2009年3月 我が家の一つの節目の月

■家族の時間

 ○大学受験を終了した長女と房総に出かけました

  和菓子好きな長女にと、以前から暖めて於いた訪問先は外房の上総一宮

  玉前神社の門前にある2つのお店。【角八本店】と、【かねきち】のいちご大福が目的です。
     
  まずはお参りをしてから、参道通り沿いと国道の交差点角の【角八本店】に向かいました

  親切なご主人(奥さん)が、ブログにするならと撮影に協力してくれ嬉しかった

  購入品はいちご大福を含め3品。 他にも美味しそうな和菓子がタップリで目移りしました。

 【角八本店】店頭
HP http://www.kadohachi.co.jp/
明治39年創業の和菓子屋さん

定休日 木曜 
右側から
・みかん大福 300円

画像はありませんが、中身のみかんが本当にジューシーです。
300円は高いが珍しい品です

・いちご大福 210円

・花見だんご 85円(上)
もちもちで、すあまのような食感
いちご大福の中身
中からジューシーな苺が
苺はタップリの白餡に包まれ、
外側の求肥と羽二重粉で作られた餅皮はものすごく薄い

苺はあまおう種
11月下旬〜3月下旬の限定販売


  続いて直ぐ近くの【かねきち】でもいちご大福を購入予定でしたが

  ご主人(奥さん)から「本日は予約分だけで売り切れです」と言われガッカリしてケース内を覗き込んで購入した2点

  こちらでも店内の様子を許可を得て撮影しました
 【かねきち】の店頭
HP http://kanekiti.com/
江戸時代創業の和菓子屋さん

定休日 月曜
いちご桜餅は、2種類あるうちから白餡の方を購入
白餡の量はそれほども出ない。
外側の桜餅は、薄く全体的に上品な仕上がり

・いちご桜餅 200円
左が
・宮前桜 150円
上練生菓子で予想通りの食感





 ○妻の会社仲間の勧めるラーメン店、長南町【アリランラーメン八平】も目的の一つでしたね

  その方は、我が家のHPを見て好きなラーメン店を訪れているようです。我が家の評価に近い嗜好とか

  「大好きなラーメン店。是非行ってみて評価して欲しい」と言う彼のお勧めのお店に出かけました。
  
  アリランラーメン 700円と、味噌アリランチャーシュ(大) 1,050円を完食





 ○この際に立ち寄った長生村のパン屋さん【naya (78)
  
  カフェも併設していました。
  予約しておいたパンを無事ゲットしてから、店内でタルトと珈琲を頂き、しばし休憩してから帰宅





 ○家族での週末の夕食先として、我孫子市布佐【紅龍閣】に再び出かけました

  先月にも夫婦で食事をしたお店ですが、料理の美味しさとリーズナブルな料金に

  受験の終わった長女を連れて来ようと、バイトの無い日の長男も誘って4人での再訪です
     
  今回も柏の葉店の開店1周年記念メニューを頂きました。

  夫婦二人だけの前回から4人になった今回は、選択メニュー6品がすべていただけました
 【紅龍閣
週末の夜
再び訪れました
今回は4人でしたし若い2人は食欲もあり、卓上に料理が提供されると暖める間も無く箸が進みました 茄子のピリ辛炒め
前回頂けなかった品の一つ
茄子の処理が旨いのでふわふわ
もの凄く美味でした
家族4人今回の全料理の中でも一番と評価が一致した品





