モペットのページ「どこまでも空」～更新情報ほか

●2008年12月31日
2008年が過ぎてゆきます。今年初めの頃にあった出来事を思い返すと、もう一年たったとはあんまり思えません。でも二、三ヶ月前の出来事を振り返ると、まだそんなものだったかという気がしたり。時間というのは本当に感じ方次第で長くも短くもなるものですね。天気予報では明日にかけて雪。今年最後の海でも見に行こうかと思います。
空や海のページに少し写真を加えてあります。さて、来年はどんな年になるのでしょうか。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

うれしさもさみしさも優しく抱きとめるため、いつでも両手を大きく広げていられますように。

●2008年12月22日
ついにあと十日ほど。この冬はなんだか暖かくて昨晩も雨。全然冬らしい感じがしない（＝年末らしい気がしない）まま一年が終わろうとしています。地元の人も今年はあたたかいというくらい、寒さが足りません。天気予報ではやっと雪だるまマークが顔を出しましたが、ずいぶん控えめです。
千葉でFK310-LA2に乗り始めたというビリィさんからリンクのお話をいただきましたので、加えました。あと、先週彩雲が見られたので大気光学現象も更新しています。彩雲は空を見ていた１時間くらいのあいだ、行き交う雲が次々に色付いてにぎやかでした。

しんしんと降る雪が、この切なさもうずめてしまう日が来るのを待とう。

●2008年12月9日
毎年の事ながら、12月が駆け足で過ぎてゆこうとしています。寒気が入って雪となったり、雨が降ってあっという間に雪が消えたり。このあたりでは根雪という言葉もあまり聞かず、雪は降るけどあくまで一過性のもの、という感覚が強いように思います。長く白に閉ざされる北海道の冬がちょっと懐かしいですね。
年末で忙しくなる前に大気光学現象のページを少し増やしておきました。

タイヤ交換で響くレンチの金属音、二つの季節の音風景。

●2008年12月2日
今年もあと一ヶ月です。先月中旬過ぎの寒波以来、寒さはすっかりゆるんでしまいました。天気も良く過ごしやすい日が続いています。
せっかく天気はいいものの、家にこもってちょっとホームページのリニューアルをしてみました。モペット系のコンテンツはそのままに、北海道のページを変えたり、新たに大気光学現象や海のページを増やしてみました。とりあえず形になったかな、ということで公開します。あと少し写真はあるので、ちょこちょこ増やしていこうと思っています。

月がかわった途端に、ラジオから鈴の音が聞こえるようになりました。

●2008年11月26日
先週は寒波により島根でも初雪。山の方では積雪もありました。一気に寒くなりましたが、やはりちょっと早かったようで、また風にはわずかなぬくもりが戻ってきています。
山陰の冬特有のめまぐるしく変わる天気になってきました。日が射しているのに雨がぱらついたり、黒雲が来たなと思っていたら雷が鳴り出したり。日曜日の朝には環天頂アークが、昨日は島根半島に足をおろした虹が出ていました。わずかな間に消えてしまうものだから、しっかり空に目を向けておきたいものです。

暗くなるのが早いので、ちょっと早めに夕食の支度をしてみよう。

●2008年11月11日
天気が良くなったので久しぶりに海までモペットで行ってみましたが、ちょっと薄着だったみたいで体がすっかり冷えてしまいました。今日は雲の列が海の上で何段にも渡り続いていて、面白い眺め。日が陰ると寒くなり、日が差すとぽかぽかとする、太陽のありがたみを感じる秋の一日です。ギャラリーに一年ぶりに写真を増やしてみました。

子供の頃に使っていた古い石油ストーブ、その音と匂いを思い出すだけでなんだか暖かく感じます。

●2008年11月9日
昨日の朝実家から来たメールの写真では、旭川はすっかり雪景色になっていました。まだ根雪になるには早い時期ですが、これからいよいよ寒く本格的な冬へ向かってゆくことでしょう。島根はまだ紅葉シーズン、どちらかといえば秋といった感じですが、６日にはカニ漁が解禁となりました。雪はまだ降らずとも、いい季節になってきています。先日ははっきりとした幻日とかすかな環天頂アークが出ていたし、空もいい季節のようです。
気温が低くなったので、モペット活躍の場も減ることでしょう。モペットに乗り始めた頃はがっちり着込んで冬場でも乗っていましたが、やっぱり風が冷たいしつらい。ゆっくりのんびり走るのがモペットですから、最近は無理してまでも乗らないようになりました。ちょっとぽかぽかする日にそこらを散歩に…程度がちょうどいいですね。

