開けてびっくり内容証明〜相手に受け取らせるコツ(例)〜 |
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B君 :先生、くやしいよ〜。
先生 :おいおい、B君、どうしたんだい?
B君 :せっかく先生に教わって内容証明を出したのに、A君のやつが受け取り拒否して戻って来てしまったんです。
先生 :ふ〜ん、A君ってさすがだなあ。
B君 :先生、感心なんかしないでよ〜!(怒)
先生 :ごめんごめん、でもね、この前にも言ったとおり、受け取り拒否で返送されて来ても法的には問題ないよ。なんだったら、内容証明のコピーでも普通郵便で送ったらどうだい?
B君 :先生、わかってないなあ〜。僕は、あの内容証明をなんとしてでもA君に見せたいんだよ。だって、僕は丸一日かけてあの内容証明を書き上げたんだよ。A君に言いたいことを5枚にもわたって書いた大傑作なんだから…。しかも、筆圧100倍で血豆をつぶして書いたんだよ。あの内容証明の原本を読ませなきゃ、僕は気が済まないんだよ。
先生 :そうかあ〜(冷汗)、それじゃあくやしいよね。ところで、A君には内容証明を送るってことを事前に言ってたの?
B君 :いいえ、そんなことは言ってません。
先生 :それじゃあ、郵便配達の人から手紙を受け取るときに、とっさに拒否したんだね。そうするとねB君、封筒の表面に「内容証明書在中」って書いたでしょう?
B君 :ええ? だって、文房具屋さんで売ってる内容証明郵便セットを買ってきたんだけど、初めから封筒に「内容証明書在中」って印刷されてたよ。それに、「内容証明書在中」って書かなきゃいけないんでしょう? 郵便局でも「内容証明」ってスタンプを押すんじゃないの?
先生 :いや、封筒には「内容証明書在中」なんて書かなくていいんだよ。郵便局で内容証明郵便を発送するときも、「内容証明」なんてスタンプは押されないよ。内容証明郵便に押されるスタンプは、実は「書留」なんだよ。ただし、配達証明を付けた場合は、「配達証明」っていうスタンプが押されるけどね。だから、「内容証明書在中」などと書かなければ、郵便配達の人ですら、それが内容証明なのかどうかわからないで配達しているんだよ。さらに、配達証明を付けなければ、相手はただの書留としかわからずに受け取ることになるんだよ。そうしたら、まさにそのときが「開けてびっくり内容証明」ってなわけだ。ははは(笑) だから、封筒に「内容証明書在中」って書いたり配達証明を付けて配達証明のスタンプを押せば、相手が受け取った時に、封筒を空ける前からびくびくさせること(ちょっとした脅し)にも使えるかもしれないけど、受け取り拒否するような図太い相手には、この開けてびっくり方式もいいかもしれないよ。(笑)
B君 :そうだったのかあ。先生、ありがとう。今度、時期をずらしてまた挑戦してみるよ。
【解説1】内容証明郵便を3部とも印刷やコピーで作った場合は、どれを相手に送り、どれを保管用にしても関係ありませんが、
1部を手書きで作り、残りの2部をコピーにしたような場合は、どれを相手に送り、どれを保管用にするのかを郵便局の職員に事前に告げるのが良いでしょう。郵便局の職員から尋ねられる場合もありますが、特に指示をしないと、自分の意図しない結果になる場合がありますのでご注意ください。
【解説2】封筒に押されるスタンプは、郵便配達員に知らせるために押すものです。
相手方の玄関に直接届けて、記録を残す郵便であることを郵便配達員に知らせる目的があるのです。
そこで、これが要求されるのは、書留、配達証明、特別送達といったもので、内容証明は該当しません。
中身が内容証明であることを郵便配達員に教える必要がないからです。
ですから、この場合は、内容証明ではなく書留というスタンプが押されます。ただし、配達証明をつけた場合は、書留のスタンプは省略して
配達証明のスタンプだけが押されます。
※読者から、配達証明をつけなかった場合に、「書留」ではなく「内容証明」というスタンプが押されたという報告が寄せられたケースがありますが、それは郵便局職員の間違いです。(郵便局には「内容証明」というスタンプもあり、一般的には書留受領証に押されることがあります。)
【参考】 その他の相手に受け取らせるコツ
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