パソコンに詳しくない方は、購入前にカタログを見ても何がどういったものを
指しているのかわからない、自分が使う分にはどれくらいの機能があればいいのかわからない
と感じたことがあるのではないでしょうか?
そこでカタログの性能表の見方やデスクトップとノートパソコンのメリットとデメリット
使用目的に必要な性能についてふれたいと思います。ぜひご参考にしてください。
まずパソコンには大きく「デスクトップ型」と「ノート型」にタイプが分かれます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、使用用途などを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。
○価格が安く、性能・機能がノートと比べると良い
○拡張性が高い
○故障率がノートより低い
×ノートと比べると、どうしても大きいために場所をとる
×基本的に持ち運びはできない
×消費電力が高い
ノート型には主に2種類あります。
重めの「A4ノート」と携帯することを考慮した「B5ノート」。
画面の大きさや重さもそれに伴って変わりますので、重要です。
○持ち運びが可能
○場所をとらない
○デスクトップよりも省電力
×デスクトップよりも価格が高く、性能は低い
×廃熱問題も含めて故障率がデスクトップよりも高い
×拡張性はあまり期待できない
このようにそれぞれ特徴があり、双方を融合した形の液晶一体型デスクトップやデスクトップ用パーツを採用したノートパソコンもあります。 そして、モバイルノートの究極とも言える「ウルトラモバイルマシン」も価格を考えると、考慮すべきかもしれません。 ただトラブル率も考慮すると、初心者の方は省スペースではないデスクトップパソコンを購入した方が個人的にはいいのではないかと思っています。 タイプ別のおすすめ商品も特集していますので、どうぞ。
それではカタログに出ているパソコンの性能を示す項目についてご説明します。
CPU | マザーボード | メインメモリ | HDD | 光学式ドライブ
| TV機能 | キーボードなど | ディスプレイ
| グラフィックボード | サウンドカード
パソコン内部の計算を行って、ソフトなどを動作させている重要なパーツ。
簡単に言えば、数値が高ければ高いほどその計算速度が上がると言えます。
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パソコンのCPU・メモリ・HDD・接続端子などといったパーツを全て接続させる基盤。
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CPUでデータなどを処理する際に、そのデータを一時的に保存することで全体の処理速度を落とさないようにする働きを持つ主記憶装置。 ちなみにこれが少ないと、メモリよりもかなり速度の遅いハードディスクがその担当をするようになる(仮想メモリ)ため、全体の速度が遅くなってしまうことになります。 全体の処理速度が上がることを体感できるため、性能に不満があれば、まずはメモリを増設することが基本と言えます。 詳しく見る
ハードディスクはデータを保存するユニットのこと。テレビ録画や音楽などのデータは大概データが膨大なため、 多いに越したことはないのですが、実はHDDはかなり安いのであとで追加した方が価格を抑えられるので、それほどこだわらなくてもいいと思います。 詳しく見る
光学ドライブはレーザー光を使って読み書きを行うドライブのことです。
読み出し専用は「CD-ROM」「DVD-ROM」、書き込みもできるのが「CD-R」「CD-RW」「DAD-RAM」などが挙げられます。
基本的には”ROM”は読み出し専用、”R”は一回のみ書き込み可能、”RAM”や”RW”は複数回書き込みが可能という
形になっています。
DVDはCDの後発のため互換性があり、CD-RWとDVD-ROM双方の能力を有する「コンボドライブ」もあります。
特に記録型DVDの規格は非常に多いため、複数の規格に対応した「DVDマルチドライブ」やさらに対応規格を増やした「DVDスーパーマルチドライブ」を
できれば選んでおきたいところです。 詳しく見る
ディスプレイに出力する画面を描くためのパーツ。”VGA”とも言います。この性能が高ければ、それだけ描く速さや 美しさが際立ってきます。基本はチップセットと呼ばれる内蔵のものを使っています。 チップセットのグラフィック能力は以前よりは性能が向上しているものの、本格的な3Dゲームをするにはパワー不足です。 またCPUパワーを使用するため、処理落ちする可能性も非常に高いです。 詳しく見る
基本的にはマザーボードのチップセットに搭載されたAC97や本体付属の貧弱スピーカーを使用しているケースが多いのですが、それでは正直貧弱な音しか出力されません。
音にこだわりを持つ方には「サウンドカード」「スピーカー」を別途購入・増設することで、ある程度満足を得られることでしょう。
またデジタル録音などを考えている方は「サウンドカード」や「USBデジタルサウンドユニット」が必要です。
ノートパソコンの場合は基本的にPCI増設ボードがないため、ノート用のサウンドカードかUSBユニットを使うことで強化する事ができます。
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テレビ放送をビデオのようにパソコンで録画する機能ですが、同じように見えて意外と差があります。 特に同時録画数に大きな違いがあり、他の放送を見ながら録画が1つしか同時にできないものから、他放送を見ながら複数 の録画が可能なものまであります。自分の使用用途に合わせて、検討したい部分です。 詳しく見る
パソコンを操作する限り、使用することが多いだけにできるだけ疲労を感じないものを選ぶのが長くパソコンを使う基本です。
<キーボード>
基本的にキーボードは付属していますが、キーボード自体の大きさ、キーボタンの押した感触や厚さ、音などの他に短縮キーやキー配置など
似たように見えて、結構個体差があります。同じメーカーでも機種によって異なるので、できれば店頭で確認しておきたいところ。
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パソコン自体の重さです。
据え置き型のデスクトップでは問題にしなくて構いませんが、ノートの場合はぜひ注目してください。
重さの目安は「3kg」。
これを超えると相当重いと感じる方が多くなります。持ち歩く携帯型(モバイルノート)の場合はより軽いものを選びましょう。
軽いに越した事はありませんが、使い方に応じて重要度が変わる項目です。
おおむね「軽い=性能や機能が少ない」という法則が成り立つので、何が必要で何が不要かを選択する必要があります。
通常の使用であれば、問題程度の電源が搭載されているはずですが、後からパーツを追加していくことがあるならば余裕のあるものを選びたいです。
これが足りないと、動作が不安定になったり、突然電源が落ちたりとロクなことがありません。
また音も商品によって様々でトラブル発生も多いパーツですが、安くしやすい面もあってか市販のメーカーパソコンはあまり品質が良くない安いものが使われているケースも多いです。
それゆえ評判の悪いものは避けるなり、静穏対策されたものなど評判のいいものと交換するのもありです。
画面を表示するモニターのこと。
かつてはブラウン型でしたが、技術向上に伴って液晶ディスプレイが主流となっています。
チェックポイントは「コントラスト比」「画面解像度」と「大きさ(インチ)」「接続」です。
「画面解像度」は表示するものの広さ、「インチ」は表示部分の大きさを指しています。
色味やくっきり度、応答速度などの体感は個人差があるため、なかなか選択が難しいです。
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