Compass
Diary (Feb2002)
Last Updated 2002.3.6

■WIND ■CAMP ■RACE


■Feb2002 DIARY LIST ->
 1. 三浦 2/24(日) mfuku/37-84
 2. 逗子 2/24(日) uematsu
 3. 御前崎(菊川) 2/9(土)〜 mfuku/37-84

■BACK NUMBER ->
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1999年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1998年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

 
by mfuku/37-84
■2月24日(日) 三浦/曇り後晴れ/北東後東北東 6.1m2→6.7m2
メンバ  角、福島、対馬、山田

Miura1朝8:30菊名に到着。既に角さんは道具をセット中。見ると7.8m2のDownSLセット。ちょっとセイル大きいのでは? だんだんと風が上がっている感じで、少し下にいるグループは5.8m2くらいを張っている。FS+6.1m2に決定。それにしても曇って激寒!! 海も空も灰色で、冬の日本海イメージ。男の海って感じかぁ。バックに演歌が流れるような風情だ。は、さておいて速攻で準備。アンド山田さん、対馬さんにお誘いの電話。

自分より先に出て行った角さんを見送る。少しOverって感じか。インサイドで沈。あちゃぁ。寒そう。今日は絶対に沈しないことを堅く近い9時前に出艇。沖ノ島手前までは少し風が足りなかったけど、そこを抜ければ完プレの世界。長いレグを引いて三浦に上っていく。網に行く手を阻まれてターン。沈したくないのでタックはご法度。小回りジャイブで。1往復するとかなり上れた。よしよし。インサイドで網に阻まれまたジャイブ。もう1往復して、ようやく目的の場所に到達。先日の経験でこの辺りが三浦の中ではブローの入りがいいようだ。沈しないとなんて暖かいんだ。乗っていて体が汗ばんでいる。呼吸も乱れないし、適度な有酸素運動で体内の脂肪が燃焼している感じ。ノー沈で1時間ほど孤高のプレーニングを楽しむが、突然の目の前のロープに急タックで激沈!! 瞬間冷凍状態。頭の先まで水に浸かり目が覚めたぁ。指先が一気に無感覚状態になりながらもその後30分ほどプレる。そのうち風が東に振れ、だんだんとガスティになり、手前では走ったり止まったり。菊名方面を見ると、ほとんど止まっている感じ。こっちはまだ時折のブローで走ったりする。でも止まっている時間が長くなり一旦菊名に戻る。

Miura2対馬さん、山田さんが居た。対馬さんは8.3m2をセッティング中。山田さんは... Waveで出て行ってるらしい。この風では金田湾まで下ったのでは?と心配していたら、菊名に戻ってくる赤いボードが。山田さんだった。今日はもう駄目かも... RBセットする気もないし。とりあえずセイルを6.7m2にチェンジ。それでも一度出るが、ガスティで半分以上はずぶずぶ状態。対馬さんがミズスマシのように滑っている。2往復で遥か上に消えてしまっていった。ブローを求め上るが、あまり上りきれない。結局3往復してプレーニングしたのは5分程度。諦め菊名に戻る。ちょっと早めだが1時過ぎに撤収。津久井もこの頃は、手前はぴたりと止まっていた。風が東に振れると、ややガスティな三浦でした。帰りは豪勢にフル高速で。ジムの夜の部に行くつもりが花粉症が酷く、関節痛&微熱&目鼻ショボショボ状態で、うちに帰ってそのまま寝込む。
 
by uematsu
■2月24日(日) 逗子/6.0m2→7.0m2
久々に休みに風が吹いた。10時半頃に艇庫に行く。最初は7.0を張るつもりだったが、ちょっと吹いてきたので6.0でSLEをセットする。11時15分頃出艇。手前からオフショアの風がけっこう吹いている。6.0にして良かった。最近全然プレーニングしてなかったから、勘が鈍っていてうまく走らせられない。ガスティで難しいコンディションだ。そのうち少し風が落ちてきて、やっぱり7.0にすれば良かったと後悔する。でもときどきブローを受けてプレーニングできたから満足。午前中はレイルジャイブの練習もしたかったが、風がガスティなのと久々のプレーニングで安定しないとであまりできなかった。湾の西のほうは藻が繁殖していて、フィンにからみつく。フィンにからみつくと折角ブローが来てもプレーニングしない。ブツブツ。そのうち風が落ちてきたし、13時になったので浜に戻って昼飯。

