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●2021年12月31日 そうした記憶が残りやすいからか、大みそかは天候が荒れることが多いような気がします。この年末年始も全国的な寒波で、冷たい風が吹く山陰です。今年は夏の終わり頃から屋根裏にスズメバチが巣を作り、何事もなく冬が始まるころにはいなくなったのですが、つい先日部屋の中に一匹現れました。じっと寒さに耐えていた蜂がいて、暖房で暖められて元気になったのでしょうか。年内最後の更新は、写真を見返して見つけた大気光学現象の幻日、彩雲、光芒を加えています。 年末であちらこちらが賑わっています。新型コロナが落ち着いているため、県外ナンバーの車もそれなりに見かけます。スーパーではアワビや大きな鯛、伊勢エビなども並んでいました。まもなく漁期の終わる親ガニは1パイ800円の値がつけられていましたが、これが楽しみな帰省客もきっといることでしょう。 育った北国のお正月は、街も車も動きを止めるうえに雪が音を吸い取って、とっても静かだった記憶があります。そんな白く静かな冬の中、家々にはあたたかな家族の声があふれることを祈ります。 空も季節もゆるやかに、微笑み乗せて移ろいますように。 ●2021年11月20日 今年も無事にカニ漁が解禁になりました。毎年の風物詩、親ガニの味噌汁の季節です。最初頃は1パイ600円前後と高値ではありましたが、少し落ち着いて今では400円ほどでしょうか。住んでいる町では例年、入荷しない時期が出てきたりするのですが、コンスタントに見かけるのはありがたいことです。すっかり気温も低くなったので、温かい味噌汁と熱燗が身に沁みます。 11月に入り、空模様はすっかり山陰のものとなりました。晴れたり、雨が降ったり、雷が鳴ったり。こんな時は見事な虹が出たりするものです。大気光学現象のページに虹を2枚、環天頂アークを1枚加えています。 すっきり感じるのは、空が澄んできたのと、木々が葉っぱを落としたからか。 ●2021年10月20日 10月に入っても例年になく暑い日が多くありましたが、先週あたりからぐっと気温が下がって肌寒くなりました。そろそろかと出したファンヒーターも灯油を入れてしまったら、ちょっと寒いとすぐ頼ってしまいます。雷が響いたかと思うと日が射してきたり、ころころと天気が目まぐるしく変わっていきます。 畑ではオクラなどを片付け、レタスなどの冬ものを植えました。暑さで忘れかけていた冬支度が進んでいきます。そして11月も間近に迫り、カニ漁解禁も近いことに気づきました。今年も親ガニの味噌汁が味わえる季節がやってきます。 遠く海の上から、青空に雷の音が届きます。 ●2021年9月29日 9月になって時折夏らしい日が戻ることもありましたが、季節は確実に進んで秋が深まってきました。なにより日が短い。朝も5時ころは薄暗く、夕は6時を回ると急に暗くなっていきます。 木々も少しずつ色づき始めています。畑に伸びる山芋のつるにはムカゴができはじめ、先日は初めてのむかごご飯に。栗の実から育てた栗の木もずいぶん大きくなって、今年も三十粒ほど採れました。いろいろと実りの秋です。旬の味覚を楽しむことにしましょう。風景印のページに関東や近畿方面のものをいくつか加えています。 傾いてゆく日を惜しむかのように浴びて、ヘチマが夏の思い出で身を膨らませています。 ●2021年8月31日 上旬まではひたすら暑い日が続いていましたが、台風が来てからお盆とすっかり梅雨のような雨がちな気候となってしまいました。それまでの日射しと熱気で乾いていた衣類も、久しぶりに出してみるとカビの匂いがしていたり。時々晴れるものの快晴と呼べる日がしばらくありません。 朝に夕に賑やかだったヒグラシがすっかりいなくなりました。夜になるとクツワムシががちゃがちゃと大きな声を響かせます。今日で八月も終わり。静かに夏が過ぎてゆきます。 八月は夢花火。三十年前、初めて買ったCDです。 ●2021年7月20日 7月上旬には梅雨の終わりらしい大雨がやってきて、その後中国地方は13日に梅雨明け。以後すっかり夏らしい暑さとなっています。いろんな蝉もにぎやかになってきました。ヒグラシのイメージは夕方に寂しげにカナカナカナ…、というものでしたが、このあたりでは日差しの強い日中にも比較的平気で鳴いています。もちろん、薄暗い朝夕にはもっとで、わんわんと大合唱。裏がすぐ山というのもありますが、朝などは早朝の目覚ましのように一面に響いています。 そろそろ学校も夏休みに入る頃でしょう。東京オリンピックもまもなく開幕です。