最高の味わい
スイカ栽培農家では、日中の暑い時間は畑に出ない仕事をしています。そのため、朝の涼しい時間(朝食前)に収穫の仕事をします。
うっかり落として割れてしまったスイカを水代わりに食べるのが最高にうまいですね。おいしいのではなくて「うまい」です。
夜露・朝露でキーンと冷えたスイカの、しかも種の内側のところをザクッと手に持って、ガブッと食べるのですが、ザブザブッとしたみずみずしさ、シャクシャクッとした歯ごたえ・・・。
朝、薄暗いうちから仕事をしたからこそ味わえる味わいだとは思いますが、是非味わっていただきたい「うまさ」です。
・・・後でお腹がキリキリと痛むのが欠点ですが。 |
熟れたスイカを選ぶ?
スイカの場合は、メロンや他の果物のように指で押してみるわけにはいきませんが、叩いて音と手ごたえで熟れ具合を判断することができます。
ちょうど食べごろのスイカは「ポンポン」とスイカ全体から響くような良い音がします。
よく熟れていない若いスイカの音は「カンカン」と高い堅い音がします。
また、スイカの中が空洞になってしまった熟れすぎたスイカは「ボテボテ」と鈍い音がします。
ただ、手に持った場合や叩き具合で音は変わってしまうので絶対とは言い切れません。やっぱり実際に食べてみないと解らないということでしょうか。 |
おいしい食べ方?
一番の食べ方は前述のとおりですが、誰もができる食べ方ではありませんね。なるべく刃物やスプーンなどを使わずに食べるのが良いのではないでしょうか。
スイカの甘さと歯ざわりを味わうには、冷やしすぎは良くないということで15℃前後が適しているそうです。また、長時間冷蔵庫に入れておくと水分が飛んでしまい、表面が潤みかかったような色になって歯ざわりも悪くなるのでご注意ください。
夕涼みに、縁側で団扇を片手に食べて、涼める程度の冷えぐあい・・・ってとこですか? |
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