映画関連のニュースと噂をお伝えします。不確かな情報もありますので、二次使用にはご注意ください。
10月18日
▼松竹が個人向け「映画ファンド」を開始
松竹が、12日に行われた仲間由紀恵、オダギリジョー主演の時代劇映画『忍 SHINOBI』の製作発表で、個人投資家から製作費の一部を募る「映画ファンド」を試みることをあわせて発表し、話題になっている。一口10万円単位で映画事業への参加を呼びかけ、ヒットに応じた配当金を還元するというもので、すでにヨーロッパや韓国では導入されている制度だが、日本の大手映画会社としては初めての試みになる。
投資した人は、映画公開後の興行収入、ビデオやDVDの売り上げなどに応じて、配当金を得られるほか、完成作の特別試写会への招待、DVD映像に名前がクレジットされるなどの特典も付く。
詳しくは:http://www.shochiku.co.jp/shinobi/
8月28日
▼複数の国際映画祭のコンペ部門で、同じ作品を出品可能に
いままでは映画祭のコンペ部門へ出品される作品は、他の映画祭で上映されていない作品に限られていた。たとえば、カンヌのコンペに出品された作品は、ベルリンのコンペには出品できないというぐあいだ。ところが、これが来年から変えられることになるらしい。国際映画祭を認定している団体、国際映画製作者協会(FIAPF)は、来年の1月1日から、同じ映画を複数の映画祭に出品することを可能とし、規格を取り決める会議を設立する予定だ。
8月13日
▼日本最初の国際合作映画、ロシアで発見
日本とドイツが共同製作し、1926年に公開された映画『武士道』のフィルムがロシア国立映画保管所で発見された。この映画は公開されてからフィルムが所在不明になっていたため、これまでは、原節子主演の日独合作映画『新しき土』(37)が、最初の国際合作映画として知られていた。
83分のサイレント映画で、監督は、20年代に活躍した賀古残夢(すごい名前ですね)と、ドイツのハインツ・カール・ハイラント。鉄砲伝来をテーマに、日本に流れ着いた外国人が戦乱に巻き込まれるのを描いた時代劇で、岡島艶子やドイツ人俳優らが出演し、京都の東亜キネマ等持院撮影所で製作された。
9月の第4回京都映画祭で特別上映されることになっている。
8月10日
▼ソフィア・コッポラの新作はマリー・アントワネットか?
ソフィア・コッポラの新作は、フランス革命で有名なマリー・アントワネット王妃を描く映画になりそうだ。原作は、複雑で誤解されがちなアントワネットの実像に迫った、アントニア・フレイザーによる伝記「Marie Antoinette: The Journey」。『ヴァージン・スーサイズ』以来のコンビとなるキルスティン・ダストが、主演を演じることが決まっている。ルイ16世役は『天才マックスの世界』のジェイソン・シュワルツマンがつとめるとのこと。ソフィアはVIPとしてヴェルサイユを訪問し、アントワネットの私室や、先頃修復された彼女専用の劇場などを見学し、ヴェルサイユに寄付をして帰ったそうだ。撮影は来年2月からフランスで開始の予定。
7月30日
▼アルトマンの新作
ロバート・アルトマンの次回作が決まった模様。ミネソタ公共ラジオ局で長年続いている、作家ギャリソン・キーラーの番組「A Prairie Home Companion」を描く映画になるとのこと。配役はメリル・ストリープ、トム・ウェイツ、ライル・ラヴェットらのほか、キーラー本人も出演するらしい。
▼ヴェネチア映画祭、ラインナップ決まる
