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| 文化・歴史 ◆みさき神社の御神体 |
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稚内市ノシャップにある、みさき神社の御神体は大きな丸い石である。ノシャップ沖に起きた海難を救い今も海上を守護している。
昔この地方の漁師の網に何度もこの石が入り､捨てると、にわかに嵐になるので漁師仲間の噂となっていた。弁財船が勤番交代の武士や食料運搬のため出入りしていた。ある時、大しけになり難波寸前というとき、最後に投じたいかりがこの難波を救った。嵐の後、このいかりをあげてみるとなんとあの石がまるで食いついたようについていた。後日この地方の漁師は、この石を海上守護の神霊として祀るようになった。 |
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