元気です
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Ihatovo TL125 北緯40度40分 2022/5/21
 相変わらず表情が硬いおいらせ町の自由の女神。できたというのが1990年というから、もう30年以上にもなるのか、早いもんだ。文句をつけるわけではないが、ちょっと腕も太過ぎなような気がするし、なにより色気がない。自分には海浜公園の太平洋の方が似合っている。
 さて、三沢の駅そばでも食べて帰るか・・・
 



175km



Ihatovo TL125 一沼に馬むれ十里尾花かな 2022/5/9
 有戸と吹越の中間点当たりに幸田露伴と大町桂月の文学碑がある。問題は大町桂月の一文があまりにも達筆な彫りのために読めないということ。JR大湊線の通過を待って4〜50分。その間に考えてみたが、どうしてもお手上げだった。
 吹越の風の丘ファームの菜の花は横浜のメイン会場のものより圧倒的にスケールが大きかった。まるで北海道のど真ん中にいるよう。このような景色を見せてくれたF君に感謝です。



75km×2



Ihatovo TL125 小川原湖と太平洋 2021/8/29
 小川原湖の西岸を通って太平洋に出て、砂浜に座り海を眺める。これ以外に何を望むか。



180km



Ihatovo TL125 高瀬川と小川原湖 2020/11/15
 高瀬川放水路の河口で久しぶりに太平洋と面会した。穏やかでうねりもなく、渚とはまったく今日のような波打ち際のことをいうのだろう。
 F君と小川原湖に戻って、西岸を南下する。なるべく湖から離れないように細い道を進むと、まるで平和を絵に描いたような景色が続く。普段の生活で平衡感覚を失ってしまったようならここがいい。空も湖も、道さえもまっ平らな不思議な世界だから。



170km



Ihatovo TL125 あららの三沢駅 2020/10/18
 しばらく三沢駅に来ていなかったのでびっくり。あらら、十鉄の駅舎がない。それでもとうてつの駅そばは健在だった。ホッとはするものの、店内が綺麗過ぎてなんだか落ち着かない。あの狭くて薄暗い、いかにも昭和って感じの雰囲気が好きだったのになぁ。



150km



Ihatovo TL125 陸奥湾運河計画 2020/6/7
 もし、太平洋と陸奥湾を結ぶ運河があったとしたらどうだろう。難波岬と言われる尻屋沖を通ることなく安全に青森港にたどり着けることになるので、太平洋航路は大いに繁栄するだろう。候補地としては東西に長い鷹架沼。西端の戸鎖・室ノ久保地区から陸奥湾までは直線距離にして7Kmほどしかなく、不可能な話ではない。夢の計画は明治時代から昭和の前半まで盛り上がったという。
 F君とひょっとしたら運河の底に消えていたかも知れない戸鎖(とくさり)と室ノ久保を巡る。彼はこんなどうでもいいような興味に付き合ってくれるから有難い。しかも、昼飯だと言っておにぎりを持ってきてくれた。防潮堤水門で海の風を感じながらご馳走になる。



165km



Ihatovo TL125 六ケ所の四つの沼 2019/5/19
尾駮(おぶち)沼・・・尾駮レイクサイドパークはかなり立派。
鷹架(たかほこ)沼・・・子供たちが何かを懸命に探していた。
市柳沼・・・黒い大きな貝がゴロゴロ転がっていた。
田面木(たもぎ)沼・・・F君が沼巡りに飽きてしまった沼。
 ヤマセが辛かったので暖かい横浜町に向かう。菜の花ラーメンをすすりながらF君が言った。「菜の花畑の隠れスポットを知ってる?」
いや、知らない。
「じゃあ、行ってみよう!」
オッケイ!



245km



小川原湖191番地 2019/4/6
 東北町のホームページによると、小川原湖には「上北郡東北町大字大浦字小川原湖191番地」という立派な住所があるという。大浦に戻してきたマリモ宛に手紙でも書こうかなとも思ったが、やっぱりやめておく。平らな風景が見たくなったらまた遊びに行くから。
 



165km



Ihatovo TL125 マリモちゃ〜ん 2018/6/24
 三人でマリモを探しに行くが、今回はハズレ。



165km



Ihatovo TL125 七戸のこんにゃくと三沢のそば 2018/5/13
 田代平から16%の急坂をひょいひょいと下り、七戸のつつじを見た後は三沢で天ぷらそばを食べる。これ、春のお気に入りコース。
 十鉄のそばは相変わらず美味かったが、それよりも今日はつつじ祭の露店で食べたこんにゃくに感動。