9月に開催される第61回ヴェネチア国際映画祭のラインナップが発表された。スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演『ターミナル』がオープニングを飾り、コンペでは- クレール・ドニの「L'intrus」、アルノー・デプレシャンの「Rois et Reine」、アモス・ギタイの「Promised land」、ジョナサン・グレイザー監督、ニコール・キッドマン主演のサイコ・スリラー「Birth」、トッド・ソロンズ監督、エレン・バーキン、ジェニファー・ジェイソン・リー共演の「Palindromes」、アレハンドロ・アメナーバル監督、ハビエル・バルデム主演の「Mar adentro」、ミラ・ナイール監督、リース・ウィザースプーン主演の「Vanity Fair」、マイク・リーの「Vera Drake」、ヴィム・ヴェンダースの「Land of Plenty」などがコンペ部門に出品される。
日本からは、宮崎駿のアニメ『ハウルの動く城』と、ホウ・シャオシェンの『珈琲時光』(松竹、朝日新聞社など製作、小津安二郎生誕100年記念)、ジャ・ジャンクー監督の『世界』(日中合作)の出品が決まっている。
ジョン・ブアマンが審査委員長を務め、審査員としてスパイク・リー、スカーレット・ヨハンソンらが参加する模様。その他詳細はメルマガで。
7月24日
▼セルジュ・レジアニ、死去
フランスの俳優・歌手セルジュ・レジアニが、22日夜から23日朝にかけて、心不全のためパリの自宅で死去した。享年82歳。
1922年イタリアで生まれ、8歳の時に家族でフランスに移住。コクトーやサルトルの演劇に出演後、映画俳優になる。ジャック・ベッケル監督の『肉体の冠』(52)で人気を確立する。その後も、『いぬ』、『蜂の旅人』、『汚れた血』、『コントラクト・キラー』などで、主演や脇役として忘れがたい存在感を示した。
7月23日
▼ジェリー・ゴールドスミス、死去
米作曲家のジェリー・ゴールドスミスが21日亡くなった。享年75歳。彼が音楽を手がけた作品は、『五月の七日間』、『砂漠の流れ者』、『リオ・ロボ』、『猿の惑星』、『パットン大戦車軍団』、『チャイナタウン』、『オーメン』、『カプリコン・1』、『エイリアン』、『スター・トレック』、『ランボー』、『グレムリン』、『トータル・リコール』、『氷の微笑』、『L.A.コンフィデンシャル』、『エアフォース・ワン』、『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』、『ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション』など、数知れない。
7月22日
▼ 訃報
レネ、トリュフォーに愛された女優ネリー・ボルジョーが14日亡くなった。享年72歳。
ミケランジェロ・アントニオーニの『赤い砂漠』や、ウディ・アレン作品などで知られるイタリアの撮影技師、カルロ・ディ・パルマが9日亡くなった。享年79歳。
7月16日
▼ラウール・ルイスがクリムトを映画化
ラウール・ルイスが画家クリムトの伝記映画を撮ることが決まった模様。タイトルは「Klimt」で、クリムトを演じるのはジョン・マルコヴィッチ。ルイスとマルコヴィッチは『見出された時』以来のコンビとなる。十分話題性はあるので、久々に日本公開されるルイス作品となりそうだ。そう期待したい。
7月11日
▼イーストウッドが硫黄島の激戦を映画化か?
