3ヶ月くらい猛暑が続いていましたが、ようやく涼しくなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。今日は10月5日。何の日だかご存知でしょうか? 今から51年前の1972年10月5日、TBS系列において「真理ちゃんとデイト」の放送が始まりましたー!うわぁー!パチパチパチパチ! そしてなんと、今年の10月5日も木曜日!うわぁー!パチパチパチパチ!
この夏の出来事と言えば、なんといっても「アタック真理ちゃん!」ですね。猛暑つづきの夏でしたが、番組内容も熱い内容で、一度に4話まとめて放送なので、気分も熱い夏となりました。そんな「アタック!」を振り返ってみましょう。
●そんな簡単にあきらめないで
「アタック」を見ていてちょっと気になったのが、いろいろ「中途半端だったなぁ」と思う所がいくつかあったことです。まず#8(ゲスト=西城秀樹さん)の後半冒頭で、それまでにはなかった真理ちゃん&ヌー坊&小ヤジで語り合う短いコーナーがあって、そのあと番組終了間際に真理ちゃんから「ヌー坊君と私のことで何か質問がありましたら、どんどんお葉書をください」という告知(#9でも同様の告知)があったのですが、その後の番組では、#11で一度葉書を読んだだけでした。葉書はたくさん来ていたと思うので、真理ちゃん&ヌー坊&小ヤジの語らいコーナーは、その後どうしちゃったのかなぁと思います。
それから、「アタックゲーム」のコーナーは途中から「4週勝ち抜くと親子で真理ちゃんの梅コマ公演ご招待」ということになったのですが、これも4週勝ち抜く子が出ずに終わってしまい、コーナー自体も#17を最後に終わってしまいました。
そして、最も中途半端な感じがしたのは、ヌー坊&小ヤジです。番組制作側にはヌー坊を子供たちの人気者にしようという狙いは当然あったと思いますし、それは充分可能だったと思います。「ヌー坊の歌」と「ヌー坊・小ヤジのうれしじゃないか」の2曲は、かなりしっかりと作られており、レコード発売も視野に入れてレコーディングされたのでしょう。#10のコントでは「ヌー坊の歌」に出てくる「~ムンムン」という言葉を流行らせようという狙いも感じられます。そういったことからも、番組開始当初は「アタック」を長く続く人気番組にしようという熱意が感じられます。であれば、なおさら「なぜ、そんなにすぐに諦めてしまうの?」という疑問を感じずにはいられません。う~ん… なんか、特に初回からしばらくは「8時だョ全員集合!」に近づけようという意図を感じるのですが、あれはドリフあっての「全員集合」ですからね… 前半のコントコーナーを、もっと真理ちゃんとヌー坊主体の内容にしていたら良かったんじゃないかなと思いました。しかし、天地真理さんの番組なのですから、本来はコントをやる必要もなく、真理さんの魅力を前面に出せば良いはずです。実際、番組はそのように変化していったと思いますし、「さんふらわあ」や「チビッコ水泳大会」はともかく、私は回を重ねるごとに番組内容は良くなっていたように思います。「アタックゲーム」についても、例えばヌー坊がカゴを背負って動き回り、そのカゴに子供たちがボールを入れるというような形に統一することで、名物コーナー化すれば、視聴率アップの可能性もあったと思うので、毎回ゲーム内容やルールが変わってしまうのはちょっと残念な気がしました。
●世界最高のライブパフォーマンス
しかし、細かい問題があったとしても、真理ちゃんが出演していれば、その類い稀なる魅力ですべて解決してしまいますよね。「アタック」で発揮された真理ちゃんの魅力と言えば、何と言っても「恋と海とTシャツと」のライブパフォーマンスだと私は思います。当時の歌番組で真理さんがこの曲を歌った時の音声がYouTubeに上がっていて、その高揚感があまりにもスゴいので「映像を見たい!!」と、もうだいぶ前から切望していたのですが、ようやく見ることができました。想像どおり、いや、想像以上にスゴかった! 今まで、洋楽も含めてカッコいいライブ映像はいくつも見てきたつもりだったのですが、#14で「恋と海と…」を歌う真理さんの姿を見て、それらは軽く吹っ飛びましたね。何ですか、あのカッコよさは!? 鳥肌立ちっぱなしですよ! しかも、あれほどロックに近い曲をファルセットで歌っているという… もう「アイドルポップの神」としか言いようがない。
それと、個人的には、真理ちゃんとヌー坊の相思相愛のような雰囲気が好きでした。何かまるで「恋と海と…」の歌詞に出てくる「あの人」というのは、ヌー坊なんじゃないかと思えてくるほど。考えてみると、歌詞の中で「♪先回りして、この砂浜」つまり、彼女が彼氏より先回りして砂浜に行く、というのはちょっと不自然じゃないですか? 普通の恋人同士なら一緒に行きますよね? やっぱり「あの人」ってヌー坊のことなんですよ。ヌー坊は移動がいろいろ大変だから(笑)
