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文化・歴史 ◆大沼 |
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大沼は周囲約10km、最深1.5m程度で、周囲は湿原地帯。春と秋には1日に約5,000羽のコハクチョウが飛来します。ハクチョウのほかマガン、アオサギ、オオワシなど通年100種以上の野鳥が観察できます。またミズバショウをはじめ季節ごとに色とりどりの花が目を楽しませてくれます。
白鳥おじさん
声問にすむ白鳥おじさんこと吉田さん
その昔、大沼にはたくさんの白鳥が羽根を休めにきている姿を見ることができましたが、年々数が少なくなりその姿を見ることができなくなりました。白鳥が素通りするようになったのです。吉田さんは大沼に再び白鳥を呼び戻せないかと考えた。
白鳥が来る時期になると録音しておいた白鳥の声を大空に向かい流し始めました。そうしているうちに1羽、2羽と声につられた白鳥が姿を見せるようになり、その後も吉田さんは発泡スチロールでダミーの白鳥を作り大沼に浮かべるなど、数々の試みをして再び白鳥が飛来するようになったのです。
それ以来吉田さんは白鳥おじさんと呼ばれるようになり、今でもエサを調達して与えたり白鳥の世話をしています。
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