静かなひととき 2021年3月21日~2022年6月23日


ふたりのフランス人形

最近、フランス・ギャルさん(France Gall,1947-2018)が実は先進的なアーティストだったということに気がついて、かなり興奮しているんです。つい最近までフランス・ギャルさんといえば「60年代のフランスのアイドル歌手」くらいにしか思っていなかったのですが、色々な曲を聴いてみると、当時としてはとても斬新な曲をたくさん歌っていて「10~20年先を行ってる」という印象を受けました。最も驚いたのは、1968年ドイツDECCA時代にリリースされた「Der Computer Nr.3」という曲。もうこれ、曲名だけ見たらクラフトワークですよね。実際、シンセサイザーも使われてたりして、やはりこういう曲が後のシンセポップとかエレクトロポップにつながっていくんだろうなぁと思いました。

で、日本で最もフランス・ギャルさんに近いアーティストと言ったら、やはり天地真理さんだと思うんですよね。実際「ひとりぽっちの私」(アルバム「ちいさな恋/ひとりじゃないの」に収録、3366Mariさんがタイミングよく動画をアップしてくださいました)は、フランス・ギャルさんの代表曲「夢見るシャンソン人形」を意識していることは明らか。ですが、「夢見る…」はAメロがいきなりインパクトの強いサビになっているのに対し、「ひとりぽっち」のAメロはあくまで導入で、続く(「夢見る」とは全く異なるフレーズの)Bメロが感動的なサビになっていて、つまり「ひとりぽっち」は「夢見る」を発展させた秀曲と言えるんですよね。真理さんもフランス・ギャルさんも共に「フランス人形」と形容されるほどの可愛らしい人ですけど、このように10~20年先を行く先進性や、後続の人たちに与えた影響の大きさを考えると、本当にかっこいいですよね。しかも、そういった功績を全く鼻にかけていないところもかっこいいです。

●マリータウン・リポート#1
私はエゴサ(自分のことを検索すること)はほとんどしないのですが、先日「この私のブログは本当に検索結果で表示されるんだろうか?」と思い、試しに「マリーランド」で検索してみたんです。そしたら、このブログは表示されなかったのですが(笑)、代わりにサンリオの「マイメロディ」に関する情報がたくさん出てきて「ん!?」ってなりました。少し調べてみると、どうやらマイメロが住んでいる所が「マリーランド」という世界だそうで、アルファベット表記の「Mariland」まで同じ! まぁ、そのマリーランドには悪い者もいるようですが、基本的には楽しくて優しい世界のようなので、私としては同じ名前でも一向に構わないのですが、先ほどのように検索する時とか商標とか著作権とかで支障が出てくるかもしれないので、とりあえずこちらでは「マリータウン」という名称に変更したいと思います。
マリータウン・リポート1
そのマリータウンですが、「どんどん具体化しよう!」というわけで、今回からマリータウンの様子を伝える「マリータウン・リポート」をお届けしたいと思います。早速、画像が送られてきましたよ(画像をクリックすると拡大できます)。7月10日に「イライラ軒」がオープンするという情報が入ってきました。イライラ軒はイーハトーブに本店を置くラーメン店で、出前は遅いのですが「もやしソバ」は絶品だと評判です。あの注文の多い「山猫軒」から歩いて1時間ほどの「ヒッコロ谷」にあるとか… ぜひ一度ご賞味あれ。(マリータウン広報部)

●ウクライナ侵攻の真の解決法
先ほどのマイメロのマリーランドの説明を読んでいて驚いたことがひとつ。
マリーランドの地下牢に投獄されていたクロミとバクはある日、魔法道具のメロディ・ボウを手にして人間界へ脱走する。目的は人間に魔法をかけて悪夢を見せ、それを重ねて無限の力のダークパワーを得るためだ。(「おねがいマイメロディ」HPより)
これ、ほぼ事実です。私たちにはほとんど姿を見せない闇の勢力が、地球の周りに3次元マトリックスを構築して、私たちがこの3次元世界から出られないようにしているわけですね。そして、戦争や犯罪、災害やその他のさまざまなトラブルで私たちが苦しむ姿、悲しむ姿を見て、ダークパワーをチャージしながらケタケタと笑っているわけです。こういったことがまさに如実に描かれていたのが「とび出せ!真理ちゃん」#12#13だったので、昨年7月のこの記事で採り上げました。ロシアによるウクライナ侵攻が行なわれたことにより、この「真理ちゃんはお人好し?!」の内容はますます重要になったと思うので、再び採り上げたいと思います。

単純に言えば、悪魔を退散させることが、全ての問題の解決につながるわけですが、退散に至るまでの過程が、原作と「とび出せ!」との間で大きな違いがあり、その違いがとても重要と思われるので、詳しく見ていきましょう。原作「イワンのばか」では、イワンとイワン王国民の「無欲」「純粋」「馬鹿」が悪魔を退散に追い込んだのだと思います。無欲なので金品による誘惑に乗らず、純粋で人を疑わないので軍備もせず(軍隊がないため戦争もせず)、馬鹿なので悪魔が理屈をこねて演説しても洗脳されず、その結果、悪魔は退散してしまったわけですね。しかし、現実的には、全ての国民が馬鹿で無欲なんてあり得ないですよね。むしろ逆に、欲があって賢い人の方が多いのではないでしょうか? 欲があって賢いからこそ、悪魔に付け入る隙を与えてしまうんですよね。

では「とび出せ!」の方はどうだったかというと、こちらはそもそも馬鹿な人は出てこない。悪魔がどのように退散に追い込まれたかをよく見てみると、まず、イワーナの「王子様の病気が治りますように」という祈りがあり、次いでイワーナの献身的な看病。それに心を打たれた王子は、イワーナたちが働く様子を見て「私もやってみよう」と言い出し、王子自ら農作業をするようになる。その様子を見ていた国民たちは、悪魔の手先となっていたセミョーンやタラースに「金をやるから兵隊にならないか?」と誘われても、見向きもしなくなる。最後には、自分がワラで作った兵隊に撃たれて悪魔は退散してしまう。つまり、イワーナの無償の愛が為政者の心を動かして目覚めさせ、それが国民へと広がっていったわけです。王子の心がイワーナの愛によって覚醒する瞬間が、王子が長い眠りから目を覚ますシーンで表現されていたことがとても印象的です。愛のエネルギーに包まれて、誰も悪魔の言うことに従わなくなる。これが最も重要なポイント。誰が悪い、何が悪いと言って、武器や戦車を提供しているようでは、真の解決にはつながらないのです。

●とび出せ!真理ちゃん マイ・セレクション
さて、その「とび出せ!真理ちゃん」ですが、このあと8月か9月からCS衛星劇場にて何話かセレクトして再放送されるのではないでしょうか? 前回書いたように、何話かセレクトすること自体、無理があると思いますし、これまでの「真理ちゃんシリーズ・セレクション」を見ていると、今でも人気・知名度が高いゲストが出演する回を中心にセレクトされているようで、肝心の真理ちゃんファンの期待に応えるセレクトになっているとは言い難いですね。まぁ、そもそもセレクトする人も、どの回を選んでいいのか困っているのかもしれません。そこで、私の方から、セレクトする際の参考にして頂ければと思い、「とび出せ!」の中から「内容の良さ」と「真理ちゃんの(神がかりな)素敵さ」を基準に10個選んでみました。私の個人的なお薦めです。…といっても、ジュリーと西城秀樹さんの出演回は必ず放送するでしょうから、#5と#16は無条件に入れました。

と、こうなりました。泣く泣くセレクトから除外した回もたくさんあり、特に「小公女」と「家なき子」はどちらにするか迷いましたが、僅差で「小公女」にしました。あ、そうそう、長年やり取りさせて頂いているクミさんは、すでにブログ「白雪姫ルヘン」で「とび出せ!」各話のお気に入りランキングを公開されてます。衛星劇場さん、このように真理ちゃんファンの意見も参考にしてみてはいかがでしょうか。

●松島みのりさん
少年と少女(Fantastic starlight mix) 先日、私の動画にお寄せいただいたコメントを見て、一瞬凍りつきました。声優の松島みのりさんが亡くなられたと書かれていたからです。真理ちゃんシリーズに登場した人形はたくさんいますし、その声を担当した声優はいずれもレジェンドと言われるかたばかりですが、その中でもやはりニンジン君は特別な存在であったと思います。本当にお世辞抜きで、世界一可愛い声ですね。パクロンは見た目はちょっとグロテスクなのに、声がメチャクチャ可愛いので、パクロンも可愛く見えてきます。コメントをお寄せいただいた西尾昇さん、ありがとうございました。そして、マリワールドにとって、なくてはならない存在であるニンジン君に最も相応しい声を提供していただいた松島みのりさん、本当にありがとうございました。

皆さんが「現実」と呼んでいる世界だけを見ていると、相変わらずの日常が繰り返されていて、もし5Dマリータウンに希望を感じているかたがいらっしゃったら、マリータウンが本当に到来するのかどうか疑問を感じているかもしれませんね。でも、ご安心ください。
愛が広がる → 闇の勢力退散 → 3次元マトリックス崩壊 → 5次元にアセンション → 望む現実を創造または選択
こういう過程で進みますが、一つのことが完全に終わってから次のことが始まるのではなく、現在、最初の四つのプロセスが同時に進行しています。なので、世界中でさまざまな混乱が起きていますよね。この混乱の中で闇の勢力は、3次元マトリックスが崩壊した後に、多くの人が4Dネガティブの世界に行くように、さまざまな工作活動をしていますのでご注意ください。例えば、今月1日にペットのマイクロチップ装着が義務化されましたが、これはいずれ人間に適用するための実験であることはご存知でしょうか?「まさか」と思うかたは、今後の動向に注意してみてください。

