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CPU(シーピーユー)についての詳細説明

CPU(シーピーユー) 〜計算を司る処理速度の要



 現在パソコンに採用されているCPUは大きく分けて、Intel(インテル)系とAMD(エーエムディー)系という2つの系統に分類されています。 いわゆる標準とされているインテル系には高機能のものとその機能を制限しコストダウンを図ったものが用意されています。 対するAMD系も同様です。 基本的にどちらを選んでも問題はありませんが、一般的にインテル系はビジネス系ソフト、AMD系はゲームなどのマルチメディア系ソフトに向いていると 言われています。

 速度の目安は、MHz(メガヘルツ)、GHz(ギガヘルツ)ですが、最近ではこの数値以外の表記が増えました。 (メガは100万、ギガは1000万を指しています。)

 数字に出しやすい項目のため、インテルとAMDでとにかくCPUのクロック周波数(いわゆる処理速度)を上げることに精を出していた時代がありましたが、 今では技術的にはもう少しいけるらしいのですが、部品のコスト的な問題など様々な点で限界が生じたため、それぞれマルチメディア能力の強化や2つのCPUを搭載させるなどの違う方法で性能の向上を図るようになっています。 なおかつ消費電力を抑えるということも目標の大きな一つになっています。 そういう意味では以前よりも性能差がパッと見て、わかりにくくなっています。

 AMD系の方がコストパフォーマンスに優れるため、ある程度パソコンに詳しい方や本格的にゲームをやる方はこちらを選ぶ傾向があります。ただし周辺機器などの相性がそれぞれのCPUに 対応したマザーボードやチップセットで大きく異なるのですが、AMD系はインテル系と比べてキツイとも言われているので、それらを考慮して選びたいものです。

現在は複数のコアを持つタイプで、2つのコアを持つ「デュアルコア」、4つ持った「クアッドコア」が主流です。 Intel系では2つのCPUコアを持つ「Core2Duo(コアツーデュオ)」「Pentium Dual-Core(ペンティアム デュアルコア)」「PentiumD(ペンティアムディー)」、4つのコアを持つ「Core2Quad」、8つのコアを持つ(ような仕組みの)「Corei7」(コアアイセブン)、AMD系では「Athron64X2」や「Phenom(フェノム)」などがあります。 今後はコアを増やしていくことでCPUの性能を上げる方向で進むようです。

発熱量や効率性を考えた場合はCore2DuoかCore2Quad、Phenomがいいでしょう。ただし複数のコアCPUに対応していないアプリケーションがあるため、 コアが複数だからといって1つのCPUと比べて倍の速度になるとは限りません。逆のケースもありえます。 基本的に「ゲーム」はシングルコアかデュアルコアでCPUの速度が高いもの、「エンコード」や「複数同時に作業をする」場合はクアッドコアが向いていると 言われています。自分の使い方にあったものを選びましょう。


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