青春18きっぷ
春・夏・冬、年3回登場するJRの「青春18きっぷ」は、普通列車に乗り降り自由というのんびりな切符です。
それに加えてポスターもとっても素敵。
駅の構内で思わず見入ってしまうような、「行ってみたいなぁ」と思わずにいられないような。
次の季節がいつも楽しみ。

2007年夏切符
2009年夏切符

抜けているのは手に入れられなかった所です。ご容赦下さい。

(写真をクリックすると拡大します。) 

どこまでも空
ホームへ戻る



【春】 【夏】 【冬】
《1998年》
1998夏
もう3日もテレビを見ていません。
1998冬
駅に着いた列車から、
高校生の私が降りてきた。
《1999年》
1999春
学校を卒業すると、
春は黙って行ってしまうようになる。
1999夏
ああ、ここだ、と思う駅がきっとある。
1999冬
思わず降りてしまう、という経験を
したことがありますか。
《2000年》
2000春
通過しない。立ち止まって記憶する。
そんな旅です。
2000夏
「早く着くこと」よりも
大切にしたいことがある人に。
2000冬
前略、僕は日本のどこかにいます。
《2001年》
2001春
たまには道草ばっかりしてみる。
2001夏
夏休みは、寝坊が一番もったいない。
2001冬
なんでだろう。涙がでた。
《2002年》
2002春
タンポポみたいに旅に出た。
2002夏
自分の部屋で、人生なんて考えられるか?
2002冬
冒険が足りないと、いい大人になれないよ。
《2003年》
2003春
この旅が、いまの僕である。
2003夏
E=(km)
旅の楽しさ(Enjoy)は、距離(km)の2乗に比例する。
2003冬
I=t人
旅の印象(Impression)は、時間(time)と出会った人々に比例する。
《2004年》
2004春
√a=18
旅路(ルート)のなかでは、人はいつも18(age)である。
2004夏

この旅が終わると、次の私が始まる。
2004冬

出かけなければ、決して会えないのだ。
《2005年》
2005春

懐かしい友達に再会するような、そんな旅でした。
2005夏

あの頃の青を探して。
2005冬

旅は、真っ白な画用紙だ。

《2006年》
2006春

緑も、空気も、私も、あたらしく。
2006夏

この夏の新色です。
2006冬

余計な音は、ありません。
《2007年》
2007春

窓を開けると、列車の中まで春になった。
2007夏

初めてに、年齢制限はありません。
2007冬

冒険に、年齢制限はありません。
《2008年》
2008春

出会いに、年齢制限はありません。
2008夏

ゆっくり行くから、見えてくるもの。
2008冬

ゆっくり行くから、聴こえてくるもの。
《2009年》
2009春

ゆっくり行くから、巡り逢えるもの。
2009夏

大人には、いい休暇をとる、
という宿題があります。
2009冬

変わる日本の、変わらない景色。
ゆっくりとしか行けない旅をする。
《2010年》
2010春

一駅、一駅、春になっていきます。
2010夏

「ゆっくり行きましょう」と列車に言われた夏でした。
2010冬

車窓に映った自分を見た。いつもより、いい顔だった。
《2011年》
2011春

視界に入りきらない春が、目の前に広がっていました。
2011夏

家の冷房を消して、涼しい日本へ旅に出た。
2011夏

立ち止まったり、振り返ったり。だから出会えた景色があります。
《2012年》
2012春

止まる駅、止まる駅で、いろんな笑顔が咲いていた。いい春です。
2012夏

「きれいだなぁ」誰も聞いていないつぶやきも、いいものです。
2012冬

おみやげに持って帰れないものがありました。この景色です。
《2013年》
2013春

空気は、読むものじゃなく
吸い込むものだった、と思いだしました。
2013夏

はじめての一人旅を、
人は一生、忘れない。
2013冬

僕らが降りた終着駅は、
誰かの旅の始発駅でもある。
《2014年》
2014春

「ずっと友達だよ」と言うかわりに、
みんなで旅にでた。
2014夏

5時30分
天空の城が、
旅立つ私を見送ってくれた。
2014夏

18時16分
小さな改札をくぐった。
大きな夕日が迎えてくれた。
《2015年》
2015春

8時16分
トンネルを抜けると、まぶしい日本の春でした。
2015夏

8時16分
眺めのいい車窓って、いちばんの避暑地かもしれません。
2015

14時55分
一生来なかったかもしれない場所に、いま来ています。
《2016年》
2016春

9時52分
私はいま、遅い春を迎えに行くところです。


どこまでも空
ホームへ戻る