dog.p311

春にはたくさん咲き乱れていた草花は、この時期はもう
ほとんど枯れている中で、前頁にも載せたけれどハルジオンだけは、
息が長くて、まだまだきれいなお花を咲かせている。

そして、ほんの少しだけれど、次には夏の草花が「こんにちは♪」って
僕に挨拶をしてくれた。
ひまわりさんは誰ででも知っている夏の代表的なお花だけれども、
そうだよ、その他にも名前も知らない草花さん達が、声をかけて
くれたんだ。
ままがきっと後で調べてくれると思うけれどね。

ねっ、結構夏のお花も咲いているんだよね。
名残惜しく額紫陽花もきれいに咲いていたしね。

そう「ギャオーッ」っていう感じの声が出てしまったんだ。
あーあー、こんなに痛い思いをするんだったら、我慢なんてしなきゃあ
よかったよー　オオッー痛かった！
パパは、もうびっくりして、何事かと心配したけれど、その内笑い出した。
パパ、なんで笑うのー
そっかー　ちょっと大袈裟だったかもねえ。
(；＾□＾)あはは…　もう、パパ次は大丈夫だからさ。
なんでかっていうのは止めとくね。
だって、これ以上言うと恥ずかしいからさ。
案の定、2回目、3回目はオッケーだった。
あーあー良かったよー　これで、すっきり♪
まあ、雨にまつわるこんなお話があったというわけさ。

ままが、ハッピーちょっと待ってーお写真撮ろうよーって、僕に
話しかけた。
僕は「オットー！」って急ブレーキだ。
まま、階段で急ブレーキはないでしょう？
僕思わずころびそうになっちゃったよー
と言いながらも、僕は今日はご機嫌だ。
やっぱりねえ、僕がいくらお散歩が好きだからってさ、カッパを着て、
雨がザーザー降る中でのお散歩はあまり好きじゃないよ。
そりゃあ、お家の中で我慢するのはもっといやだけれどね。
こないだなんて、あまりに雨がひどくて、土砂降りだったからさ、
２日間続けて、お散歩はナシだったんだ。
だけど、僕はサンルームの「あの穴」から外に出る気はしなくて、
うん○を我慢していた。
そうしたら、3日目に少し雨が上がり、その間を縫って、パパが急いで
お散歩に連れてってくれたのはいいけれど、僕は我慢していたのが
いけなかったのか、汚いお話でごめんね、もうイザという段になって、
もう苦しくてものすごい声を発したんだ。

やっぱり、なんでもそうだけれど、「らしさ」というのが一番いいよね。
せっかく日本には四季というものがあるんだもの。
いいかげん、僕はもう初夏の気分を味わいたくなったよ。

明日はまたどんなお天気になるやも知れず、今日のこの日は貴重な
1日になるかもしれない。
ままもどうやらそう思ったらしく、今日はね、いつものお散歩道ではなく、
東部近隣公園、通称「やまびこ公園」まで行った。
パパとはよく行くけどね。
ままとは何ヶ月振りかなあ？
やまびこ公園にはいろんな遊具があって、いつもは子供が遊んでいる
けれど、今日はまだ一人もいなかった。
きっと、まだ朝早い時間だからかな。

平成18年7月22日の土曜日。
今日は久し振りに晴れたね。
今年の梅雨明けは遅いそうだ。
例年なら大体「海の日」辺りに梅雨明けするのにね。
温暖化で、地球が年々おかしくなっているって、パパやままが
お話していた。

ねえねえ、エルニーニョって知ってる？
エルニーニョって、熱帯太平洋の中部から東部，ペルー沖にかけての
海面水温が数年に一度大規模に上昇する現象をいうそうだよ。
これとは逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象は
ラニーニャ現象と呼ばれているそうだ。
日本は離れてるから、大丈夫かな？
そうじゃないみたいだね。
いくら離れてはいても、夏は長梅雨や冷夏になったり、冬は暖冬に
なりやすいという傾向にあるそうだよ。
ということは、今年はエルニーニョの影響をかなり受けていると
いうことだね。

のんびりゆっくりとお花さんとお話をした後は、ダッシュだ！
お散歩もメリハリを付けってっと！
「ハッピー走る？」ってままに言われて、猛ダッシュさ。
まま、追いつけるかな？
僕と競争だよー

春の花・・・淋しいけれど、又会う日までさようならー
夏の花・・・　私の出番よと　こんにちは♪

久し振りの梅雨の合間の晴れの日に、たくさんの草花さんと
今日はゆっくりお話ができたな。
明日はどうかな？
また、雨かな？それとも晴れるかな？

もうすぐ、お家だね、まま。
パパがねえ、こないだ新しいドライヤーを買ってたでしょう？
あれって、胴に巻いて、ふとん乾燥機みたいに乾かすんでしょう？
ハッピー、知ってたの？
うん、知ってたよ。
だって、パパのお膝に乗っている時に、なんだかPCをポチンと押して
頼んでいたもの～♪
今日、あれをやるの？
うーん、どうしようかな？
使い方をよーくみないとね。
そんなことを話しているうちに、あらっ！お家に着いちゃったぁー！
おニューのドライヤー「シャンドラ」のお話は今度ね。

ゲートボール場もあるけれど、そちらの方もいつも見かける
おじいちゃんやおばあちゃんの姿はなかった。
なんだか僕のお庭みたいだよ。
だってだ～れもいなかったんだものー
だからって、ノーリードってわけにはゆかなかったけれどね。
いつ、子供が突然現れるかもしれないしね。
ドッグランみたいなわけにはゆかなかった。

やまびこ公園は平地はそんな感じだけれど、階段を上って少し上に
上ると、東屋のようなものがあったり、テーブルとベンチがあちらこちらに
あって、休憩出来るようになっている。
僕は、お家の階段は怖くて苦手だけれど、こういう公園の階段は
平気だよ。

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？