| 風流系の獅子・鹿 「会津彼岸獅子」 05年2月更新 | |||||
| 福島県の天気地図では「中通り」「浜通り」「会津」の三つの地方に分けられているようですが、文化や民俗面でも同じような分け方が通じる面がありそうで、風流系の獅子でも同じようなことがいえそうです。会津地方の風流系の獅子は、春の彼岸に地区内をまわる例が多いことから「彼岸獅子」と呼ばれています。会津田島町には初夏の上演のところもあるようです。いずれの地区のも猪に近い頭に豊かな鳥毛、波浪模様の袴に腰の鞨鼓などが形態的な特徴かと思います。古絵図には四隅に花笠が描かれているものがあるといいますが、現在は花笠の出るところはないようです。他の地方では見られない「弓くぐり」という演目を持っています。「文挟流」を名乗るところが多いのは、会津西街道でつながる栃木県との結びつきが強いことをうかがわせます。そしてそれが北の県境を越えて山形県南部の米沢市の獅子踊りに影響を与えています。 92年の大峠トンネルの開通でこの町からも会津がぐんと近くなりましたが、お彼岸には彼岸礼など雑用もあるし、温泉に行ったり、喜多方ラーメンを食いに行くのと違って、芸能は特定の時間に特定の地域でしかやっていないものなので、そう簡単にたくさんは見られないですね。 |
|||||
「TOPに戻る」 「風流系獅子・鹿の花笠」 「山形県南部の獅子踊り」 |
|||||