntt、佐野@ntt、原@ntt、他レース参加者

私にとって今期の第2戦となるHIMENO CUPに参戦しました。今年のHIMENO CUPは関東地区での伊勢湾カップの選考会(男6名、女2名)も兼ねていたこともあり100名近くの大入りとなりました。予報では北のち南西がやや強く!!だったので、プレーニングレースにちょっとだけ期待。

駐車場の混雑を予想して普段より早めにうちを出る。途中、綱島で佐野くんをピックアップして一緒に鎌倉・坂の下のレース会場に向かう。7時半過ぎに着いた時には、既にかなりの選手が集まっていた。道路沿いに車を停めて道具を下ろしてから、主催者側が用意してくれたちょっと離れた駐車場に車を入れる。江ノ島の細井さん、芦川さん、荒川さん、東ガスの坂口さん、中嶋さんなど実連の大会でも見慣れた顔や、逗子の懐かしのウインド仲間の顔などがあった。

風の方は全くのベタ凪で、南が上がるまで暫くウェイティングの気配が濃厚だが、早速道具のセットに取りかかる。今日はもちろんゼロでいくつもり。佐野くんはゼロをゲットしながらも、まだ一度も張ったことがないので、今日は使い慣れたアートでいくとのこと。

私の方は、前回の道具を片付ける時にフィンのネジを紛失したようだ。旧型CATのネジを使おうとしたら、テールボリュームの違いでネジの長さが全然足りなくてフィンの取り付けができない。あっちゃ〜。とりあえず駐車場に戻って車の中を引っ掻き回して、ようやく長めのネジを見つける。

さらにトラブルが続き、レジストの際に佐野くんのエントリがされてないことが判明。私と佐野くんとの間でうまく連絡が行き届いていなくて、佐野くんは、てっきり私が一緒に申し込んだものと思っていたようです。主催者側に事情を説明して追加エントリができて事なきを得ました。佐野くんごめんね。

COURSE9:00から開会式に続き、スキッパーズMtgを開催。今日は100名近くがエントリーして、私にとっては久々の大レースといった感じ。社会人よりも学生の方がかなり多いかな。その他に逗子やファーイーストの一般の社会人レースボーダーもいる。実連のロングのレースの大会の参加者は、減少傾向で寂しくなってきたが、こうやって100名近くも集まって賑わっている場面を目の当たりにすると、まだまだレースボードも捨てたもんじゃないと、ちょっと安堵する。ウイリィの蓼沼さんの開会の挨拶の後、海本の土屋さんから帆走ルール、今日のコース等についての説明。今日のコースは、ジャイアントスラロームとでも言うんでしょうか?初めて見るコース設定です。上マーク回航後、コースの左端と右端にジャイブマークが2つ設定してあり、それを回ってから下マークを回航。これを2周する。文章ではうまく説明できないので、右のコース図を参考にして下さい。午前中は地引網が入るので、湾の外にコースを設定し、午後は湾の中に打ち直すということ。9:50に第1Rスタート予定ということだが、南が上がるまで暫くウェイティングになりそうだ。佐野くん、原くんと話ながら時間を過ごす。今日は懐かしの逗子のウインド仲間とも最近の近況なんかを交わす。

10時を前にして、そよそよと南が入り始め、みんな水際に道具を運び始めて、やや慌ただしくなってきた。私はゆっくり構えていたが、本部船もマーク設定のために移動を始めたので準備に取り掛かる。と、間もなく10:15にZ旗掲揚。100名近くも居ると出艇申告だけでも10分近くかかる。早めに出艇申告を終え、ボードを水際まで運び、セイルを運ぼうと。。。えっ!ジョイントがない!なぜ?あぁ〜車の中だぁ!やっべ〜!駐車場まで往復6分くらいかかるとして、湾内は風は弱そうだしスタート時間に間に合うか。。。スキッパーズMtgでは、Z旗掲揚後20分くらいでシーケンスが始まる可能性もある。とりあえず急げ!息を切らせながら駐車場に戻る途中で、明大OBの木下くんとすれ違い、彼も忘れ物をしたようで、自分一人だけじゃないんだと、何だかホットする。ぜいぜい息を切らしながら(レース前にこんなに体力消耗するなんて!)浜に戻りジョイントをセットしてボードのところに運ぶ。ひとり出遅れてびりっけつの出艇。時計を見ると10:40が迫っている。急がねば。でも本部船にAP旗が上がった。ふぅ。。。助かった。

