用語集
【原体】 農薬の有効成分 【毒性指定】 農薬は毒性の強い順に、特定毒物、毒物、劇物、普通物の四種類に 区別されている。例えば特定毒物にはパラチオンなどがあったが、 現在は登録抹消されている。毒物以下の分類は以下の通り、 分類 経口毒性 LD50 経皮毒性 LD50 吸入毒性 LC50 ------------------------------------------------------------------------- 毒 物 30mg/kg以下 100mg/kg以下 200ppm以下 劇 物 30〜300mg/kg 100〜1000mg/kg 200〜2000ppm 普通物 ................. それ以外 ........................ ------------------------------------------------------------------------- 【魚毒性】 魚介類に対する毒性。A,B,B-s,C,D類に分類され、Aが一番 弱く、Dが最強。 【LD50 (lethal dose 50)】 半数致死量。主として急性毒性試験で用いられる。試験動物の半数が死 ぬ投与量。試験動物の体重1kgあたりの投与量で表現される。 【LC50 (lethal concentration 50】 上記同様であるが、薬物の投与量ではなく、その薬物が存在する空気中 での濃度で表現される。 【LClo (Lethal concentration, low)】 試験動物を絶命させる最小濃度 【TDlo (Toxic dose, low)】 中毒症状を呈する最小投与量 【コリンエステラーゼ】 神経伝達物質のアセチルコリンを分解する酵素。これが阻害されると、 神経刺激が出っぱなしなのと同じ状態になり、筋肉が正常に機能しなく なる。有機リン剤はこの酵素の活性を阻害する。 【NOEL (No-Observed-Adverse-Effect Level)】 最大無作用量。試験動物に対する影響が認められない、最大の投与量。 【変異原性】DNAあるいは染色体への障害作用性 【エームス・テスト】 物質の遺伝子傷害性を検出する試験法のひとつ。サルモネラ菌の突然変 異株を用い、これが被試験物質の存在下でもとの正常な菌株にどの程度 「復帰変異」するかを調べることにより、変異原性を測定する。 【ブルーイング (bluing)】 アントシアニン(赤の色素)による花色が、時間とともに赤みがさめ青み がかってくるここと。この原因には諸説あるが、葉の上面表皮細胞中に、 タンニン物質主体の球状物体が出現するためとする、信州大 安田教授の 説がある。
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