ハンセン病問題、および「負の遺産」の文化的継承に関連するリンク集です。「科学技術の時代」といわれた20世紀ですが、その輝かしい発達の影に、数多くの犠牲者や悲劇があったことも、また歴史の事実です。21世紀となった現在、科学技術（医学も含む）がもたらした様々な「負の遺産」に対する倫理的な反省・検証が世界中で行われています。私たちの活動も、こうした大きな動きの中の一つとして位置づけられるべきものと考えます。

とはいえ、関連するウェブ情報を十分に網羅できていませんので、ごく不完全なものです。当会では、ハンセン病問題や「負の遺産」の文化的継承に関連する相互リンクをお願いしています。関連するサイトを運営されている方、どうぞURLを電子メール（下記）でご連絡下さい。



当会へのリンクはトップページ（http://www7.plala.or.jp/jukambo/）にお願いします。

• 厚生労働省
  
• ハンセン病市民学会
• ハンセン病事実検証調査事業（日弁連法務研究財団）
• ハンセン病国賠訴訟弁護団

■ ハンセン病関連の資料・出版

• 国立ハンセン病資料館
• 熊本日日新聞（ハンセン病問題の特集は、日本の新聞ジャーナリズムで群を抜く詳細な内容。ハンセン病問題の全容をウェブで学習できます。）
  
• 皓星社（ハンセン病文学全集ほか、ハンセン病問題関連の出版）
  
  
• Global Project on the History of Leprosy
  （International Leprosy Associationが計画している、ハンセン病の歴史についての国際的なデータベース作成プロジェクト）
  
• Kalaupapa National Historical Park
  （ハワイ・モロカイ島のカラウパパのハンセン病療養所――ここは、かつての日本のハンセン病政策の「手本」ともなった強制隔離が行われた場所です。また、療養所設立のために先住民の土地を収奪したという、二重の意味での悲劇の場所でもあります。その悲劇の歴史を伝承してゆこうという国立歴史公園です。）

■ ハンセン病関連の、市民の手による情報源（五十音順）

ハンセン病問題のきめ細かい情報は、マスメディアではほとんど報じられません。市民の手で、ネットワークが作られ、情報がインターネットで交換されています。

• ガラクタ箱（多摩全生園で療養される方の手になるサイト。過去、現在の療養所の様子をうかがえる貴重な映像が多数掲載されている。）
• ハンセン病回復者とふるさとをむすぶ（ハンセン病回復者とふるさとを結び、人々の心を結ぶための多角的な情報源）
• ハンセン病のリンク集（幅広いリンク集。きめ細かい情報が随時更新されている）
• モグネット（海外のハンセン病の現状レポートなど、広汎な情報）

■ 国内のハンセン病療養施設

• 国立療養所　松丘保養園（青森県青森市）
• 国立療養所　東北新生園（宮城県登米郡）
• 国立療養所　栗生楽泉園（群馬県吾妻郡）
• 国立療養所　多摩全生園（東京都東村山市）
• 国立療養所　駿河療養所（静岡県御殿場市）
• 神山復生病院（静岡県御殿場市。テストウィド師により創立）
• 国立療養所　長島愛生園（岡山県邑久郡）
• 国立療養所　邑久光明園（岡山県邑久郡）
• 国立療養所　大島青松園（香川県木田郡）
• 国立療養所　菊池恵楓園（熊本県菊池郡）
• 国立療養所　星塚敬愛園（鹿児島県鹿屋市）
• 国立療養所　奄美和光園（鹿児島県名瀬市）
• 国立療養所　沖縄愛楽園（沖縄県名護市）
• 国立療養所　宮古南静園（沖縄県平良市）
  
  
  ※　琵琶崎待労病院（熊本県熊本市。ジョン・マリー・コール神父により創立）
  　　は2012年に廃止されました。

各テーマについて、膨大な情報サイトがインターネットにあります。到底すべてを掲載できませんので、各サイトのリンクページをご参照下さい。

　（1）731部隊ほか、旧日本軍による非人道的医学研究等について

• 731部隊遺跡世界遺産登録を目指す国民連絡会
• 人骨（ほね）は告発する

　（2）ナチス医学について

• アウシュビッツ・ビルケナウ博物館
• ヨーロッパ・殺害されたユダヤ人のための博物館
• 米国ホロコースト博物館

　（3）公害問題

• 水俣市立水俣病資料館
• 新潟県立環境と人間のふれあい館（新潟水俣病問題についての資料展示）
• 四日市公害と環境未来館（仮称、四日市喘息問題についての資料。H27年3月開館予定）

　（4）薬害問題

• 全国薬害被害者団体連絡協議会（各種の薬害被害者の団体の連絡協議会）

　（5）核問題

• 広島平和記念資料館
• 長崎原爆資料館