風は南(南西?)で4Mくらい。上りはストラップインできるけど、下りは漕がなければ走らない感じ。ハーネスやカニンガムを風に合わせて調整する。アウターの見通しもきっちり取っておく。上マークはかなり沖合いに霞んで!?見える。


■■■ 第1R ■■■
ラインは下有利に感じたが、第1線からスタートしたかったので、混雑する下を嫌って弱気の上スタートを試みる。最初のスタートは上4〜5枚目からベストな位置に付けたがゼネリコ。2回目もいい位置からスタートを切れたがゼネリコ。3回目のスタートからはブラックフラッグが上がった。今度はちょっと早めにラインに入らざるを得ない位置にいて、ラインを流しながらタイミングを測っていたら、ラインの後ろに落とされてしまい(何だかいつものパタン)、第2線からどうしようもない状態でのスタート。悲しい。。。風が乱れぐちゃぐちゃの海面で、すかすかの風の中漕ぎまくる。こういう状況の時に、いつもはボードがデッドに向いて停まってしまうことが多かったので、下に下に落として少しでも前に進ませる。少し進んだところで他艇のホープレスを嫌ってポートにタックして右海面に逃げる。既にかなりびりっけつ状態でのスタートとなった。(;_;)

佐野くんから後で聞いた話によると、第1Rは左海面にブローが入ったようで、スタートでアウターのシートに引っかかって出遅れた佐野くんは、それでも左を使った恩恵で1上は15番くらいにリカバリできたそうです。私の方は、スタートの出遅れ、右海面を使ったことが災いして1上は、数えられないくらいの順位で回航。第1ジャイブマークまでは、浅い下り。ダガーを収納してトラッカーを下げてプレーニングできる感じではなかったので、トラッカーを前後に動かしたり、ダガーを出したり引っ込めたりしながら試行錯誤しながら漕ぐが、どうも調子が悪くて、ここで何人かに抜かれる。おまけにポートアプローチからのジャイブによるタイトなマーク回航が下手で、インをつかれ2人ほどに抜かれる。1下〜2上までは戦略もなく、緊張感も途切れただただ走ったという感じで、順番にそれほど変動無し。2上回航後のフリーのレグでも、さらに何人かにまくられ、全くいいとこ無しでフィニッシュ。順番はたぶん後ろからシングルか?トホホ状態。。。

続けて第2Rをやると海本の土屋さんからアナウンス。ほとんどびりっけつ状態でフィニッシュすると、体力回復する間もなく次のレースが始まるので辛い。でも風の方は第1Rよりちょっと上がって5M〜6Mくらいになってきたのが不幸中の幸い。


■■■ 第2R ■■■
今度はちょっと早めにラインを流し始める。ラインのまん中は明らかに落ちているが、リコールを読まれるのが恐くて、なかなか前に出れない。スタート直前に風が振れたようでアウターマーク付近は大混雑している模様。ちょうど自分がいた中間辺りは前艇との間にかなりの水が取れ、スタート前10秒くらいからラインを流しはじめ、いい感じでスピードが乗ったところでスタート。下の方で、大声でゼネリコ!ゼネリコ!と聞こえたので手を休め、タックを打ったんですが、これが大きな誤り。スタボーvsポートで怒鳴りあっていたようでした。これに気づくまでの間、20秒ほど手を休めロスしてしまう。全く何やってんだか、自分に対して頭に来る。先を見ると、もう先頭集団は既に100m以上先を走っている。遅れ馳せながら猛然とポートでスタートダッシュ。風は先ほどより上がってきて、これくらい風があれば、上りは他艇と比べても、遜色なく滑るのが分かる。スピードをロスしない範囲でCATの特性を活かしながらキリキリ上らせる。上りのレグが長いと1度、2度の角度の違いが大きな差となる。1上回航は、第1Rよりかなりましな順位。真ん中くらいかな。数え切れないので不明。下りで、またまたみんなにごぼう抜きにされる。第1ジャイブマークまでに細井さんに抜かれ、第2ジャイブマークまでに原くんに抜かれた。下りはところどころ風が抜けている場所があったので、トラッカーは手前から3番目を使い、風が抜けた時にも対応できるようにするが、接水面が大きく、プレーニングが遅い。さらに今日はなぜかダガーが固くて、上マーク回航時のダガー操作に手間取っている間に何人かに抜かれる。さらにジャイブマークもタイトに周り過ぎて、目の前で沈している選手に突っ込みかけてロスしたりする。ちょっとしょぼかった。

