| 〜〜ここは「音楽」アレコレを、私の独断と偏見と妄想で綴る、極めてイイ加減な部屋〜〜
♪前る〜むの続き♪
GRADIUS（コナミ株式会社のシューティング系ゲーム）シリーズの曲
中学の頃、ファミコン版グラディウス（グラディウスは横シューの伝説的名作の始まりとなった）の
曲に出逢いましたが、そのグラフィックスの美しさや世界観の素晴らしさと共に魅せられました。
ファミコンの音源は３音ポリフォニックで、しかも その中の一音は効果音と共用の為、レーザーや
爆発音などが鳴る度に曲のサブパートが途切れました。しかし其れでも圧倒的スケール感で遠い
宇宙（そら）の果ての壮大で強大な亜空間に誘ってくれます。ものすげーカッコイイのです！！
ゲーム的には、圧倒的に強大な敵に挑んで亜空間を飛行するビッグバイパーの様を横から見る
スタイルのシューティングですが、その世界観が素晴らしいのです。浮遊する大陸に居座るモアイ
像の口からはリング状のビームが連射され、巨大な特殊細胞体の中は 強力なアメーバ達が居り、
圧倒的なスピードと攻撃力で迎え撃つ最終ステージの機械要塞の中を突き進み…！！
其のグラフィックの美しさや動きは素晴らしい！そこに、それぞれのステージの壮大で美しい曲が
流れる…。此れらの曲は、いわゆる音楽というよりは、其々のステージに在る背景（サウンド）に
近いかも知れない。このグラディウスの曲に限っていえば、多分に音楽的であっては成らないし、
人間的な要素（温もりや感情が入った動き）も排除され、機械的であれば あるほど良いと思う。
圧倒的に硬く強大な異空間なのだから、人間的なものが入り込む余地など無いのです！！
…と、口で幾ら述べても知らない人には伝わらない。そこで以下のmidi をお聞きいただきたい。
ファミコン版GRADIUS はSTAGE 7まで在るが、これはSTAGE 6 の網細胞 BGMである。
映像が無いと実感しにくいが、青白く光る巨大な特殊細胞体は妖しく美しい。しかし、触れれば
一瞬で破壊されてしまう。巨大なアメーバたちが、次々と襲ってくる。ビッグバイパー側の最大の
防御であるフォース シールドすら 其のアメーバたちの一撃で力を失う。それでも網目状の組織を
レーザーで砕きながら美しく強大な闇の果てを目指して進む！そんな世界なのです。
解かり難いと思うので、イメージしやすいようグラディウスから、もう一曲お聞きいただきましょうか。
STAGE 5の触手 BGMです。浮遊する巨大な細胞塊から伸びた腕に拠る 緩い攻撃?!を避けつつ
航行するステージです。これも、生々しい細胞感あふれるオデロオデロしさの中に何処か寂しさも
感じます。敵の生命体ですが、尊厳が在るのです。
上記Linkは WHITE SPOT - ALTO'S HOMEPAGE - のlzh FileへのLinkです。Link先に迷惑が掛からないようお願い致します。
midi はSG音源で正しく再生されますが、XG音源でも破綻しないようです。なお、ノートPCの内臓スピーカーでの再生は無理です。
この壮大な亜空間への道を早期から拓いたコナミ矩形波倶楽部さんは本当に偉大です！！
その後は「沙羅曼蛇」「グラディウスII ゴーファーの野望」「グラディウス III 伝説から神話に」なども
展開され、ファミコン版 以外ではＭＳＸ 他のＰＣやPS２向け等も出た。更にグラディウスIV も予定
されている。太古の骨…人口太陽…植物体…クリスタル…細胞体…機械要塞……何れも美しい
壮大な亜空間のステージとBGMで魅せてくれるだろう。其れらの曲が収められたサントラCDも
出ていたようなので、何としても聞きたいっ！！
ちなみに、巨大な生命体の中や脳みそ、植物体など、生々しく生命感ある敵キャラもグラディウス
以降の作品では増えてきた（グラディウスにも、巨大な脳や細胞体などは在る）ので、其のBGMも
強大さの中に、何処か寂しさを含む?!生々しい生命感に尊厳も在り、これまた最高！！
けっきょく南極大冒険（コナミ株式会社のほのぼのシューティング系?ゲーム）の曲
もちろんグラディウス関係以外にも素晴らしい作品の数々が…。その中でも「愛する姫ペンギンを
病から救う為、数々の障害が待つ大陸に走りだすペンギン君"の、けっきょく南極大冒険は特に
印象深い。MSX版以外は未プレイだが、氷の大陸だけでなく、通常の地上や地中、海上も海中も
ある。文面で その曲々の素晴らしさは伝えられ無いが、其々のステージの風景が良く描写されて
おり、例えばツンドラ地帯の雪の森は壮厳で泣きそう。本当にファンタジックで美しく、熱い！！
サントラCDを強く求む！！
こんな程度では全く語り足りませんし、他の作品も良いものが目白押しですが、次の話に(^^;
ドラゴンクエスト、女神転生、はぁりぃふぉっくす雪の魔王 他の曲
追加予定ですm(_"_)m
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