スティーブン・スピルバーグの映画製作会社ドリームワークス社が、ジェームズ・ブラッドリーによる「硫黄島の星条旗」を映画化することが決まった。この原作は、太平洋戦争末期の激戦地、硫黄島の戦いで摺鉢山に星条旗を立てた6人の米兵を描いたノンフィクション。監督にはクリント・イーストウッドが起用される予定だそうだが、イーストウッドが監督を引き受けたかどうかは未確認。
5月23日
▼カンヌ映画祭パルムドールはマイケル・ムーア作品
22日、第57回カンヌ映画祭授賞式が行われ、最高賞のパルムドールにマイケル・ムーアの『Fahrenheit 911(華氏911)』が選ばれ、グランプリは、パク・チャンウク監督『オールド・ボーイ』に決まった。
最優秀男優賞には、是枝裕和監督『誰も知らない』の柳楽優弥(14)が、日本人として初受賞した。また、最優秀女優賞はオリヴィエ・アサヤス監督『Clean』のマギー・チャンに、最優秀監督賞(Prix de la mise en scene)は『Exils』のトニー・ガトリフ、最優秀脚本賞は『Comme Une Image』のアニエス・ジャウィに贈られた。
審査員賞には、『レディ・キラーズ』の女優イルマ・P・ホールとアピチャポン・ウィーラセタクルの『Tropical Malady』が並んで受賞した(アピチャポン作品は賛否両論で、上映中に席を立つものも多かったと聞く)。また、カメラドール賞は、カレン・イェダヤ(Keren Yedaya)の『Mon Tresor』に決まった。
5月14日
▼ゴダールの新作「我らの音楽」つづき
ゴダールのとくに最近の作品を、しかもまだ見ていないのに、言葉で手短に説明できるはずもないが、web サイトの作品紹介を簡単にまとめると、今年のカンヌで上映される新作『Notre Musique』の内容はだいたいこんな感じらしい。
全体は3部に分けられていて、第1部「王国1ー地獄」では、様々な戦争のイメージが、4つのフレーズ4つの音楽のみを付したサイレントで脈略なく描かれる。これが7、8分。続く第2部「王国2ー煉獄」は、約1時間の長さで、作品の大半を占める部分となっていて、ここでは、「ヨーロッパ書物会議」(とでも訳すのだろうか)の際の現代のサラエヴォが描かれ、破壊されて再建中のモスタール橋(ボスニア=ヘルツェゴヴィナ)が罪と許しを象徴するものとして登場する。約10分間つづく第3部「王国3ー天国」では、自らの命を捧げたひとりの娘が、小さな浜辺で平安を見いだす様が描かれる。その浜辺を米国の海兵隊が守っているとあるのだが、これはいったいどういう意味か。
見てのとおり、ダンテの『神曲』を意識した構成になっているが、『リア王』と同様、ほとんどダンテとは関係はないのだろう、たぶん。ただし、深いところでは非常にダンテ的な作品になっている予感もする。
カンヌ映画祭公式ホームページの紹介欄はココ。なお下のリンクには、予告編あり。それを見ると、今度の映画では、階段を下りる女の脚をどう撮るかがポイントになっているらしい(?)
5月12日
▼ゴダール新作「我らの音楽」
今年のカンヌで上映されることになっているジャン=リュック・ゴダールの新作「我らの音楽」の紹介ページです。とりあえず、リンクだけしておきます(ただし、記事はフランス語です)。詳細は後日。
5月8日
▼モフセン・マフマルバフの新作がイラン政府によって頓挫
マイケル・ムーアのブッシュ批判映画がディズニーによって配給拒否されたことが話題になっているが、同じ時期に、モフセン・マフマルバフの新作『Amnesia』がイラン政府の認可を得られず、製作中止となったというニュースが入ってきた。
『Amnesia』は、マフマルバフ自身が数年をかけて昨秋脚本を完成させたもので、イランの人々と芸術家たちの20年にわたる苦悩の日々を描く映画になる予定だった。プロの俳優を使って、この春、テヘランで撮影を開始することになっていたが、今回のイラン政府の決定によって、イランでの製作は事実上不可能となった。マフマルバフは、『カンダハール』のときのように、また国外に出て映画を撮ることを余儀なくされたかたちだ。