佐野くんから後程教わった話では、マークを抜けてそのまま真っ直ぐ落として、だいぶやり過ごしてからジャイブするやり方がいいんだと。そう言えば第1ジャイブマーク〜第2ジャイブマーク間は、やや深めの下りになるので、みんなこの間で1ジャイブ入れてから第2ジャイブマークに向かっていたので、第1ジャイブマーク回航をタイトにするより、そのまま走り抜ける方が合理的だと思った。

再び1下〜2上は、先ほどのイメージが良かったラインをトレースするため、1下回航後、即タックを打ちポートで右海面を目指す。先ほど下りのレグで捲くられた何人かは2上までに抜きかえしたが、またまた下りで抜かれる。悲しい。。。結局、50位ちょっとでフィニッシュ。このレースも色々と失敗が多く、悔やまれるレース展開だった。それにしても下りの遅さは尋常じゃないな。いったい何人に抜かれたんだろう。もっと練習しなければ。。。

ここでいったん浜に上がって休憩。11:55に帰着申告をする。第3Rスタート予定時刻は12:45。ということは30分前にZ旗が上がるとして12:15には再出艇。今日は最低でも4本やりそうだ。でも土屋さんなら5本やるかもしれない。あわただしく昼飯をかき込む。ふぅ。。。。みんな出艇申告のため、本部受付に並びはじめ、さぁZ旗が上がるぞぉ!と思ったらAP旗だった。がっかり。でもちょっと安堵する。湾内にマークを打ち変えるためスタート延期となった。ちょっとだけ休憩できそうだ。そばにいた細井さんに午前中のレースどうでしたか?と聞かれたが、そんな!聞かないでくださいよ。あまりにも恥ずかしい結果に、いゃ〜ぜんぜん駄目です!と笑って軽く流しておいた。


■■■ 第3R ■■■
12:45頃にZ旗掲揚。スタートラインはかなり岸寄りになったけど、上マークがかなり遠いのは同じ。午前中より風はかなり上がってきて、再度ハーネス、カニンガムを調整し直す。6〜7Mくらいになって、下りも十分にフルプレできる。1回目のスタートは、思ったより風があったため、本部船の上側に居すぎたことが災いして、スタート時間までにスタートラインに落とせなくて大失敗!でもゼネリコ。ふぅ。。。助かったぁ。2回目は、同じ轍を踏まないため、早めに行動を開始してラインに並ぶ。いちおう第1線でのスタート。しかしすぐ下にいた選手に上り殺されてしまい、その選手のテールをかすめて下に落としていった。ちょっと失敗スタートで出遅れてしまった。でも少し走るとばらけてきて、風も十分に入ってきて、両足ともストラップインでプレーニングしながらきりきり上っていく。かなりいい感じだ。1上は30番以内で回航。でもこの辺りの選手は自分よりもかなり実力的には上で、1下までの間に次々にごぼう抜きにされる。1上〜第1ジャイブマークまでは、かなり長いレグ。上側のフレッシュを取ろうと少し上らせ気味(本当は下っていますが)のコースを取るが、前方でブイを引っかけて転ぶ選手を見て、ぞぞっ!とする。やばいやばい。自分も餌食になるところだった。2上〜2下は、自分でも納得できる感じで走ることができ、ジャイブも沈せず、それ以上順位を落とすことはなく、40番ちょっとでフィニッシュ。まぁ自分にしては上出来かな。だんだん尻上がりで良くなってきているので、4本目はもっと上を狙おう。