あと、YouTubeでは相変わらず「天地真理の現在の姿が…」みたいな動画が後を絶たないし、Web検索で「天地真理」と入れただけで「現在の姿」が検索上位に出てくるので、そんなに真理さんの現在の姿が見たいのなら、ご本人が出演されている公式動画があるので、それをご覧になったらいかがかと思うんですが… リンクを貼っておきます。天地真理50周年ご挨拶今年のカレンダーもメッチャお薦めですよ。別に真理さんは隠れてるわけでも何でもなくて、要するに「今までみてえな、くだらねえ仕事はしねえっつってんだよ、このクソ連中が」ということであって、歌謡界に革命を起こした偉大なアーティストとして正当に扱う仕事なら、いくらでも引き受けてくれるのではないでしょうか。 ……あ、今、真理さんの心の声が聞こえてきました。「そんな乱暴な言葉は使っちゃいけませんよ」
はい。失礼しました。

来たる7月11日20:30から、CS衛星劇場で「となりの真理ちゃん」#13が放送されますね。ここで繰り広げられる世界は、5Dマリータウンそのものですので、まだ見ていないかたには絶対のお薦めです(再放送は16日12:30から)。

2022年6月23日

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マリーランド・マップ

今月も天地真理さんのカレンダーに心癒されております。これは全く初めて見る写真ですね。自転車の歴史、みたいな雰囲気で「ドレミまりちゃん」と関連があるのでしょうか? 手に持っているのは… ドライバー?(違うよ)真理さんは、後にも先にもここまで素敵な人はいないでしょうっていうくらい素敵ですね。

さて、この2月末に引越ししたんですけど、それまで住んでいた場所が、さほど気に入っていたわけでもないのに、荷物の整理をしている時に、妙に名残惜しい気持ちに襲われたんです。「なんだ、この名残惜しさは?」と思って考えてみたら、ケーブルテレビを契約した時にYouTubeもテレビで見られるようになったのですが、ここ2年間はテレビでそのYouTubeを見ること、そして何と言ってもCSの「真理ちゃんシリーズ」を見ること、これがとにかく楽しくて楽しくて、家に居る時は毎日そうしていたんです。それが、引越しということで、ケーブルテレビを解約して機材を返却する時は「これまでの楽しい日々も今日で終わりかぁ…」と思って、名残惜しくなっていたんですね。要するに「真理ちゃんシリーズ・ロス」だったわけです。でも、その「楽しくて楽しくて仕方がない2年間」というものをもたらしくてくれた衛星劇場には、本当に感謝したいと思います。そして、その放送を実現に結びつけたファンの人たちですね。「アタック真理ちゃん!」がまだ放送されていないということが、真理ちゃんシリーズ・ロスを少しやわらげているのかもしれません。真理ちゃんシリーズ・ロスと言っても、録画したものは毎日見ていますが。今日は「ノッペラ君に言葉を教える会」を見ました(笑) …あれ!? これは、ちょうど今日、衛星劇場で放送される回じゃないですか!

で、今、YouTubeはスマホで見ているのですが、ここ最近、真理さんに関する興味深い動画がいくつか上がってますね。もうご覧になったかたも多いと思いますし、すでにブログで紹介されているかたもいらっしゃいますが「圭三・歌うスタジオ」は、超々々貴重映像ですね! 1971年の真理さんの映像と言えば、私は「時間ですよ」と映画「めまい」しか見たことないと思うのですが、まさか、歌番組の映像が見られるとは! さすがに71年ともなるとモノクロ映像かぁ…と思いきや、真理さんが歌っている途中で奇跡が起きます! それから、別のかたの動画では「天地真理・全シングル売上ランキング」など、さまざまなCD・レコード売上ランキングを面白い映像にしてくれている動画。個人的には比較・競争はあまり好きではありませんが「70年代アイドル歌手別累計売上ランキング」などを見ていると、思わず「真理ちゃん、がんばれー!」などと力が入ってしまいます(この二つの動画は削除されました2022.9.23)。この動画では画面下部に表示されている「売上平均」にも注目です。そう、真理さんはヒット率が高いんですよね。これらの動画の集計に基づいて、売上10万枚以上のシングル盤をヒット曲としてザッと計算してみると、真理さんは5割4分5厘という驚異的な打率です。貴重映像や面白い動画をアップされているかた、ありがとうございます。

●マリーランド・マップ
マリーランド・マップ 前回書きました「マリーランド広報部」の活動の一環として「マリーランド・マップ」を作成しました。これは「真理ちゃんとデイト」の最終回で登場した地図や「となりの真理ちゃん」のドラマの内容、それに、私が心の中で見た街の風景などを基に作成したものです(画像をクリックすると拡大表示されます)。放送から50年近く経っていますから、コンビニなどが増えてきましたね。マリーランド南口駅前再開発事業では、高層ビルの建設が予定されています。が、現場監督の判断によっては9階建ての低層ビルに変更されるかもしれません(笑)。また、3次元の地球にはなかった新しいエネルギーを利用するため、マリーランドには従来のような発電所やガソリンスタンドはありません。鉄道も以前書いたように「SL真理ちゃん号」のような車両が走りますが、こちらも石炭は使いません。ご覧のとおり、土地はまだまだ空いていますので、いずれは希望する皆さんとの共同創造の街にしたいと思っています(希望者がいるかどうかわかりませんが)。人気のラーメン店「イライラ軒」が今夏、マリーランドに出店(復帰)するという噂もあります。マリー川沿いの桜も、まもなく満開ですね。…あ、あと、灯台の中でタバコを吸ったりすると、職員の女性に「バカバカぼけなすポルノ!」と怒られて、2倍ウル目になりますので、ご注意ください。

●ロシアによる軍事行動
3次元の地球においては、大混乱時代の第2章が始まったな、という印象を受けます。ある情報番組でキャスターが「プーチンは裸の王様」と言っていたのですが、私は裸の王様というよりも「イワンのばか」のセミョーンを思い出しますね。まさに「とび出せ!真理ちゃん」#12#13を思い出します。ただ、さまざまな情報を冷静に見ていると、世界がじわりじわりと4Dネガティブの方向に動かされているという事実に、プーチン大統領は気づいているのかもしれませんね。それを裏付けるのが、ロシア正教会のキリル総主教のこの発言「ドンバス地域での紛争は世界の大国と名乗る関係国が差し出す価値観といわれるものに対する根本的な拒否に根差している」「政治とは違ったはるかに重要な人間の魂の救済の問題である」。それに、ロシア政府は西側諸国の裏側の情報をかなり握っているでしょうし、プーチンが元KGBの情報部員であったことは、ご存知のかたも多いでしょう。また「アナスタシア」という実話を基にしたロシアの小説には、実際に存在する4Dネガティブ世界、そして、その世界からやってきた存在たちによって、地球も徐々にその方向へと動かされていることが詳しく書かれているそうで、私も機会があったら読んでみたいと思っているのですが、この作品は世界的なベストセラーなので、プーチン大統領がすでに読んでいる可能性は充分にあるでしょう。

まぁ、ただ、「アナスタシア」を読んでいるのに、武力攻撃するなんて愚の骨頂ですね。闇の勢力としては、あのような凶行を起こすことによって世界中の人々にネガティブ波動を拡散して、アセンションを妨害しようという狙いは当然あるでしょう。事実、マスコミは連日あれほどの時間を割いてこのニュースを流しているにも拘らず、ロシア、ウクライナ両国の歴史的な背景や近年の動き(クリミア併合、ドンバス戦争、ミンスク合意など)をほとんど伝えないのは、何らかの意図があると感じざるを得ません。ですので、この話題はこれくらいにしておきたいと思います。特に西側の大手マスメディアが、最初から「ウクライナ+西側諸国vsロシア」=「善vs悪」という構図で報じているのは要注意です。この記事も興味深いです(リンク先の記事は削除されました2022.9.23)。

●「愛ってなんだろ」でわかる、社会の4Dネガティブ化
実は、真理さんの主演映画「愛ってなんだろ」を見ても、この半世紀の間に、世の中がおかしな方向に動かされていることがよくわかるんです。河内俊二(森田健作さん)と青木係長(小松政夫さん)が、新商品の開発で揉めるシーン。
青木「君の人形に反対したのは営業係長のこの僕だよ。理由は簡単。テレビで人気絶頂の変身人形のパテントが取れたからね。そっちの方が売れるに決まってるだろ」
河内「そりゃ、一時的には売れるかもしれません。しかし、テレビの放映が終わったら、それで終わりじゃないですか!」
青木「それでいいんだよ。おもちゃなんてものはなあ、すぐ飽きられ壊れるものの方がいいんだよ。な、そうすりゃ、また新しいものが売れるでしょ」
河内「だからエコノミックアニマルなんて言われるんですよ。子供に夢を与えなければいけない僕たちが、どうしてそんなことを!」

