「みずほ点訳」ホームページ
短編小説・連載など 短いデータ
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「くらしの作文」
「中日新聞」連載
普段の生活で感じたこと、何気ない出来事、胸にいつまでも残る出会い、心温まるエピソードなど、中日新聞に掲載された読者からの投稿。
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「いただきます」
中日新聞・ベターホームのお料理教室
「中日新聞」連載
中日新聞より抜粋した料理レシピ。
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時代を生きた女たち
植松三十里著
「シブロ」連載
それぞれの時代に翻弄されながらも、力強く生きた女性たちの生き方を紹介していきます。
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- 「不死」 川端康成著(新潮文庫「掌の小説」より)
若い娘と老人が、恋人のように寄り添って歩いていた。娘は、何十年も前に、男との恋の果てに、海に身を投じて死んだのだ。男は、都会に出て失敗の後、海沿いの地に戻ってきたのだが、・・・。ノーベル賞作家のショートショート。
- 「雪隠成仏」 川端康成著(新潮文庫「掌の小説」より)
むかしむかしの嵐山の春、小百姓がこざっぱりとした雪隠を建て、桜狩りの京女に貸して一身代作った。うらやんだ村方の一人が、茶席風の雪隠を建てたが、・・・。川端康成としては異質の滑稽話。
- 「生活維持省」 星新一著(新潮文庫「ボッコちゃん」より)
その国では、犯罪などのあらゆる悪いことがなくなり、人々は充分な広さの土地を与えられ、豊かに・平和に暮らしている。そのすばらしい社会を維持するのが生活維持省の仕事だ。だが、どうやって?
- 「ボッコちゃん」 星新一著(新潮文庫「ボッコちゃん」より)
ボッコちゃんは、バーで人気の美人ロボット。彼女に恋をした一人の青年が、終止符を打とうと、ボッコちゃんに毒を・・・。その夜、だれひとり帰りもしないのに、バーは静まりかえっていた。
- 「杜子春」 芥川龍之介著(文春文庫「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇」より)
青年・杜子春が、仙人との出会いをきっかけにさまざまな経験と試練を通じて、人間らしく、正直に暮らしていくことの大切さに目覚めていく。
- 「蜘蛛の糸」 芥川龍之介著(文春文庫「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇」より)
地獄の底でもがいていた大泥棒のカンダタは、お釈迦様がたらしてくれたくもの糸にすがって、極楽をめざしてのぼっていくが・・・?
- 「羅生門」 芥川龍之介著(文春文庫「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇」より)
失業して途方に暮れている下人は、羅生門の上で、女の遺体から髪の毛を抜き取る老婆が「生きるために仕方がないのだ」と言うのを聞いて・・・。
- 「ドライブ・マイ・カー」 村上春樹著(文春文庫「女のいない男たち」より)
アカデミー賞国際長編映画賞はじめ数々の賞に輝く映画「ドライブ・マイ・カー」の原作。舞台俳優・家福を苛め続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追い続ける。
- 「やまなし」 宮沢賢治著(宝島社文庫「読んでおきたいベスト集! 宮沢賢治」より)
谷川の情景を「二枚の青い幻灯」と称し、谷川の底に暮らす蟹の兄弟が見た水中の世界を、幻想的に描いた美しい作品。童話らしからぬ文学性にも関わらず教科書に採用されるなど、愛され続けている。
- 「なめとこ山の熊」 宮沢賢治著(宝島社文庫「読んでおきたいベスト集! 宮沢賢治」より)
小十郎は、一家七人を養うために、熊撃ちをしているが、本当は熊たちが大好きで、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。一方、小十郎に殺される宿命にある熊たちも小十郎が大好きで・・・。
- 「注文の多い料理店」 宮沢賢治著(宝島社文庫「読んでおきたいベスト集! 宮沢賢治」より)
狩猟にきた若い二人の紳士が、迷った末に、客への注文が多いという奇妙なレストランに出くわした。二人は注文に応じながら、奥に進んで行くと、ついに、体中に塩をもみ込めという注文が出てきた。はて?
