過去に紹介したDVDです。最新DVDは「映画DVD新作情報」でチェックしてください。
Amazon だと予約で買えば安い!
まだ発売前のものもありますが、Amazon だと予約注文すれば基本2割引です。ただし、予約注文できる期間は短いのでご注意ください。
■『新東宝名画傑作選 DVD-BOX 9-伝奇時代劇編』(加藤泰ほか)
■『新東宝名画傑作選 DVD-BOX 10-怪奇推理編』(中川信夫ほか)
( 『新宿マッド』『性賊/セックスジャック』『天使の恍惚』の3作品収録。)
ニュー・ジャーマン・シネマの呪われた鬼才ファスビンダーの作品がついにDVD化。「愛は死より冷酷」「自由の代償」「マリア・ブラウンの結婚」の4作に短編数編を併録。
こちらのBOXでは、『13回の新月のある年に』『ベロニカ・フォスのあこがれ』『ケレル』を収録。
■石井輝男『スーパージャイアンツ collection BOX』 (宇津井健演ずるタイツ姿のスーパーヒーローはもはや伝説)
■『新東宝名画傑作選 DVD-BOX 3 -大戦の指導者編- 』 (「明治天皇と日露戦争」「第二次世界大戦」「明治大帝と乃木将軍」)
■『新東宝名画傑作選 DVD-BOX 4 -エロティックサスペンス編- 』
(「女眞珠王の復讐」「海女の戦慄」「女体渦巻島」の3作品を収録)
■『新東宝名画傑作選 DVD-BOX 5 -怪奇ホラー編- 』
(「江戸川乱歩の一寸法師」「海女の化物屋敷」「花嫁吸血魔」の3作品を収録)
■『新東宝名画傑作選 DVD-BOX 6 -石井輝男監督編- 』
(「女王蜂の怒り」「猛吹雪の死闘」) 石井輝男監督は12日、肺ガンのためなくなりました。
■『新東宝名画傑作選 DVD-BOX 7 -名作感動編- 』
ついでにこれも『新東宝映画傑作DVD LIMITED BOX 《BIZARRE&GLAMOROUS COLLECTION》』(「肉体女優殺し五人の犯罪者」「怪談海女幽霊」「怪談本所七不思議」「女巌窟王」の4作品を収録)
(「ニノチカ」「クリスチナ女王」「椿姫」「アンナ・カレニナ」「マタ・ハリ」を収録。)
ルビッチの親共的(?)コメディ『ニノチカ』や、ベルトルッチの『ドリーマーズ』でも印象的に使われていた『クリスチナ女王』など、ガルボ主演の5作品を収録。ちなみに、今年2005年は、ガルボ生誕100年です。
■市川雷蔵主演によるスパイ映画シリーズ『陸軍中野学校 DVD-BOX』
(とりわけ一作目の増村保造監督作品を見逃すなかれ)
■勝新太郎主演の戦争映画シリーズ(監督は増村保造、森一生など)『兵隊やくざ DVD-BOX』
■『ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーDVD-BOX1』 (「愛は死より冷酷」「自由の代償」「マリア・ブラウンの結婚」)
■キエシロフスキ『デカローグ DVD-BOX』
■成瀬巳喜男『成瀬巳喜男 THE MASTERWORKS 2』
■黒沢清が選ぶ『ホラー映画ベスト・オブ・ベスト DVD-BOX』
(『生血を吸う女』『白い肌に狂う鞭』『回転』)
■『ピーター・グリーナウェイ コレクション DVD-BOX 2
■『オタール・イオセリアーニ コレクション DVD-BOX』 ようやく日本でも本格的な紹介が始まったグルジアの鬼才イオセリアーニ。『4月』『歌うつぐみがおりました』『蝶採り』『群盗、第七章』を収録。すべて傑作です。
■『侯孝賢傑作選 DVD-BOX 80年代編』 アジアを代表する映像作家・侯孝賢監督が80年代に発表した全4作品をニュープリント原版で収録した4枚組BOX。『恋恋風塵』『童年往事 時の流れ』『冬冬の夏休み』『風櫃の少年』を収める。24Pの特製ブックレット封入他、BOXならではの特典も満載。