この映画が公開された頃は、多くの人が河内の言ってることが正論だと思うでしょうし、この映画でもそういう扱いだと思います。しかし、今の人たちがこのやり取りを見たらどう思うでしょうか? かなり多くの人が、青木係長の言ってることに共感するのではないでしょうか? 今や青木係長の考え方は、ほとんどの企業で「常識」になっているのではないでしょうか? なぜ私たちは、この約50年という間に、エコノミックアニマルと化してしまったのでしょうか? それはおそらく、次のような大前提があるからですよね。
 経済を回さなきゃ、世の中が成り立たない
出ましたね。これこそが、闇の勢力が捏造した大がかりで下らない「設定」に過ぎないのですが、多くの人がそれが設定であることに気がつかないため、まるで真実のようになってしまっているわけです。こういった設定は他にもたくさんあります。宇宙の成り立ちであるとか、生物の進化であるとか… そういったさまざまな設定を課すことで、私たちに「ああしなきゃダメ、こうしなきゃダメ」と思わせて、4Dネガティブ世界へと誘導するわけです。「今回のロシアのように、他国を侵略する、ならずもの国家があるので、日本も核を持つべきだ」←この理論ですね。逆に、そういったさまざまな設定の束縛を打ち破った所に、5次元の世界が存在しています。

●はばたけ!真理ちゃん
冒頭に書いたように、衛星劇場による「真理ちゃんシリーズ」の放送が、ついに終わってしまいました。現在は「真理ちゃんシリーズ・セレクション」放送中ですが、シリーズの中からいくつかセレクトするというのは、ちょっと無理がありますよね。だって、真理ちゃんシリーズは全てが神回だから。しかも、神回オブ神回の「真理ちゃんとデイト」#6を飛ばすなんて、場合によっちゃブッとばして……あらっ…。

「はばたけ!真理ちゃん」を見ていると、真理さんの演技力の高さはスゴいものがありますが、真理ちゃんらしさ=「マリ度」はだいぶ下がってしまったと感じました。「はばたけ!」のそれぞれの物語の主人公は、真理さん以外の人が演じてもそれほど違和感がないと思いますが、「とび出せ!」は真理さん以外の人には演じられないでしょう? 要するに「とび出せ!」は真理さんに合わせて作られた番組であるのに対し、「はばたけ!」は、どちらかと言うと既成のドラマとかミュージカルというものをベースにした番組に真理さんが合わせている、ということがわかるんですよね。今さらながら思うんですけど、真理さんの場合、真理さんがそこに存在しているだけで表現している独自の世界が、とてつもない価値を持っているのですから、音楽やテレビ番組もそのマリワールドに合わせるべきだったんですよね。既成のものに真理さんが合わせるようでは、その素晴らしさは半分以下になってしまう。。。とはいえ「ピーターパン」は「とび出せ!」に負けないほどの傑作でしたよね。ゲスト陣が、かなり強い昭和のバラエティ感を出していましたが、昭和のバラエティ番組という舞台を利用してマリワールドを繰り広げるというやり方が「真理ちゃんシリーズ」の基本スタイルだと思うので、これでいいのだと思います。番組オリジナルのピーターパンのテーマ曲も、初期シンセポッブという感じで大好きです。こういう曲を聴くと、無性にリミックスしてみたくなります(笑) 宮川泰さんの音楽も素晴らしかったですが、森岡賢一郎さんもこれまた素晴らしいんですよね。「若草物語」の時は、私も「ミモザの花の咲く頃」の「はばたけバージョン」が聴けるのではないかと、ちょっと期待しましたよ。

今回はウクライナであのようなことが起きているので、4Dネガティブな話が多くなりましたが、何度も繰り返し書いてきたとおり、闇の勢力を憎むというのも、これまた筋違いなのです。なぜなら、この3次元地球は5次元の新しい世界を創造するための学校のような所だからです。
王子「人間というものはね、みんなお友達、みんな親戚なの」
セミョーン「イワーナ、今までのことは赦してくれるか?」
イワーナ「もういいのよ、そんなこと。それよりね、みんなで楽しい国を創りましょ」
 --「とび出せ!真理ちゃん」#13 --

2022年3月21日

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となりのマリーランド

年明けから早速、天地真理さんのカレンダーに心癒されております。現在の真理さんも、さらにパワーアップしてるんですよね。昨年はお声を聞くこともできなかったと思っていたら、年末のラジオ番組で聞かせてくださいましたね。急遽、放送日時が変更になったので、もしかしたら聞き逃した方もいらっしゃるかもしれないと思い、こちらでも公開しちゃおうと思います→→(曲の部分はカットしてあります)。真理さんからのメッセージやゲストの町田充生さんのお話は貴重ですね。番組ラストの曲「あなたが教えてくれた歌」に対する荘清二郎さんのコメントも印象的でした。
この詞がですね、天地真理さんのファンが、天地真理さんに対して持たれている感謝の気持ちに近いのではないかと思っています。「その歌手がいてくれたことで、今もその歌に支えられています」というファンの思いですね。そのようなご意見をよく伺います。歌って本当にすごいものなのですね。特別なパワーを持っているように思います。

●ついに、5Dマリーランドの様子が明らかに!
先日の冬至については、以前から色々と話題になっていましたが、スピリチュアル界で「これこれの日に○○が起きる」といった場合、大抵はエネルギー領域での出来事であって、物質領域においては、その後じわじわと影響が表れてくるというのが通例なのですが、今回の冬至は世界中であまりにも話題になっていたので「もしかしたら、何かあるかもね」とは思っていました。そしたらですね、なんと、夜、瞑想中にインスピレーションで「となりの真理ちゃんの街が現実にあるものとしてイメージして御覧なさい」という言葉が来たんです。私は「となりの真理ちゃん」の街は、何となく湘南か伊豆がモデルになってるかなと思ってたので、その辺りに「となりの真理ちゃん」の街が本当にあるものとしてイメージしてみたんです。すると、なんとも美しい街の風景が浮かんできて…、そしたら再びインスピレーションで次の言葉が来たんです。
 それがマリーランドです。
おおーっ!なるほど!!「となりの真理ちゃん」の街を現実化したものが「マリーランド」だったんですね! ここまで「真理ちゃんシリーズ」を見てきて、どれも甲乙はつけ難いですが、一方で「となりの真理ちゃん」の微妙な特異性は感じていました。その、微妙な特異性というのを挙げてみると、

完成度が高いというのは、例えば「真理ちゃんとデイト」や「とび出せ!真理ちゃん」では、回を重ねるごとに試行錯誤しながら番組を改善しているという感じなので、途中で人形が減ったり入れ替わったりといったことがありましたが、「となりの真理ちゃん」では初回から最終回まで、入れ替わりも増減もありませんでした。「街の中でちょっとした騒動が起きて、最終的にハッピーエンドで終わる」というドラマの展開も、安定感があります。舞台となっている街も独特ですよね。「真理ちゃんとデイト」は、都会の住宅が密集している場所という感じでしたが、「となりの真理ちゃん」は「♪右を向いたら海、左を向いたら森」と歌っているとおり、自然に囲まれたのどかな郊外、もしくは田舎町といった雰囲気です。「となりの真理ちゃん」の放送リストを探してみたのですが見当たらなかったので、衛星劇場で放送されたものを下の表にまとめてみました。こうして並べてみると、2回ほど放送されていない回があるのでしょうか。

「となりの真理ちゃん」放送リスト
衛劇#サブタイトル主なゲスト本放送日
(1973年)
#1ねぇ ちょっとだけよ!ザ・ドリフターズ4月 5日
#2こちらバンダ!そちら誰れだ?沢田研二4月12日
#3コッペの花売り作戦小柳ルミ子4月19日
#4ねぇケンちゃん オモチャちょうだい宮脇康之4月26日
#5ちょっとスンズレイします!ハナ肇、沢田研二5月 3日
#6あれ?俺が犯人だって?布施明、小柳ルミ子5月10日
#7おせっかい峠に順が来た!井上順5月17日
#8コッペは世界チャンピョン!仲雅美、小柳ルミ子5月24日
#9デタッ!怪物だぁ岸田今日子、沢田研二6月 7日
#10あんたも好きネ!ザ・ドリフターズ、岸部シロー6月14日
#11変身!ウルトラマンジェリー藤尾、柳家小三治6月21日
#12悪い奴ほど よく食べる?!玉川良一、桜井センリ6月28日
#13バンダの初恋!坂本九7月 5日
#14夏だ!祭りだ!金魚スル!布施明、左とん平7月12日
#15パパは子連れセールスマン?坂上二郎7月19日
#16見たぞ オバケの正体!坂上二郎7月26日
#17灯台にマムシ現わる!毒蝮三太夫、水森亜土
#18愛スちゃってスンズレイ!ハナ肇、鶴間エリ
#19ナヌ!?なべのタッチ作戦名古屋章、犬塚弘
#20真理ちゃんのお見合騒動!森光子、藤村俊二
#21バンダョ!テッペ島が呼んでいる岸田今日子、曽我廼家一二三
#22アグネスのキントト占い?アグネス・チャン、ジェリー藤尾9月13日
#23チョットだけョ!フフフ…伊東四朗、杉田かおる9月20日
#24さよならへの出発!沢田研二、井上順9月27日
主演:天地真理 準レギュラー:谷啓、なべおさみ
人形:コッペ(大山のぶ代)、ヒネクレ(はせさん治)、パクロン(松島みのり→野村道子)、バンダ(富田耕生)