170km



Ihatovo TL125 マリモ発見 2018/3/31
 この辺でマリモが見れるって聞いたんですが・・・
「あぁ、滅多に見れないけど・・・」
そうなんですか・・・
「マリモ見にわざわざ来たのか?」
はい
 嬉しかった。昔々キアゲハやオニヤンマを見つけた時よりも更に嬉しかった。もう少し暖かくなったらF君にも教えてあげようと思う。



165km



小川原湖の白鳥たちも落穂拾い 2018/1/20
 小川原湖の白鳥は北部の水辺公園辺りに集まっている。ただ、岸から少し離れているので、35mm換算で400mm程度の望遠レンズでは少しつらい。それでも朝の餌場に向かう離陸を1時間ほども眺めていただろうか。空を飛べるなんて、うらやましくてしようがない。
 小川原湖公園まで南下するとようやく青空になった。餌付けをしなくなってからめっきり数が減ったと、地元の爺さんが寂しそうに言った。大丈夫だと思いますよ。すぐそばの田んぼに行って落穂拾いをしているようだから。



165km



Ihatovo TL125 県道179号泊陸奥横浜停車場線 2017/5/21
 Googleマップで有戸駅と吹越(ふっこし)駅の中間あたりを拡大するとShipwreckBeachと書かれた地名が現れる。そこで、なんじゃ?なんじゃ?と探検に出た。誰かがいたずらで難破浜なんて名前を付けたのだろうか。迷いながらもようやくたどり着くと、そこは七里長浜の埋没林がある浜によく似た地形で、案の定やけにゴミが多かった。
 さて、今日のメインは横浜と泊を結ぶ林道。道の駅よこはまから7kmほどは舗装された二車線で快適なのだが、残りの11kmは一車線の砂利道。無名の峠からテレビ塔がある山に登れば陸奥湾と太平洋を同時に拝めるという絶景が待っている。とはいうものの、地図だけを信じてピカピカの自動車やオンロードバイク、ましてや自転車で越えようなんて思ってはいけない。そんな要注意県道だ。
 太平洋側は寒いし、腹も減った。物見崎で飛んでもらった後は老部(おいっぺ)の山富食堂でラーメン定食にしますか。



220km



十和田市といったら桜とバラ焼きと流鏑馬 2017/4/22
 すご〜く頑張ったので花見に連れて行きます。
入院前に約束したろう、元気になったら花見に行くぞって。
快気祝いだから遠慮しないでくれ。
 十和田市官庁街通りの桜は両親も大好きだ。1kmほども続く桜並木をのんびり散歩できるのがいい。母が嬉しそうに「キレイ、キレイ」を連発する。なぁ、頑張って良かったろ。
 中央公園の出店でバラ焼き丼を食べてから流鏑馬を見る。いいものを見せてもらったと、母はまたしても大喜び。
 よお〜し、それじゃついでだ、疲れていなかったら雪の回廊を見て帰ろう。あとは萱野茶屋で長生きのお茶を飲んだら、昨年末から続いた心配事は一件落着だから。



120km



Ihatovo TL125 写ってはいけないものが写ってしまった十鉄三沢駅 2016/10/23
 高瀬川放水路の河口で砂浜を走った。タイヤが二つしかない乗り物で砂浜を走るのはすごく難しいけれど、まるで雲の上を走るようで底抜けに楽しい。幼馴染とは定年を迎えたってやることは昔とおんなじ。気分は昭和の悪ガキなのだ。
 オレ、テラヤマシュウジが見たい、という。感動や感激を表すことがあまり上手ではない彼だが、なにやらじっくりと年表などを見ているところをみると、なにか感じるところがあったのだろう。自分は少しひねくれているから、アバンギャルドなんかフンってところがある。なので、裏の牧場の牛たちを眺めている方が楽しかった。
 十和田観光電鉄三沢駅の天ぷらそばが大好きだ。330円はまるで昭和だし、店構えだってまんま。やっぱり昭和がいいよ。



170km



職業、寺山修司です 2016/8/11
 どこか行きたいところはあるか?
「寺山修司記念館に行ってみたい」
ほぉ、それじゃ先ず小川原湖を見てからにしよう。
 わけのわからないものに触れる前には、先ず平らな風景を見ておくのがいい。今日の小川原湖の西岸は青空に包まれて、いつも以上に平らだった。特に鶴ケ崎あたりは県内一穏やかな風景である。
 息子は机の引き出しが気になった。無数にある引き出しを次から次へと開けてみては、懐中電灯で中身を確認する。天井桟敷の人形たちよりも、他人の机の引き出しを開けてみることが楽しかったらしい。それはそれでいい。なんにだって興味を持ったらいい。無気力な人間にだけはなるなよ。