歳経るほどに、年末に向かう季節の足音が心にしみてくる。

●2008年10月15日
ほぼ一ヶ月あいだがあいてしまいました。十月もなかば、秋晴れの山陰です。昨日はいつもの浜へ行き、海を見ながらパンを食べていました。天気が良いと、遠く日御碕灯台が見えます。しばらく行ってないなぁと思ったので、晴天の続いた今日、久しぶりに行ってみました。灯台に登るのは数年ぶり、真っ青な空に真っ白な灯台が綺麗に映えて美しい。お店のおばちゃんに干しカレイの上手な焼き方を教わったり。近くの海でとれたものではないとはいうものの、三角の白い貝を一つ、お土産に買いました。

灯台の大きな瞳が見る昼の夢、見上げればそれに触れられる気がしました。

●2008年9月16日
先週あたりから、ずいぶんときれいな青空が広がりはじめました。14日は今年の中秋の名月でしたが、見事な月夜に。台風13号がゆっくりと近付いているようなので、今週末はどうなることでしょうか。
海では最近、クラゲをよく目にします。先月末頃にはギンカクラゲがたくさん打ちあがってたと思えば、今日はカツオノカンムリ（かな？）が砂浜にいくつも。カツオノカンムリは帆のようなものがあって、水に浮かべると風で流されていきます。どちらも硬貨くらいの小さなクラゲで、毒があるそうですがずいぶんかわいらしい形をしているものです。空を見上げれば、太陽の周りの雲が少し彩雲がかっていました。

夏の景色が、一つ夕暮れを迎えるたびに薄くなっていく。

●2008年9月3日
すっきりと晴れることがほんとに少なく感じます。いつも雲が出て湿気った感じがして、今日も雨。でも、雨粒の様子がすっかり変わって、優しく冷たい秋の雨になりました。
青春18きっぷの夏パンフレットを今更ながら加えました。去年はこれで旅をしていましたが、今年はなかなか時間がとれず行けずじまい。ちょうどこの18きっぷパンフレットと出会って10年たちました。10年前、大学の実習で汽車を使っていた時に駅で見たのが最初です。あの頃がまだ近いような遠いような。

ふと心をよぎるのは、灯りにぼんやりと照らされた夜のホーム。

●2008年8月22日
もう八月も終わりかけています。ずいぶんと暑い夏だった気がしますが、ここ一週間ほどで急に涼しくなってきました。おなかが冷えない程度に巻いていた軽い布団ですが、明け方には肌寒くてしっかりとくるまってしまってます。いつも繰り返されることとはいえ、また一つ季節が過ぎてちょっぴりさみしい感じがします。
お盆にかけて忙しい時期だったので、すっかり更新も滞ってしまいました。モペットは相変わらず大活躍。天気を見ながら通勤でも乗っていましたが、そろそろ服装を考えないと夜は寒そう。月初めの頃には夕立のあとの虹が見られたり、しばらく忘れていた青春18切符のパンフレットをもらってきたりしましたが、そのうち更新したいところです。

そうだった、夜はこんなに静かだったんだなぁ。

●2008年7月24日
ほぼひと月ぶりの更新。もちろん梅雨も明けてしまって、連日暑くてぐったりしてしまいます。やはり北海道と全然違うのは湿度と日較差でしょうか。晴れているのに何となくじっとりとした空気。夜になってもなかなか下がらない気温。もう本州の夏も７度目とはいえ、これにはどうにも太刀打ちできません。それでも、自宅には未だクーラーなしでも生きてはいけてるのです。
最近のモペットは主に通勤使用。天気予報を気にしながら通っています。今日は久しぶりに海に行きましたが、夏休みとあって平日でも海水浴客の姿がちらほら。仕方ないので誰もいない磯を探して、しばらく海を眺めていました。