●完全に5次元の世界だった#13
CBSソニーのディレクターの方が、当時の真理さんのコンサートを振り返って「まるでマリア様のようでほんとに美しい光景でした。会場のお客さんもバンドのメンバーも、みんなが一つになって優しい気持ちになったのです」と言っているように、この番組全体も、真理さんの優しさと幸せオーラで包まれているので、ちょっとした騒動が解決したあとのエンディングでは強烈な幸福感に包まれるわけです。そこにもう一人、強烈な光を放っているゲスト=坂本九さんが出演した#13はスゴいことになりました。いつもどおり幸せオーラを放つ真理ちゃんと、他の出演者だけでなく人形やアヒルたちとも絶妙なやり取りを見せる坂本九さんとで、番組は冒頭から高波動状態に。人形たちを動物園へ連れて行きたいという申し出を拒絶するシーンで、真理ちゃんと人形たちの強い絆が明らかに。そして、動物園へ連れて行くことを諦めた坂本九さんから、超重要キーワードがとび出します。それが、
 心の中の動物園
これですね!これです!!「真理ちゃんシリーズ」が、5次元の世界を私たちに見せるための番組であったという何よりの証拠!!確かに、昭和の映画やテレビ番組、マンガなどでは「物やお金より、心が大切」というメッセージはたくさん見られました。しかし、「動物を可愛がるっていうのは、飼うっていうだけじゃないんだよね。それぞれみんなが心の中に動物園を持つっていうことなんだよ」つまり「心の中で想像することが、実際の体験と同等以上の価値を持つ」というメッセージは、かなりめずらしいと思います。数年前から地球に押し寄せている光(真の情報)では「心の中に入ることが重要」「心の中の宇宙」「私たちは心の中にいます」というように、「心の中」が5次元の世界を理解する上での最重要ワードと言ってよいでしょう。そして、エンディングでは、愛と光の新しい地球を迎える時代に最高にピッタリの「愛するハーモニー」を出演者全員で歌って、完全に5次元の世界を再現。アセンション前に5次元の世界を体験できる唯一の番組と言ってもよいのではないでしょうか。

●イーハトーブとマリーランド
5Dマリーランドを知る上で、宮沢賢治の「イーハトーブ」はとても参考になると思います。というより、「ほんとうの幸いとは何なのか?どこにあるのか?」を探す世界がイーハトーブだとすれば(←「青い鳥」を連想しますね)、まさにその答えとなる世界が「マリワールド」だという気がします。イーハトーブ(イーハトヴ)とは何なのか。賢治自身がこう書いています。 イーハトヴは一つの地名である。しいて、その地点を求むるならば、それは、大小クラウスたちの耕していた、野原や、少女アリスがたどった鏡の国と同じ世界の中、テパーンタール砂漠のはるかな北東、イヴン王国の遠い東と考えられる。じつにこれは著者の心象中に、このような状景をもって実在したドリームランドとしての日本岩手県である。(「注文の多い料理店」新刊案内) 「大小クラウス」とは、アンデルセン童話に出てくる人物、「イヴン王国」は前々回で採り上げました「イワンのばか」のイワンの王国のことです。これを見るだけでも、イーハトーブとマリワールドが近いことがわかりますね。実は「とび出せ!真理ちゃん」で「イーハトーブとマリワールドの融合か!?」と思わせることがあったんです。真理ちゃんと人形たちがいる暖炉の部屋に本棚があって、毎回採り上げられる物語の本は、その本棚にあるわけですが、その中に「銀河鉄道の夜」もあったんですよね。残念ながら、読まれることはありませんでしたが、ここでもイーハトーブとマリワールドが近いことがわかります。

そして、先ほどの「注文の多い料理店」新刊案内。ここでも「心象中に」、つまり「心の中」という言葉が出てきましたね。賢治の作品は、心の中で起こった現象をそのまま記録する「心象スケッチ」という独特の手法で書かれています。そして実は、真理さんも「GO!GO!アイドル」という番組で、同じようなことを言っているんです(PAKURONさん、お世話になります)。「人間の心の中は目に見えません。でも、心の中の絵を自分の手で絵にする楽しみ。誰にもわからない心の絵。誰にもわからなくてもいい、心の絵。とっても好きです」 数年前までは、イーハトーブとは何なのか、ハッキリと理解するのは難しいことでした。しかし、高次から送られてくる光(真の情報)を得た今は、ハッキリと理解できます。「ドリームランドとしての日本岩手県」つまり、パラレルワールドとしての岩手県ですね。そして、意識の周波数が5次元のレベルにまで上昇している人の『心の中の世界』は、5次元においては現実であるということ。つまり、このあと、地球が5次元へとアセンションした時に、それらは現実になる、ということです。

これも不思議なことなんですけど、「となりの真理ちゃん」の街は、番組上は架空の街ということになっていると思うので、ドラマの中で実際の地名が出てくることは滅多にありませんでした。しかし、ほんの数回… いえ、海外の地名や出演者の冗談と思われるものを除くと、たった一つだけ実際の地名が出てきました。それが、バンダの故郷「岩手」なんですよね。(#20で谷啓さんが「叔母さんが小岩から来る」と言ってるのはどうかなぁ;笑)

●マリーランド広報部
マリーランド カラオケの採点機能って、まさかあれが本当に歌の上手さを判定していると思っている人はさすがに少ないとは思いますが、ただ、その機能を使って点数を競うようなテレビ番組も珍しくないほど、人々に浸透している所を見ると、歌い方にも優劣をつけたいという願望がそこに表れているという気がします。そして、そういう願望こそが、私たちに植え付けられている「ネガティブなプログラム」なのです。音程や発声のタイミング、長さが正確で、声量が大きければ感動する… わけではないですよね。4Dネガティブ世界に行きたくないのであれば、そういったことがまやかしであることに、そろそろ気がつくことが大切です。「♪どんなきれいな唄よりも、どんなきれいな声よりも、僕を励まし慰めた、母ちゃんの唄こそ世界一」という唄がありますよね。正確さや早さ、効率、物質的な豊かさが何よりも大事で、感情なんて要らない、と考える勢力が、この世界を支配しようとしている、ということに気がつくことが大切です。最近も、パソナがメタバースに参入するというニュースが流れていました。相変わらず、お盛んですね。4Dネガティブ勢力。

というわけで、ついに、5Dマリーランドが見学できる状態になりましたので、今年から「マリーランド広報部」を起ち上げたいと思います。…う~ん、やっぱり重要なのは「マリーランドへの行き方」でしょうね。近い将来、この3次元世界から5Dマリーランドへ向けて「虹の橋」が架かると思いますが、何でもかんでも渡れるというものではなく、やっぱり重たい荷物や大きな財産、3次元世界に対する執着心やカルマ、邪悪な心などがあると、渡れないでしょうね。「♪虹をランラララ、渡り、愛を胸に飛んで行きたい」と歌われているように、身も心も軽くないと… それと、愛とワクワク感ですよね。十数年後には、3次元の地球は消滅するという話もあるので、5Dマリーランドを広めることは重要だと考えています。

それでは、今日はひとまずお別れです。次回の更新までに70の素敵な夢をご覧になってくださいね。

2022年1月11日

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衆生本来仏なり

Thanks from YouTube channel YouTubeで私が公開している動画、たくさんの方にご覧いただきまして本当にありがとうございます。天地真理さんの曲をリミックスしたものは、著作権などの問題もありますし、前回書きましたようにYouTubeでもネガティブエネルギーが強まっていますので、これくらいにしておきたいと思います。その代わり、先日、ボーカロイドを使って「真理ちゃんシリーズ」のある劇中歌を3分半ほどの曲にしたものを作ってみたのですが、これが意外と出来が良かったので(オリジナルが素晴らしいですからね)、公開するよりもまず、真理さんに聴いていただこう、いえ、できれば48年ぶりに真理さんに歌っていただきたい!という願いを込めまして、現在発送準備中です。この曲は本当に素晴らしい曲なのに、番組内で一度歌われたっきりだったんですよね。「真理ちゃんシリーズ」の劇中歌がレコード化されなかったことが、本当に不思議でなりません。…というわけで、今回も「4Dグリーンハートパーク」からお届けします。

●首相の好きなタイプは「天地真理さん」
昨日、衆議院選挙が行なわれました。私は自民党支持ではありませんが、岸田政権が続くのも悪くはないか、と思っています。というのも、岸田首相の好きなタイプは真理さんだそうなので(多分、ここ数年以内の発言だと思います)。他にも、初めて買ったレコードが「ちいさな恋/ひとりじゃないの」だという大物議員さんがいらっしゃいますが。こういうことって、例え真理さんが直接的に政策に影響を与えていなくても、政治家の個人的な信念や理念には必ず影響を与えていると思うんですよね。そういう意味では「マリワールド」が政治に影響を及ぼし始めていると言っても過言ではないと思います。ただ、岸田首相が「現代で言うと○○さん」なんてわざわざ言い直さなければ、私も迷わず自民党に投票したんですけどねぇ(笑)

