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安栄観光フェリー (石垣港〜波照間港) 往復5,700円
波照間港−ニシ浜−浜シタン群落−ペー浜−青空食堂−沖縄電力波照間発電所−波照間郵便局−海岸道路−日本最南端の碑−星空観測タワー−波照間空港−シムスケー−ぶりぶち公園−コート盛−オヤケアカハチ生誕の地−波照間港
今回の沖縄八重山諸島ポタリングで一番楽しみにしていた波照間島ポタリング。石垣島から南西56kmにあり、有人島としては日本最南端の島でもあります。無人島も含めると日本最南端の島は東京都小笠原村の沖ノ鳥島になります。島といっても今にも水没してしまいそうな岩礁でコンクリートで岩盤を固めた島です。沖ノ鳥島は生活の島というより漁業権など政治的要素だけの島ではないでしょうか。さてさて、波照間島は石垣港から安栄観光と波照間海運の高速船がそれぞれ3往復しています。この両社、ほとんど同時刻に運航しているので基本的に朝、昼、夕の3便。定員の少ない小さな船だということで乗船できるか心配でしたが、混雑することなく乗船できました。石垣島の離島桟橋から出航する高速船の中では最も所要時間を要する航路。でも時速70キロを越すスピードで大海原を突き進むフェリーなので片道1時間ほどで着いてしまいます。近年の旅行ブームで八重山諸島を訪れる団体ツアー客が多いものの、波照間島へ向かう団体客は皆無で観光客は個人客ばかり。冬のこの時期は個人客も少なく、のんびり島めぐりを満喫できました。周囲14.8km、面積12.77kuという波照間島はポタリングには好条件。先を急がなくても十分に日帰りポタリングが可能です。でも、波照間島は日本の中でサザンクロス(南十字星)が最も綺麗に見れる場所なので宿泊して星空を観察したかったです。島の南側に星空観測タワーがあります。ここは周囲に民家など全くないので光害の心配もなく満天の星空を見られるんでしょうね。個人的には美しい白浜が続くニシ浜に寝転がって波の音を聞きながら満天の星空を見たいものです。昨日訪れた黒島は黒牛が島のあちこちで見られました。波照間島は島のあちこちで山羊を見られます。さとうきびと山羊の島・波照間島は観光名所は少ないものの自然とのどかな光景が続きほのぼのさせられますね。団体ツアー客が全くいないというのも良いです。日本最南端の地だからといって次々と観光地化され団体ツアー客がどんどん訪れるような島にだけはなってほしくないと切に願います。
今回のポタリングで日本最南端の地をブロンプトンとともに踏みました。2年前の夏には日本最北端の地、宗谷岬も同じブロンプトンで訪れたので日本の最北端・最南端を制覇したことになりますね。こうなったら、最東端と最西端もぜひブロンプトンで訪れてみたくなってきました。最東端は北海道の納沙布岬、最西端は与那国島。与那国島は今回滞在している石垣島から117kmしか離れてなく、ここ波照間島からでも北西へ70kmほどと手の届きそうな場所にあります。残念ながら今回の滞在では与那国島まで足を運びませんが、今のブロンプトンが健在の間にぜひ日本の南北東西を制覇したいと思います。自転車で制覇した人は何人もいらっしゃると思いますが、車種的にブロンプトンでの制覇は過去に例がないんでしょうね。そう考えると益々、夢が大きく膨らみます。
使用自転車 − Brompton(本日の走行距離 18.5km)
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