食育バイブル 
 野菜   食育を通して食材や栄養等について紹介しますので
みなさんの美容・健康・
ダイエットにお役立てください。

 

食材別
 ・魚介類
 ・肉類
 ・野菜
 ・くだもの
 ・きのこ、いも類
 ・穀物、豆類
 ・卵、乳製品

栄養素別
 ・脂質
 ・タンパク質
 ・ビタミン類
 ・炭水化物
 ・植物繊維
 ・ミネラル類

機能成分別
 ・コエンザイムQ10
 ・ヒアルロン酸
 ・大豆イソフラボン
 ・Lカルチニン
 ・αリボ酸
 ・コラーゲン
 ・キチン/キトサン
 ・DHA/EPA
 ・フラボノイド
 ・カロテノイド
 ・カテキン
 ・キシリトール
 ・オリゴ糖
 ・ペプチド
 ・植物コレステロール
 ・クエン酸
牛の内臓と副生物

ビタミン、ミネラルが豊富でおいしい!
内臓をはじめ、牛肉の副生物で食用となるものには28種類あって、
レバーやハツなどのように鮮やかな赤色の物と、腸などのように白色の
ものとがあります。新鮮であることが第一でさっと煮ておくと多少ひもちが
良くなります。


ミノ・ハチノス・センマイ・ギャラ
それぞれ第1・2・3・4胃を指し、いずれもカルシウムを多く含みます。
ミノが最も大きく、肉厚で白色をしています。臭みが少なく焼肉や煮物によく
使われ ます。ハチノスは蜂の巣状に細かいひだがあります。胃の中では
最も味が良いとされ、イタリア料理、中華料理などに用いられますが、
かたいので長時間煮込む 必要があります。センマイは千枚状のひだと
灰色の膜が特徴です。癖が少なく、焼肉、炒めもの、ソテー、煮込みなどに
用いられます。ギャラは柔らかく、15 本ほどのしわがあって中央部が赤味を
帯びた黄白色であるため、アカセンマイとも呼ばれます。煮込むことが
多い部位です。

ヒモ・シマチョウ
小腸と大腸のことで、ヒモは30〜40mほどの長さがあります。炒め煮、
みそ煮、つけ焼きなどに用いられますが、かたいので長時間煮込んでから
調理しま す。シマチョウはテッチャンともいい、茹でてぶつ切りにした物が
売られています。煮ても焼いても美味しく、消化が早いという特徴があります。

スジ
腱肉のこと。筋肉と骨の結合組織で、おでんや中華料理に用います。

コブクロ
子宮の筋層の部分と膣の部分を含めた部分を指します。煮込みや
網焼きが美味しい。

タン
舌のことで、脂肪が多く、ビタミンB2、鉄などが豊富。味や栄養価は精肉に
近く、クセは少ない方です。シチューなどの煮込み料理でも美味しく、
塩漬けなどの加工品もあります。

ハツ
心臓で、鉄やビタミンB1が豊富。内臓のなかではにおいが少なくて食べやすい方です。適度の歯触りがあって、煮込みや炒めものに用いられます。

テール
尾の部分でゼラチン質が多く、関節で切り離して煮込み料理に用います。

マメ
腎臓。キドニーとも言い、ビタミンB1、B2、鉄が豊富。炒めもの、スープ、
煮込み料理などに用いられます。表面が滑らかで弾力のあるものが良品。

ブレンズ
脳のことで、レバーに次いでビタミンCが豊富。バター焼き、フライ、
煮込み料理、鍋物などに用いられます。


《栄養素》
ビタミンB1|ビタミンB2|鉄|脂質

《薬効》
肝臓病|貧血|むくみ

《選び方など》
旬は一年中。
内臓はいたみやすく、臭みも強くなるので、商品の回転の早い店で、
新鮮な物を買いましょう。

                                     


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