●真理さんは5次元人?
昨年の初めごろから、大量の光(真の情報)を受け取るようになって本当によく思うことはこれです。「真理さんは5次元人?」。これほど5D世界を体現している人は他に見当たらないですね。そのことが最もよくわかるのが「真理さんはジャッジしない」という事実。5D世界では正誤とか可否、善悪、優劣、といった判断をしません。1973年に「となりの真理ちゃん」に出演する子供たちのオーディションを行なったとき、真理さんは「全員採用しましょう」と主張したそうで、結局全員は無理だったものの、採用人数は大幅に増やされたそうです。その40年後の2013年に、真理さんの曲を演奏するクラシックユニットの名前を募集した時も、真理さんの希望によりすべて採用されたそうです。また、映画「虹をわたって」は、単に真理さんの魅力に焦点を当てているだけでなく、映画全体を通して「人間に貴も賎もない」という強いメッセージを感じ取ることができます。
ただ、クラシックユニットの名前が何十個もあるというのは、名前を呼ぶ時や書く時など、いろいろ支障が出てきますので、3次元人には理解しがたいですよね。そういったことが、真理さんに関するさまざまな誤解(奇行の噂など)を生み出してきたのだと思います。

●真理ちゃんを守る会
3D世界では、5次元人の「ジャッジしない」という特徴が理解されませんが、もう一つの特徴、前回も書きました「無償の愛」も残念ながら理解されないんですよね。利用されるだけ利用されてしまう。なので、真理さんにとって「真理ちゃんを守る会」(「となりの真理ちゃん」第2話参照)は必要不可欠なのだと私は思います。不思議なことに、真理さんがデビューするころ、所属事務所やレコード会社、それに森光子さんたちが一丸となってひとつの「真理ちゃんを守る会」を形成して支えたことによって、真理さんがその才能をフルに発揮できたように思えます。1974年の後半あたりから、何か色々とうまくいかなくなってきたのは、事務所の方で「真理ちゃんにも自立してもらおう」とか「芸能界の厳しさを知ってもらおう」などと考えて、守りの態勢を解いてしまったことが要因ではないでしょうか。特に、初代マネージャーの守りは鉄壁だったと思うので、マネージャーの交代は痛かったと思います。

その後(80年代以降)の真理さんはご存知のとおり、それまでのイメージにはそぐわないことをやったと思いますが、これについて多くの人は「真理さんが悪い」と捉えているようです。しかし、先ほど書いたように、真理さんはジャッジしないし、無償の愛の人ですから、来たオファーは基本的に受けると思います。私は、事務所が止めるべきだったと思います。それまでのイメージと逆のことをすることで、ウケたりインパクトを与えた面もあると思いますが、まぁしかし、誰が見ても失ったものの方が遥かに大きいですよね。やっぱりああいうことは「そこそこ人気があった」とか「そこそこヒット曲がある」といった人たちに許されることであって、70年代を代表する大スターである真理さんにやらせることではなかったですね。ちょうどCD化の波が来た時期のレコード会社の損害、そして「天地真理」というブランドの価値を著しく低下させたことを考えれば、この時期の事務所がやったことは大失敗だったと言わざるを得ないと思います。まぁ、あの人たちは最初から、真理さんが70年代に築いたものを壊すことが目的だったのでしょうが、それを受けてしまう真理さんも、真理さんらしいという気がします。「容姿の変化が原因だろう」と言う人がいそうですが、確かに真理さんが70年代にやってきたことは、容姿に依る所も大きいと思うので、容姿が変われば仕事の内容が変わることは理解できます。しかしそれは、真理さんが「変わった」ということであって、決して「価値が下がった」のではありません。1979年の復帰会見の時、確か森田公一さんが、真理さんは3ヶ月に一回、金の卵を産む鶏のように扱われてきた、と言っていたと思います。もし復帰後、真理さんの価値が下がったと思われていたのだとしたら、それは引き続き鶏のような扱いをされていたということではないでしょうか。

●真理さんの現在の活動
ですが、2011年に「天地真理ファンクラブ」が発足して、状況は一変しましたよね。このFCの今までの活動を見ていると、70年代の真理さんのイメージを基本にしつつ、子供向けだった点はエレガントな感じに変えて、現在の真理さんに合ってると思います。テレビなんてガン無視でいいと思います。「真理ちゃんとデイト」第10話(衛星劇場)で「ねぇ!変なテレビなんか見ちゃダメよ!でも、真理ちゃんの番組ならいいですね」という真理ちゃんの台詞があるのですが、今まさに、そういう状況になってますよね。地上波なんて、私たちを3次元意識に閉じ込めておくための番組ばかりです。今放送されている番組の中で、私たちの意識を高い方へと引き上げてくれるものは、30年以上前に作られた映画やテレビ番組の中の一部。言うまでもなく「真理ちゃんシリーズ」は素晴らしいですが。
私、5年ほど前にFCの存在を知った時「さすが真理さん! 10年先を行ってる!」と思ったんです。というのは、ビジネスやIT関連の複数の本で、将来はブロックチェーンによる仮想通貨が急速に普及するとした上で「これからは商品やサービスの提供者とファンで成り立つ小規模な経済圏がカギとなる」というのを読んでいたからなんです。その場合、Facebookの活用は最適ですよね。それに、聞く所によると、FCによる真理さんのガードはかなり堅いようで、これこそ「真理ちゃんを守る会」。真保さんが代表を務めているというのも、最高の形ですよね。FCの発足以来、真理さんの人気はジワジワと高まっている気がしますが、特にここ2年くらいは、急速に高まっている気がします。「ランキングー」で今年行なわれた「70~80年代の女性アイドル人気ランキング」でも、9位にランクインしていました(回答者数11878名)。近年、歌手活動を再開して話題の伊藤蘭さんと同じ得票数というのは、なかなかスゴいと思います。やはり、衛星劇場による「真理ちゃんシリーズ」の再放送は、大きな影響を与えていると思います。

●闇の悪あがきにご注意を
最近、闇の動きが活発なんですよね。活発といっても、最後の悪あがきのようなものなので、恐れる必要はないんですけど。これにはおそらく二つの理由があって、一つは4Dネガティブ世界の構築、つまり、前回書きましたように「とび出せ!真理ちゃん」第2話で出てくる「未来の国」のような、人々を奴隷化した世界を実現するために、闇の勢力が焦っているわけですね。もう一つは、今続々と人々が目覚め始めて、ポジティブな方向へ目を向け始めているので、そうした「ネガティブ世界からの人々の流出」を防ごうと必死になっているわけです。先日、堀江貴文さんの動画を見ていたら、ゲストの養老猛司さんが興味深いことを言っていました。その動画を撮る前日に東京駅で電車を待っていたら、ホームにいた乗務員に「並んでください」と注意されたというんですね。養老さんはグリーン車に乗ろうとしていたそうなんですが、私は「グリーン車に乗る時は並ばなければいけない」なんてルールは聞いたことがありませんし、そもそもお客さんに対して指図するなんてメチャクチャ失礼。それと、ただ街を歩っているだけ、ただ駅で電車を待っているだけ、ただ店で買い物してるだけなのに、何だかんだと文句を言ってきて、私たちを悪者にしようとする動きもありますね。これは私たちに、罪悪感や劣等感を植え付けて「私はダメな人間。奴隷のように扱われても仕方がない」という意識を持たせようという狙いもありますから、ご注意ください。先ほどの動画で養老さんも言ってますが、今の社会は、すべてルール化して人々をそれに従わせようとしてくるんです。もうお分かりですよね?何をしようとしているのか。今回のケースは乗務員が注意しましたが、あと10年もすれば、これが「監視カメラ+AI」になるわけです。
これはSNSを中心に、ネット上でも見られる動きです。先ほど、仮想通貨やFacebookに触れましたが、残念ながらこれらも4Dネガティブ世界を構成する要素であると言わざるを得ないでしょう。最近、Facebook社は「Meta」に社名変更しましたが、これは「メタバース」を意識したもの。これは、3D世界の中に疑似的なパラレルワールドを構築しようという試み。私たちを意地でも3D世界に閉じ込めておこうという意思がありありと覗えますね。マリーランドを含めた本物のパラレルワールドは、メタバースの中にはないのです。こうして、ルール化や監視社会、闇のトラップにかかってしまうと、そのまま4Dネガティブの世界に連れて行かれてしまいますので、ご注意ください。かといって、闇を退治する必要はありません。好きにやらせてあげてください。

●今この混迷の時代に役立つ仏教
さて、では、4Dネガティブの世界に連れて行かれないようにするにはどうすればよいのでしょうか? 私最近、ネット上のスピリチュアルやアセンション関係の情報を見ていると「ん?」と違和感を感じることがよくあるんです。例えば、物やお金にこだわっている人や、やたらとハッピー感を強調している人、何月何日に○○が起きるといったような予言系など…「スピリチュアルやアセンションをちゃんと理解してる人は、もう物やお金に対するこだわりなんてないはずなのに、この人、お金の話ばっかりやな」とか「この人、再生回数を伸ばすのに必死だな」などなど、よく感じます。「フェイク・アセンション」という言葉もあるように、闇が仕掛けるトラップは実に巧妙です。新約聖書にも「人に惑わされないように気をつけなさい。私の名を名乗るものが大勢現れ、私がメシアだ、と言って多くの人を惑わすだろう」(マタ24)という、イエスの言葉があります。
これも、光(真の情報)を受け取っていて本当に思うことなのですが、高次の存在が教えてくれることは、仏教と一致することがとても多いのです。昨年12月の記事で触れました「マントラ」は「真言」のことですし、瞑想(禅定)を重んじることもそうですね。宗教には色々と問題点がたくさんあることも事実ですが、5次元意識は「キリスト意識」とも呼ばれるように、釈迦やイエスの教えをまったく無視してしまうのはとてももったいないことだと思います。むしろ、この混迷の時代には役立つものだと思います。
現時点で、これをお読みの方にぜひ知っていただきたいことは、スピリチュアルやアセンションに関して「道は一つではない」ということです。例えば、ものすごい人気のスピリチュアリスト(←こんな言葉ある?)がいたとして、その人が「世界はこうなります」とか「アセンションの方法はこうです」と発信していると、第6感とかサードアイ(第6チャクラ)の感度が低い人は、今までの3D世界の思考グセで「何かわからないけど、みんなやってるから私もやっとこう」となりがちだと思うんですが、これはもう完全に他人軸の状態になっているので、注意した方がいいと思います。こういう場合、外界の情報に頼っていると振り回されてしまいます。ヘタなスピリチュアル情報に頼るよりは、仏教を参考にする方が遥かにいいと思います。「参考にする」と書いたのは、あくまでもメインの先生は自分の心の中にいるからです。