■『候孝賢傑作選DVD-BOX 年代+『珈琲時光』 アジアを代表する監督「侯孝賢」が1990年代に手掛けた作品と、一青窈主演の映画「珈琲時光」をパッケージ化。
■『ジム・ジャームッシュ作品集 DVD-BOX 1989-1999』
■『周防正行 DVD-BOX』
■『吉田喜重 DVD-BOX 1』 (『ろくでなし』『血は渇いてる』『甘い夜の果て』『秋津温泉』『嵐を呼ぶ十八人』『日本脱出』)
■サミュエル・フラーの『サミュエル・フラー DVD-BOX 』
△上に戻る
シャブロルの長編デビュー作『美しきセルジュ』と、リヴェットの幻の作品『王手飛車取り』を収録した二枚組。とくに、『王手飛車取り』は日本ではまともなかたちでは上映されておらず、ビデオにもなっていない。ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ、、クロード・シャブロル、ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・リヴェット、フランソワ・トリュフォーなどそうそうたる顔ぶれが出演しているのも見所。
(モンテ・ヘルマンの超B級モンスター映画『魔の谷』がDVDで再(?)発売。
■『ジャン・コクトー/恐るべき子供たち』ツインパック
■ミケランジェロ・アントニオーニ『さすらい』/『夜』ツインパック
フリッツ・ラングのアメリカ時代の問答無用の傑作2本が、なんと二枚組で。ブレヒトが脚本に協力したことでも知られる『死刑執行人もまた死す』には、クレジットがフランス語の版など複数のヴァージョンが存在する。この「完全版」はなにを意味しているのか。
■『悪魔スヴェンガリ』/『アッシャー家の末裔』ツインパック
■『悪魔スヴェンガリ』/『遊星よりの物体X』ツインパック
■『悪魔スヴェンガリ』/『キャット・ピープル』ツインパック
■ロジャー・コーマン、フランシス・コッポラ『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』/『ディメンシャ13』ツインパック(ほかにもいろいろな組み合わせのツインパックがある模様)
■サム・ウッド、レオ・マッケリー『恋愛手帖』/『恋の情報網』ツインパック
■マーティン・スコセッシ『レイジング・ブル アルティメット・エディション』
(二枚組)
■「ヌーヴェル・ヴァーグ・セレクション」としてジャック・ロジェの『アデュー・フィリピーヌ』と、ゴダールなどのオムニバス映画『パリところどころ』が日本でDVD化された。わたしは両方とも見ているが、いずれもビデオ化されていないので見ていない人も多いだろう。今後の続編に期待したい。同じロジェの『メーヌ・オセアン』とか、ジャン=クロード・ビエット、シャンタル・アカーマンの諸作品とか、あるいはヌーヴェル・ヴァーグ前派といっていいピエール・カストらの作品とか、そのへんを是非DVD化してほしいものだ。
△上に戻る
■塩田明彦『カナリア』(2割引で)
■三村晴彦『天城越え』
(松本清張のサスペンスを映画化した、加藤泰の助監督三村晴彦による感動的なデビュー作)
■深作欽二『恐喝こそわが人生』(割引価格で再発売)
(小沼勝が小川亜佐美主演で撮ったロマン・ポルノ。絵沢萌子の店で小沼勝と一緒に酒を飲んだことがあるのがわたしの自慢だ。)
■『憲兵と幽霊』(中川信夫お得意の怪談映画)
(羽仁進。わたしが書いた(そして活字になった)最初の批評はこの作品についてだった。)
■『エロス+虐殺』/『煉獄エロイカ』/『告白的女優論』/『戒厳令』
(吉田喜重作品がばら売りで。)
