● ここに掲載した内容証明の例文は、郵便局から出す場合の文字数制限(20字×26行)に合わせて、1枚以内に収まるように作成しました。
実際に作成した場合の雰囲気(レイアウト)もわかるようになっています。(文字のずれがありますが、全て1行20字目で改行してあります。)
● 文末に余白が設けてありますが、これは郵便局の証明印を押すためのものです。( 実際の内容証明の見本 )
● フォント(書体)や文字サイズの違い、太字、半角文字を混在させることもできます。ただし、どれも一文字は一文字です。複数の文字種を混在させると文字数制限でミスを誘発しやすい上、郵便局員の照合に時間がかかる場合もありますのでご注意ください。
● 作成したレイアウトは、横書きの書式が7つのパターン(書式1~書式7)、縦書きの書式が1つです。レイアウトは、一般的には、書式1、3、5が多いと思います。
● 特徴のある雛形も作ってみましたので、参考にしてください。
① 命令調の文例・・・書式2
② 文字サイズ変更、半角文字混在の文例・・・書式3
③ タイトルなしの文例・・・書式5A
④ 別記を使った文例・・・書式7、7A
⑤ 付記を使った文例(内容証明の特殊なやり方)・・・書式6、6A
書式は全て20字×26行で作成しましたが、横書きの場合は26字×20行、13字×40行で作成することも可能です。ですから、本文例のように1行20文字で改行するよりも他のレイアウトの方がきれいに作成できる場合は、1行26字×20行のレイアウト等を選んでも良いでしょう。
また、文字数・行数は、制限以内であれば問題ないので、例えば23字×20行でも構いません。(26字×20行、13字×40行等のレイアウトは、「内容証明書、専用の用紙」の解説をご参照ください。)
なお、「電子内容証明郵便」を利用すれば、文字数・行数の制限はありませんので、文字数や行数を気にすることなく、ほぼ自由に書くことができます。ただし、署名や印鑑を押すことはできませんので、署名や押印を重視したい場合には、電子内容証明は避けるということになるでしょう。
しかし、簡単に済ませたい方や文章量が多い方などは、電子内容証明サービスを利用した方が便利です。(署名や押印は、真実性の担保や本人の強い意志の表明に役立ちますが、それがなくても内容証明郵便としては問題ありません。)
ところで、内容証明の文章は、自由に作成することができますが、法的な問題(有効性や効果)については、更にご自身で調べるか、弁護士・司法書士・行政書士等の専門家に相談してください。
【参考】
内容証明郵便の作り方
内容証明の文章・封筒の書き方
文例をコピーして利用する方へ
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