5月4日
▼万田邦敏のテレビドラマ、カンヌへ
テレビ朝日系で放送されたホラー・ドラマ「ダムド・ファイル あのトンネル」をフィルム化した「The Tunnel」が、カンヌ国際映画祭監督週間の招待作品に選ばれた(映画化ではなく、テレビ版をフィルムに落としたものだと思う)。テレビドラマが招待作品に選ばれるのは異例のことというが、その監督があの『UN LOVED』の万田邦敏と聞けば、不思議でもなんでもない。というか、万田さんほどの才能ある作家がいまだに、こういうテレビドラマの監督など、目立たない活動の場しか与えられていないことが、もどかしい。
「ダムド・ファイル あのトンネル」は、視聴者から募った恐怖体験や地域の伝承をもとに制作された30分ドラマ「ダムド・ファイル」の90分スペシャル版。野村宏伸と南野陽子の出演で、愛知県内のトンネルを舞台に、家族の再生への苦悩を描いたドラマで、プロデュースは、『萌の朱雀』『リング』などを手がけた仙道武則。5月20日に現地で上映される。
4月30日
▼ソクーロフ、昭和天皇を描く
ロシアの映画作家アレクサンドル・ソクーロフがレーニン、ヒトラーにつづいて昭和天皇を描く新作「太陽」が、今月28日よりサンクトペテルブルクで撮影準備に入った模様。製作元のニコラ映画社によると、7月から本格的な撮影を開始し、東京でもロケを行う予定だそうだ。東京の焼け跡はCGを使って再現するらしい。『モレク神』同様に、1945年夏の終戦の決断から46年1月の天皇の「人間宣言」まででのごく限られた時間を描く内容となるようである。来年公開の予定。
4月15日
▼清順さんの新作は「オペレッタ狸御殿」
鈴木清順監督が、『ピストルオペラ』以来3年ぶりとなる新作『オペレッタ狸御殿』を撮ることが決まった模様。これは清順さんが長年温めていた企画で、主演には、中国の人気女優チャン・ツィイー(『初恋のきた道』)とオダギリジョーが決定している。「狸御殿」シリーズは、むかしの白黒で撮られたものとかを何本か見ているが、清順さんがこれを長いあいだ撮りたがっていたとはとは知らなかった。美形好きの清順さんはキャストに大満足しているようで、かなり気合いが入っている。日本語、北京語、ポルトガル語、ラテン語のセリフが飛び交う「波瀾万丈の恋物語、天下一品の映画」になるそうだ。期待しよう。公開は来年秋予定。
4月14日
▼ゴダールの新作がカンヌでお披露目
5月12日から開催予定のカンヌ国際映画祭で、ゴダールの新作「我らの音楽」が上映される模様。コンペ以外の特別上映で、ゴダール本人も参加する可能性があるとのこと。ゴダールのカンヌへの参加は、2001年の『愛の賛歌』以来のこととなる。
4月10日
▼『ぼくの好きな先生』訴訟の続報
ニコラ・フィリベールのドキュメンタリー作品『ぼくの好きな先生』をめぐる裁判騒動については、以前から何度かお伝えしているが、先日、ジョルジュ・ロペス元教師の肖像権をめぐる訴えがペルピニャンの控訴院によって却下された模様。 同様の裁判がパリでもまだつづいているそうだが、ロペス氏にとってはあまり見通しは明るくないようだ。
関係ないが、パリではエドガー・G・ウルマーの『The Naked Dawn』がリヴァイヴァルされている。この作品は、死ぬ前に絶対見たいと思っている幻の映画ベスト5の一本なのだが、なんとか日本で見れないものか。DVDでもいいからだれか関係者の人、見せてください!
話は変わるが、今年のカンヌの「国際批評家週間」のプレジデントがジャック・ロジエに決まったらしい。これを機会に、だれかジャック・ロジェ特集を日本でもやってくれませんか(無理?) だれか関係者の人、DVDでもいいから『メーヌ・オセアン』を見せてください!