■『徳川いれずみ師 責め地獄』/『徳川女刑罰史』/『ポルノ時代劇 忘八武士道』
(石井輝男の猟奇エロスの代表作がDVD化。『徳川いれずみ師』は見ればぶっ飛ぶはず。)
■『ジェリー・ルイスの底抜けもててもてて スペシャル・エディション』
■『ジェリー・ルイスの底抜けてんやわんや スペシャル・エディション』
「『底抜けもててもてて』に出てくるあの名高い、全体が断面から見られた女たちの家のように、舞台装置はそれ自体で価値を持ち、純粋な描写が対象に取って代わり、一方で、行動は、ダンサーとなった主人公と大食らい女による大いなるバレエに席を譲る。ジェリー・ルイスのバーレスクがミュージカルにその起源をもっているというのは、この意味においてだ。かれの歩きぶりさえもが、同じ数だけの失敗したダンスであり、引き延ばされ、やり直され、ありとあらゆるやり方で変化をつけられた「零度」であるように思え、そして最後に完璧なダンスが生まれるのだ(『底抜けいいカモ』)。」
ドゥルーズ『シネマ』
ドゥルーズはジェリー・ルイスの映画を、スタンリー・ドーネンやヴィンセント・ミネリらのミュージカル映画を受け継ぐものとしてとらえ、ジャック・タチとともにコメディの第4時代を代表する作家として高く評価している。
(ポーランドのヌーヴェル・ヴァーグ、クシシュトフ・ザヌーシの数少ない日本公開作品。)
(いわずと知れたロバート・ロッセンのギャンブル映画の傑作。それにしても、スコセッシの『ハスラー2』と比較したときのこの暗さはいったいなんなのか。)
(黒人にカルメンを演じさせたオットー・プレミンジャーの幻のミュージカル映画。ゴダールが『カルメンという名の女』を撮ったのはむろんこれを意識して(とわたしは思っている)。むかしビデオになっていたが、いまやどこのビデオショップにも置いていない。わたしは3倍速でダビングしてあるのだが、あのビデオはどこで借りたんだろう? まったく記憶にない。)
■『危険な道 スペシャル・エディション』(プレミンジャー作品が再リリース。)
(レオス・カラックスのこの映画にも登場するポンヌフのたもとにあるサマリテーヌはいまや閉店の危機にある(長期改装中という建前だが、再オープンするのは数年先とのこと。怪しい。)
(わたしはこの映画のバート・ランカスターが本当に好きなんです。)
(ネストール・アルメンドロスがとらえた奇蹟の光を見よ。)
■ウィリアム・ディターレ『巨象の道』
(モンテ・ヘルマンの超B級モンスター映画『魔の谷』がDVDで再(?)発売。
■レオ・マッケリー『聖メアリーの鐘』
■ジョゼフ・マンキーウィッツ『去年の夏、突然に』
(最後はカニバリズムだ! マンキーウィッツのニューロティックな傑作が2千円を切る廉価版で)
■ケン・ヒューズ『クロムウェル』
(あまり知られていないが、歴史映画の佳作。テレビで見たときは、侮って録画していなかった。DVD化はうれしい。映画日誌にメモが残っている。)
■夏目雅子主演作品二本:森崎東『時代屋の女房』、相米慎二『魚影の群れ』
■ジャック・ドワヨン『ポネット』
『ダーティ・ハリー』のドン・シーゲルの遺作となった作品。なぜか日本では公開されず、ビデオにもなっていない。DVD化されたことでやっと見れるようになったのはうれしい。
■ジャン=ピエール・メルヴィル『マンハッタンの二人の男』 Deux hommes dans Manhattan (ベッケルとメルヴィルは、ヌーヴェル・ヴァーグ世代の作家たちにとっての兄貴的存在だった。 ゴダールの「勝手にしやがれ」は、この作品のニューヨーク・ロケの夜間シーンに刺激されて作られたとも言われる)
■ジュールス・ダッシン『男の争い』 Rififi (『裸の町』のダッシンによる強盗映画の名作)