- 「ねらわれた星」 星新一著(新潮文庫「ボッコちゃん」より)
緑の惑星に宇宙人がやってきた。あちこちの星で人々を攻撃し、苦しむ人々を眺めて楽しんできた残虐な連中だ。この星では、皮膚を溶かすビールスをまき散らすことにした。だが、・・・。
- 「おーい でてこーい」 星新一著(新潮文庫「ボッコちゃん」より)
がけくずれで社が流されたあとに、直径は1mほどだが、とてつもなく深い穴が見つかった。やがて人々は、その穴にいろいろな不要品を捨て始めた。放射性廃棄物まで。だが、ある日、・・・。
- 「殺し屋ですのよ」 星新一著(新潮文庫「ボッコちゃん」より)
「ライバル会社の社長を、絶対に疑われないように、殺してあげます」と女の殺し屋が言ってきた。そして、4ヶ月後に、それが実現した。だが、どうやって?
- 「富嶽百景」 太宰治著(新潮文庫「走れメロス」より)
東京での生活に傷ついた「私」が、富士三景の一つを望む茶屋に身を寄せ、富士山と向き合いながら、小説家としての自分を再生させていく。 高校の教科書に頻出する太宰治の代表作の一つ。(全51ページ)
- 「走れメロス」 太宰治著(新潮文庫「走れメロス」より)
「邪智暴虐の王」への人質として差し出した友人の信頼に報いるために、メロスがひたすら走り続けるという物語。信頼と友情の美しさを基本に描きつつ、そこに還元されない人間の葛藤をも描いた、日本文学における傑作のひとつ。 国語の教材としても親しまれている。(全34ページ)
- 2014年7月26日 POISON GIRL BAND「60分漫才」@ ルミネ 吉田大吾著
POISON GIRL BANDがルミネtheよしもとで演じた60分漫才の台本(本番はアドリブ多数)。戦前から戦後、高度経済成長期、2020年東京五輪までを振り返るネタ。2014年公演なので、東京オリンピックが2020年に開催されたことになっている。 吉田大吾twitterより「こんな台本もありました。この漫才で数百人が笑ってくれる夜がありました。そんな日常が戻ってくることを祈って」
- 「もしも、<M-1グランプリ2002>が1本の漫才だったら...」 吉田大吾著
2002年のM-1グランプリ決勝のネタ順に各漫才師の「雰囲気」や「色」を踏襲しながら 1本の漫才にしたもの。 漫才師 POISON GIRL BANDのつっこみで放送作家である吉田大吾の文章漫才。インターネットの noteにアップされている。
- 「もしも、<M-1グランプリ2001>が1本の漫才だったら...」 吉田大吾著
2001年のM-1グランプリ決勝のネタ順に各漫才師の「雰囲気」や「色」を踏襲しながら 1本の漫才にしたもの。 漫才師 POISON GIRL BANDのつっこみで放送作家である吉田大吾の文章漫才。インターネットの noteにアップされている。
- 「漫才」 吉田大吾著
漫才師 POISON GIRL BANDのつっこみで放送作家である吉田大吾の文章漫才。インターネットのnoteにアップされている。コロナ渦の自粛ネタと学校のネタ。(著者に点訳の了解済み)
- 「蜂蜜パイ」 村上春樹著(新潮文庫「神の子どもたちはみな踊る」より)
