川辺川ダム予定地の視察 6/6
- 再び五木の街中に…五木の町中まで戻ってきました。こうした灯かりを見ると、ホッと
しますねぇ(^-^)でも もしかすると、工事関係の車も、ここで給油
しているのかも知れないなぁ…。

後から思えば、右の売店で 食品なども補充して、ついでに何か
お話でも聞けば良かったなぁ。。なんて(-_-)

なお、画像の左上に白っぽい点が写っていますが、これは車内に設置してある機器の
通電を示す発光ダイオードの写り込みです。また、古いビデオ カメラで撮影しています
ので、ガソリン スタンドの水銀灯に含まれる緑色の成分も 補正されていません。
(ホワイト バランスは、太陽光の影響が無くなった時点で [オート→固定]としています)

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五木小川を遡る道ここは、上の交差点を左折して、五木小川を遡るルートです。

意図的に来たのではなく、地理を十分に把握していなかったが
故に迷い込んで?しまったワケですが、前方の自動販売機の左
にも、観光に関する建物などが…。

画像は割愛しましたが、この先では、道路を一部迂回させての
大がかりな工事が進んでいました。工事名は「付替村道高野橋下部工(その2)工事」。
その現場の直ぐ脇の、石積みの小さな畑では、冬野菜などが育てられていました。

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貴重な古き良き時代の建物上記の自動販売機の明かりを利用して、ホワイト
バランスを再セット(車のライトが自然な色合いに
成った時点で固定)した後、工事現場の先で引き
返して町中に戻りました。

この辺りにも、木造校舎の小学校を彷彿とさせる
ような古い建物が、何軒か残っていました。
これを見て 思わず「これだけでも世界遺産級や」
などと独り言を…。(^へ^;)なはは

この向こうには、交番らしい建物と、「交通安全宣言の村」という看板も…。交番らしい
赤電球の建物は、なぜか手前にプレハブで建っていましたけど…(?)

新しい建物とお墓郡町中の分岐点で、元来た道とは別の方に曲がると
「新泉禅寺(Video映像からの読みだしなので 字が
合ってないかも知れません)」に行き当たり、さらに
その先は、水力発電所に至りました。

画像は、発電所から引き返して、新泉禅寺 を背に
元来た道を帰っている途中ですが、左側には まだ
新しい感じの建物も見られ、幾多もの お墓が並ぶ
様子が右側に伺えます。(お寺の敷地なのでしょう)

お墓とは、往年を生きた人々の安住の地であり、これを詰まらない理由で掘り返したり、
水底に沈めたりするような非人間的な行いは、くれぐれも謹んでほしいものです。

アウトドア用品が置かれた民家こんな お家を近くに発見。ここの家の人は きっと自然も大好き
なのでしょう。所狭しと置かれたクーラーボックス等のアウトドア
用品が その事を物語っています。此れも ダムなんかのために
壊されてほしくない暮らしの風景の一つなのですが…。

なお、画像上部のノイズ?!は、私がPCの操作を誤って データを
消失させてしまった際の損傷ですので悪しからず。(^へ^;ゞ

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川辺川を渡る橋この橋を渡って坂を登って行くと、先記の交差点にも戻れます。
既に暗く、この辺りの川の様子を見られなかったのも残念です。

五木村を写したWeb上の写真を見ると、川辺川と五木小川が
合流する処は、川が広く深くなっているようなので、この辺から
眺めても、きっと深く澄んだ流れが望めたことでしょう。(^へ^;)

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五木の街中に在る炭焼き小屋


さらに町中を方々に周る過程で、再び町の上手まで行きました。
これは、[ダム視察 3/6] 画像15番の左側に写っている炭焼き
小屋です。(小さな瓦屋根つき)車を方向転換させながら録画。

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バスを先に行かせている所これは、ゆるゆる進んで居たら後ろからバスが来たので、退避
して先に行かせている所です。このバスは、近くの バス停留所
から発車したばかりでした。

地理や状況を把握できて居ませんでしたので、同じ道を何度も
通ったりで、住民の方々にも ご迷惑をお掛けしましたm(_"_;m

ムカツク通航止めの看板そして町中の記録も、夜では十分に行えないので、撮れるだけ
撮った後は、仮排水トンネルの真上や ダム本体の予定地まで
行こうと、また川下に向かいました。(何か無計画ですが、普段
から忙しく、十分な下調べも出来ませんでしたし…)

45番の 通行止めの看板は、[ダム視察5/6] 画像34番にある
埋め立て地の近くと思われます。

この先は仮排水トンネルの筈だが…46番は、仮排水トンネルの上部に至ると思われる?道で、狭い
柵の間を通って進んでみましたが、道が落石や草木の枝 等で
狭くなっていたので途中で諦めました。

もしかしたら ダム本体の予定地まで行けると、俄かに期待して
居ましたが、まあ どうせ真っ暗なので見えなかった…(-_-)

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工期が平成21年までとは何事だ!!47番は、46番の通行止め看板まで ズームで寄った画ですが、
「なにが平成21年やねん!」とか何とか言いたくも成ります…。

(-_-)「だいたい、工事そのものを許可しとらんわバカたれ…」

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斜面では、延々と意味不明の工事が…これは意味不明の工事で、斜面をキレイに均している感じにも
見えます。上下を行き来する道まで、法面を成型し、セメントで
整然と固めるなど、やたらとカネを注ぎ込んでいます。(画像は
斜面を登る道の途中から、斜面の上の方を仰ぎ見た様子です)

ここまで沢山アレやコレやと工事の要請を蒔いておけば、ダム
本体が凍結されたとしても、カネは十分動いているという塩梅?

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身勝手な法律の効果を語るデカイ看板が隠れていた此れらの現場を通り越して登って居るうちに、古い舗装の細い
山坂道に出ましたが、その坂の途中に 変な看板が立っている
のを見つけました。

ここは恐らく猟師の人しか通らないような山林の中の細い急坂
道で、看板は人目を避けるように(?!)ひっそりと立っていました。
最初は横目に通り過ぎてしまいましたが チョット内容が横目に
引っ掛かったので、戻って見れば(゜o゜)「アレアレ困ったことを書いてるよぉ」という具合。

内容を見てみると、この川辺川ダム建設に伴った、土地収用法による土地や権利への
効果の範囲を示すものでした。こんな身勝手な「効果?!」の発生 以前に このような破壊
行為を行っては成らないなどの約束事が発生していることは、多分お役所のシトたちは
知らない…。

知ろうとしない無知は恥ですが、この場合、これら一連の工事に拠って失われたものは
起業者らが後で反省しようとも、絶対に元には戻せないのが問題だったりします。

猛烈にムカつきながら この道を登った先は、真新しい付替道路でした。(-_-)
翌日から仕事なので、足早に帰路につきました。


まだまだ書き足りないことは有りますが、早急にアップしたいので、取りあえずコレまで。
何か間違いが有りましたら、そっと教えてください。ご意見につきましては、事の真相を
探った上で(?)お寄せください。自然発生した真実は、そう幾つもは無い筈ですが…

なお、この「川辺川ダム予定地の視察」に載せた画像や文章は、人為的な自然破壊を
阻止するための使用を除いて、無断転載を禁止します。特に、自然破壊を推進(悪用)
するために使用することは絶対に容認しません。(悪用なんて出来ないでしょうが…)

もちろん、人為的な自然破壊を止めるために使用される場合には、元のVideo 動画や
ビデオからの静止画も無償で提供したします。(使える映像は殆んど無いでしょうが…)

2003/3/26 keiji .


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