180km



菜の花畑です 2016/5/14
 天気は文句なしの快晴、菜の花は満開。これだけ完璧なタイミングで黄色い迷路に入り込んだのは初めてだった。ブンブン飛び回るミツバチを少し怖がっていたが、彼らは人間にいたずらしている暇なんかありませんよ、という勢いで蜜に夢中。
 さて、次は七戸の天王神社。なっ、なんて偶然でしょう!見事なつつじを眺めているとナビタ君と奥様が登場。これには驚いた。



190km



Ihatovo TL125 烏帽子岳で龍馬になり、藩境塚で宇宙人になる 2015/11/3
 野辺地の烏帽子岳は今でこそテレビ塔が林立し、それを管理するための林道が整備されているので自動車でも上れる山だが、江戸時代には南部藩と津軽藩の争いの種の一つだったらしい。頂上からは360度の展望が楽しめる。これじゃ津軽の殿様も欲しがるはずだ。
 最近長くなり過ぎたと感じている髪の毛が標高719mの秋の風に吹かれて豪快になびいた。ナビタ君に「坂本龍馬みたいだ!」と大笑いされたが、本人がイイんだから、コレでイイのだ。
 山を下りて、のへじ北前ラーメンを食べてから藩境塚に向かった。するとなんと、南部藩側の塚にナビタ君が宇宙船から降下してきた。そうか、やはり彼は宇宙人だったか。



122km



Ihatovo TL125 高瀬川放水路河口でカモメの集会 2015/9/23
 日本海三回に対して、太平洋一回の割合であの茫洋とした、つかみどころのない海が見たくなる。三沢市の四川目(よかわめ)から浪消しブロックがない浜を探しながらのんびりと北上してみた。
 国道338号からあたりをつけて何本か浜に出てみたが、個人的には高瀬川放水路の河口がいい。なんといってもカモメの軍団に会えたのが嬉しい。カモメといっても正確にはウミネコなのだが、ここの連中は漁港にいるようなギャーギャーニャーニャーとうるさいだけの、変に人間慣れしてしまった奴らとは違う。警戒心が強く野生のまんまというのがいい。今日はなんの集まりなのだろう。


180km


十和田市現代美術館とジュノン 2015/3/5
 現代美術というと、作者の独りよがりを強制的に見せつけられる、という強迫観念のようなものがあって、今まではあまり近付きたくない場所の一つだった。ところが、一緒に見て回れる人がいるというだけで、一つ一つが十分鑑賞に耐えうるものであって、なかなか楽しい空間なんだということを知った。
 ただ、ご多聞に漏れず、ここも写真撮影禁止。まったく理解に苦しむ。芸術はある特定の環境下でその価値を発揮すればよいというものではなく、もっともっと自由でオープンであるべきだと思うのだが・・・
 帰りがけに七戸町のレストラン・ジュノンに寄る。20年ほどご無沙汰をしていたが、店長の厚い歓迎を受け、しかも30年ほど前に描いた自分の絵にも会えた。二人の心優しき人間に囲まれていただいたコーヒーはこの上なく美味かった。幸せものです。


60km×2


Ihatovo TL125 小川原湖にマリモを探しに行く 2014/5/2
 ひょっとしたら阿寒湖のような巨大マリモが見つかるかも知れない。そしたら家宝にして、ご近所さんに有料で拝ませてやろう。そんな悪だくみたっぷり、スケベ根性満載で、道の駅おがわら湖を起点に西岸を北上する。
 途中、五月だというのに北帰行を忘れてしまった白鳥数羽に出会う。ひっきりなしに水の中に頭を突っ込んでいる。ひょっとすると彼らもマリモ探しか?
 湖岸を北上し続けるが、内沼までマリモのマの字もにおわない。何か話を聞けるだろうと期待していた湖畔食堂は休みだし、あ〜あ。




190km


Ihatovo TL125 菜の花とつつじとチューリップ 2013/5/18
 まるで女の子のようだよ、菜の花畑を見て感激したりして、どうしたんだろう。
 ふと思いついて横浜町から七戸町に向かった。天王神社のつつじが気になったから。
 どうしたんだろう、八重桜とチューリップに見惚れてしまうなんて。
 七戸城址の姫塚に手を合わせた。どうしたんだろう、まるで女の子のようだよ。