この暑さを懐かしむ季節がきっと来る。だから、あまり涼しさには逃げずいよう。

●2008年6月26日
さすがに湿気ってじめじめとした梅雨らしくなりました。でも今日は天気がよくてカラッとしていたので、窓を開けて風を通せばいい気持ち。週末はまた雨の予報で、長続きはしないようです。
自賠責のステッカーが届いたので張り替えました。前のステッカーとは上部の年表示が変わっただけ。今度は５年分です。モペットの登録・自賠責の加入は16年の6月25日だったようで、ちょうど４年が経ちました。バッグに入れている古い証書を入れ替える時に見たら、自賠責保険料が前回は４年で15,770円、今回は５年で14,070円。ちょっと値下がりしたんでしょうかね。
簡単ですが、手直ししたライトのスイッチです。ホームセンターで売っている自動車用のトグルスイッチを二つつけてます。そのうち一つは前照灯二つ分、もう一つはテール用です。

久しぶりに日の射す夕暮れの景色を見た気がして、少し昔を思い出しました。

●2008年6月13日
中国地方も梅雨入りしましたが、昨日今日といい天気。ずいぶん気温も上がって夏のようでした。21日が夏至ですから、太陽も高い高い。
モペットのライト類配線をやり直し、ちょっとスマートになりました。また写真はいずれ掲載しようと思います。今までは手信号で方向指示をしていましたが、ウインカーもあればなあと思います。大きな街ではないので、手信号でもまあ十分と言えば十分なのですが、あれば便利でしょう。４年経って期限切れの自賠責も、今日更新手続きをしてきました。

小さな一つ一つのことが、夏の記憶を懐かしく呼び起こします。

●2008年6月10日
日本各地が梅雨入りする中、中国地方だけが取り残されたようにまだです。今日も良い天気で布団も干せました。しかしやっぱり湿気った感じが…。草むらにはナメクジ達がたくさん潜んでます。
一ヶ月近く間があいてしまってます。そろそろこのサイトも大幅に手直しをしたいなと思いながらも、なかなか実現しません。モペットはいよいよ活躍の場を増やしてきました。もう日が暮れかかっても半袖で大丈夫なくらいではありますが、通勤にはまだ今シーズン使っていません。後付のLEDライトのスイッチをちょっと工作しているために、まだ万全ではなくて。冬の間にやっておけば良かったものを。エンジンは好調で変わらず軽快な音を立てて初夏の街を走っています。

建物のあいだから真っ赤な夕日がくっきりと見えて、びっくりしました。

●2008年5月15日
五月も半ばになってしまいました。北海道の桜も平年より早く咲いたようで、旭川のあたりではゴールデンウィークの頃にすでに散っていたという話も聞きました。松江城内にある“なんじゃもんじゃ（ヒトツバタゴ）”はちょうど花が満開に。よくニュースになるものの、見たのは初めてでした（なんじゃもんじゃ）。
雨が来たりで最近は少し寒く感じますが、気温がもう少し上がったらモペット通勤を始めようと思っています。

いつもより少し早く起きて、鉢植えを初夏の陽にあてる。

●2008年4月24日
晴れたり雨になったり、天気がよく変わります。今日はちょっと肌寒かったものの、先日は寝ようとしたときに耳元で蚊の羽音を聞き、あわてて蚊取り機を取り出しました。カエルの鳴き声もずいぶん増え、少しずつ夏も近付いてきているようです。
火曜日、日没前の夕空で上部タンジェントアークが見られました。あまり形ははっきりしないものの、丸みを帯びたVの字型がなんとなく分かります。

いつの間に着替えたのか、真緑の衣をまとう桜の木。

●2008年4月17日
心なしか冷たさよりもぬるさを感じる雨が降っています。一昨日は天気がよく、モペットを水洗い。そのあと久しぶりに走らせてみましたが、快調に走れました。冬に入る前に倒してしまった時の影響で、ペダルの軸が歪んでしまっています。あまりペダルで漕ぐことはないものの、あまり気になるようならまた替えてしまってもいいかも知れません。モペットを買ってすぐに交換した金属製のペダルですが、縁石などにひっかけたりしてだいぶ傷んでしまってます。
天気が崩れる前の一昨日の夕方、日没前の太陽に暈がかかっていて、薄いながら幻日も見られました。あまりよそ見をしてはいけないものの、撮影ポイントを探して走るにはモペットは最適な乗り物です。

