更新情報、最近の出来事

2006年

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●2006年12月31日
ついに大晦日です。陽が射して窓の外が明るいので、天気は良いようですね。昨日は大掃除らしきものも済ませたので、とりあえず今年にやるべき事はあらかた終わりました。まだ昼前。せっかく青空も出ているようなので、年が暮れゆく街や海の景色を見に出かけてみようかと思っています。いつもの海にも今年最後の挨拶を。
明日には飛行機で北海道へ帰ります。島根(出雲)と北海道(新千歳)は夏期しか直行便が無いので、出雲−羽田−旭川と乗り継ぎです。そうすると通常料金では片道6万円以上かかるので、早めの予約でずいぶんと安くなる期間・切符を探します。天候も良いみたいなので無事帰省できるでしょう。数日前、旭川でも雨が降り道路がつるつるになって大変だと聞きましたが、北海道も暖冬でしょうか。しっかりと寒さを補給してきたいのですが。
しばらくぶりながら、ギャラリーに一枚写真を加えました。みなさま、良いお年をお迎え下さい。

ただゆっくりと過ぎてゆく日常の幸せを、来年も感じ続けられますように。


●2006年12月19日
気付けば今年も残りわずか十日ほど。すっかり更新も滞ってしまっていました。月の初めは出張で名古屋や広島へ出かけ、何かと慌ただしく時が過ぎてしまって。
山陰では「雪おこし」と呼ばれる雷がたびたび鳴っています。山の方には積雪もあり、さすがに冬らしくなった感じがします。今日は晴れたので、用事を済ませるため市内をモペットで。エンジンのかかりが悪いのはしょうがないにしても、頑張ってペダルを踏むと「ガッ!」とチェーンが飛びます。ずいぶんと伸びてしまっているようです。
お正月は北海道に帰ります。冬の北海道は二年ぶりです。東京乗り継ぎの飛行機が主ですが、帰りは東京にちょっと寄るため、サンライズ出雲で戻ります。その前に年賀状を書き終えないと。

ラジオから流れるクリスマスソング。この季節はやっぱりこうでなくては。


●2006年11月29日
明日で十一月も終わります。北海道ではだいぶ雪が積もりだしているという便りが届いていますが、島根はまだ白の気配はありません。旧暦では十月の頃。出雲に神々が集まる神在月です。
久しぶりにモペットで出かけましたが、ガソリンがなかったのでスタンドで給油しました。対応してくれたおじさんは、「原付の原点だな。」と。上着を重ね着しても、冷たい風が身にしみました。

街に少しずつ、冬の暖かさが満ちてきています。


●2006年11月16日
曇りがちな日が続いて、すっかり寒くなった山陰です。今年もあと一ヶ月半、日が暮れるのも早いし、いよいよ冬の気配が濃くなってきました。島根は温泉が多いので、これからの季節は露天風呂が気持ちいいですね。ちょうどスタンプラリーをやってたりするので、行ったことのない温泉に行くきっかけになります。そういえば、島根に来て銭湯を見たことがありません。iタウンページで「銭湯・島根県」を検索しても6件しか出てこない(そのなかにも温泉が含まれている)ので、本当に少ないのでしょう。設備の整った温泉施設があちこちにあるし、旅館などでも日帰り入浴ができたりで確かに不自由しません。シャワーもない、源泉の湧き出る湯船だけ、そんな湯治場のような所もたくさんあるので、まさに島根は温泉天国。北海道もたくさん温泉がありますが、寒い季節にすぐ行ける温泉が近くにあるのは嬉しいことです。

風にわずかな雨のまじる夜、音の届かぬ遠い空を照らす稲光。


●2006年11月5日
今日も二十度をこえる暖かい日でした。でも天気予報ではそろそろ雨となるようですから、一気に秋らしくなるかも知れません。昼間の太陽もずいぶん低く感じられるようになったので、ちゃんと冬は近付いているようです。モペットに乗ることも少なくなるでしょうが、ガソリン携行缶が空っぽになっているので、しばらくはスタンド給油でしのごうと思います。紅葉が見ごろとなってきたので、どこかに見に行きたいですね。