■フランク・キャプラ『波も涙も暖かい』 A Hole in the Head (キャプラ初のカラー・シネスコ作品。未見だが評判は高く、泣ける名作だと聞く)
■アレクサンダー・マッケンドリック『成功の甘き香り』 Sweet Smell of Success (マッケンドリックについては「Who's Who」で取り上げるつもりでいながら、ほったらかしにしたままだ。「甘き香り」というのはもちろんアイロニー)
■スタンリー・ドーネン『よろめき休暇』 (ケイリー・グラント主演のノン・ミュージカル・コメディ)
■『ピープル・ウィル・トーク』 People Will Talk
ジョゼフ・L・マンキーウィッツ作品としてはあまり有名ではないが、ドゥルーズの "Cinema: Image-Temps" のなかでは大きく取り上げられている。実をいうと、北米版を買おうかと考えていたところだった。危ない危ない)
■ウー・イフォン『生命 希望の贈り物』 (日本でも大ヒットした台湾のドキュメンタリー)
■豊田四郎『雪国』 (シネ・ヌーヴォの豊田四郎大回顧展でこれだけは見逃せないと思っていたのだが、結局見逃してしまい、後悔していた。DVD化はうれしい)
■森崎東『喜劇・女は度胸』 (森崎喜劇の初期の代表作。「ゲーテのくそまみれ」の名セリフが有名。)
■ジミー・ウォングの『大女侠』
(キン・フー初期の傑作『大酔侠』のチェン・ペイペイとジミー・ウォングが競演した、『大酔侠』の続編的作品(らしい)。)
■ダルトン・トランボ『ジョニーは戦場へ行った』
■スタンリー・キューブリック『博士の異常な愛情 40th アニバーサリー・スペシャル・...』
■溝口健二『愛怨峡』
■P・ボグダノヴィッチ唯一の傑作(?)『殺人者はライフルを持っている』
■川島雄三×若尾文子さま 『しとやかな獣』、『女は二度生まれる』 、『雁の寺』
■並木鏡太郎『花嫁吸血魔』
(たまにはこういうジャパン・ホラーで笑うのもいいかも)
■バート・ケネディ『ジョン・ウェイン大列車強盗』 (バッド・ベティカーの脚本家としても知られるバート・ケネディ監督による西部劇
ジャン・ルノワールのトーキー初期の傑作(190分版と120分版の二つが存在するともいわれているが。おそらく後者か?)
■岡本喜八『肉弾』『近頃なぜかチャールストン』
■故岡本喜八による戦争ドラマ『日本のいちばん長い日』
■三隅研次『女系家族』
(TVドラマ化にあわせての発売か)
■澤井信一郎『野菊の墓』
(これが松田聖子主演のただのアイドル映画だという人は眼が節穴です。)
■内田吐夢『大菩薩峠三部作』
(三隅研次版とはまた別の魅力)
■ヴィンセント・ミネリのファンタスティックな『晴れた日に永遠が見える』と、ミュージカルの不朽の傑作『バンド・ワゴン 特別版』
■ロバート・アルトマン+リリアン・ギッシュ(!)『ウェディング』
■ウィリアム・ウェルマンの『ジョン・ウェイン中共脱出』
■アラン・レネ『夜と霧』
■ウェス・アンダーソンを魅了した海洋映画 『ジャック=イヴ・クストーの世界』
■シャブロル初期の傑作 『いとこ同士』
■ヴィスコンティの名作が幻の「イタリア語・完全復元版」として初DVD化 『山猫』
■鈴木清順の3作『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』『河内カルメン』『肉体の門』
■鈴木清順のヌーヴェルヴァーグ『すべてが狂ってる』
■オリヴェイラ『神曲』
■ロバート・アルドリッチ「飛べ!フェニックス」
■ジョン・フォード「怒りの葡萄」
■ラオール・ウォルシュの『彼奴は顔役だ! 特別版』
■ペドロ・コスタ『ヴァンダの部屋』
△上に戻る
→→→ 「映画DVD新作情報」を見る。