兵庫県酒造技術研究会は、設立10周年を迎えました。この10年の間、会員相互が保有する技術を持ち寄り、検討しあうことをとおして会員全体の酒造技術の向上に努めました。研究会では、「技術交流会」、「若手会員の集い」、「管外研修会」など多彩な事業を実施しています。
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■ 平成20年度
蔵元での2泊3日間の本格的な酒造り体験。昨年度実施して好評だった「大学生による酒造り体験」を今年も実施します。11月末で応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
1 日時:平成20年6月24日(火) 13:30〜20:00 2 場所:兵庫県民会館 902号室&鶴の間 神戸市中央区下山手通4-16-3 TEL
078-321-2131 JR・阪神「元町駅」より北へ徒歩7分
<第1部>13:30〜15:00 902号室 研究会活動報告「兵庫県酒造技術研究会10年の歩み」 報告者:研究会事務局 兵庫県立工業技術センター 環境・バイオ部 井上守正
パネルディスカッション(1)「オーナー杜氏のコミュニティー形成」 パネリスト:安木淳一郎(銀海酒造(有))、川石光佐(灘菊酒造(株))、 西野藍(泉酒造(株))、茨木幹人(茨木酒造(名)) 座長:壺坂良昭(壺坂酒造(株))
<第2部>15:30〜17:50 902号室 基調講演「お酒に対する私の考え−清酒を中心にして−」
講師:大阪国税局鑑定官室長 木曽邦明先生
パネルディスカッション(2)「酒造り体験に参加して」 パネリスト:酒造り体験者代表、受け入れ蔵代表、その他 座長:井上守正(事務局)
<第3部>交流会 18:00〜20:00 鶴の間
6月24日、兵庫県民会館において「兵庫県酒造技術研究会設立10周年記念事業」を開催しました。
当日は兵庫県酒造技術研究会の会員や昨年末に実施した設立10周年記念「酒造り体験イベント」に参加した神戸大学、兵庫県立大学の大学生など50名が参加しました。第1部ではこの10年の研究会活動の紹介と若手オーナー杜氏によるパネルディスカッションが行われました。第2部では、大阪国税局鑑定官室長の木曽邦明氏を講師にお招きし、「お酒に対する私の考え」をテーマに清酒を取り巻く現状について講演いただきました。最後は「酒造り体験イベント」に参加した大学生と酒蔵とのパネルディスカッションを行い会場は大盛況でした。この記念事業を通して「日本酒」は若者にも受け入れられるアルコール飲料であることを改めて認識できたことは清酒業界にとって大変喜ばしいことでした。(吉田記)
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開会の挨拶(壺坂会長) |
パネルディスカッション(1)「オーナー杜氏のコミュニティー形成」 |
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基調講演:大阪国税局鑑定官室長 木曽邦明先生 |
パネルディスカッション(2)「酒造り体験に参加して」 |
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閉会の挨拶(安木副会長) |
交流会 |
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■ 本ホームページに関するお問い合わせは、環境・バイオ部吉岡(hide@hyogo-kg.go.jp)まで
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