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クーリングオフは自分でできるのか?
もちろん、クーリングオフは自分でできます。ですから、勇気と自信を持って、ご自分でクーリングオフをやってみるのも一つの方法です。ぜひ、頑張って挑戦してみてください。
しかし、その一方で、自分でやることにはデメリットもありますので、その点もお話しておきます。
きちんと理解していないまま自分でやった場合、クーリングオフに失敗する危険性があります。契約の当事者を間違えたり、通知としては要件を満たしていない書面を出してしまったり、通知内容に記入漏れ、書き忘れがあったりということが起こる場合があるのです。ですから、自分でやるにしても慎重にやらなければなりません。
また、自分でやった場合、特に悪徳業者の場合は、クーリングオフに応じてくれないこともあります。クーリングオフを撤回するようしつこく電話をかけてきたりします。自分でクーリングオフをすると、業者になめられやすいということは、はっきり言えます。
こういうときは、自分でやるよりも弁護士や行政書士の名前の入った内容証明郵便を送って、法律家が味方についていることを知らしめた方が、業者の態度は違ってくるものです。
インターネットでクーリングオフ代行業務を行っている行政書士のホームページを見ると、だいたい契約金額の3〜4%が代行料金となっているようです。例えば、総額50万円のクーリングオフなら、15,000円〜20,000円が代行料金となります。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれですが、自分でやることに自信がない場合は、1〜2万円で弁護士や行政書士に頼んで一発で解決してもらった方がはるかに安心だと言えます。
会社勤めで忙しい人だったら、あれこれ調べたり考えたりするだけでも大変な労力です。相談窓口を訪問する時間的余裕もないかもしれません。そういう場合は、専門家に依頼してさっさと解決してもらった方が、時間と労力の節約にもなるでしょう。
自分でやるか、それとも法律家に頼むか、それは、あなた(消費者)が自由に決めることができます。自分にとってベストだと思う方法を判断してください。
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