←バラバラに揺れる草穂に逆光で迫る。
フォーカスを奥に送りながら テレ寄りで臨む。
奥までピントが動くと、背景の草の一本一本
まで動いている様が解像し、しかも崩れない。
まったく…如何なっているのだ?(笑)
NDフィルターを入れて絞りを開けるものだが、
そこに高速シャッターも併用すれば動きまで
解像し、スローで見ても楽しめる。
風に揺れる種子の毛?まで解像する様はモーレツ。もはや夢のHD映像に感謝しきり!
←秋の実りにズズズイィと迫る!従来のビデオでも、ここまで寄れば
綺麗に写ることは常識だが、HDでは1mmにも満たないようなホクロ?
そしてブツブツ肌?までが鮮明に写った。
思わず「うぉぉ…;;」と声が(よだれも?)漏れてしまう(笑)
←残照の笹ヶ峰(南西斜面)をテレ寄りで。
フォーカス リングを回すと、合焦距離が何m
あたりであるかの目安が表示される。
これはレンズ移動のステップに、合焦距離を
関連づけた数値と思うが、それのみを信じて
回したためか失敗し、全体に甘く写った。
作例の山は恐らく1km未満の距離だが、潔く
無限遠にして正解らしい。
どうしても無限遠より手前に合わせたい場合は、高速シャッター等で絞りを開いてからプッシュ
オートで何度か合焦させ、合焦距離の表示などでフォーカシングの安定も確認するしかないが、
どのみち遠距離では レンズの動きに対して合焦位置が大きく動くので、数百メートル先は直ぐ
無限遠に落ちる。
ノイズは、中間調(作例では空や夕斜陽の山肌など)に細かく出やすい傾向で、特に画素変換
するディスプレイでは見え易い場合も有るらしい。未だ感度に余裕も有るので、-3dBの設定が
有れば完璧だろうし、輪郭も、もうちょっと煮詰められる筈なんだが…。
←津賀ダムの影響が大きく、台風後の濁りが引かない四万十川。
激しい流れが画の大部分を占める厳しい構図でも、破綻することは
無かったが、静止している川原の部分は、GOP周期で細かく動いて
いるのが見える。しかし絶対的に細かいので、品位は保たれる。
ダイナミックレンジは広く、左側の日向ハイライト〜右側の日陰まで、自然に再現される。
←四万十川の支流で、オー イエース!を連発する場所を見つけた。
夕方の山陰ながら 感度はギリギリ足りるし、暗部が潰れることもなく、
麗しの淵が…木陰が…圧倒的な映像美で再現される!キタぁ!!!
プッシュ オートでの合焦結果は 毎回僅かに異なるし、実際より遠く表示される模様。数十mの
距離なら拡大フォーカスを使って容易にフォーカシングできるので、手動で合わせたい。
←枝の背後に流れが入る構図だが、まったく安定しており問題ない。
手前の枝も細部まで出るし、川までの空気感、距離感もバッチリ。
もーいいっ!キタキタキタ〜っ!Oh Yes!! Yes!!! |