主人公は36歳の小説家、淳平。4回も芥川賞候補にノミネートされながら、足踏みが続いている。私生活でも、バツイチの女性(小夜子)に秘かに心を寄せているが、一歩を踏み出せないでいる。 物語は、淳平が小夜子の娘(沙羅)に即席のおとぎ話をする場面から始まる。阪神淡路大震災の後、悪い夢を見てヒステリーを起こした沙羅をなだめるため、小夜子に呼び出されたのだ。淳平は、おとぎ話に上手く収束させることが出来ないでいたが、ある夜、新しい結末をようやく見つけだし、そして、これまでと違う小説を書こう、二人の女を護ろうと心に決めた。
- 「午後の最後の芝生」 村上春樹著(中公文庫「中国行きのスロウ・ボート」より)
大学生のころ、遠距離恋愛中の彼女から別れの手紙が届いた。それを機に、芝生刈りのアルバイトを止めることにした。その最後のバイト先でチャイムを3回鳴らしてようやく出てきたのは、中年の大柄の無愛想な女性。芝生刈りを終えた午後、ウォッカ・トニックのグラスを持った大柄な女に連れられ、一月ほど無人だった娘さんの部屋に・・・。村上春樹の短編小説の中でも評価が高く、人気投票でも短編小説第1位の作品。
- 「最後の一葉」 オー・ヘンリー著、大津栄一郎訳(岩波文庫「オー・ヘンリー傑作選」より)
病床の若い女性画家のジョンシーは、窓の外の蔦の葉が全部散ったら自分も死ぬと信じ込んでしまった。残り5枚になった日の翌朝、ジョンシーが見たのは、一晩中荒れ狂った風雨に耐えた最後の一枚の葉。林修先生もおすすめのオー・ヘンリーの代表作。
- 「警官と賛美歌」 オー・ヘンリー著、大津栄一郎訳(岩波文庫「オー・ヘンリー傑作選」より)
寒い冬を刑務所ですごそうと軽い犯罪をいろいろと試みるが、なぜか逮捕してもらえない。教会からもれてきた賛美歌に触発されて真面目に働こうと決心した、その時、・・・。ウィットとペーソスに富んだオー・ヘンリーの短編から林修先生もおすすめの1編。
- 「親になりたい」 畠中恵著(「小説新潮 2016年4月号」より)
『しゃばけ』 シリーズ。長崎屋の若旦那は相変わらず寝込んでばかり。そんな長崎屋の女中おように縁談があり、子どもをつれた煮売り屋の「柿の木屋」がやってきましたが、息子の三太は手に負えない行動をとります。三太はなぜそんな行動をとるのでしょう…
- 「西方十万億土の俗物」 高殿円著(「小説現代 2016年8月号」より)
『戒名探偵卒塔婆くん』 シリーズ。不況対策に頭を痛める若手住職たちの会合に現れた美人の辣腕コンサルタント。秘策はあるのか――。
- 「眼が開くとき」 彩瀬まる著(「小説新潮 2016年7月号」より)
5年生の新学期、教室に入ってきた転校生を見た瞬間、鳥肌が立った。――あの子は私のものだ。
- 「王の町」 詠坂雄二著(「小説新潮 2016年6月号」より)
白い目を持つ旅人が訪れたのは、大河のほとり、失われた文明が遺した巨大な堰堤を中心に栄える町。一代で町を築いた「王」が最期に望むのは…?
- 「徴産制」 田中兆子著(「小説新潮 2016年6月号」より)
21世紀末。若年女性が激減した日本で施行された驚くべき制度とは…?
