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p-hyara通信は、山形県白鷹町から発信する神楽・田楽・田植え踊り・念仏踊り・獅子舞・鹿踊りなど、民俗芸能探訪の通信です。

2012 1月
 大人災の原発事故以来、より以上に節電に努めていますが、それ以前から節電に努めているので、劇的な減りようはないのが現実でした。需要期の盛夏にも、毎朝早く起きて家中の戸をあけて冷気を入れ、8時前には締め切ってしまうをくり返して、エアコンを一度も使わずにすごしました。ある機械を全然動かさないのも機械のために良くないと思いましたが、もともとなかったと思うことにして、これからも使わないつもりです。でも、それ以前だって年数回程度でしたから、たいした違いは出ません。電気ポットも数年前からやめて、エアーポットにしているし、4年前からエアーポットと湯たんぽの湯は薪ストーブで沸かしているので、湯沸しでも減りません。後は就寝時の豆電球程度ではたかが知れてるし、安全でなくなったらもっと困るので、限界までやってるなという感じです。
 熱源を石油やガスにすれば、劇的に減らせるのはわかっています。でもそれではかえって高くつくので、やはり電気代だけで考えるのではなく、光熱費として総合的に考えるのべきことですね。
 毎朝早く起きて、薪ストーブを使いながら考えることは、「電気代って安いな」ってこと。薪ストーブの燃料になる豆ガラ・柴・薪などを確保するために、どれほどの時間と労力がいるかを金額換算すれば、かなりの額になってしまいます。それに対して毎朝薪ストーブで7リットルくらいの湯を沸かしても、電気代は月に1000円程度しか減りません。一朝にすれば30〜40円程度でしかないので、その程度なら楽して寝ていた方がよいと考えてしまいます。でも、そこまでしているものの目で見れば、ほかの家よりは段違いにがんばっていることがわかります。
 歴史を区切るほどの大震災から9ヶ月、復興はすこしづつ進んでいるようですが、まだまだ難問の壁が大きいのが現実です。職を失った人々の苦難はまだまだ続きそうで、特に雇用保険・年金などのセーフティネットのない人たちは深刻だと思います。原発と放射能で、これから住いに戻れるのか田畑は耕せるのかも、先の見通しが立たないのも困ったことです。それでも目先の利益のために、原発を止められないという議論にも困ったものです。核兵器を持つために原発を続けるべき、という議論すらあることには身震いしてしまいます。
 これまで義援金・片付けボランティア・音楽ボランティア・チャリティコンに出たり・被災地に写真や民俗芸能のDVDを送ったりと、できることをしてきました。が、わが家でも、管理している関東の実家の屋根の損壊がまだ修復できていません。ブルーシートの状態を保つため、罹災証明をいただいて何度も高速を走りましたが、これの修復が終わらなければ震災後にはならず、心配は終わりません。
節電に緑の壁わが家でも 今年もナラ枯れが山形県白鷹町 屋根の復旧はまだ茨城県で 中国雑技団山形県白鷹町
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