 ○長女が、卒業前にクラス仲間と担任の先生に渡す事が可能になったDVD40枚。

  昨秋の文化祭のクラス劇を収録・編集したもの。 DVDラベルも刷り上り添付しました。

  1月から2月の中旬に掛けて、文字通りの悪戦苦闘≠ナしたが作成した夫もこの状態を見て安堵しています。
  
  今月は卒業式をDVカメラに収めたいと思っています。 その後は編集してDVD化かな〜





 ○外房、安房エリアへの道沿いで伺ったのは東金市台方の【川嶋商店】です
  
  二人前で500円のくずもち。
  詳細は 未申(午後三時)のおやつ 





 ○長女の卒業式に夫婦で出かけました。

  6年間の間に、この高校の入学式2回と卒業式2回の4回だけの経験ですが、いつも父兄席は一杯で立席が普通の体育館が会場です

  今年は特に親子連れの姿が目立ちました。 いつも親とその親(生徒にすれば親と祖父母)の組み合わせはよく見かけるのですが・・・

  今回は(長男の卒業式以来3年ぶりなんですが)子供連れの親子が目立ちましたね。

  前日の高校入学発表で合格した中学3年生よりも少しだけ低い年齢(中学低学年や小学校高学年辺り)のようです。

  情操教育の一つと考えているんでしょうかね?  「兄ちゃん、姉さんみたいに頑張れよ。この高校の生徒の様子を見て於けよ」みたいな
  

  その卒業式ですが、中盤まではガッカリしていました。

  この高校独特な式次第は、いつものように対面式で進行していく式なのですが

  式が始まるまでの在校生の様子や式の前半の校長先生の祝辞辺りまでは、全くどこにでもよくある卒業式。

  「この学校の式辞も独創感が無くなったな。 6年前の入学式は面白くてびっくりしたのに」と時間の過ぎるのが遅い事遅い事。
  
  ≪自主・自立≫の精神が消え失せてしまうかのようなありきたりな状態で整然と進んでいきました。
  
  それが一変したのが、この学校独特の式次第の在校生のプログラム∞卒業生のプログラム∞職員のプログラム≠ナした。

  このプログラムは毎回趣向が違うのですが今回は内容があってよかったですね(ハズレだなと思った年も過去にはありました)

  在校生のプログラム≠ヘこの学校にしては珍しく大向こう受けを狙った風でもなく、

  淡々と3年生との関連のなかで今年1年間を三大祭≠中心に振り返りましたが

  これが後の卒業生のプログラム≠ニの対比で聞き入るような雰囲気を館内に浸透させました。

  その後の卒業生のプログラム&ヲきましたね!