●真理さんと仏教
で、何を隠そう、真理さんってかなりの仏教実践者なんですよね。私も、真理さんの名付け親がお寺のご住職だった人だということくらいは知っていたのですが、先日、3366Mariさんが1979年に真理さんとご住職が一緒にテレビ出演した貴重な映像をYouTube(コミュニティタブ)にアップしてくださいまして、私はそれを見て「え~っ!そこまでやってたの!?」とびっくりしたんです。真理さんには、仏教を信仰している、というイメージはないですよね。真理さんは、仏教は信仰するものではなく、実践するものだとわかっていらっしゃるのではないでしょうか。真理さんの発言にも、仏教の思想が見てとれるんですよね。いずれもアイドル時代の発言で「毎朝お経を唱えると気分がスッキリして一日中爽快よ」とか、あるテレビ番組では特技を訊かれて「取り柄がないのが取り柄」って言ってたんですけど、これも「抜群無益」つまり、何かに秀でることは無益であるという禅の思想が感じられますね。もっとも、真理さんの場合は特技はたくさんありますけど。宮沢賢治の「イーハトーブ」には法華経の影響が見られますけど、真理さんの「マリワールド」には禅の思想が見られる、ということがわかってきて、とても興味深いです。そもそも「真理」という名前が、仏教そのものですもんね。

●真理さんの神格化について
めざめ(Princess Mari orchestra) 真理さんを神格化するような動きはアイドル時代からあったようですね。その人が真理さんに「神」を感じているなら、それはそれでいいんじゃないの、と私は思いますが、特に日本では歴史上、人間を神格化することに対して拒絶反応を示す人もいると思うので、議論が起きてしまうのでしょうね。私は最近、こう思うんですよね。「天地真理さんは戦後日本の芸能界において(本来すべての人に備わっている)神聖さを、最も強力に表現した人」。ですから、別に真理さんを神格化しても構わないと思うのですが、だからといって崇拝するのではなく、私たちの内側にも同じような神聖さがあるということに気づくことがとても大事だと思うんです。そうそう、真理さんが毎朝唱えると言っていたお経(和讃)は「衆生本来仏なり」で始まるんですよね。つまり「生きとし生けるものは、みな本来は仏である」ということですね。仏とは「知っている人」「目覚めている人」、つまり「真理を知っている人」のことです。
そう言えば、前回は「とび出せ!真理ちゃん」第2話の「青い鳥はどこに!」について書きましたが、あの後、もう一つとても興味深いことに気がついたんです。番組の冒頭、桜木健一さんが鳥かごを持ってきて真理ちゃんや人形たちとやり取りするシーン。制限だらけの3D世界に閉じ込められている私たちは、鳥かごに閉じ込められた鳥に例えることができると思いますが、そこから脱出しようと考えた時、どうしても上へ飛び立とうと考えがちです。しかし、上の方はどんなに力いっぱい羽ばたいても、かごで覆われているために脱け出せない。そう!出口は下にあるんですよね。これもとても仏教的。まだ見ていないという方がいらっしゃいましたら、11月7日からの「とび出せ!真理ちゃん」アンコール放送(CS衛星劇場)をぜひご覧ください。
「アタック真理ちゃん!」が放送されないのは残念ですが、私はこのブログで「地球のアセンションと『真理ちゃんシリーズ』の放送はシンクロしている」と書いてきました。そういう意味で、私は「地球のアセンションが半年早まった?」と感じています。「はばたけ!真理ちゃん」で羽ばたきましょう。そして、5Dマリーランドで「アタック真理ちゃん!」を見ましょう!!

2021年11月1日

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イワーナの青い鳥は無償の愛のシンボル

前回の記事で、天地真理さんのハイレゾ音源のことを書きましたが、その後、ハイレゾ音源配信サイトe-onkyo musicの邦楽アルバムランキングで真理さんの「コンプリート・シングルA面コレクション」が、なんと最高4位まで上昇しました(しかも数日間キープしていた)。e-onkyo musicで扱っている邦楽アルバムすべて含めての4位は快挙だと思います。もし、前回の記事を読んで購入された方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました。

去る7月19日(再放送は24日)で、CS衛星劇場の「とび出せ!真理ちゃん」の放送がひとまず終わりました。これまで、あまり「真理ちゃんシリーズ」の内容に詳しく触れることがなかったので、今回は「とび出せ!真理ちゃん」(以下「とび出せ!」)を、グリーンハートパーク的な視点で振り返ってみたいと思います。なお、文中で「青い鳥」と「イワンのばか」のあらすじにかなり触れていますので、これから読んでみたいと思っている方は、先に本を読まれた方がいいかもしれません。

●青い鳥はどこに!
「とび出せ!」第2話の「青い鳥はどこに!」で出てくる「未来の国」には驚きました。私は原作を読んだことがなかったので、この「未来の国」が原作どおりなのか、それとも脚色されたものなのかを確かめるべく、原作を読んでみました。グリムやアンデルセン童話のように、短くて単純明快な物語だと思っていたのですが、そんな私の予想は甘かったですね。とても長くて、ものすごく深い物語でした。しかも、この地球の大きな変容の時代を迎えている私たちにとって、極めて重要な内容だと思いました。
原作を読んでみてわかりましたが、原作と「とび出せ!」の内容とでは、かなり違っています。そもそも「青い鳥」は書物のために書かれたものではなく、劇の脚本として書かれたものだそうで、劇として上演される際は、おそらく4時間くらいはあるだろうという物語を、30分弱の番組にするのですから、内容が違うのも仕方がないですね。「とび出せ!」では、青い鳥に導かれて幸せを探しに行く話しでしたが、原作は、光の精に導かれて青い鳥を探しに行くという話しでした。私は、青い鳥は「幸せのシンボル」というより、この世の真の姿を知ることによって得られる「心の目覚め」のシンボルだと思いました。…この世の真の姿を知る… ために、チルチルは妖婆から、ダイヤモンドの付いた帽子を渡されます。このダイヤを回すと、人や動植物、その他さまざまな物の精(魂)を見ることができるようになるのですが、このダイヤは「誰も知らない頭のこぶを押す」ことで物の精を見ることができるようになるそうで、私はこれを読んでいて、まさに「第三の目」と言われる第6チャクラのことを思い出しました。それと、生き物だけでなく、火や水などさまざまなものに精(魂)が宿っているという考えは、日本も含め多くの国に伝わる神話と共通するものだと思います。

「青い鳥」の内容は「幸せはどこか遠くにあるのではなく、すぐ近くにある」と解説されることが多いと思いますが、幸せがすぐ近くにあるということに気づくのは、そう簡単なことではないですよね。物語の中でネコが青い鳥についてこう言っています。「あたしたちの秘密を知っているあの青い鳥」。また、別の場面でチルチルがこう言います。「ぼく、何もかも見なくちゃいけないんです。光がそういったんだもの」。つまり「本当の幸せは、すぐ近くにある」ということに気づくためには、この世の秘密、この世の真の姿を知る必要があるのだと思います。
それから、さまざまな幸福の中でも特に大切なものとして、次の二つの幸福が挙げられています。「わたしたち(幸福の精)の中でいちばんよいのは、あかるいよろこびのきょうだいとでもいえるもので、いまにここへやってくるでしょうが、名まえは『無邪気な考えの幸福』といって、わたしたちの中で、いちばんりっぱなのです」 …無邪気な考え… 今風に言えば「プラス思考」「ポジティブ思考」でしょうか。あるいは「子供のような心」と言ってもいいかもしれません。今、この混迷の時代、ますます重要になってると思います。
そして、「たぶん、ここでいちばんきれいなのでしょうよ。ほうら、両手をひろげて、こっちへきますよ。あなたのおかあさんの『よろこび』ですよ。くらべるもののない『母の愛のよろこび』ですよ」 …母の愛… 真理さんのファンなら、聞き覚えのある言葉だと思います。母の愛とは私が思うに、母の愛に代表される「無償の愛」のことだと思います。

