第7回フランス映画祭横浜1999
Jun 10〜13.1999
パシフィコ横浜/会議センターメインホール

◇Movie Index
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■日程表(日付リンクはレポートへ。映画リンクはレビューへ飛びます)
6月10日(木)6月11日(金)6月12日(土)6月13日(日)
ヌーヴェルイヴ
冬の少年
(改題:ニコラ)
ヒューマニティ
(改題:ユマニテ)
アステリスクとオベリスク
葡萄酒色の人生
新しい肌
少年たち
ロベールとは無関係
幸運と必然
短編映画特集
父の跡をたどって
カーニバル
今日からスタート
これが人生?
ベル・ママン
カジモド
幸せな日々
大浸水
ボーダーライン
ギャルソンヌ
ヴィーナスビューティー
(改題:エステサロン ヴィーナスビューティー)


◆6月10日(木)
昨年と比べるとちょっと地味かな〜という印象を受けた。昨年までは大女優が団長だったのに今年は男性で監督さんだし(すごい人には違いないが)ほかのゲストも来日予定だった人がかなり来られなくなっていたし。でも写真が自由に撮れたりサインも貰える映画祭ってやっぱり貴重だ!

1本目は『葡萄酒色の人生 ロートレック』ゲストは主演のレジス・ロワイエ。この映画はもう9月にBunkamuraでの上映が決まっているらしい。開場が予定よりも10分程遅れたけど、開始はほぼ定刻通りだった。

「ロートレック」の仏版ポスター
写真KB
クリックすれば大きい写真が見られます

始まってロワイエとプロデューサーが入ってきた。ロワイエ男性にしては小柄で顔も小さい(プロデューサーの女性のほうが大きかった)ロートレックは日本の浮世絵に影響を受けた人だから日本のことも勉強したと答え、そのあと日本語を少し喋った。(最初のはちょっと聞き取れなかったけど)「トマトハ、イチキロ、イクラデスカ〜?」と喋って会場中を爆笑の渦に巻き込んでいた。

写真
ロワイエの写真

映画が終わったのが何と23:00。これでティーチ・インやサインを貰っていたら終電が危ないと思って、残念だったけど上映後にすぐに帰ってきてしまった。どんな質疑があり、どんな答えが返ってきたのかとても気になる(悔)


◆6月12日(土)
2本目は『ベル・ママン』 監督は『ベダル・ドゥース』を撮った、だしドヌーヴ主演だし、ってことで超満員。何と追加上映までされたほど。私は1時間以上も前に並んだためになかなか良い席をゲットできた・・・が、何とここで酷い目に遭ってしまった(号泣)

トイレに行きたかったので、席には冷房で寒かった時のために持ってきていた長袖シャツを置いて席を立った。そしてトイレに行って、飲み物を飲んで戻ってみると、何と席にはシャツもないし他の人が座ってるじゃないか!座席番号をちゃんとチェックしてなかったので、正確にはどの席だったか分からないんだけど、通路のすぐ脇を取っていたので、だいたいの位置は分かる。そこでその席の周辺の人に「シャツを座席に置いておいたんですけど落ちてないですか?」と聞いてみた。でも「ありませんでしたよ」の答えばかり。おっかしいなぁと思いつつも、上映時間になってしまったので、仕方なく床に座って映画を見たけれど、その時は怒りよりも不可解だという気持ちが強かった。

気を取り直して映画に集中!ゲストはドヌーヴの娘役を演じたマティルド・セニエ。『ドライ・クリーニング』に出演していたのが記憶に新しい。

「ベル・ママン」の仏版ポスター
写真KB
クリックすれば大きい写真が見られます

上映後は座席が空いたのでちゃんと席に座ってティーチ・インを見た。ドヌーヴとの共演についてや、映画内で彼女が唄うシーンがあるんだけど、それをここでもやってくれ(笑)というお願いもあったりしてなかなか面白い質疑応答だった。

写真
セニエの写真

なくなったシャツはどこへ行ってしまったんだろうと係の方に聞いたりしてみたが、今日なくしたものは明日にならないと分からないかもしれない、と言われてモヤモヤした気持ちのままサイン会場へ。列の最後のほうになってしまったけど、ちゃんとサインしてもらえた。でもセニエはちょっと飽きちゃってたね(笑)溜息つきながらやってたもの。

本当はこの映画の次に上映予定の『カジモド』が見たかったのだ!でもよっぽど近いところに住んでるか宿泊しなければこの時間には無理でしょう。生ティムシットー!!と思っていると、何と私の横を彼が通っていったのだ!思ったよりも小さくなかったです(笑)何となくダニー・デビートくらいしか身長がないような印象を持っていたんだけど(ゴメン)最低でも175センチはあるでしょう、って感じ。でも顔はやっぱり大仏さんみたいだと思った(笑)
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