そういえば、ずいぶん外が静かになりました。


●2006年10月24日
今年の秋は暖かいんだそうです。確かに去年の記録を見るとそろそろストーブを出している頃なのに、まだそれほどではありません。それでもしばらく続いた秋晴れの天気も昨日から雨となったので、また一歩冬に近付くことでしょう。
今日は気付くと雨が止んで晴れ間が出ていたので、モペットで手紙を出しに行きました。すると、少し暗くなってきたなと思うか思わないかのうちにサーッと雨が。みるみる雨脚も強まり、それほど遠出もしていなかったのでスリップに気を付けながら雨の中を帰りました。すっかり冷たくなったのでシャワーを浴び、一息つくともう雨はあがっています。山陰の天気の気まぐれさは実に見事です。
また、動かない車体をレストアしたオレンジ色のFK-310に乗るおおわださんのホームページにリンクを加えました。

それでも、優しい雨に打たれるのは心地良いものです。


●2006年10月17日
秋が深まっています。山の方では紅葉が始まりました。とは言ってもまだまだ昼間は暖かくて、秋晴れの続く天気に洗濯物がよく乾きます。でも北海道からは雪虫が飛んでるよ、という便りが。そろそろ初雪の声も聞こえてくるでしょう。
街を走るとあちこちの神社に幟が見えます。秋祭りの時期か、今日も提灯をともして賑わっている所がありました。松江の鼕(どう)行列も先日終わったようです。島根に来た年、たまたま松江に行った時この行列に出会いました。鼕宮に乗せた大きな太鼓を歩きながら叩く、見応え、聞き応えのあるものでした。鼕行列とはこういうものだそうです。
ちなみに、今日見たらこのサイトの訪問者数が2万を超えていました。ご覧いただいている皆様、ありがとうございます。

薄紅に染まった障子紙が、思いふける一時のうちに色を失っている。


●2006年10月3日
半袖で走るにはだいぶ風が冷たくなりました。もう10月です。衣替えの時期でもありますが、そんなに服をたくさん持っているわけでもないのでいつも適当に出したりしまったりしています。時々押し入れに風を入れていたので、今年は幸いにも背広にカビが生えることもありませんでした。でも、ついこの間コートをクリーニングに出したと思っていたのに。
ここらのスーパーでも北海道産のサンマが一尾50円くらいで売っています。コンロのグリルに余る大きなサンマを焼いて、大根おろしで食べるといかにも秋らしい。うかうかしてると秋まで終わってしまうので、今のうちに美味しいものをたくさん食べておくことにします。

儚さを知ればこそ、変わらぬ日常が愛おしい。


●2006年9月20日
十月上旬の寒さ、と天気予報で言っていました。今朝はそれほど冷え込んだようです。毛布を重ねても寒さが身にしみるので、今日からは冬布団をかけて寝ようと思っています。
台風が過ぎて天気が良くなり、しばらくぶりにモペットで海など見てきました。ガソリンがあまりないなぁと思いながら少し遠出をして帰ってくると、家まであと数百メートルというところでガス欠。ペダルを漕いで帰りました。あまり切り替えスイッチを使わないので、どうも自転車→バイクへの切り替えがちょっと渋くなっているみたいです。ギャラリーに一つ写真を加えています。

長く影を伸ばす夕日に、懐かしい冷たさを感じます。


●2006年9月12日
まだ窓を開けて寝ていますが、寒くなったので毛布を一枚多くかけて寝るようになりました。あれだけ暑かったのがうそのように秋らしくなってきています。秋雨前線という言葉も天気予報に出てくるようになり雨がちな天気が続いているので、早く秋晴れの中をモペットで散策できる日がくるといいのですが。
今年もすでに実家には鳥取の梨を送りました。食欲の秋ということで、これからは食べ物の美味しい季節です。島根でもいろいろな味覚が楽しめます。いつの季節でも旬のものが一番美味しいですね。

やっぱり今年も、いつの間にか夏が終わってゆく。


●2006年8月28日
朝方はずいぶんと涼しくなったかな、と思っていても、やっぱりまだまだ暑さは厳しいようです。夜中に目覚めると、扇風機のタイマーをかけ直さないと眠れません。あと数日で九月。秋がやってきます。
夏場の天気は突然の夕立があったりで、モペットで通勤するのも見極めが難しくて困ります。天気予報では連日のように“おおむね晴れるが強い日射の影響で所によっては雷雨となる”なんていう恐ろしげな付け加えがあるので、運にまかせる所も多々。秋晴れとなれば安心できるのでしょうが、今度はどんどん肌寒くなってきますね。