暑い暑いとはいえ確実に過ぎてゆく夏ですから、今できることを楽しみたいところです。幻日、光芒など大気光学現象に写真を何枚か加えています。 じりじりと太陽に照らされ耐える、ちっちゃなすっぱい梅干したち。 ●2021年6月26日 梅雨に入ってからも、さほど雨が降らず晴れる日が多い気がします。湿度も気温も高くない、とても過ごしやすい気候。このまま穏やかに秋になってくれれば、と願うばかりです。畑もぐんと緑になって、ピーマン、ししとう、トマト、ナスあたりは収穫できるようになってきました。プランターのヘチマ、朝顔もずいぶんツルを伸ばしています。 気づけば間もなく今年も半分が終わろうとしています。何かと賑やかな夏を、十分気を付けながら迎えることにしましょう。 ああ、そろそろ。ヒグラシも鳴き始める頃になってしまった。 ●2021年5月18日 記録的に早いそうで、中国地方はもう梅雨入りしてしまいました。発表のあったのが5月15日、それから確かに曇りや雨の日が続いています。昨日も小糠雨が降りやまず、外仕事もできませんでしたが、今日一時の止み間に畑を見に行くとヒョウタンがぐっと大きくなっていました。 ひと月に数点しか更新ができてないものの、昭和新聞広告もいくつか加えました。また梅雨入り前に見られた日暈と環水平アークも。今月4日に見られた環水平アークは色味もしっかり出ていましたが、どうも今まで見ていたものより弧が強い気がします。調べると下部ラテラルアークというものもあるようなので、もしかしたらこれなのかも知れません。 しっかりと雨を身にまとい、木々がぐっとしなっています。 ●2021年4月19日 昨日は山沿いで一時激しいあられが降りました。日本各地でも荒れた天候だったようですが、今日は一転、すっきりと青空が広がっています。桜も栗も、木々は新しい緑が鮮やかになりました。今年はヒョウタンを作ってみようかと、二株苗を購入。ラベルには酒が二升入るヒョウタンができる、と書いてあったような気がするので、どれくらい大きなものができるかと期待しています。 この季節にも空が賑やかなので、大気光学現象に月暈、日暈、外暈、環天頂アークの写真を加えています。 生まれたばかりの浅い緑には、ちょっと日射しがきつそうです。 ●2021年3月24日 各地から桜開花の報が届き、すっかり春となりました。畑の木々も芽が膨らみ始め、取り損ねた大根や水菜はすっかり菜花をつけてしまっています。3,4年前に北海道から送られてきた山わさびを植えたら、ずいぶん大きく葉を広げるようになりました。そろそろ食べられるかと調べると、収穫時期は冬の間のようです。すでに少し花芽が伸び始めてしまいましたが、ちょっと掘り上げてみようかと思っています。 ここ最近見られた月暈、環天頂アーク、光芒の写真を大気光学現象のページに加えています。 春だから、雪と別れた青空に切なさが似合います。 ●2021年2月23日 この冬は寒暖差がことのほか大きく感じます。一気に積雪となる寒気がやってきたかと思うと、その数日後には20度を超えるような暖かさに。生き物にとっても厳しいとは思いますが、花が咲いたり新芽が膨らみ始めたり、確かに春に向けて季節は進んでいるようです。 日脚もずいぶん伸びてきました。そして花粉も相当飛んでいるようで、鼻や目がしばしばやられます。もともと小さいうちから鼻炎持ちではありましたが、最近は花粉にもだいぶ反応するようになってきた気がします。スーパーでくしゃみが止まらなくなったりするのは困りものです。 暖かい空気の中で、懸命に溶け残る雪塊がけなげ。 ●2021年1月26日 年が明けてすでに一か月が経とうとしています。年越し寒波は住んでいる街では大きな影響がなかったものの、その一週間後にやってきた寒波は久しぶりに強いものでした。市内でも積雪、道路は圧雪に。気温も下がり、風呂場や洗濯場の水は凍って1日以上使えず。そして、畑で赤い花を咲かせていたアロエの株も凍り付いて、寒さが緩むとすっかりしおれて無残な姿になってしまいました。 昨夕、空が非常に賑やかでした。幻日、上部タンジェントアーク、環天頂アークに加え、外暈らしきものも。あれほど明るい外暈を見たのは初めてなので、本当に外暈か、別の何かか自信はありません。空の半分を舞台にさまざまに描かれた彩りに驚くばかりです。大気光学現象のページにもリンクをつけています。 また、しばらく載せていなかった風景印のページにも、中部の3か所、近畿の1か所を加えました。 北国と違って雪がすぐ空に帰っていくのが、島根の冬のちょっと淋しいところです。 |
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