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09/08_親子のキャッチボール
09/某日_宝探し
09/30_雨の週末

2007年09月08日 親子のキャッチボール

週末恒例の生き物の水替えを終え、HARTと近くの公園へカマキリとカエルの餌を採りに行く。「SATSもいく〜」 と熱があったので部屋で休んでいたSATSも出て来た。

餌採りはそっちのけでブランコに走るHART。ある程度こいだ状態から更に私が押して勢いを増してあげると大声を上げて喜ぶ。それに刺激されてSATSも大声をあげる。でも3回ぐらい押すと
「怖いから押すのはやめて」と余韻にひたり、しばらくして
「またやって〜」とくる

「SATSかくれんぼしたい」と言うので今度はかくれんぼ。交代で鬼をやり、HARTもSATSに合わせて適度にやっていたが何しろせまい公園なのですぐに飽きてきた。

「SATS野球やりたい」
HARTはそんなに乗ってこない。今日の主導権はSATSが握っている感じ。
でも一緒に道具を取りに玄関に行ったところで、HIROから
「今日はまだお熱あるからそろそろ帰ってきなさい」と言われ、泣く泣く家に戻るSATS。熱が下がったらまたやろうね

「野球するの久しぶりだね」とHART。午前中に野球盤をやった(これもSATSがやりたいと言い出し久しぶりに)ことも影響してか、SATSが家に戻ってからは、地面にベースを書きやる気十分。しかし、打つと3塁に走り出した。
「お〜い、1塁はこっちだぞう」

それにしても今日のHARTはよく打てた。今月からジュニア2クラスにあげてもらった週に1回のテニスのおかげかな。試しに左打席でも打たせてみると2回ともちゃんと打った。ほほう、テニスはフォアもバックもあるからね。それにテニスと違って打つ方向に枠がない(わけでもないが)からおもいっきり打てるしね。

「キャッチボールもしたい」とこれまた久しぶりにやったが、少しして
「お父さんの打った球取りたい」とノックに早変わり。すぐに飽きたのか疲れたのかまたブランコへ。私はベンチに座り休んでいると高校生(くらいかな)とその父親が来てキャッチボールを始めた。ミットにボールがおさまるこぎみよい音が耳に響いた。

親子でのキャッチボール、いつやってもいいものである。いつまで出来るかなあ

…ってわが家は少ししかやってないじゃん

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2007年09月某日 宝探し

今月にはHARTとSATSの誕生日がある。

HARTの8才の誕生日プレゼントは、本人のリクエストに応えて顕微鏡。顕微鏡なんて、夏休みの自由研究でもなきゃ店頭に並んでいないんじゃないかと先月中から探して購入しておいた。
本人はすぐにでも使いたかったらしいが、誕生日まではお預けに… 「誕生日には宝探しゲームで見つけるからね」 とHARTから言われた。さてどこにかくそうか。 SATSの4才のプレゼントは戦隊系ヒーローもののソフビ人形。最初は鳥のぬいぐるみが欲しいと言っていたのだが、聞くたびに変わって、そのうちにヒーローものの人形が欲しいと言うことになった。
しかし、SATSが一番欲しいのは奇しくもSATSが生まれた4年前の戦隊系。リサイクル屋さんに行って探してみたが、目的のものは無く、代わりに、3年前の戦隊系の人形7体を買った。
SATSには誕生日前だったが、その日から渡してあげた。

「SATS、宝探しゲームしよう!お父さんも何か隠してね」
とHARTが言い出した。HARTとSATSと私がそれぞれ隠す。SATSは人形を1体ずつ隠している。
「SATS、今度は何色の人形?」とHARTが聞いている。

私はHARTの隠し場所や探す場所を見て、誕生日の顕微鏡を隠す場所の参考にしようと観察する。家の中で隠す場所が限られるが、HARTはどんどん見つけるし、なかなか上手い所に隠す。これは誕生日の宝探しは一ひねり加えないと簡単に見つかっちゃうなあ。

誕生日の宝探しゲームは、目覚まし時計への貼り紙から始まり、5ヶ所に置いたカードを集めて、そのカードに書かれた5文字を並べ替えて隠し場所を特定するものにした。

HARTの誕生日の朝
「お父さん、今何時?」
「目覚まし時計見ればわかるでしょ」
「なんか紙が貼ってあって見えない」
「なんて書いてある?」

私は布団に寝転がったまま、起き出したHARTが一階と二階を行き来する様子をうかがう。
ドタドタ聞こえるHARTの足音も楽しそうなリズムで聞こえるのでうるさく感じない。
二階に上がってきたHARTと目が合う。
HARTの表情もニコニコだ。
HARTがまた一階に駆け降りて行った。

「見つけたよう!」

とHART。さあ私も起きるとするか。

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2007年09月30日 雨の週末…

雨の週末…ずっと家の中で手持ち無沙汰だに過ごす。そんな中でHARTは学校で“読書ガンバリカード”(だったかな?)があるからと厚さ5センチもの本を昨日から読んでいる。

HARTが本を読みに2階にあがり、SATSも一緒に2階にあがっていった。HARTと一緒に遊ぼうとあがっていったSATSだったが、HARTは読書、すぐにおりてくるかなと思ったがそんな気配はない。2階も静かだ。HARTが読書や宿題で一緒に遊んでくれない時でも、SATSは自分のスペースで静かに一人で遊べるのだ。

さて…

私は図書館で借りてきたスキーの本に付いていたDVDをソファーに座ってのんびりと見ていた。
しばらくしてSATSがおりてきた。
「おとうさんなにみてるの?スキー?」
「そう、スキーのDVDだよ、SATSも今年はスキーするんだよね」

午後はHIROは来週のHARTのキャンプの説明会に。HARTはドミノ、SATSは借りて来たヒーローもの(戦隊シリーズ) 主題歌のCDに合わせて踊っている。
歌詞を覚えたいというのでCDに付いていた歌詞本をコピーしてあげた。

2枚組のCDを聞き終えるとHARTは読書しに2階にあがった。
SATSと私でトランプをする。先ずはババ抜き、SATSのカードがまる見えになってしまうので途中でババをわざと抜き、左端に並べる。SATSはだいたい真ん中から抜き、2枚になると右側を抜くので、こうしておくとSATSが勝ち喜ぶ。

次は神経衰弱、同じ縦型の滑りをしている選手との写真比較で、相変わらず自分の目の前の同じカードを何度もめくることがあるが、少し前よりも随分出来るようになった。
私がめくる2枚目がヒントになるようにやってあげるとニコッとしながらトランプをめくり
「SATSとったあ」
と私に見せびらかしている。近いうちにちゃんとやらないと負ける日が来そうだな。

次は7並べ。SATSはまだ出来ないので、カードを見えるように並べさせて教えてあげた。それなりに出来るものである。神経衰弱も7並べもSATSの勝ち。負けてあげるのも善し悪しだが、4才児相手だし今日のところは善しとしよう。

さてさて・・・、そこへ8才児のHARTが読書を終えておりてきたので3人で7並べ。今度はHARTが一番。
その後、すぐにSATSもあがって
「イェーイ」と喜ぶが
「HARTが一番だよ〜」と言われて
「SATSがかちたかった」と泣き出した。

しかし、次のババ抜きでは2回続けてSATSが一番。2回目はHARTが負けて今度はHARTが泣き出した。そろそろ終わりにしようと思ったが
「HARTが勝つまでやるからね」

2人とも負けず嫌いというか、ライバル意識むき出し。このくらいの兄弟はみんなそんなもんなんでしょうね。

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