4月1日
▼イーストウッドの新作はボクサー映画
イーストウッドの新作は異色のボクサー映画になるらしい。タイトルは、「Million Dollar Baby」で、ボクサーを目指すひとりの若い女性とトレーナーの元ボクサーとの恋を描く物語。イーストウッドは監督だけでなく主演もこなすとのことで、期待大だ。ヒロインにはヒラリー・スワンク、共演はモーガン・フリーマンなどが予定されている。ボクシング映画と聞いて、イーストウッドがロートル・ボクサーのイメージにあまりにもぴったり重なったので、怖いぐらいだ。6月から撮影開始の予定。
3月9日
▼ヴェネチア映画祭のディレクターにマルコ・ミュレールが内定
ヴェネチア映画祭の新しいディレクターにあのマルコ・ミュレール氏が任命されることになった。マルコ・ミュレール氏といえば、ペサロ映画祭 (1983-1989)、ロッテルダム映画祭 (1989-1991) 、ロカルノ映画祭 (1991-2000)など、数々の映画祭でディレクターを務めてきた国際映画祭の顔であるだけでなく、『ノー・マンズ・ランド』などのプロデューサーとしても知られる。ヴェネチア映画祭のディレクターにイタリア人以外が選ばれたことも初だし、複数年の契約(4年といわれている)は1992年以来だそうだ。いかに彼が信頼されているかという証拠だろうか。もっとも、正式な承認は今度のヴェネチア映画祭でなされるとのこと。前任者のモリッツ・デ・ハデルンMoritz de Hadeln(発音これでいい?)は、2003年の同映画祭でマルコ・ヴェロッキオの『ボンジョルノ・ノッテ』が無視されたことに端を発する映画祭内部の政治紛争の犠牲となって左遷されたと聞くが、真相やいかに。
3月4日
▼山中貞雄の幻のフィルム発見
山中貞雄の傑作『丹下左膳 百萬両の壷』の終盤で大河内伝次郎演じる幻のアクションシーンが、コレクター所蔵のフィルムのなかから発見された。問題のシーンは、戦後GHQによってカットされ、現存していないと考えられていた。時間にしてわずか2分という短いものだが、山中の「殺陣」が見られると思うとわくわくするではないか。
プリントには音声がなく、戦前に販売された「おもちゃ映画」と呼ばれる家庭用のダイジェスト版を、このコレクターかだれかが16ミリに複製したものらしい(このコレクターはもう亡くなっているとのこと。フィルムはその遺品のなかから発見されたのだろう)。
この幻のシーンは、5月発売のDVD「山中貞雄日活作品集」に収録される予定だそうだ。ちなみに、『丹下左膳』はまもなくリメイク版が公開されることになっている。
2月20日
▼ジャン・ルーシュ死去
▼『座頭市』全米公開
2月14日
▼イオセリアーニに乾杯!(オタール・イオセリアーニ映画祭)
1月29日
▼『リア王』をめぐる裁判でゴダールが敗訴
パリの大陪審で開かれていた『リア王』をめぐる裁判で、同作品の監督であるジャン=リュック・ゴダールに著作権侵害の有罪判決が出た。この裁判は、作家のヴィヴィアンヌ・フォレステル(『経済の恐怖』ほか)が、『リア王』のなかでゴダールが自分の文章を無断で使ったことに対して、著作権侵害で訴えていたもの。有罪判決が出たことで、ゴダールと製作会社の Bodega Films は、フォレステルと出版社それぞれに 5000 ユーロの賠償金を支払い、さらにこの判決内容を新聞2紙に(具体的な名前は不明)掲載しなければならず、そのさいの経費は監督と製作会社が負担するというもの。なかなか厳しい判決である。
メルマガで簡単に触れたことがあったと思うが、『リア王』は1987年に制作された作品でありながら、フランスでは 2002年になってようやく公開されたばかり。それが今度の有罪判決 だから、不幸続きの作品である。日本ではフランスよりもずっと早く一般公開されているが、非常にお粗末な公開のされ方だった。シェイクスピアの呪いという話もあるが、笑っていられない。ゴダールが引用しなくなったらどうなるのか。
1月28日
▼第54回ベルリン映画祭のラインナップが決定
1月26日
▼「突貫小僧」逝く
1月18日
▼日本映画ペンクラブ賞
1月15日
▼美松劇場閉館
▼映画賞結果の続報
1月12日
映画賞の季節
11月27日
▼侯孝賢の新作まもなく完成
11月24日
▼スパイク・ジョーンズがモーリス・センダックを映画化
11月13日
▼リヴェットの新作はけっこう変?
