稚内の紹介

文化・歴史
◆宗谷岬平和公園
◆間宮林蔵の立像
◆子育て平和の鐘
◆宗谷丘陵

◆氷雪の門(樺太島民慰霊碑)
◆九人の乙女の碑
◆南極観測樺太犬記念碑
◆開基百年記念塔

◆稚内空港公園
◆JAPAN CAP(全国犬ゾリ稚内大会)
◆道立宗谷ふれあい公園
◆大沼

◆北防波堤ドーム
◆稚内温泉「童夢」
◆龍神沼(軍旗奉焼の地)
◆竹輪(かまぼこ)の歴史

おもしろ歴史
◆初めて宗谷に来た女性
◆国産ストーブ発祥の地
◆コーヒーの歴史
◆旧藩士の墓
文化・歴史 ◆北防波堤ドーム
建設当初、高さ5.5mしかなかった北防波堤は、これを飛越する波浪や強風を防ぎきれず、併せて建設が進められていた樺太航路発着場にたびたび被害が生じていました。 稚内港のシンボル的存在になっている北防波堤ドームは、これを防ぐために当時若干26歳だった土谷実氏によって設計されたものです。 昭和6年 (1931年) から5年をかけて建設された北防波堤ドームは、強風と高波を克服するために半アーチ型のデザインが施されており、高さ13.2m、総延長427m、柱の数は70本あります。 昭和13年(1938年)には線路がドームの前まで延長され、ドーム内部に2階建ての稚内桟橋が設けられたため、列車を降りた乗客が雨などに濡れずそのままタラップで乗船できるようになりました。


北防波堤ドームを造った男
北海道帝国大学工学部(現北海道大学)を卒業後昭和3年(1928年)に稚内築港事務所に勤務。北防波堤ドームを設計し、施行を監督しました。当時はコンクリートを用いた工事が始められたばかりの時代でこれだけの規模の建造物を完成させるのには創造を絶する苦難の連続だったと思われます。学術的にも貴重な価値をもつ北防波堤ドームは、市民はもちろん訪れる観光客にも今なお愛され親しまれています。
今では、この北防波堤ドームは「宗谷路グルメまつり」・「いいべや稚内」などのイベント会場としても活用されています。ライダー達の絶好のテントサイトにもなっています。


宗谷路グルメまつり
稚内自慢の味覚が出揃う秋、グルメも納得の美味しいものを集めて北防波堤ドームで毎年10月上旬に開催されます。会場は、イベント、買物、飲食の3つのゾーンに分けられ、飲食ゾーンでは新鮮なホタテ、かに、イカ、たこ、ホッケ、わっかない牛などなどを炭火で焼いてその場で味わうことができます。もう最高で〜す!! 宴会もできますがセルフサービスです。

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