  今回は代表者数人のプログラムではなく、学年全体が参加するような大規模なプログラムでした。

  其々のクラス単位で練り上げたパフォーマンス。

  楽しかったです。しんみりしました。笑いました。拍手しました。

  6年間の中で一番印象的なプログラムでした。学年としての一貫性も取れていてまとまっていましたね

  3年生はクラス劇を秋の文化祭で催すのが殆どなので、その分野(落研・劇部)の専門でなくても人前でのテレはあまり無い生徒が多いのです

  いや〜それにしてもよかったな今年は。

  在校生も、3年生のこのパフォーマンスを自分達の卒業式には更に個性的に披露出来る状態になるといいですね。


  
  沢山寄せられた祝辞の中で唯一披露されたのは、

  第50次南極観測越冬隊員になって教壇を昨年離れた、地学部顧問の武田先生(この学校の卒業生でもあります)の南極基地からのもの。

  日本TV系の『世界一受けたい授業』等に出演したり、

  メデイアへの露出が多いんで、在校生やPTAの間には感嘆の声が上がりました。


  そして一番嬉しかったのは、長女の1年次の担任だったS先生が、来賓の一人として出席されてくれたことです。

  今年度、県内のF高校に転出されていました。 3年生まで持ち上がりされると思っていたので驚きでした。

  何よりも、生徒達の話(子供から聞いた話や、IT上での記載)でも「何で?」という状況での転出でした。
  
  それだけ生徒達に慕われていた先生です
  
  その先生がわざわざ2年間担当された生徒の卒業式に出席してくださいました。 静かなパフォーマンスでした。

  1年次に長女からよく名前の上がる先生でしたし、

  長女達のクラスが筑紫哲也氏の『オーサー・ビジット』の授業を受けられたのもこの先生の尽力のようです。

  夫の記憶に間違いが無ければ、2年次の沖縄への修学旅行で伊江島での民泊を生徒に勧めてくれた先生であったと思います。

  もちろんこの学校らしく、この『オーサー・ビジット』を受けるかどうかや、修学旅行での民泊を決定したのは生徒達自身なんですが、

  沖縄旅行3泊の宿泊のうちの2泊を占めたこの民宿での宿泊が大成功で有った事は帰宅後の長女の話でよく分かりました。

  筑紫哲也氏の出前授業のテーマは『私の夢』でした。

  この頃、長女は明確に自らの進路を決めたような気がします。 漠然が確信に変わった頃です。

  そして、その結果が今日14時に発表されます。 私大とは違ってドキドキものの時間です。

  
  大学構内での掲示発表もあるようですが、卒業式当日でしたので卒業式優先で大学迄行けずに、夫がITでの合否発表を見ることになり、

  とりあえず卒業式後にクラスから長女を呼び出し、家族での写真を正門前で収めて、夫だけ早々に自宅に戻ってからPCを立ち上げました

  しかし、発表サイトにはなかなか繋がらずに、夕方になってようやくアクセス出来、結果が分かりました。

  受かっていました。 よかった。 ほっとしました。

  1年次の後半から目標にしていた大学ですからね。

  卒業式後のお別れ会で盛り上がる長女と謝恩会に出席中の妻に早速メールで結果を送りました。

  一方、親としてもこれで子離れを進めざるをえませんので寂しい気持ちも沸き上がって来ました。





 ○卒業式の翌日(国立の発表の翌日でもあります)から4人で家族旅行に出かけました。

  郵送されるはずの合格通知書を見る前の出発です。 通知書は暫く郵便局預かりですかね。

  
  今回の家族旅行は当初香港を考えていましたが、1月下旬頃に国内に変更し、まだ家族で出かけたことの無い神戸になりました。

  4日間の旅行は地元駅を始発で出発、 終電で帰宅とまるまる4日間をフルに使った旅

  旅行日程のうちの半分以上は神戸市内での滞在。

  徒歩や電車で、沢山のスイーツ&パン巡りをし、

  残りは電車で明石に出かけ、明石焼きの食べ比べ、

  レンタカーで丹波篠山に足を伸ばし、黒豆パンの食べ比べをし、

  最高級クラスと評価した、スイーツ屋さんを元町で発見し2日間通い、

  朝食としていただいた、北野のパン屋さんのパンの旨さに4人とも感嘆の声を上げて店内で食べつくし、

  篠山では、外見からはその面影が一切伺えない蕎麦屋さんの古民家囲炉裏の前で、美味しい蕎麦とそばがきを頂き、

  街中の其処かしこ、沢山の機会に神戸人の人としてのやさしさに出会えた旅でした。

  
  終盤は車で六甲山を回り込み、日本三代古湯の一つの有馬温泉にも出かけ、1泊してきました。

  久しぶりの温泉は湯も料理も宿も格別でした。
  
          
  詳細は随時UPしていきます。

  画像や情報が多いので、専用ページ 『 神戸の旅 』 を作りますがいつものように時間が掛かりそうですね。



  
 国内旅行・食べ放題・温泉・ラーメン・蕎麦・宿泊宿のページは一応UPしました。
      其々細部を手直し加筆するように成りますが
  

      未だにUP出来ず苦戦しているのが、専用ページ『 神戸の旅 』 と パン&スイーツのお店 (神戸編) です。

      この2項目は月が変わってしまうかもしれませんね。(冷汗)




  
  神戸への旅行中にスイーツとパン屋さんを4日間で計32店を廻りました。 正に食べ歩きの旅でしたね。

  スイーツ店22店、パン屋さん10店です。

  中でも素晴らしいグレードのスイーツのお店に出会い、家族で話し合った結果、当初の予定を変更して2日目も同じお店に通うことに。

  4日目の最終日もこのお店に寄りたかったのですが(3日目は神戸市内に居なかった)定休日で寄れませんでした

  限られた旅行日程を変更してまで連日通いたかったスイーツ店

  そのお店は神戸市元町にある【GREGORY COLLET グレゴリー・コレ】です。
  
  イートインで1日目にスイーツを4品、2日目にスイーツ1品とランチメニュー3品を頂きましたが、

  スイーツ計5品は家族全員が全て★★★の最高評価で一致した驚きのお店です。





  
 ○長女は受験が一段落してから動きが活発です。

  部活仲間との卒業旅行、クラスでの卒業旅行、そして友人宅への訪問、進学準備と大忙しの毎日。

  旅行先は、2つとも温泉場で「家族旅行も含め月に3ヵ所も温泉に入れるなんて凄いな」と羨ましい限りで送り出しました。

   因みに、看板の頭文字『(有)』は有り得ないですね。高校名ですから(笑)。旅館の誤植でしょうね。
  殆どの生徒が進学する学校ですし、国立後期試験もあり、関東圏以外の地域に進路を決め転居準備をする生徒も居ますので、