午後は風が落ちてきたので7.0に張り替えて出艇。7.0でも少しプレーニングには足りない風なので、午後のスクールでは趣向を変えて少し変わったことをやってみることに。まずハーネスを下に引くのと横に引くのの違いを体験。下に引くとベアする。横に引くとラフする。あれれ。でも考えてみれば、横に引いたときはどうしても足を突っ張る形になってボードのテイルを蹴るからラフするのは当たり前。逆に、ブームの下にぶら下がるようにすると、マスト加重になるからベアするのも当たり前。でもこれを応用すれば走り出しのベアとその後のプレーニングの上りに応用がきく。その他の注意事項としては、後ろ足はそろりと下げる(体重をガンと乗せないで様子を見ながら下げる)。風下にハイクアウトしてセイルをしめる等。結局16時まで乗って今日はおしまい。最後に逗子会館に寄って缶ビールを飲んでほろ酔い気分で帰る。久々に吹いていい気持ちの一日だった。
 
by mfuku/37-84
■2月9日(土)〜2月10日(日) 御前崎(菊川)
メンバ  対馬、角、福島、島田

●2月9日(土) 御前崎(菊川)/晴れ/4.2m2ややガスティで最後はOver、波肩

Shop岩本の予報ではこの3連休は星5つ。週末に西風が大当たりするのは約1ヶ月ぶりか...仕事道具を持参して2泊3日の用意でいざ御前崎に。少し家を出た時間が遅かった(7時前)こともあり、3連休初日だったこともあり東名はやや混雑。今日は沼津で降りず、そのままフル高速で向かう。沼津ICの降り口はびっしり渋滞してたので降りなくて正解だったなぁ。ここで選択ミスした山田さんは、沼津で降りて大ハマリ。結局この日の御前崎は諦めて沼津で乗るはめになったと。ご愁傷様。吉田で降りてロング経由でShop岩本に向かう。ロングでは既に10人くらいのWaverが乗っている。車の窓越しに見ただけだけだが、波頭のしぶきの飛び具合から想像するに4.5m2くらいか。波は腰胸程度。菊川もきっといいコンディションだろう。期待に胸高まる。Shop岩本に寄ってBH255用のフィンを買い求めることに。8.5にするか8.75にするか悩んだが、とりあえずJPの8.5inchにしておく。既に菊川に到着した対馬さんたちは上側に居るとのことだったのでそちらに車を回す。まだ対馬さん、角さんとも出撃体制は取っていず、角さんは車の中で就寝中だった。

Omaezaki1早速海チェックすると、もう十分に風が上がっている。今ならば4.7m2でJust-Overか。でも今日の予報は西強くなのでこの後は確実に上がるでしょう。張り替えは面倒なので4.2m2でいく。ボードはもちろん小さいほう。万全の寒さ対策を取るが、思ったほど空気は冷たくなくセッティング最中にどっと汗が吹き出る。手際よくセッティングし早速海に向かう。波は腿くらい。1ヶ月ぶりのWAVEには、ちょうどいい練習コンディション。でも2-3往復で息上がりゼイゼイ状態。平水面なら3時間ぶっ続けで乗れるはずなのに、波(小波でも)のある所ではてんで駄目だ。風はかなりガスティ。出艇した先の波が大きく崩れる当たりでちょうどスコンと風が抜けている。タイミング悪く、そこでハマっている時にそそり立った波が崩れてくると、ボードが完全停止してラフしてしまい、バランス取るのが精一杯。次の波を受けるとあえなく沈。次から次に崩れる波にウォータに手間取ると、あっという間に河口近くまで200mほど流されてしまう。今日はいつもよりカレントがきつい気が... 波が崩れてくる隙を狙って起き上がり、思いっきり沖まで引っ張って上りを取ってリカバリ。でも1往復して戻ると、わずかしか高さを回復しない。そんな感じで常に上ることだけを考えて走らないといけないのが辛い。菊川で乗る時って何故か上れない症候群に陥っている気がする。何回か往復しているうちに河口まで行ってしまうと、浜辺を道具を引っ張って戻る。結構疲れるし、こっ恥ずかしい。今日は風がガスティでいまいち乗りにくい。自分の技量の無さは棚に上げて。