人の気配がない砂浜は、いつもより磯の香りが強い気がしました。


●2006年8月17日
お盆も過ぎて、いよいよ夏も終わりが近付いてきました。とはいえ相変わらず暑い日が続いてはいますが、北海道ではそろそろ始業式でしょう。夏休みが八月二十日くらいで終わってしまうかわりに、冬休みも夏休みと同じくらいの日数があるのです。
今日は松江まで映画を見に行きましたが、その帰りに寄った海辺の道の駅彩雲を見ました。去年も大山で見かけましたが、前回とは雰囲気が違ってます。たこ焼きを食べながら傾きかけた夕日を見てたそがれていたら、いつの間にか雲が虹色に光っていました。浜辺に遊ぶ人たちのシルエットの上に輝く彩雲。いい夏の思い出ができました。

白い陽射しの下に立つ、赤いポストに夏の便りを一枚。


●2006年8月10日
まもなくお盆。先月末に梅雨も明け、島根は暑い日が続いています。久しぶりに部屋の大掃除をすると、気を付けていたつもりでもやはり本棚の後ろなどにカビが出ていました。押し入れなどを開け放って風通しを良くしています。
先日は京都に出張に行きましたが、やはり暑かったですね。京都も旭川も盆地なので、夏は暑く冬は寒いという点で似ています。空いた時間に京都駅近くの梅小路蒸気機関車館に寄ってみましたが、たくさんの蒸気機関車が転車台を中心とした扇形車庫にたくさん並んでいて、なかなかの迫力。説明板を読むと200万km・300万km以上走っている機関車がいくつもありました。たくさんの荷物とたくさんの人、そして計りきれないドラマを乗せて季節の中を走ってきたのでしょう。ちょうど夏の青春18きっぷの時期です。深い青色に染められた旅をしてみたいものです。

地球の吐息のような涼しさは、人の手では作れません。(佐田町・八雲風穴)


●2006年7月28日
天気は回復しました。まだ梅雨明けの発表はありませんが、気持ちの良い青空が広がっています。もう夏休みシーズンで、海では海水浴客の姿もよく見ました。暑くてもモペットなら風をきるので涼しいのですが、顔や腕があっという間に日焼けしてしまいます。
日が沈んでから立ち寄った道の駅前の砂浜では、暗くなったのに海に入っている人がいたり、花火をしている人がいたり。そろそろ花火大会の時期ですね。

触れると壊れてしまいそうなほど細い月が、漁り火の並ぶ水平線に降りていきました。


●2006年7月18日
ニュースの通り、山陰は大雨です。川は泥色の濁流となって水位もずいぶん上がり、海では茶色の波が寄せています。ちょっと高台にのぼって見ると、河口からの川の水が潮に流されて海が二色に分けられていました。昨日に比べると雨はいくぶん弱くなった気がしますが、油断はできませんね。

この雨があがったら、いつもの海とまだ知らない海を見に行こう。


●2006年7月4日
先月末から梅雨らしい雨模様となっています。曇り空の夜を散歩していると、鈴虫のような虫の音を耳にしたり、天気予報からは台風という言葉が聞こえてきたり。七月になって、梅雨も確実に終わりに近付いてきます。そして、その後には暑い暑い夏が控えているようです。部屋に飾っているポストカードも、向日葵と青空の絵に替えました。

扇風機がゆっくりと首を振るのを、幾度となく目で追っています。


●2006年6月21日
相変わらずのお天気続きですが、どうやらこれからは雨が近付いてくるようです。ちょっとは梅雨らしくなりそうな気配が。天気のいいうちしかモペットに乗れないので、あちこち散策にも出かけています。久しぶりにギャラリーに写真を加えました。
夜もすっかり暖かくなって、布団も薄くなりました。川ではホタルが飛んでいます。北海道にいた頃は町中に住んでいたこともあってホタルを見た記憶がないのですが、今住んでいる街では住宅街を少し離れたあたりからもうたくさん飛んでいるのを見ることができます。島根にはたくさんのホタル狩りスポットがありますが、もう時期的には遅くなってきました。北海道では沼田町が有名ですが、まだこれからのようですね。

川音に舞う蛍然り、山影を越え広がる星然り。まばゆいものよりかすかなものに、人は心惹かれるようです。


●2006年6月16日
山陰は一週間ほど前に梅雨入りしましたが、天気の良い日が多くて布団を干せるくらいです。始まったばかりなのに“梅雨の晴れ間”という言葉をよく聞く気がします。湿気が少ないのは大助かりですが、五年目でだいぶ体が慣れてしまったせいもあるのでしょうか。海へ行っても気持ちの良い季節ですが、いつも行く浜辺でこないだずいぶんたくさんクラゲがうちあがってるなと思っていたら、ミズクラゲが大発生しているようです。砂浜に転がる円盤状のクラゲは、足でつつくとぷるぷるふるえます。
あまり新しいことはありませんが、更新情報の中に埋もれていったミニコーナーをProf.のページからたどれるようにしました。