- 「時の尾」 彩藤アザミ著(「小説新潮 2016年4月号」より)
代々大切に守ってきたという生き神さま。まさか、実在するなんて。
- 「はじめてのおかいもの」 藤崎翔著(「小説新潮 2016年2月号」より)
人気テレビ番組「はじめてのおかいもの」に登場した幼い兄弟とその家族。――あれから20年、彼らは今…
- 「こどくの星」 彩藤アザミ著(「小説新潮 2016年2月号」より)
隣に越して来た5人兄弟。家を切り回す姉は、人気の版画家だという。彼女のファンである僕はそのアトリエを覗いてみたい…。
- 「球根」 恩田陸著(「小説新潮 2015年11月号」より)
ようこそ天啓学園へ。我々が誇る秘密の花園にご案内いたします。
- 「コーンバター醤油ラーメン」 高村文緒著(「さっぽろ市民文芸 第31号」より)
ラーメン屋を営む働き者の衿子と頑固一徹の孝次郎の夫婦。衿子に好意を寄せるアルバイトの中国人青年リュウ。ある晩…
- 「空飛ぶフライパン」 ロバート・E・ヤング著、伊藤典夫訳(「ジョナサンと宇宙クジラ」より)
- 「雨、雨、向こうへ行け」 アイザック・アシモフ著、山高昭訳(「木星買います」より)
- 「シンデモラッパヲ」 吉村昭著(「海軍乙事件」より)
- 「夜の事件」 星新一著(「声の網」より)
- 「おしゃべり」 星新一著(「声の網」より)
- 「夜来たる」 アイザック・アシモフ著、美濃透訳(「SFマガジン 2010年10月号」より)
- 「車坂」 宮部みゆき著(「ミステリー傑作選・特別編6 ―― 自選ショートミステリー2」より)
- 「三つの日付」 有栖川有栖著(「ミステリーアンソロジー ―― アリバイくずし」より)
- 「三つの占い」 辻真先著(「ミステリー傑作選・特別編6 ―― 自選ショートミステリー2」より)
- 「なんでもない」 星新一著(「ごたごた気流」より)
- 「高瀬舟」 森鴎外著(「山椒大夫・高瀬舟・阿部一族」より)
- 「野ばら」 小川未明著(「小川未明童話集」より)
- 「奇妙な再会」 土屋隆夫著(「判事よ自らを裁け」より)
- 「白い道」 吉村昭著(「星への旅」より)
- 「成功者」 眉村卓著(「C席の客」より)
- 「特訓」 眉村卓著(「C席の客」より)
- 「主人公」 御手洗辰男著(「ショートショートの広場9」より)
- 「指定席」 森重孝昭著(「ショートショートの広場9」より)
- 「言わずもがな」 久保祐一著(「ショートショートの広場9」より)
- 「善女のパン」 O・ヘンリ著、大久保康雄訳(「O・ヘンリ短編集1」より)
- 「くだんのはは」 小松左京著(「戦争はなかった」より)
- 「検察側の証人」 アガサ・クリスティ著(「クリスティ短編集」より)
- 「洪水」 井上靖著(「楼蘭」より)
- 「鏡の中」 柴田翔著(「鳥の影」より)
- 「お客さまはお月さま」 安東みきえ著(「頭のうちどころが悪かった熊の話」より)
- 「象のいるアパート」 別役実著(「淋しいおさかな」より)
- 「透視術師」 カレル・チャペク著、栗栖継訳(「ひとつのポケットから出た話」より)
- 「十六夜」 栗本薫著(「真夜中の切裂きジャック」より)
- 「幽鬼」 井上靖著(「楼蘭」より)
- 「海より帰りて船人は」 レイ・ブラッドベリ著、吉田誠一訳(「よろこびの機械」より)
- 「若き日の摂津守」 山本周五郎著(「日日平安」より)
- 「愛の手紙」 ジャック・フィニイ著、福島正実訳(「ゲイルズバーグの春を愛す」より)
- 「多忙な仲買人のロマンス」 O・ヘンリ著、大久保康雄訳(「O・ヘンリ短編集1」より)
- 「くらしの作文」 (「中日新聞」連載中!)
- 「いただきます」 中日新聞・ベターホームのお料理教室(「中日新聞」連載中!)
- 「いもうと」 赤川次郎著(「小説新潮」連載)
- 「広島電鉄殺人事件」 西村京太郎著(「小説新潮」連載)
- 「時代を生きた女たち」 植松三十里著(「ひなみ」→「シブロ」連載中!)
- 「棲月 ―― 隠蔽捜査 7」 今野敏著(「小説新潮」連載)
- 「琴電殺人事件」 西村京太郎著(「小説新潮」連載)
- 「源氏姉妹(げんじしすたあず)」 酒井順子著(「小説新潮」連載)
- 「猫と死体はタンゴ鉄道に乗って」 西村京太郎著(点訳:「サークルにりんそう」)
- 「天職ですか」(「中日新聞」連載)
- 「リトルシェフの「つくってみよう」」(「中日新聞」連載)