ディスプレイに出力する画面を描くためのパーツ。”VGA”とも言います。この性能が高ければ、それだけ描く速さや 美しさが際立ってきます。基本はチップセットと呼ばれる内蔵のものを使っています。 チップセットのグラフィック能力は以前よりは性能が向上しているものの、本格的な3Dゲームをするにはパワー不足です。 またCPUパワーを使用するため、処理落ちする可能性も非常に高いです。

　描画能力を強化するにはビデオチップを搭載したグラフィックボード（ビデオカード）を別途購入し、増設することになります。 主なビデオチップはATIのRADEON（ラディオン）系とNVIDIAのGeForce（ジーフォース）系で、名前の後ろの数値が高いほど 性能は高いのですが、実は中途半端なものも意外と多いので、評価を前もって調べることが重要といえます。 グラフィックボード用拡張スロットにはAGPとPCI EXPRESSがありますが、すでに主流は後者になっています。

　ノートパソコンの場合はほぼ変更不可能なので、ここは慎重に選ぶ必要があります。

新OSであるWindowsVistaはビジュアル面が強化されたため、従来のOSと比べてグラフィックにかかる負担が増えたため ある程度のものを搭載していないと、表示などがもたつく可能性があります。

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