●100年後の地球を予言!?…未来の国
Spiritual space ここまで「青い鳥」の原作の方を見てきましたが、今度は「とび出せ!」の方を見てみたいと思います。先ほども書きましたように、私は「未来の国」のシーンには大変驚きました。コズミック・ディスクロージャーに関心のある方が見たら「おおっ!」となると思います。原作にも「未来の国」は登場するのですが「とび出せ!」の未来の国とは内容がまったく異なるので「とび出せ!」のオリジナルシーンと言っていいと思います。
私がこのブログで「洞窟の内部」と書いてきた世界(正確に言うと「第三密度(3D)の世界~第四密度(4D)のネガティブ世界」)では、ほとんどの人が気がつかない所で、ある計画が進められていますが、この計画通りになれば、近い将来、人間が「機械に監視された奴隷」のようになるでしょう(もうなっているかも)。しかし、その世界にいる人たちは、それが「社会の進歩」だと思い込んでいるので、自分たちが奴隷になっていることに気がつきません。そして、未来の労働者(谷啓さん)の台詞「未来の国の食糧ってのは、皆この丸薬だよ」… 現在、この台詞から連想される製品はたくさんありますよね。サプリメント、総合栄養食、スマートドラッグ…。
そして、ロケットでの逃亡シーン。この番組の4年くらい後に世界中で放送された衝撃的な番組「第3の選択」で火星移住計画の話が出てきますが、その後も何かと話題に上る火星移住の話。ロケットで逃げるシーンでは「火星」とは言っていませんが、番組の冒頭、人形たちが物語に出てくるそれぞれの国をそれとなく匂わせる台詞の中で、チョロが「わいは宇宙飛行士になって火星へ行きたいんや」と言っています。 …そして、誰の命令で働かされているのか?の問いに対し、再び労働者の台詞「宇宙人だよ」。そうです、これが闇の………っと、これ以上はやめておきましょう。

●真理ちゃんはお人好し?!
「とび出せ!」で、あともう一つ特別に印象に残ったのが、第12話と第13話「真理ちゃんはお人好し?!」でした。原作はロシアの文豪トルストイの「イワンのばか」。これも初めて原作を読んでみたのですが、とても面白いですね。原作ではセミョーンは武力の国、タラースは経済の国、イワンは馬鹿の国の、それぞれ国王になります。イワンの特徴は、頭は弱いけど優しくて正直で働き者。悪魔はその三つの国を滅ぼそうと、セミョーンの国にはさらなる武力で、タラースの国にはさらなるお金で工作し、滅ぼすことに成功します。しかし、イワンの国には軍隊がないため戦争もできず、通貨もないためお金も通用せず、最終的に悪魔の主張を演説して民衆にわからせようとしますが、みんな頭が弱いため、これも通用せず、悪魔は退散してしまいます。「青い鳥」がわりと抽象的な物語なのに対し、こちらははっきりとした思想的なものを感じます。社会主義国の形成に大きな影響を与えたでしょうね。しかし現実的には、社会主義国はうまくいかず、資本主義下においては、イワンのような人たちは悪魔とその手先に馬鹿扱いされて、まんまと支配されているのが現在の状況だと思います。今、その状況から脱却すべき時が来ていると思います。

真理さん演じる「イワーナ」は、イワンから馬鹿を取り除いたような人物。兄たちからお金をせがまれても、素直に渡してしまうあたりは、無償の愛の真理さんに適役ですね。そして、谷啓さん演じる悪魔のこの台詞がとても印象深い。「しかし、あのイワーナという女の子、頭に来るな。何を言われても優しくてニコニコしてる。俺はああいう人間を見ると無性に腹が立つんだ!」 本物の悪魔が脚本家にこの台詞を書かせたんじゃないかと思うくらいリアルな台詞ですね。悪魔は、私たち人間を恐怖と苦しみで支配することが目的なので、真理さんのように、私たちに愛や希望、夢、自由、幸せの世界といったことを広めて、人間を苦しみから解放しようとする存在は大っ嫌い。なので、必ず攻撃してきます。現実の真理さんを。昨年3月22日の記事の中の「歪められた真理さんのイメージ」という項目で私が言いたかったのはこれです。
第12話~第13話「真理ちゃんはお人好し?!」は、悪魔(闇の勢力)とはどういう存在なのか、そして、なぜ世界は平和にならないのか、なぜさまざまな脅威がなくならないのか、ということについて、とてもわかりやすく表現されていると思います。

●虹の橋
ひとりぽっちの私(2021 French doll mode) 話は変わりますが、私は現在、洞窟内の世界(3D)を出て、4Dポジティブ世界の中にある「グリーンハートパーク」という所にいます。こちらでしばらく滞在し、5Dマリーランドを創造する作業を進めていきたいと思っています。ネットやIT機器といったものは3D&4Dネガティブ世界特有のものであるため、特にネガティブエネルギーが充満しているSNSからは、先日の夏至の日をもって完全に離れました。今までお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございました。3D世界と4Dポジティブ&5D世界との間には、いずれ虹の橋がかかりますので、もしこちらへ来たいと思っている方はご安心ください。そう、真理さんの曲「虹をわたって」(英題 Bridge of a rainbow)のとおりになるということですね。

それから、前回の記事で触れましたように「ひとりぽっちの私」は「魂の救済」を表現した本当に素晴らしい曲ですね。新たな動画「ひとりぽっちの私(2021 French doll mode)」をアップしましたので、よろしく…… と言いたい所ですが、最近はYouTubeもネガティブエネルギーが強くなっていて、こちらも「撤退」の二文字が見えてきました。突然のチャンネル削除もあるかもしれませんが、ご了承いただきたいと思います。ちなみに、ここで言うポジティブ、ネガティブというのは、前向き、後ろ向きということでもありますが、特に「ハイアーセルフに対して」前向き、後ろ向きという意味になります。
TwitterでもYouTubeでも、リプやコメントで「マリ・ワールド」「マリーランド」と書かれていると、私がこのブログで書いていることが伝わっているんだなぁということがわかって、本当にうれしいですね。ありがとうございます。ちなみに「マリ・ワールド」は真理さんの公式Webサイトで最初に使われた言葉です。そして「マリーランド」はブログ「白雪姫ルヘン」のクミさんが考案した名前です。元々は架空のテーマパークの名前だったと思いますが、私の方で5次元の一つの世界の名前として使わせて頂いてます。

●無償の愛とは?
年をずらして強引に開催したオリンピックは過去にもあったようです。といっても、今から約2千年前、ローマ帝国の暴君・皇帝ネロの時代ですが。最近の、開会式にまつわるドタバタ辞任劇や、世界規模で起きている水害のニュースを見ていると「だから真理さんがあれほど言ったじゃないか!」と言いたくもなります。「物やお金より、愛や心が大切」真理さんが一貫して言っていることです。「真理ちゃんとデイト」で歌われた「もしもビルがたったなら」は、真理ちゃんも人形たちも楽しそうに歌っていますけど、実は資本主義を痛烈に批判した歌ですよね。そして、資本主義を批判すると必ず聞こえてくる「じゃあ、お前は共産主義がいいと思うのか?」というクソアホらしい質問。いつから2択になったんだ? 洞窟内(3D&4Dネガティブ世界)が好きで、恐怖と苦しみによる支配が好きな人は、これからもずっと暗闇の中で苦しめばいい。
……なんてこと言ったら真理さんはこう言うでしょう。「そんなこと言ったら可哀想よ」。テレビドラマ「刑事くん」第35話は、真理さん演じる北原婦警をビルから突き落とした犯人が、その後、刑事に追い詰められてビルから落ちそうになった時、北原婦警の縫った糸によって命が救われるというストーリーでした。これが天地真理さんの哲学=無償の愛なのだと思います。

参考文献:
「青い鳥」モーリス・メーテルリンク著、若月紫蘭訳、岩波少年文庫
「イワンのばか」レフ・トルストイ著、金子幸彦訳、岩波少年文庫

2021年7月27日

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現実と空想

「非科学的」「非現実的」「空想の世界」と言われていることの中にこそ、真実がある。というわけで、今回もスピリチュアルで非科学的、非現実的な内容で行きたいと思います。ですので、そういう話が嫌いだという方は、読まない方がよろしいかと思います。

●天地真理さんのハイレゾ音源
私は音楽を聴く上で、音質はそれほど重視していません。1940年代~1960年代に録音された音質の悪いものでも、いい曲はたくさんありますし、天地真理さんのファンの方がコンサート会場で録音した素晴らしい歌もたくさん聴かせていただきました。普段音楽を聴く時も、スマホやPCで聴くことがほとんどです。その一方で「ハイレゾ」と呼ばれる非常に高音質のオーディオにも興味を持っています。その理由は「音質がいいから」ではありません。一応、音響の専門学校を出ている身として、その辺りを少し詳しく説明したいと思うのです。

オーディオにおける「ハイレゾ」とは、簡単に言うと「CDよりも高音質のデジタルオーディオ」を指します。CDの音質とは「サンプリングレート=44.1kHz、ビット数=16bit」なのですが、市場によく出回っているハイレゾ音源は「サンプリングレート=96kHz、ビット数=24bit」といった具合です。人間の耳で聴き取ることができる音の周波数は、一般的に20Hz~20kHzと言われているのですが、CDの音質でこの範囲のすべてをカバーしています。ですので、オーディオに詳しい人の中には「ハイレゾなんて意味がない」と考える人も多いと思います。では、なぜハイレゾというものが生まれたのでしょうか? 私が聞いた話では「聴き取れないからといって、そこでバッサリ切っていいものだろうか? 20kHz以上の音も脳に対して何らかの作用があるのではないか?」そういう観点でハイレゾが生まれたそうです。私も「可聴音域を超えた音=無意味なもの」と決めつけるのは少々乱暴ではないかと思います。