色を変える暮れ方の空ほど、移り気なものはありません。


●2006年6月6日
もう六月になってしまいました。天気が悪いとは言っていましたが、最近はよく晴れています。太陽も半月後の夏至に向けてほとんど真上から照らしてくれています。モペットも大活躍。通勤に片道4〜50分乗っていますが、夜がまだ寒いのを除けば快適に走っています。信号もない山道を走るので、まわりの景色を眺めたり、とりとめもないことを考えたり。さすがに歌を歌ったりするとどこかで誰かが聞いているとも限らないので、黙ってトコトコ乗ってます。そろそろホタルも出てくる頃でしょう。上り坂なら時速20kmにも満たない乗り物ですが、何より柔らかく風を感じられるのがいいところです。

道を白く照らす月明かり。心を映す夜気に染みこんでゆく。


●2006年5月23日
気温も上がってきたので、いよいよ通勤にもモペットを使えるようになりました。日照時間が少ないというニュースも聞きますが、確かに良い天気があまり続かないように思います。不安定な天気は雨に弱いモペットにとってやっかいなものです。
梅雨入りなんて言葉がちらほら目にとまります。また湿気の多い季節がやってくるのですね。今年もしっかりと除湿器をかけて…、でもきっと押し入れの中では何かがカビてゆくのでしょう。

カエルの声でいっぱいの田んぼが、小さな苗をのせて冷たい霧の中に浮かんでいます。


●2006年5月16日
しばらく更新が滞ってしまいました。五月半ば、今日は雲が広がっていましたが気温は二十度を超えて暖かな一日。冬の間あまり乗らなかったせいかモペットのエンジンのかかりが悪くなっていたので、先日キャブレターを掃除しました。以来スムーズに始動するようになっています。今日もいつもの海へ出かけると、穏やかで静かな波。水に触れるとまだまだ冷たいです。でも確か島根に来たばかりの頃は、今ぐらいの時期にもう泳げそうだなぁとか思っていた気もします。

はるばると霞む砂浜を一人歩いて、打ち寄せられる季節の影を探す。


●2006年5月1日
五月です。島根は昨日今日ととても暖かくなってまるで夏のようです。さっきはカエルの鳴き声も聞こえました。少し風もありますが、それが涼しくていい気持ち。洗濯物もあっというまに乾いてしまいます。暖かくなるのはいいですが、いろんな虫たちの活動もいよいよ活発となって、部屋の中にも小さな生き物を見つけることが多くなってしまいましたね。いよいよモペットの季節到来ということで、携行缶にガソリンを入れてきました。

風のなかに、夜のなかに。たくさんの夏の音が聞こえはじめています。


●2006年4月25日
今日は黄砂も少ない良い天気の一日でした。出雲市平田町の思ひ出横丁ぶらりに行ってみましたが、そこでモペットを見つけました。モペットの存在を知ってからも実際に乗るようになってからも他のモペットを見ることがなかったので、まじまじと眺めてました。ナンバーが付いているので誰かがまだ乗っているんでしょうかね。ちなみにこの思ひ出横丁、モペットやオート三輪をはじめ、古びた看板やインベーダーゲーム、懐かしいアイテムなどがたくさん。“昭和30年代が再現される”というフレーズ通り全体的にいい雰囲気で、何度でも行きたくなる面白い所でした。

未来に生きる人も、自分達が知らない今の時代をやっぱり懐かしく思ってくれるんだろうか。


●2006年4月20日
風が強いです。昨晩はちょうど帰った頃ものすごい風雨となって、駐車場から家に向かいあと数メートルでドアというところで動けなくなりました。街灯に照らされた空間を波打ちながら雨が横に流れてゆくので、壁に隠れて弱まるのを待つしかありませんでした。雨量をみるとそれほどではなかったようですが、風にのった雨は人を立ちすくませる力を持ってますね。
ところで掲示板の表示がおかしくなって壊れてしまったようです。とりあえず直し方も分からず見苦しいので消してしまってます。コメント頂いていたみなさん、すみません。