11月7日
▼「ぼくの好きな先生」敗訴
11月5日
▼『座頭市』フランスでも好評
10月29日
▼フェリーニの『カビリアの夜』の完全版が公開
10月28日
▼大阪ヨーロッパ映画祭でエルマンノ・オルミの新作
10月27日
▼東京フィルメックスではイラン映画と清水宏を特集
▼ヤマガタ映画祭受賞結果
10月17日
▼『パリ・テキサス』のコンビが復活
10月13日
▼ぼくの好きな先生の裁判騒動
9月29日
▼エリア・カザン、死去
▼『ヴァンダの部屋』ついに公開
▼タイ映画祭、行われる
9月24日
▼シネマテーク・フランセーズがお引っ越し?
▼ホン・サンスの『気まぐれな唇』(韓国)、公開。
8月31日
▼『10ミニッツ・オールダー』は分割公開
8月24日
▼ゴダールの新作完成
8月14日
▼ブニュエルと黒沢をプロデュースした名プロデューサーなくなる
7月25日
▼北野武の『座頭市』ヴェネチアへ
7月25日
▼ホウ・シャオシェン新作、続・続報
7月24日
▼テレンス・マリックの新作はチェ・ゲバラの生涯を描く「Che」
▼上映時間200分を超えたタランティーノの『キル・ビル』は分割公開へ
7月16日
▼鈴木清順監督がミラノで「巨匠に捧げるオマージュ」賞を受賞
▼ウィノナの復帰作はアルトマン作品
▼スコセッシがSFドラマをプロデュース
7月12日
▼ダルデンヌ兄弟の『息子のまなざし』日本公開
7月10日
▼ジャック・タチ・フィルム・フェスティバル
6月30日
▼キャサリン・ヘップバーン死去
6月28日
▼『七年目の浮気』の脚本家亡くなる
6月25日
▼侯孝賢、新作続報
6月19日
▼『Cahiers du Cinema』が休刊に?
6月18日
▼名脇役ヒューム・クローニン亡くなる
6月16日
▼侯孝賢の新作が SARS で撮影延期?
6月13日
▼ジャン=クロード・ビエット逝く
6月10日
▼『奇想天外ナ遊ビ 鈴木清順80th』詳細
6月7日
▼アントニオーニが新作を準備
6月1日
▼ロバート・スタック死す
5月27日
▼ カンヌはガス・ヴァン・サントの『Elephant』がダブル受賞
5月19日
▼イオセリアーニの『月曜日に乾杯!』公開決定
▼アレックス・コックス待望の新作『リベンジャーズ・トラジディ』公開決定
5月13日
▼レニ・リーフェンシュタール48年ぶりの新作公開
5月11日
▼キアロスタミ『10話』公開決定
5月10日
▼BOX東中野 閉館へ。
5月8日
▼ジャン=イヴ・エスコフィエ逝去
4月24日
▼ジョン・フォードの失われた映画、発見される
▼スコセッシ、西部劇に挑む
4月20日
▼ニコラ・フィリベールの『ぼくの好きな先生』公開
4月19日
▼ カンヌ映画祭速報
▼ヴィスコンティの『熊座の淡き星影』がリヴァイヴァル。
4月9日
▼ イタリア映画祭2003
4月3日
▼ 北野武、座頭市に挑戦
▼エリザベス・テイラーが映画界から引退を表明
▼ジャン=ピエール・リモザンの『ノボ』公開決定
▼ウェイン・ワンの新作『メイド・イン・マンハッタン』公開決定