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●2020年12月31日 例年とは風情の異なる年末年始となり、ニュースを見ても帰省ラッシュもなく、あまり出歩かないよう過ごすことが求められています。そして何年振りかの年越し寒波、住んでいる町でも雪が舞っています。風が強いためほとんど積もってはいませんが、雪と晴れ間が交互にやってくる山陰の冬らしい天気です。故郷の旭川では今朝氷点下20度を下回る冷え込みになったといい、空気がぴりりと研がれたような鋭さが思い出されます。 年末ジャンボの抽選会もNHKの紅白歌合戦も無観客とのこと、色々と今までにないことの多かった2020年もあと半日ばかりです。来る年が誰にとっても穏やかなものであることを祈ります。 時と雲とを浮かべながら、この空が静かに広がりますように。 ●2020年11月27日 もうすぐ12月、すでにクリスマスツリーを飾る店も見かけるようになりました。徐々に寒くなってはきましたが、山陰ではまだ雪の気配はありません。けれど時期的にタイヤ交換をしなければならない頃合いなので、近いうちに取り掛かろうと思っています。 今年も親ガニの季節、解禁の6日以後、住んでいる町でもよく見かけます。価格は当初1パイ500円ほど、今は少し下がって400円程度です。10年ほど前には小さい型なら100円でも売られていた親ガニもずいぶん値上がりの感があります。年内いっぱいの漁期のあいだ、少しずつ楽しみたいところです。 雲の色が変わるだけで、一気に冬らしさが増してきます。 ●2020年10月26日 みるみると日が短くなり、自宅では5時前にはもう日がかげるようになりました。晴れていれば暑さを感じる日中ですが、夕方になるとあっという間に肌寒くなります。先週あたりにはファンヒーターを出し、朝夕に使い始めました。 そんな日暮れ時には、まだしぶとく蚊が襲来してきます。けれど、例年この時期に多く見かけていたカメムシを今年はほとんど見ません。このあたりではカメムシが多い年は大雪、と言われているのですが、全然当たらないなぁとも感じていました。長期予報ではラニーニャ現象の影響で西日本の日本海側は雪が多い、と出ていたので、案外逆なのかもしれません。 植物も動物も、次々に冬支度を始めています。 ●2020年9月30日 9月に入って台風が来た頃から、さすがに暑さはおさまりました。ずいぶんと涼しくなって朝夕は肌寒いくらい。しかし日中天気がいいとまだ汗ばむ気温には上がります。畑も夏のオクラやシシトウなどを片付けて、大根や春菊の種を蒔き、芽が出始めたところです。暑さのせいか、栗は10粒ほどしか採れませんでした。 先日は市内のスーパーに小ぶりのワタリガニが出ていたので、買い求めて茹でて食べると大変に美味でした。いつも冬場の親ガニを多く食べてきましたが、こちらも大変良いものです。その親ガニもあとひと月ほどで漁期を迎えます。 おいしそうな、秋の色が満ちてきました。 ●2020年8月26日 今年の梅雨明けは7月30日頃、尋常じゃない湿度が収まるかと思ったら、8月に入ってからの猛暑です。今月はほぼ雨も降らず、特に最近は全国的な高温続きでぐったり。そして今度は台風シーズン。なんだか休まる暇がありません。たくさんの花を咲かせる朝顔とヘチマの花を、朝のわずかな涼しい頃に眺めてほっとしています。 トップページにサイトのカウンターを設置していましたが、どうやら先月あたりから壊れてしまったのか、数値が1のまま変わらなくなってしまったので、表示を消しました。2004年に開設してから、確か74,000くらいの数になっていたと思います。訪れてくれている方、ありがとうございます。 今もきっと隠れている、いくつもの秋の気配を一生懸命探す。 ●2020年7月28日 今年はずいぶん梅雨らしい梅雨で、7月はほぼ曇りと雨で終わろうとしています。予報ではもう少しか、というところですが、なかなか梅雨明けの知らせがやってきません。長引く高湿であちこちがカビだらけ、トマトも次々に腐ってしまいます。常に植物園の温室にいるような状態が早く解消されて欲しいところです。 先日は夕方にすっと晴れ間が広がって幻日が見られました。二日ほどのちには夕立とともに日が射してきれいな虹が。特に足元が間近に強く明るくて、輝くばかりでした。吉野弘さんの詩に「虹の足」がありますが、ほんとうにそこにある家の人に教えてあげたくなるような立派な虹でした。 今日もまた、うるんだ空に包まれている。 ●2020年6月29日 あっという間に今年も上半期が終わろうとしています。ほぼ、新型コロナ感染症に染められた感じのある2020年前半です。今日は一日早い夏越の祓で石見一宮 物部神社にお参りをしてきました。 梅雨の最中ではありますが、あまり雨が続くこともなく時折の晴れ間が助かります。畑のものもトマトやシシトウが採れ出してありがたい限り。大雨のニュースも耳にするようになる季節、穏やかに夏が過ぎることを願うばかりです。 少し年老いた猫は、終日何を夢見ているんだろう。 ●2020年5月25日 気温が上がって気候も穏やかになり、畑のニンジンやトマトはぐんぐん大きくなっています。同時に虫の活動も活発になって、ムカデの姿もよく見かけるようになりました。イモムシを捕ってくれるありがたいアシナガバチも飛び交っていますが、去年頭を刺されたので用心深く見ています。 新型コロナ感染症により延長されていた緊急事態宣言も全国的に解除の方向のようで、あちらこちらで再開の声が聞こえます。この先は梅雨と暑い夏、穏やかに収まることを祈ります。 夕方になると、夏の匂いがするようになりました。 ●2020年4月26日 時々肌寒い日があるものの、順当に暖かくなってきました。この時期はあとどのくらい灯油を買うかが考えどころです。持ち越し灯油とならぬよう、ストーブをしまうタイミングに合わせて使い切れるように。 新型コロナ感染症の状況はいまだ厳しく、外出を控えるためあちこちが閉鎖、ゴールデンウィークも出歩かないよう呼びかけられています。これから先、落ち着いていくことを願うばかりです。 庭の桜はほかより遅く、いま花びらを風に飛ばし始めています。 ●2020年3月22日 連日、新型コロナウイルス感染症のニュースが飛び交っています。2月、国内での感染者が増えだした頃は北海道が特に多い状況でしたが、ちょうど帰省が重なりました。帰っている間はまだ人の動きはありましたが、下旬に島根に戻ってからは学校の休校、施設の閉鎖といった措置が取られるように。職場には2週間は念のためマスクを着用して出勤しました。言われているように、先がなかなか見えてこない状況で大変なところが各所ありますが、早い収束が待たれます。 気候はすっかり春らしくなり、タラの芽が芽吹いて天ぷらにしたり、アリやクモが活動を始めたり。生き物の動きがみなよくなってきたからか、玄関先に飼い猫が食い残したネズミと思しき名残が見られるのも、すっかり日常になってしまいました。目を落とせばげんなりしますが、見上げて美しい先日現れた環天頂アークの写真を一枚加えています。 風がぬるくなるのは、嬉しいよりもちょっとさみしい。 ●2020年2月15日 雪不足や暖冬が目立つこの冬、島根は一時寒くなり市街でも雪が積もったものの、その後はまた暖かくなってしまっています。植えている沈丁花はすでに花が咲き始めました。先日はフキノトウをもらって天ぷらに。ただ、いつもよりは苦みが強い気がします。大根などはそろそろ花芽が出てきそうな勢いなので、早めに食べてしまわなければ。 そんななか北海道では、さっぽろ雪まつりや旭川冬まつりが行われていた9日に、久しぶりに冷え込んで旭川江丹別では-36℃になったとか。なんでも-36℃の記録は国内で19年ぶり、その時も同じ江丹別といいます。近年の寒さで有名な街は道東の陸別ですが、あちらはコンスタントに寒い感じ。時々びっくりな気温を出してくるのはやはり旭川のよう。何しろ日本最寒記録も1902年、旭川が持つ-41.0℃です。調べていると、極寒体験証明書なるものの発行を始めたようですね。 ぴりっと冷たい空気は、鋭いとしか表現しようがありません。 ●2020年1月19日 各地で雪不足のニュースを耳にします。全国的に今年は雪が少ないようで、ここ島根もほとんど降りません。寒さもさほどではなく、昨日は晴れて外に布団が干せたくらい。暖冬小雪にすっかり慣れつつあるのが寂しい限りです。準備も佳境となるさっぽろ雪まつりや旭川冬まつりも、雪集めに苦労していることでしょう。 新しい年、2020年がはじまり半月ほど。小さい頃にはまるで夢のように思っていた数字の年が本当にやってきました。新年最初は風景印のページに、半年ばかりたまっていた東京、埼玉、島根、鳥取、広島方面の日付印20あまりを加えています。 輝く風花も鈍色の雲も、陽気におされて足が遠のき気味です。 |
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