まだ冷たいのか気持ちいいのか、水たまりを泳ぐカタツムリ。

●2008年4月3日
まだまだ満開とは言えないものの、桜がずいぶん咲いています。四月に入り、お花見にもいい季節になりました。とはいうものの、北海道ではゴールデンウィーク頃に咲く桜。入学式に桜、といったよくある風景も、北海道にいた時には全然実感がなかったものです。
自動車のタイヤも先日替えました。モペットのサイトながら、モペットネタが最近少なくて申し訳ない。そういえば乗り始めてもう四年が経とうとしていますが、自賠責が６月で切れるのでした。忘れないように更新しないといけません。備忘録代わりにここに記しておきます。

海にまた、子ども達の笑う声が戻ってきた。

●2008年3月11日
一ヶ月もほったらかしでした…。もう島根では梅が咲き、すでに黄砂も飛来しはじめています。すっかり春らしくなってしまいました。アスファルトの匂いを含んだぬるい風、久しぶりに顔をのぞかせた雪解け水の流れる道、確実に影を短くしてゆく肌に柔らかい日射し。長い冬を過ごしたあとに訪れる切なくも暖かな季節です。体に染みついた感覚では、島根ではまだまだ冬の期間が短く感じますね。
天気も良くなり、モペットにも乗りやすくなりました。手袋もなく、ハーフコートだけでも日中走るには問題ありません。結局冬の間は特に手入れもせずにいたので、本格的に乗り始める前にきちんと見ておこうと思っています。

苦手といえば苦手だけど嫌いにはなれない、冬と春のすきま。

●2008年2月12日
また寒気で雪の予報。今年は島根も雪が多いような気がします。それでも日中に気温が上がるのは変わらず、積雪のある山の方では圧雪が溶けて悪路に。凍結路面も困りますが、ザクザク道も困ります。
昨日家に帰ってきて、車を降りて夜空を見ると光柱が見えました。寒さで手がかじかみながら、デジタルカメラで撮影しました。光柱を見たのは去年の１月以来２回目です。

以前にも増して、空の中に何かを探すことが多くなりました。

●2008年1月31日
例年のことですが、あっという間に年明けから一ヶ月。閏年で一日多い２月が明日から始まります。島根はずっと雲に覆われる日が多いものの、それほど雨や雪は降らず穏やかです。
北海道で見られた彩雲の写真をとりあえず出しました。このあたりもそのうち時間が出来たらまとめたいところ。ちなみに島根に戻ってからも一度彩雲を見ています。

夕暮れ空にもくもく広がる灰色の雲が、うっすらと茜の色を隠していました。

●2008年1月29日
北海道への帰省から戻りました。帰りは低気圧のため新千歳空港が乱れ、乗る予定だった飛行機が欠航。翌日の便で帰って来るなんてこともありましたが、北海道滞在中は-20℃を下回る寒波も久しぶりに体感し、冬の感覚を取り戻しました。旭山動物園や大学時代を過ごした岩見沢などを楽しみ、雪の少ない島根へ戻っています。
旭川では頻繁に彩雲を見ました。１０日間ほどの滞在中に気付いただけで５日ほど。北海道にいた頃もこれくらい見えていたのでしょうか。彩雲の写真はまた後日ご覧いただこうと思っています。

雪を踏みしめる音さえも、冷たい空気の中で凍り付いてゆきます。

●2008年1月12日
あけましておめでとうございます。といっても年が変わってはや十日も過ぎてます。年末年始の寒波で山間部には積雪がありましたが、その後の暖気でどんどんとけていく一方。先日モペットに初乗りして海辺を回ったときも、まるで春のような暖かさで走りやすい。これが１月初旬だと思えば気味が悪いくらいのぬるい風でした。来週から北海道に帰る予定ですが、向こうの雪や寒さの具合はどうでしょう。ちゃんと冬の成分を充電できるかな。雪は多いと聞いているので、除雪や屋根雪下ろしなんかはきっと待っていると思います。
まもなく小正月ですが、道ばたでとんど焼きを見かけました。北海道ではどんど焼きといえば、神社の境内で積み上げた注連飾りなんかを焼くものでした。田んぼの脇でこのような竹などで組み上げられたものを作るのは向こうじゃ見たことなかった気がします。同じようなものか、近場では国の重要無形民俗文化財に指定されているという「五十猛（いそたけ）のグロ」というのもありました。

新しい年。空の色も心なしか新しく。