フィニッシュ後、少し風が落ちてきたような感じだったが、第4Rスタート前には、だんだんと風が上がってきた。


■■■ 第4R ■■■
今度も上スタートを狙う。順風以上のレースでの1パタンのレース運びですが。ちょうど原くんが目の前の嫌〜な位置に居て、本部船の後ろ辺りで落とされてしまった。ジャイブしてもう一度上ってから、上に回ろうとしたら、下から別な選手が近づいてきて、おまけにうねりにバランスを崩して痛恨の沈。慌ててセイルアップして、も一度バランス崩して沈。と、スタートフォンが鳴った!あっ!駄目だぁ〜!さらに沈。大きく出遅れ、びりっけつ状態でスタート。1上までに少し巻き返したが、でも数えられないくらいの順位で回航。こうなれば我慢我慢で一歩でも前を狙うしかない。ところが体力、緊張感ともに途切れていてジャイブマークで沈しまくり。一度沈すると、何度も沈しまくる。駄目だぁ。。。でもDNFというわけにはいかないので、もう大きく出遅れてしまってボロボロだが頑張る。結局、このレースは延べ10回くらい沈しまくり、結果の方も沈没の60番ちょっとでフィニッシュ。


道具を片付け終え、18:00から表彰式&BBQパーティーが始まるまでの間、少し腹減りモードだったので、コンビニでスナックを買って、海の見える場所で腹ごしらえをする。風はだんだんと上がってきていてWAVEも走り出している。チョップでジャンプしたり、波を滑ったり、見ていてすごく気持ちよさそう。う〜。こういう快感度高いウインドしたいなぁ。。。

BBQパーティーは、飲み物だくさん、肉だくさん、野菜だくさんで、6000円のエントリー費で、4レースもやって、おまけにこんな豪勢なパーティーもあって大満足。ほんと至れり尽くせりです。大会運営、BBQパーティーの準備をしてくださったスタッフの皆さんに感謝です。

パーティーのほうは、学連ノリというのは、これほどまでに凄いのかと思わせるほどの盛り上がり。刺させていただきます!という雄叫びとともに、R134の中央車線でイッキする学生や、その他、文章に書けないようないでたちで(^^; イッキする学生など、大いに盛り上がりました。結果の方は、
 男子 優勝:滝島、2位:大石、3位:松尾、4位:秋元、5位:平生、6位:今井
 女子のRESULTは忘れてしまいました (^^;
と学連および学連OBの圧倒的パワーを見せつけられました。

我らがNTTチームは、佐野くんが16位、原くんが31位、私が49位という結果でした。佐野くんは伊勢湾CUPの切符までもう少しでしたが、今回伊勢湾CUPの切符を手にしたのは12位の高島さんまでということで、残念ながら逃してしまいました。しかしながら次の湘南選手権に参戦すると前向きなので、次のレースでは見事、伊勢湾CUPの切符をゲットして下さい。私は? まだまだ伊勢湾CUPへの道のりは遠そうです。まぁせめてレースの中で半分より上位に入ることを当面の目標に、2年越しで来年の伊勢湾CUPに向けて頑張っていきたいと思います。あ〜ぁ何て遠い道のりなんだろう。。。

 
by uematsu
■5月1日(土) 逗子/晴れ/南 6.0m2アンダー 天気図
 日時:99’5月1日 12時〜14時半
 場所:逗子
 天気:晴れ
 気温:シーガルでやや寒い
 風向:南
 風力:6.0m2ジャストorアンダー
 波:腰
満足度:80%

昨日のTAFの予報より少し早めに10時頃から吹いてきました。でも子供を耳鼻科に連れていく用事があったので気もそぞろに自転車に乗せて午前中にお出かけ。速攻で帰ってきて午後はウインド。29日の失敗があったので、今日は6.0m2を張る。午後はだいぶ波が上がってきてスラロームでは走りにくいコンデションになってしまいました。今日の午後のスクールは基さんにウォータスタートを習う。前から出来てたんだけど、成功率が悪かったのでちょうど良い復習になりました。今日はだいぶ成功率が上がって、これでセイルアップが辛いような強風時はほぼウォータが決まりそう。ちょっとアンダー気味なのと波が結構出たので気持ちの良いプレーニングはできなかったけど、収穫があったので満足度80%。三日続けてウインドしてしまったので明日と明後日は家族サービス、嫁さんの実家に帰省します。

Point



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