くるみ谷のどぶろく

  「人生楽事」誕生秘話

蔵出し直後、香り立つ「人生楽事」(後の題字は、王画伯から贈られた直筆)




2月、冬水田んぼにモリアカガエルが産卵に来ました。彼らのオタマジャクシは田植えのころには大群となって泳ぎ回り、雑草「コナギ」の発生を抑えれくれます。

こちら動画もあります。


不耕起、代掻きのみの田んぼ。田植えは5月中旬に行います。


5〜6月、オタマジャクシは大群となって回遊し、厄介な雑草コナギの発生を抑えてくれます。

数百から千匹はいると思われるトノサマガエルは、害虫駆除班。


6〜7月、大量の浮草が発生し、マルチの役割となって雑草の発生を抑えてくれます。


8月、穂が立ち始めました。元肥なし、追肥は「し尿は宝の山バイオ液肥」のみ。スクスクと育ちます。


9月、黄金色に実った稲穂を刈り取り、稲木にかけて乾燥。脱穀・精米の後、一部はお世話になっている酒蔵で麹に加工してもらいます。


くるみ谷の水と麹を合せて水麹をつくり、酵母菌を投入すると、お酒の命が宿ります。


水麹に蒸し米を投入し、仕込み完了。


発酵最中のどぶろく。フツフツと泡立ち、フルーティな香りが立ち昇ります。


様々な料理に合う超辛口に仕上げています。


王子江さん(左から2人目)ご来訪時の一コマ。乾杯はもちろん「人生楽事」