σ(^o^)の防除プログラム


自然農薬とはいっても、害虫や病菌に耐性をつけることがないとはいえません。ですから、違った性質のものを交互散布するのが良いと思います。その意味で、私にはいくつかの持ち駒ができました。


●病害に対して

・ ニンニク木酢
・ Neem Oil (Rose Defense)
・ 電解酸性水

 

ニンニク木酢を三月下旬から、そして Rose Defense を四月中旬から使用することで、うどん粉病は完全制覇。ほんとに皆無です。黒点病はまだ多少出てきますが、現在(五月始め)は、日陰で生理的黄変した葉を狙って発症する程度。実用上問題とは感じないレベルまで制御可能と思います。ことしは春から雨が多かったので、今後どこまで拡がるかが最大の関心事です。今後継続して、報告していくつもりです。そのほかの病気は、経験が薄いので、わかりません (^^;)


6月下旬の状態:黒点病がだいぶ勢力を増してきました。もっとも耐病性の弱い株では、2株ほど坊主に近くなったのも出てきてしまいました。(くっそ〜っ!!) 耐病性のある株では、まだケロッとしてるのもあります。今年の長雨を考えれば良い成績でしょう。ちなみに、今年はNeem Oilの性能評価が目的なので、最終兵器の電解水は、まだ使ってません。Neem Oilの実力見極めまで、ガマンです...(^^;;)

夏以降は、とっておき?の電解水を投入する予定。現在予備実験中です。


●害虫に対して

・ ニンニク木酢+緑豊U
・ Neem Oil
・ オレート液剤等窒息系殺虫剤
・ ピレトリンスプレー(パイベニカ)

★気になるのは、緑豊Uの原料はセンダンで、摂食阻害剤。一方 Neem Oil の原料はインドセンダンで、やはり摂食阻害剤であること。つまり、有効成分が似てるか重複の可能性があります。剤形が一方は水溶性液剤、一方は油ですから、まったく同一とはいえませんが、ちょっと気になるところです。また、Neem Oilの項で述べましたが、多量に摂取すると環境ホルモン類似の効果がある可能性が否定できません。今後の動向を見守る必要があります。べつに、口に入れなきゃいいんですが...(^^;)

★これで、ニョロニョロする虫はほぼ完全に制御可能。アブラムシも問題にならないレベル。問題のゾウ虫も、無散布のときに比較して、とても減ってきました。黒点病とゾウ虫が制御できれば、私の庭はぜ〜んぶOKになるんですが...


6月下旬の状態:チュウレンジバチの幼虫がちらほら見えるが、ほおっておいても被害は拡大せず。Neem Oil の効果で、若齢幼虫の段階でお亡くなりになっている模様。


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