真理さんの笑顔を見た時に、可愛いと思ったり、素敵だと思ったり、癒されたり、幸福感に包まれたりするのはなぜでしょうか? そして、コンサートやイベントに行って直接見た時には、また別の高揚感を感じたりするのではないでしょうか? だとすれば、そこにはテレビカメラで捉えきれない“何か”があるはずです。特に真理さんにはそういった“何か”が多いように感じます。そんなことを思っていた時に、スピリチュアル系のある動画で、次のようなメッセージを目にしました。
私たちはしばしば、人間に届くように、可聴音域外の聴こえない音を使って作業をしています。私たちは、人々の心や場の中に経験を生み出す音を作ることが出来ますが、人は音を聞く必要すらなく経験が得られ、音の期待する効果が得られます。私たちが取り組んでいるコードは、皆さんの細胞とDNAに埋め込まれている更なる秘密の多くを解き放つ為のコードであり、それを聞こえない音に圧縮注入します。

途中の「人は音を聞く必要すらなく」の部分は、私が思うに「人はその音を認識する必要すらなく」という意味だと思います。私はこのメッセージを見て「やっぱりな」と思いました。そう言えば「となりの真理ちゃん#22」で「世の中にはこういう風に理屈に合わないことがたくさんあるのかもしれませんね」という真理ちゃんの台詞がありました。可聴音域外の聴こえない音にも、やはり意味がありそうですね。真理さんの歌声は、ファルセットということもあって、とても特徴的です。そして高い。デビューシングルのB面「風を見た人」で歌われているとおり、真理さんの曲には「音に隠れた秘密の愛の歌」が可聴音域外に入っている可能性は決して少なくないと思います。

そして、これはハイレゾ音源を購入する上で意外と大事なことだと思うのですが、1980年代中盤にCDが普及した影響もあり、レコーディング機材や音源が一気にデジタル化しました。この時のデジタル機材はプロ用でもCDと同等の音質のものが多く、つまりハイレゾに対応していない機材が多かったのです。したがって、この時期にレコーディングされた曲には、ハイレゾにしても意味がない曲が少なからずあるということです。その点、真理さんの曲は、当時最新鋭のアナログ機材を用いてレコーディングされていたと思われますので、可聴音域を超える音もバッチリ記録されていると言えると思います。そういった意味でも、私は「天地真理さんの曲ほどハイレゾに適した音源はない」とさえ思っています。

さらに、ここで朗報です。ハイレゾ音源を配信しているe-onkyo musicにて、現在「Sony Music春の厳選アイドル特集プライスオフ」開催中(4月4日まで)だそうです。かなりお安くなっています。これ、ほんとに偶然で私も驚いています。e-onkyo musicからお金はもらっていません(笑)。この情報をリツイートしてくれたクミさん、ありがとうございます。これもひとつの「シンクロニシティ」と言えると思います。ちなみにハイレゾを聴くには、Sonyの製品には最初からハイレゾに対応したものも多く存在しますが、それ以外のメーカーではハイレゾに対応していない製品がほとんどです。この場合は、ハイレゾに対応させるためのオーディオインターフェイスなどの機材と、ハイレゾに対応したスピーカーまたはヘッドフォンが必要になります。

●SL真理ちゃん号
2号機 シンクロニシティと言えば、最近、もう一つありました。それは、自宅の納戸の整理中に出てきた「軽便鉄道」という本に、西武鉄道山口線が載っていたことがきっかけでした。西武山口線と言えば、1973年4月に行なわれた「真理ちゃんと3万人のウイークエンド」で、SL「真理ちゃん号」が走った路線です。この時の蒸気機関車は今どうなっているのか? どこかに保存されているなら見てみたい。でも、もしかしたら廃車・解体されてしまったのではないか… そう思い、調べてみると、もともとこの機関車は新潟県の頸城鉄道で走っていて、その後約5年間、西武山口線で使われたあと、1977年に再び頸城鉄道(頸城自動車)に返却されたとのこと。さらに調べてみると「くびき野レールパーク」という所で現在も大事に保存されているらしいということが判明。

そんな時に、たまたま録画したNHKの「10分で巡るにっぽんの廃線」という番組を見ていたら、なんと、かつての頸城鉄道が登場。さらに2015年の映像として「くびき野レールパーク」が映し出され、あの「真理ちゃん号」で使われた蒸気機関車「2号機」の姿が!! とてもきれいに保存されていることに感動しました。そしてさらに、3月14日にBSテレ東で放送される「あの年この歌ニッポンを元気にした希望の歌SP」という番組で、真理さんの貴重映像があるとのこと。貴重映像と言っても既出の映像かもしれないので、期待し過ぎないように見ていたら、なんと、以前から「見たい!見たい!」と切望していた「真理ちゃんと3万人のウイークエンド」の映像が!! その20秒ほどの短い映像の中には、SL「真理ちゃん号」の傍らで撮影に応じる真理さんの姿も!!

「真理ちゃんと3万人のウイークエンド」については、闇の勢力が、このイベントが単なる新曲発表会であったかのように過小に印象操作しようとしていますが、実際には国内アーティストとして初めて行なった大規模野外コンサートですよね。西武山口線は、もともと遊園地のひとつの施設「おとぎ電車」から始まったそうで、西武園ゆうえんちの開業時のコンセプト「心あたたまる幸福感に包まれる世界」と共にマリーランドのイメージにぴったりですね。軽便鉄道としての西武山口線は1984年に営業終了しましたが(その後は新交通システムとしてリニューアル)、このあとマリーランドの交通機関として採用させていただきましょう。

●魂の救済
私は真理さんが、この世に光をもたらす役割を担う「光の使者」であることは、もう確信していることですが、昨年、光の存在から「ライトワーカー(光の使者)は、光を固定するための錨(いかり)のような存在である」というメッセージを何度も見聞きしました。新約聖書にも「わたしたちが持っているこの希望は、魂にとって頼りになる、安定した錨のようなものであり…」(ヘブ6)という記述がありますが、ライトワーカーが希望の光を他の大勢の人たちに示す存在だと考えれば、この記述と光の存在からのメッセージは一致していると言えるでしょう。デビューして間もない頃の真理さんが、胸に赤い錨があしらわれた白いジャケットを着ていたことが、このことを象徴しているのではないでしょうか。

そして、これは「ひとりぽっちの私」(アルバム「ちいさな恋/ひとりじゃないの」に収録。作詞:後藤益子)の歌詞にも表れていると思います。ここでは“ひとりぽっちの優しい人”のために歌い続けるフランス人形が描かれていますが、この“ひとりぽっちの優しい人”というのは、私は先ほどの聖書の一文の少し前に出てくる「目指す希望を持ち続けようとして世を逃れてきたわたしたち」を指しているような気がします。現在で言えば、心のきれいな状態を保つために(あるいは、この世の真実に気がついたために)社会の端っこへと行かざるを得なかった人たち。そう考えれば、1977年以降の真理さんの歩みも理解できるのではないでしょうか。もし真理さんが今まで順風満帆な道を歩んできていたなら、私は真理さんに救われることもなかったと思います。私は、真理さんは、意識的にではなかったにしても、魂のレベルにおいては、私たちを救うためにあのような苦難の道を選んだという気がしてなりません。であれば、これこそ真の救済だと思います。

●恋よまわれ
この地球の変容の時代、いかがお過ごしでしょうか。現実世界を見ていると、コロナ禍などのこともあって、なかなか気がつかないと思いますが、その裏で着々と新しい高次の地球が近づいてきているのが、わかります。その新しい地球とは、今よりもはるかに精神的なことが重視される世界です(逆に物質的なことは、さほど重要でなくなる)。

先日、ある方が、1975年の真理さんのライブ音源をYouTubeで公開してくださいました。ジリオラ・チンクェッティの「恋よまわれ」のカバーなのですが、真理さんが地声とファルセットを巧みに切り替えて歌っている貴重なもので、この2種類の声の使い分けは、そう簡単に出来るものではなく、本当に鳥肌ものです。それに、この今の時期にこの音源が公開されたのも偶然ではないような気がします。恋の喜びを歌った曲ですが、明るい新時代がまもなくやってくるような雰囲気を感じます。
 ♪あなたと私が近づく日が来たのよ
 ♪光の中の4月

●2月19日「天地の日」
好きだから(2021 Mari talking mix) 私が今最もやりたいことは「マリーランドの創造」なので、今後もより一層このことに集中していきたいと思っています。動画を作ることも、マリーランドを具体的にイメージする上で大事なことだと思っています。今回は、とてもメルヘンチックな曲「好きだから」を選びました。途中に出てくる海と砂浜の写真は、ツイッターでやり取りさせていただいている、さくらさんに提供していただきました。ありがとうございました。

2月19日は「天地の日」でもあるそうで、これは地動説を唱えたコペルニクスの誕生日に由来するのだそうです。地球は止まっていて、その周りを天体が動いていると思っていた人類が、実は「地球が動いている」という事実に気がついた時、それは文字通り“天地”がひっくり返る出来事だったでしょうね。では「現実」と「空想」はどうでしょうか。現在放送中の「とび出せ!真理ちゃん」では、毎回マリワールドの核とも言えるメルヘンの世界が展開されています。般若心経には「五蘊皆空」が説かれています。現実だと思っていたことが実は幻想であり、空想だと思っていたことが実は現実だった、なんていうことに気がついたら、これも“天地”がひっくり返る出来事になるでしょうね。私は“天地”真理さんが、そのことを教えてくれている気がするのですが…

2021年3月21日

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