  この時期にみんなでまとまっての旅行は不可能と思われますが、結構毎年の慣例のようです。

  長女の学年でも部活やクラスの旅行の参加率は全体の8割前後に上る仲の良い連中達です。

  旅行好きの生徒(主に進学先が早々に決まった生徒)が率先してプランを練り上げ、参加希望を募ったようです。
       
  帰宅後の長女の話では、最高峰の国立大学に合格した生徒の報告が宴席であったとか、共同浴場巡りを随分したとか、

  深夜遅くまで同宿の他の客の邪魔にならないように盛り上がったとか、民宿がやっている焼きそば屋を見つけ昼食をとったとか等々話してくれました。

  ハプニングもあったそうです。

  長女と仲の良いクラスメートが旅行の日程を取り違えていて、集合時間になっても集合場所に現れずに、

  その時間まだ自宅で犬の散歩をしていた事。

  その後、その生徒が、なんとクラスの移動先で休憩場所でもあるアウトレッドSCまで新幹線で駆けつけて途中参加した事。

  月初めの家族旅行以上に十二分に楽しんだようで、帰ってからのテンションが上がりっぱなしでした。

  
  別れるのが名残惜しいのでしょうね。 来月から別々の道に進みます。 今年の進学傾向はどうなんでしょうかね?

  自分の好きなことが出来た学校ですが、平行して進路先も出来るだけ良い大学へと思うのは親の身勝手、しかし気にはなります。

  クラスでは15人以上は国立大への進学らしいです。浪人率は今年も40%位は行くんでしょうか?

  受験勉強以上に秋の文化祭行事まで頑張った生徒が残った数ヶ月で勝ち取ったもの。

  「みんな集中力が凄いから」「みんな良い奴だよ」「いいとこを見つけ、認めようとするからね」よく長女の口から出る言葉です。

  進学校ではあっても受験校ではないという環境が出来上がっています。

  甘いかもしれませんが受験まっしぐらの3年間ではありませんでした。

  子供達の話を総合すると、高校の授業自体が、大学の講義のような形の授業が多く、受験を対象にした授業が殆ど無いということです。

  6年間見ていても、受験のウエートは進学校としてはかなり低いと思われます。 昨年あたりから学校側も意識改革を徐々に進めています。

  部活、三大祭、行事に盛り上がり、各委員会も意見の集約や進行に積極的なかかわりが求められるようです。

  濃淡は当然ありますが、友人形成、自立心形成に欠かせない人生で一番若く多感な時期≠充実して送る生徒が多く見られます。

  反面、受験体制に入るのが遅くなり、志望校合格を勝ち取るために浪人する割合も多くなるようです(他校も同程度の割合はあるようですが)。
  
  それでも、3年の秋から 気持ちを切り替えて、

  (部活をこの時期までやる3年生もいます。 三大祭のフィナーレとなる文化祭への取り組みも全校挙げて9月中旬まであります)

  年明け1月〜3月までの僅か数ヶ月で勝ち取る進学先は県内の他の進学高と比較しても引けを取りません。

  高校3年間か、卒業後の大学かのどちらを優先(充実度や目的度に)するかですが・・・・親の決める事ではありません。

  分かっているのは、

  多くの卒業生達が躊躇いも無く、卒業後に母校を何度も訪れる機会があり、それを楽しみにしているという事実です。
    
  長男の卒業の時にも本人に聞きましたが、この時期に同じ質問をした長女からも期せずして同じ答えが返ってきました。

  その言葉は、今日自宅に配送された高校の広報誌『卒業号』の中にももちろんありました

  「この学校に来れて良かった」の一文。 長女や長男の言葉と一緒です。

  なにしろ、別の時期に学校側が全校生徒と父兄に其々行った自校のアンケート調査の結果の一つ

  「この学校に来て(来させて)よかったか?」に、

  「よかった」と答えたのが、生徒・父兄共に90%を超える(前年も90%超え)回答であったことが如実に証明しています。

  子供達同様、我が家の夫婦も全く同じ感想を持っています。

  入学&卒業式・合唱祭・文化祭(1部・2部共に)・部活の地域発表会・部活の校内公演・PTA行事・芸術鑑賞会・PTA観劇会・PTAコーラス等

  親もお蔭でたくさん楽しませてもらいました。 親か参加しやすい環境でした。 自分達も若返った時間でしたね。

  6年間(長男の時は後半の行事は親があまり参加できて居ませんが)親子共々本当にお世話になりました。

  充実した時間でした。


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