画面を表示するモニターのこと。
かつてはブラウン型でしたが、技術向上に伴って液晶ディスプレイが主流となっています。
チェックポイントは「コントラスト比」「画面解像度」と「大きさ(インチ)」「接続」です。液晶の場合はさらに項目が増えます。
「コントラスト比」は白と黒の差、つまりくっきり度、「画面解像度」は表示するものの広さ、「インチ」は表示部分の大きさを指しています。
接続は「アナログ(d-sub15ピン)」か「デジタル(DVI)」。DVIの発展版に「HDMI」があります。
デジタルの場合は劣化が少ないと言われていますが、市販の安価なメーカーPCだとまだまだアナログ接続しかできないものも多いです。
その場合は「グラフィックボード」などの拡張ボードでデジタル接続端子がついたものを増設すればデジタル接続が可能になります。
液晶の場合はさらに「応答速度」「視野角」「輝度」「光沢の有無」が加わります。
「応答速度」
液晶パネルの応答時間は、ブラウン管 (CRT)などに比べて長くなります。簡単に言えば、残像が残ります。
それをいかに感じさせないかの目安で、数値が低いほど残像が出にくいと判断できます。
ただメーカーなどによってその基準にズレがあり、実際にゲームや動画を見るなどで確認した方がいいかもしれません。
「視野角」
液晶の特性上、ある一定以上にずれた角度から画面を見ると、黒くなって見えなくなります。
この項目は、そうならない正常な表示が可能な正面からの角度です。
基本的に正面でのみ使用される場合は、それほど注意する必要はないと思います。
「輝度」
画面の明るさです。これが高いほど、明るい画面に調整することが可能です。
主にDVDなどの動画やゲームをやる場合には重要な項目と言えます。
しかしあまり明るい設定だと必要以上に目に負担がかかり、疲れやすくなりますので
使用する際は低めに設定するなどの調整が必要です。
「光沢の有無」
光沢するパネルを液晶の上に取り付けてあるかどうかです。
光沢パネルをつけると、黒さが増すために全体的にクッキリ度が大幅に上昇します。
そのため店頭で液晶を見ると、非常にきれいに映っているかのように見えます。
ですが、その分光の反射がきつくなり、目への負担が増すので注意が必要です。
長期作業をやる場合は、光沢でない方を選ぶ方が賢明だと言えます。
また同じような効果をもたらす「光沢フィルター」のようなお手軽な商品も出ているので
それを購入して使用するのも手です。
ディスプレイの金額の差は「インチ」の大きさや「パネルの種類」によって大きく変わります。こだわる場合はとことん高いものになります。色味やくっきり度、応答速度などの体感は個人差があるため、なかなか選択が難しい点が多いです。
また利便性を考えると、角度や高さを調整できるディスプレイアーム(モニターアーム)があるとより快適性が増します。
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