Omaezaki1昼過ぎに、空が少し暗くなって、雨がポツポツ降ってきた。風が落ちたのでいったん休息。BH255に今日買ったFINを取り付けセイルは変更せず、ボードだけ大きめに変えて午後の部に入る。4.2m2じゃ走らない風。インサイドで潰されるが、何とかリカバリし、沖のブローを掴んで快調に走り始める。ボードサイズ的には4.7m2くらいは欲しい。ボード(80L)に対してややセイルが小さく感じる。数往復していると、だんだんOVERになったので、戻ってボードチェンジ。4.2m2 JUST以上になると、小さいボードの方が体への負担が少ない。ガスティな状態は相変わらずで、ブローは4.2m2できついくらいになってきた。風もだんだんと冷たくなってきた。手先がじんじん痺れてきた。寒くなってくると、ウインド最中も妙に眠くなってしまうが自分だけか??? 結局、この日は4時過ぎまで乗って、寒さに耐え切れずおしまい。1ヶ月前に比べれば日は長くなったが、寒さは厳しい。着替えの最中は、あまりの寒さにガタガタ震えが止まらない。今日は、日之出荘がいっぱいで取れなかったので野宿決行に決まったが、この寒さは思いやられる。道具を片付け終わった頃にはすっかり真っ暗に。今日は千浜で乗った宗川さんから、千浜で事故があったという情報が入った。

対馬さん、角さん、島田くんとともに飯&風呂に向かうが、駐車場出口で、人のマストに気付かず車の前輪で踏んでしまった。あちゃ。エンドがばっくり割れてしまっていた。申し訳ない。でも真っ暗な中で、車の通り道にマスト置くのも気がきかないよね。こっちが100%悪いわけじゃないが、仲間を待たせているのと、ここで言い争って余分なエネルギーを消耗したくないのでお金で解決。あ〜ぁ明日からはまた節約の日々に。定食屋でご飯を済ませ、大東温泉で暖まる。露天風呂は屋外の空気が凄く冷たかった。でもお湯は熱くて最高に気持ちよかった。冷え切った体にはほんと何より。。。風呂上りに土屋さんからも千浜の事故のことでメールが入っていた。寒かったので、ちょっとしたトラブルが大きな事故につながるので自分も気を付けねば。

コンビニでお酒&つまみを買って、対馬HIACE号の中で野郎4人で宴会。夜更け11時前に山田さん到着。今日は沼津でWAVEやったらしい。良かったぞ!って強がってたりしてました。岩本の波くるぶしに騙されたと。夕方は菊川も結構波立ってたよ。11時からはお決まりの恋から。対馬さんの車はカーナビ&TV付きで今週も見逃さず良かった。夜は寝袋×2+毛布で完全防備したが、かなりかなり寒い。あまりの寒さに1時間おきに目が覚める。う〜厳冬期の車中泊はやっぱり辛かった。翌日は寒さのせいで手足がぱんぱんにむくんでいた。