それと、カッコいいと言えば、真理ちゃんの楽器演奏ですよね。「アタック」の大きな見所ですね。真理ちゃんが演奏した楽器は、ギター、ドラム、ピアノ、マンドリン。ドラムは「ドラマーとしてもやっていけるんじゃないか」と思えるほどの腕前でした。そして、何と言っても、ピアノを弾く時のあの真剣な表情。カッコいいですねー。
●シリーズの中で異質だからこそ貴重な番組
未放送回はまだ残っているものの、これでひととおり「真理ちゃんシリーズ」を見ることができました。今まで一度も再放送されなかったことや、70年代以前のテレビ番組はビデオが保管されることが少なかったことを考えると、これは本当に奇跡的なことで、なんて幸せなことだろうと思います。私は、この真理ちゃんシリーズが「今、放送されるべくして放送されている」とか「50年後に放送されることを意図して作られている」(制作者が50年後のことを考えて作ったということではなく、いわば「神の計画」として作られたという意味)ということを言ってきましたが、今回「アタック」を見て、その確信はさらに深まりました。
というのは、「アタック」については上に書いたように視聴率的な面では疑問を感じる所がありますし、そもそも「真理ちゃんとデイト」から「とび出せ!真理ちゃん」まで続けてきたスタジオ収録による《人形劇ホームドラマorメルヘンドラマ》をガラッと変えて、なぜ「全員集合」のような公開収録番組にしたのか、その理由が私にはまったくわからないのですが、しかし今、この時代に見る分には、視聴率やスポンサーや番組存続のことを考慮する必要はないので、真理ちゃんのライブパフォーマンスや本格的なコント、屋外収録などを見ることができる「アタック」は、真理ちゃんシリーズの中でも非常に貴重な番組と言えるからです。
●マリータウン・リポート#5
これは、マリータウンのマップ上では南東(右下)にある「金魚池」の風景ですね。今回から、この「マリータウン・リポート」はラジオ化して「マリータウンからの招待状」という形にしたいと思います。そろそろこういうことを始めてもいい時期でしょうし、アセンションや5次元に関しては「正解は一つだけ」というものではないので、個人ごと、コミュニティごとに情報があった方がいいと思いますので。それから、ネット上のスピリチュアル情報には疑問を感じるものも少なからずあるので、そういったこともお伝えできればいいなと思っています。……とはいえ、雑談のような気楽なものにしたいと思っていますので、大した内容ではございません。マリータウン、5次元の世界、アセンションといったことに興味のあるかたに聴いて頂けたら幸いです。
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●アセンション時代に見る「真理ちゃんシリーズ」
真理ちゃんシリーズをひととおり見終わって、この番組の最も大きな特徴だと思うのは、天地真理さんが表情や仕草、歌や話し方などを通して、他の人には到底まねできない、信じられないほどの量の《幸せエネルギー》を放射していて、視聴者はそれを見ることによって意識の周波数が格段に跳ね上がる、という点だと思います(ただし、第3チャクラと第4チャクラが開いている人のみ、それを感受できる)。「アタック」で真理ちゃんが「恋と海とTシャツと」を歌っている時の、観客のあの幸せそうな表情を見ましたか?《見ている人・聴いている人を幸せな気持ちにさせる能力》という点では、真理さんの右に出る者はいないと思います。そして、その能力は本来、芸能人やアーティストを評価する上で最も重要視されるべき点です。アセンションの流れに乗って高次元の世界(新地球)へと移行するには、意識の周波数を上昇・安定させる必要がありますが、その時「真理ちゃんシリーズ」を見ることがとても有益であるのは、説明するまでもないでしょう。
真理さんのあれほど活発な音楽やテレビ、映画などでのマリワールドの展開は1976年でいったん終了したのかもしれませんが、嬉しいことにそれは数年前から静かに再開され、今年6月の特集番組の出演でもわかるように、徐々に活発になっていると思います。昨年、このブログでもお伝えした「真理ちゃん映画祭り」は、今年10月15日にも「真理ちゃん映画祭り2」として、さらに充実した内容で開催されますね。《浅見麻里子と河内俊二、50年ぶりの再会》←歴史的な瞬間ですよね!
さらにこの10月は、完成度という点では真理ちゃんシリーズの中で随一の「となりの真理ちゃん」がCSホームドラマチャンネルでレギュラー放送されるということで、こちらも見逃せません。
2023年10月5日