丹後半島ツーリング 山岳中心のコース


丹後半島中央部の山岳地帯を走るコースを紹介します。高度は大してないものの、海から一気に立ち上がる丹後半島の山々は独特の魅力があり、また、山から眺める海の景色もすばらしいものがあります。
当館を出発し当館へ帰着の場合、約90km、所要時間は食事・休憩含めて約4時間。
なお、オーナー同行してのガイドは、有料(グループ/5,000円)とさせていただきます。




それでは出発。


府道57号線をスイス村方面へ登る。
野間地区の東奥、野間川上流に位置する吉野区の集落。農地がきれいに整備されている。


峠を右に折れ、丹後縦貫林道をスイス村へ向かう。


風車が見えてきた。


スイス村スキー場。ただいま次のシーズンに向けて整備中の様子。


雪上車。軽トラを改造してある。


さらに縦貫林道を世屋方面に向けて走る。
全面舗装の快適な道だ。スピードの出しすぎに注意。


崩落箇所の補修跡。
大雨の後は要注意。突然道がなくなって谷底、ということがある。


ブラインドコーナーが多い。不意に現れる対向車に注意。
3速〜2速ハーフスロットルで速度は控えめに、コーナリングはリーンアウトで視界確保する。


世屋高原の手前で、宮津湾が見えてきた。


世屋の奥地、木子へ向かう。
大フケ湿原。湧水が広く湿原を覆い、ミズゴケ、 モウセンゴケ等が群落をなし、野生のランやハッチョウトンボ等の生育・生息地となっている。


木子の国営農地。と言っても見てのとおりの原野。開発しても入植者がいない。
いったい誰のための開発?
ここの開発で流出した土砂は野間川に流入し、アユやアマゴが激減したと言う。


木子集落の一番奥。この一角は冬の積雪が2mを超える豪雪地帯。
4階建てのログハウス「木子ファームペンション」がある。


ここのオーナー親子。宇都宮直(うつのみやなおし)さんと長女の綾さん。
宇都宮さん一家は80年代に鎌倉市から移り住み、家族みんなでこのログハウスを建てた。


バルコニーでいただくコーヒー(¥400)は最高。
ランチ(要予約)もいただける。


木子から少し下ると、上世屋の集落。


棚田がきれいだ。


さらに下った波見(はみ)にある、「海と星の見える丘公園」。
屋根の上にあるのは空調用の太陽熱パネル。


公園から宮津湾を眺める。視界が開け、気持ちいい。


一旦海辺へ出て、伊根に向けて走る。


再度山の中へ。
スイス村の裾に位置する薮田の集落。


薮田の隣の集落、落山。
ここは庭木の多くが柿の木。秋は柿の実がみごとだ。


碇峠に向かう途中の丹後大仏。やさしい表情の大仏様。
建立は昭和20年と意外に新しい。


碇峠まで登ると一気に視界が開け、碇高原牧場が広がっている。
まるで、信州の美ヶ原高原のようだ。


牧場の中にあるステーキハウス。
F650の隣は話題のDN-01。


窓はパノラマ。牧場の景色がきれいだ。


サーロインステーキランチ、¥1900也。


碇峠から丹後町宇川へ向け、森の中のワインディングロードを下る。
ヘアピンがけっこうきつい。


丹後町の一番上の集落、上の方の山だから上山。


宇川の海辺まで下りてきた。
この辺で一風呂浴びたければ、後方に見える宇川温泉が最高。泉質良く、肌がスベスベになる。


再び山へ。宇川から野間川へ向けて遡る。


渓谷美の中を走る。


小脇の集落跡。


その奥、川久保の集落跡。


崩れかけた廃屋。
ふと思う。くるみ谷の30年後!?
LOHASくるみ谷が何もできなければこうなる?
いや、知恵と力を合わせれば、できることは無限にあるはずだ!


苔の生えた滑りやすい路面を登り続ける。


突然視界が開け、きれいに整備された農地が見えた。
野間地区の北奥、田中区の集落まで帰ってきた。
ここから、くるみ谷までは約5分。


OFF車でなくても(アメリカンはちょっと厳しいかも…)十分に走れる山岳コースです。
ご一緒にいかがですか?