195km


官庁街通りと太素行列 2013/5/3
 桜があまりに遅いものだから十和田市まで迎えに行った。官庁街通りはちょうど見頃で、沢山のオブジェに触れながらゆったりとした気分で春を楽しむことができた。そうそう、十和田市現代美術館にはまるでアーサー・C・クラークのラーマの住民みたいな奴までいて、そりゃもう感激。それにしても良く整備されたきれいな通りで、日本の道100選に選ばれていることもうなずける。
 今日は五年に一度の太素行列の日。太素は「たいそ」としか読めないが、漢字が似ているものだから京都の太秦と勘違いして「うずまさ」と読んでいた人がいた。遠方からの観光客も多い昨今、パンフレットにはふりがなをふっておいた方がいいのかも知れない。
 太素塚に隣接する新渡戸記念館では、不毛の原野だった三本木原に人工河川(稲生川)を引いた新渡戸傳や、都市計画に基づき町づくりを行った新渡戸十次郎、さらに五千円札になってしまった新渡戸稲造のことを学べる。さて、少し雨もこぼれてきたことだし、十和田観光電鉄の天ぷらそばでも食べて帰ろうか・・・


135km


Ihatovo TL125 野辺地横浜間で涼む 2010/7/25
 余程の用事でもない限り立ち寄ることがない町というものがあるもので、自分にとって野辺地横浜という町は下北に向かうための通過点でしかなかった。ところがね、勇気をもってスピードを緩めて脇道に入ってみよう。するとね、想像もしていなかったような景色に出会えたりするから、とても楽しい。
 むつはまなすラインを走るときにいつも気にはなっていたけど、なかなかね、波打ち際までは行ったことがなかった。今日は青森の暑さを逃れてヤマセに会いにやって来ただけだから、ゆっくりと海沿いを散歩してみようと思う。
 蟹田、有戸、雲雀平、吹越、百目木(どめき)、砂浜海岸、横浜、桧木、大豆田(まめだ)。どこも海側に入ったらすごく綺麗だった。国道からほんの数十メートル入るだけだよ。次は有畑からむつの間で涼んでみたい。 


往復170km


Ihatovo TL125 小川原湖周遊 2010/5/16
 昔々は大きな湾だったそうな。ところが入り江の一部が砂丘の発達などによってせき止められ、今じゃ立派な湖になったとさ。なので、小川原湖は海水と淡水が混じった汽水湖なのである。
 上北駅から湖に出て、西岸を北上する。とにかく湖から離れないように道を選びながらトコトコ走る。時々未舗装の道もあるが、概ね狭いながらも舗装された、起伏のない道が続く。湖に一番近い道はまるで川の土手のような道幅しかない。シジミ漁をする漁師が使う道だろう。今日は休漁日ということもあってか、ほとんど車が通らない。
 地図からはまったく想像もできなかった漁村風景が内沼まで延々と続いた。湖畔食堂でタバコ好きな女将さんが作ってくれたラーメンをズルズルと食べていると、突然「コイサム・ウォーカー」という言葉が体の中から湧き出てきた。コイサムはアイヌ語で、波打ち際。女将さんには山菜採りですか?と聞かれたけれど、いえいえボクはKoysamWalkerです。


210km


Ihatovo TL125 十和田観光電鉄の天ぷらそば 2009/6/20
 八甲田を越えてとうてつ三沢駅の天ぷらそばを食べに行くつもりだと言ったら、お洒落だねぇと言われた。別にハイカラを気どるつもりはなく、単純に天ぷらそばが今時320円だというから。
 山を越え十和田市に着いたのは11時半。早速とうてつ駅ビルで天ぷらそばを食べる。あれっ?津軽のそばと全然違うぞ。なんかとてもうまい。普段津軽のそばを食べ慣れた人間にとってはなにか異次元の味。津軽のそばは潔い味だが、南部のそばはこってりとした深い愛情を感じる。
 七百(しちひゃく)駅で長い時間遊びながらも全11駅舎を巡り終え、三沢駅に着いたのは午後の2時半。迷わず二杯目の天ぷらそばを食べる。ところが、あれっ?天ぷらが違うし、スープのこってり感も弱い。青海苔のトッピングは嬉しいが、この勝負十和田市駅の勝ち!
 さてと、ヤマセにやっつけられないうちに七戸から田代平に上って帰ろうか・・・


195km


Ihatovo TL125 小川原湖とミス・ヴィードル号 2007/6/17
 昭和6年、二人のアメリカ人が乗った425馬力のミス・ヴィードル号が人類史上初の太平洋無着陸横断飛行に成功した。飛行距離7,910km、飛行時間41時間13分、平均速度192km/h。
 平成19年、一人のオヤジが乗った推定12馬力のイーハトーブが小川原湖でのんびりし過ぎたせいで、淋代海岸にやっとこさたどり着いた。距離80km、走行時間3時間、平均速度26km/h。久しぶりの太平洋!風もないのに怒涛の波!陸奥湾しか知らずに育ったホタテのようなフニャフニャ人間には恐怖を覚えるほどの海鳴りだった。


180km


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