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- | 町並みを出て間もなくの所で、「何コレ?!」というほど低い位置に 橋が掛かっていました。付替道路より大分 低いように見えます。 もしも この橋を後まで生かす計画であれば、少し水位が下った |
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その先でも 斜面をガッポリ削って 延ばされる道路。 このままでは、例えダム工事が中止されたとしても、 山上から川辺に及ぶ 斜面の殆んど全域が道路の コンクリート壁で分断されてしまいます。 それでは野生動物たちの行き来が阻害される上に 例えば ある芸術家が訪れるとしましょう。その人が こうして少し先を予見すれば、目先の利益だけ見た安易な考えで、取り返しの付かない この視察から既に2年が過ぎ、もはや付替道路による斜面の分断は全域に及んでいる |
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更に進むと、高い所にムリやり造成された代替地が 望めます。既に家も建ちつつ有るようです。(26番は 元サイズ画像ですが、走行中に撮ったビデオなので ブレも手伝って良く解像しません) もしも私が五木で生れ育ったとしたら、故郷を潰して そうそう…移動時の効率(主に燃費)を悪化させないために |
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見ての通りですが、ここでも無垢の山肌は怖いほど 壊され、この惨状を知りつつも「待った」を かけられ ないで居る私は、人として申し訳なく思います…。 後にダム計画が無かったことに成っても、こんなに 緑の季節の写真を見ると、いままで見たことがない |
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今や 川面から山上まで破壊されていない山斜面は 日本に どれだけ残っているのでしょうか…。 (四万十川にも、ごく一部しか残っていません) 破壊の波から辛うじて免れ、もはや「世界遺産」とも そして未来の人々は、「当時から既に、自然破壊が |
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