ディーゼルにひかれる出雲号

寝台特急「出雲」号。
乗ったのは一度だけ、2004年に東京方面へ出張に行った時でした。
これは出雲市駅、東京へ向かう列車で、山陰を出る時はディーゼルにひかれています。


東京行き

いわゆるブルートレインですから、車体の青色が夕焼けに映えています。
東京へ向かう寝台列車はもう一本、サンライズ出雲がありますが、ブルーではありません。



二段ベッド

おなじみの二段ベッドのB寝台。窓際の折りたたみ式のハシゴが最高です。
僕が乗った時には乗る人も少なかったので、途中まではボックスが貸し切りでした。
高校の修学旅行で京都に行った時、行きは旭川から京都まで汽車でした。
朝に旭川を出て、夕方函館に着き、そこから京都までは夜行の寝台列車。
その時ももちろんこんなB寝台でした。


通路の椅子

なにがいいって、通路にあるこの椅子がいいですね。
深夜にふと目を覚まし、この椅子に座ると車窓を流れる夜の風景。
窓にほおづえをつきながら、誰もいない駅、月の照らす海をいつまでも眺めていたいものです。


食堂車

食堂車だったところは、休憩スペースのようになっていました。
2006年3月のダイヤ改正で消えてしまった寝台特急出雲。
いつかまた、どこか知らない街へ続く夜の汽車に乗ってみたいものです。




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