好きな音楽を探している時のように、わくわくしながら次の青空を待つ。


●2006年4月11日
桜が散りはじめています。島根はすでに満開を過ぎ、昨日からの雨で家の前を流れる小さな用水路にも花びらが浮かんで流れてゆきます。雨が降っても暖かく、夜になっても窓が開いていたことを忘れるくらい。先日は黄砂で空が白っぽく、近い景色もかすんで見えるほど。すっかり春になりました。北国にも少しずつ春が近付いているはずですが、旭川ではスズメが大量死しているらしいですね。原因がまだわからないようなので気になります。
モペットで出かけることも多くなりましたが、最近前輪ブレーキの効きが甘いようだったので、ブレーキシューを交換しました。

桜吹雪の言葉通り、大きな桜の木から風に散る花びらは、ほんとに雪のようでした。


●2006年3月31日
今日で三月も終わりです。島根でも昨日は山の方で雪が降っていました。重く湿った雪なので、うっすら白くなったと思っていても長くは続きません。おそらく今季最後となるだろう、小さな雪だるまを一つ作りました。
なにかと環境の変化するこの時期。新たな生活に踏み出す人も、それを見送る人も、その胸にそれぞれの思いを抱いて次の歩みを進めます。春は、いい季節です。

ひとつ増えた想い出が、ゆく道をいつまでも優しく彩らんことを。


●2006年3月21日
春分の日。山陰は暖かく晴れた一日でしたが、北海道の方では大荒れとのニュースを見ました。さらに日も高くなり、いよいよ春がやってきます。堤防の桜並木にはふくらんだつぼみがたくさん。もうすぐ桜も咲きますね。
先週末、春のダイヤ改正で山陰と東京を結ぶ寝台列車がひとつ、廃止になりました。最終日、東京へ向かう汽車を見送りに行ってみると、駅や沿線にはたくさんの人が来ていました。全国から集まった列車が好きな人はもちろん、散歩がてらの人や親子連れなど。沿線に住む人にとって寝台列車の存在はどんなだったんだろう。遠い街へ夜を走って向かう列車。毎夜当たり前のように眺めていた走り去る車窓の明かりが見えなくなるのは、ずいぶん寂しいものでしょうね。

線路の響きは、不思議と静かな夜を邪魔したりしない。


●2006年3月10日
今日も天気がいいようです。いよいよモペットで走るにはいい季節がやってきました。そういえば最近全然乗ってなかった気がします。寒い時期には手入れもろくにできなかったので、今度時間のある時にはまず磨いてやらなければ。
うららかな陽気に誘われて、どこかふらっと旅でもしたいですね。青春18きっぷのパンフレットが出ています。あと、三月になったので島根に来てから4年が経ったことになります。いつも思うことですが、早いものです。

暖かな陽射、土の匂い、鳥の声。そのどれもがちょっとさみしい。


●2006年3月2日
三月です。年が明けてからの二ヶ月はあまりにも早く感じます。明日はひな祭りですし、今月21日は春分の日。卒業式シーズンでもあるので、ラジオからは懐かしい別れの曲がよく流れるようになってきました。あたりが春色に染まってきています。
あんまり季節感はありませんが、久しぶりに空のきれはしに写真を加えておきました。一番下の段が新しいものです。

日の出が早くなるにつれて、朝の目覚めはだんだん遅くなる。


●2006年2月23日
すっきりとした青空が広がる日が増えてきたような気がします。昨年もらってから育てているユッカの鉢も今年初めて陽に当ててやりました。それでも天気の移り変わりは早くて、朝晴れてたのに夕方には雨になったり、その逆だったり。
郵便局に勤める友人から銀河鉄道999の切手が送られてきました。多分僕が見たのはリアルタイムではなく再放送ですが、主人公にちょっと名前が似てたりするので好きな作品です。北海道では電車や気動車もあんまり区別なくみんな汽車って呼ぶと思うんですが。「ばあちゃんちに汽車で行くわ。」みたいに。

小さな羽虫が霞のように、少し濃い青空の中に踊っていました。


●2006年2月15日
暖かくなりました。仕事場は山の方なのでしばらく雪景色の中にいられたのですが、雨も降っているためここ三日ほどで急速に雪が消えてしまっています。感覚的にまだ春になるには早いんですよね。ダッフルコートもあと少しかも知れません。
山陰地方のテレビ局のマスコットキャラクターには山陰放送のラッテちゃん、山陰中央テレビのえいっとくん、日本海テレビのぶぅとピィなんかがあります。プロフィールを見ると、みんなぞろ目の日に生まれてるんですね。ぶぅとピィは二人揃ってぶっピィなんていってますが、意外にどちらも真面目で性格的にもかわいかったりします。