●2月10日(日) 御前崎(菊川)/菊川 乗らずに見切る

朝7時過ぎに目覚め。体が冷たくむくんでいる。朝飯調達に。ついでにShop岩本まで行ってお湯をもらってくる。この寒さにお湯無しは耐えられない。戻ってもう一眠り。目が覚めたら10時過ぎ。日が差して暖かくなったのでやっと熟睡できた。でも風は全く駄目そう。Internetチェックすると夕方遅くなってから上がる予報。午前中は車の中の片付け。半年ぶりくらいに荷物を全部降ろして、不要なものを処分。分けのわからないゴミがいっぱい出てきた。おまけにセイル収納スペース下のカーペットはびっしりカビでまっ茶色。最近車の中が妙に臭かったわけだ。こんな車の中で一晩過ごしたら体悪くしてしまうぞ。虫干しをしてカビを除去。お昼過ぎても風は全く上がる気配無し。駄目っぽい感じ。今日も車中泊しか選択の余地がなかったので、仕事を片付けるためには、御前崎を撤収することを決断。昼過ぎに菊川下ポイントに止めてた宗川さんが遊びに来た。昨日の事故のこととか話しを聞いた。事故に逢ったのがShop Hの関係者だということで嫌な予感。。。まさかね。そんなことあるわけないよね。

1時過ぎに撤収。帰りもフル高速で帰るも、途中、御殿場〜大井松田間は大雪。路肩はうっすり雪化粧。箱根越えで帰っていたら絶対にスタックしていた。やばかった。3連休中日だったこともあり渋滞無く3時間弱で帰宅。夕方くらいから御前崎は5.2m2で乗れるくらいに吹き出したらしい。ちょっと早まったかな。

千浜の事故のことがどうしても気になって仕方なかった。家に到着して、まずShop Hの掲示板を探す。えっ!! そのまま凍り付いてしまった。まさか。。。信じられない気持ちで松原さんのPageとか、ハイテンさんのPageに行く。嘘でしょ?でも本当だった。松原さんのPageで顛末の片鱗を読んだ。信じられない。。。どうして?

今までにウインドを始めてマジで死にかけたこと1回、どうしようもなくなってレスキューされたことが4回、頭の隅に「やばいな〜」って状況が浮かんだことは数知れず、、、たまたま無事生還でき今ここに居るだけかもしれない。2年前の冬の寒い日に館山にウインドに行く機会があって、その頃は掲示板の書き込みも結構盛んにやっていて、ネットで知り合ったBanchanと館山で一緒にウインドすることになったのは不思議な縁。ネットが無ければきっとご一緒することは無かったはず。何故だか意気投合して、富津に車中泊の予定の自分を鴨川の奥地の別荘(ログハウス)に誘っていただき、夜が更けるまでウインドについて熱く語っていただいたことは今も鮮明に覚えています。リアルな世界でご一緒した機会は、結局この1回だけ。Windcafeは自分の最もお気に入りのPageの1つで、今でも頻繁に訪れていたので、またBanchanの掲示板への書き込み(掲示板荒らし癖あったのかな?)は、あちこちでしょっちゅう見ていたので、バーチャルな世界では、いつも身近に存在を感じていました。

Banchanの掲示板への書き込みの足跡を見ると、今更ながら本当に心が痛みました。今週になって改めてWindcafeのコンテンツを一通り概観してきました。一度しか会わなかった自分のことをしっかり記録してくれていて読むのが痛かった。もうWindcafeが更新されないなんて。。。安全には人一倍注意を払って、自分の技量をわきまえ決して無理する人ではなかったはず。他人の事故もしっかりと分析までして、危険なこと、危険でないことを、人一倍知っていたはず。自分が事故に巻き込まれることはあっても、Banchanはきっと大丈夫だろうと思ってました。ウインドの友人を無くすのはこれで2人目。何故こうも惜しい人ばかりが先に逝ってしまうのか。この事故のあった日、自分は隣の菊川で乗ってました。よくあるいつものコンディション。特別にハードというわけでもなく。いつものように1日乗って道具を片付けて、、、特に普段と何ら変わりなく。何故こんな日に事故が起きたのか。。。いまだに信じられない思いです。

不謹慎ですが、自分の知らない誰かであれば、きっとこの次に御前崎に行く時には、そんな事故のことは忘れてしまっているでしょう。でも御前崎に行くたびにBanchanとWindcafeのことを思い出しそうな気がします。Banchanの冥福を心より祈ってます。このような事故で後に残された人が悲しむようなことは、決して起こしてはいけないことを深く胸に刻みました。


Point



[ New ] [ Club ] [ Member ] [ Event ] [ FreeBoard ] [ Tips ]

Home Back