ねえ、ままはいじめられたことってあるの?
あるわよ。
中学1年生の時にね、同じクラスの女の子からいじめられたことが
あるのよ。
でもね、ままはね、その子のことを特に嫌いでもなかったから、
どうしたらままのことを分ってくれるかなってその時、思ったの。
そしてね、今考えると気恥ずかしいけれどね、その頃はままは
道徳観にメラメラと燃えていてね。
席替えの時にね、、先生が「一緒に座りたい人の名前を紙に書いて
提出してくださーい」って言われた時に、一番に思い浮かんだのが
そのいじめている彼女だったの。
その理由もままはちゃんと書いたの。
そうしたら、先生は要望を聞き入れてくださった。
興に乗ってきたね。
“ヒトヒトの実”を食べた、青っ鼻のトナカイさん。
七段変形面白トナカイ、チョッパーにみんな変身だよ。
珍しいでしょう?
パパもへんしーん!
makipiさんもメロンパさんも、クレージュさんも、メルティーさんも、ままも
チョッパー気分でうきうき~~♪
魔法にかかったみたいだね。
そうだよ。
笑い声がこだまして、僕らも一緒になってうきうき~~♪
寿羅ちゃん
お誕生日のお祝いに続いて、ハロウィンに乗じての仮装大会。
本当に今日はてんこ盛りでしょう?
こうして、みなと仲良くできて、僕はなんて幸せなんだろう。
世の中ではいじめが続発しているという。
ままから僕は聞いて、悲しい思いでいっぱいだ。
毎日ニュースで小学生や中学生の子供がいじめが原因で自殺を
しているという。
なんで、どうして、そんなに死を急がねばならなかったのか?
やしのみ家で購読している新聞に、このところ毎日「いじめている君へ」と
「いじめられている君へ」の二つのテーマで寄せられた各界のあらゆる
分野の有名人によるメッセージが送られている。
小さい頃にいじめた経験といじめられた経験の両方を持つ、ある有名人が
こんなことを書いていたそうだ。
いじめる側にもいじめられる側にも非があるっていうでしょう。
確かにそれはあるような気がするわよ。
ままはあまりにも真面目すぎたのかもしれないわね。
だけど、実はね、ままは小学生の頃は「喧嘩花子」って
言われていたの。
いつも喧嘩ばかりして、そして口げんかにかけてはすごかった。
ままがいつも勝っていた。
でもね、中学生になってからは、反省して、それこそ真面目に
なったというわけ。ホントだってばー
全校でただ一人女性の風紀委員だったくらいにね。
でもね、そういうのもいやな面だったのかもしれないわね。
いじめられるには原因がかならずあるのよね。
人と仲良くやってゆくには鈍感ではダメ。
だからといってあまり気が付きすぎてもダメ。
(とかくこの世はままならぬかあー)
「この文章を読んでいる君は、本当のいじめっこではありません。
誰かをいじめ続けても何も感じない本当のいじめっこは、とても鈍感で、
これを読んだり、あらためていじめのことを考えたりなど、するはずが
ありません。
実は、いじめる側に立つ人のほとんどは、君のような人たちです。
・・・・いじめる側といじめられる側の真ん中にいる君たちには大きな
可能性があります。
もし、君たちの内の何人かが強い気持ちを持つことができれば、
いじめを食い止める大きな力になれる。そうして得られた友達は、きっと
君の世界をもっと大きく広げてくれるはずです。」
そうだよね。なあなあでやっていることって、多いよね。
流されるっていうのかな・・・もっと各人が確固たる信念を持っていれば、
こんなことは防げるのに・・・
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない?厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ?
ひょいっ!大丈夫だった、良かったあ~♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん?そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ!ハッピちゃん、可愛い~♪ ハッピーポッターだあー!♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん?僕って今注目されてるの?
平成18年4月16日の日曜日
平成18年4月3日の月曜日
子は親の背中を見つめて育つって言われるけれど、
本当にそう思うのよね。
いじめが起きるのは社会が悪い、学校が悪いって、いう人が
いるけれど、ままはね、家庭が一番問題だと思うわよ。
なんでも子供は親に話せる、そして親は子供のお話をいつでも
聞いてあげる。
そんな環境が大切だと思う。
なんだか、固いお話になってしまったわねえ。
いじめのお話はこれで、おわりにしようね。
そうだねえ・・・僕も頑張るよ。
誰とでも仲良くできるようにね。
おおーっ!寿羅ちゃんとレモンちゃんはすごいよ、ままっ!
仮装大会ナンバーワンは誰かな?
人は感情が豊かだから、感じることも其々だものね。
ままはね、小さい頃からお母さんにねよく言われていた言葉が
あるの。
それはね、「あなたがこう言ったら相手がどういう風に思うかいつも
それを考えてものは言わなければいけないのよ」ってね。
でもね、ちーっとも実行できなかった。
今でもなかなかそれは難しいことで、人を平気で傷つけているのでは?
と思うこともあるの。
反省ばかりよ。
でもね、そういう風にお母さんが言ってくれたこと。
本当に有難いことだなって、そう思う。
少しだけでも、心の片隅にその言葉は残っていてね、少しだけでも
実行できればいいなって、そう思う。
そうして、積み重ねることによって、きっと身になるのではとね。
希望的観測ではあるけれどね。
ままはいくらいじめられても、平気な顔して、なんでもなかったように、
翌朝には自分から「おはよう~♪」って笑顔で接したの。
まるで聖人君子みたいじゃな~い?
(o^-^o) ウフッそういう風に聞こえるかもね。エッヘン!
でもね、その当時は、本当に色んな本を読んでいてね、ああ
なりたい、こういう風になりたいって、希望でままの胸はいっぱい
だったのよね。(ああ、青春だなあー)
毎日毎日「おはよう~♪」って笑顔で言い続けたの。
そうしたらね、一ヶ月くらい続けたある日、彼女が口をきいてくれたの。
少しずつ会話が増えて、最後にはお友達になっちゃった。
ままはちょっと変わり者だったかもしれない。
よく言うと個性があったのかも~♪
((;^□^)あはは…まま、うぬぼれていない?)
だからね、目立つでしょう。
それが彼女は気に食わなかったのよね。
kunikuniパパに抱っこされた僕とレモンちゃん