抱きとめようとしても、この腕をすり抜ける冬。


●2006年2月7日
ちょっと間があいてしまいました。一月も終わり、節分、立春と過ぎて二月です。先週は大阪に出張に行きました。朝、島根はどんよりと曇っていたのに、特急で山陽側へ出るとすっきりとした青空。島根でも時折太陽の顔は見ているのですが、久しぶりに晴れてるなぁという感じがしました。さすがにまだ風は冷たかったです。 前回の北海道フィギュアですが、その後エアドゥやササラ電車なども当たりました。ローソンだけでなくファミリーマートやポプラでもあるようですね。こんな事がないとコンビニにはあまり行かないものですから。ちなみにセブンイレブンは島根・鳥取にはありません。首掛け式の缶もあったのでこちらに写真を加えています。
また、かっこいいFK310-LA2を作っているゆ〜じさんのホームページにリンクも加えました。

強い風にアンテナが大きく身をしならせて、冷たそうな歌を奏でています。


●2006年1月27日
今、コンビニ(ローソンだけ?)でサッポロビールを買うと「冬の北海道 大物産展」というフィギュアのおまけが付いてます。ササラ電車や石狩鍋など北海道の冬の風物をフィギュアにしたもので、全部で14種類。実はフィギュアに添えられた解説のしおりに「北からの風」の中の写真が使われていたりします。買ってみて、“雪まつりの雪像(ノルウェーの国会議事堂)”か“北海のタラバガニ”が入っていたら解説書をよく見てみてください。ささやかですが、ツルハシとスノーダンプがここの写真です。フィギュアに関してはこちらにまとめました(写真提供のお礼として一式もらってしまったのです!)。自分でも買ってみましたが、今のところ時計台、雪像、タンチョウヅル、アザラシあたりが出ています。

冬に北海道へ帰らないと、あの研ぎ澄まされた冷たい空気が恋しくなる。


●2006年1月25日
今日はちょっと天気が良かったので、久しぶりにモペットで買い物に行きました。ちょうどガソリンもなく、携行缶も空っぽだったので、初めてガソリンスタンドで給油しました。ちょっとドキドキしながらスタンドに乗り入れ、スタッフの人に「2リットルお願いします」。珍しい物に乗ってますね、とは言われましたが、ちゃんと入れてくれました。スタンドではタンクを鍵で開け、給油してもらい、お金を払って、オイルを入れ、蓋をした後モペットを揺すって攪拌。やることいっぱいで慣れるまでドキドキが続きそうです。少なくともスタンドが混んでる時なんかは焦ってしまうので行けませんね。

昔は早起きだった。あの頃の夜明けが不思議に遠い。


●2006年1月23日
新しい年が明けて一月が始まったと思っていたら、もうあと一週間ほどになりました。厳しくないとはいえ、寒い日が続いています。エアコンはないので灯油のポータブルストーブが部屋の主力暖房ですが、ガソリンスタンドに買いに行くたびにちょっとずつ値段が上がってゆきます。二、三年前に比べると、20リットルの灯油缶で買う金額がラーメン一杯分くらいは上がりました。ポータブルストーブは暖かさに不満はなくても、速暖性で劣ります。夜、一人寒い部屋に帰宅してからコートを着たままストーブの前で暖まるのを待っているのは何とも寂しいものです。

遅くにポストへ手紙を出しに行ったりすると、とても静かで優しい夜に出会うことがあります。


●2006年1月16日
各地の大雪は甚大な被害をもたらしているようです。先週末あたりからの暖気で島根も暖かくなって、山地の雪もだいぶ減ってきた感じがします。寒冷地ではこのような暖気がやってくると、圧雪路がザクザクになって走りにくかったりといいことはありません。冬の途中で変に暖かくなるのは、そのあとまた寒くなった時に溶けていた氷や水が凍ってつるつるになるのでやっかいです。適度な寒い冬が一番ですね。

日陰で小さな雪のかたまりが、懸命に溶け残っています。


●2006年1月6日
2006年が始まりました。元日は山陰にしては珍しく清々しい青空が広がり、モペットで近くの神社に初詣。あっという間に三が日も過ぎ、明日は七草粥です。寒波が再びやってきて、市内にも雪が積もっています。週末は雪の予報、島根もしばらく白い世界が続きそうです。

まっさらなカレンダーに、どんな色をのせよう。

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