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ぱくぱくぱくぱっくんこ！
まま、ちょっとこのところ太り気味でしょう？大丈夫なの？
しーっ！ハッピー！
ままが僕の顔を睨んだ。
おおーっ！こわー！
食べ物の恨みは怖いからなあー　分ったよ、まま。
もう、僕は何も言わないよ。
その代わり、僕にもおやつー！(笑)

「ねえねえハッピーくん、
みんな可愛いねえ」

「そうだねえー　前から見ても
後ろから見ても可愛いよねえ。
ねえ、空君
今日は海ちゃんがいないけどさ
最初はちょっぴり
寂しそうにしていたけどさ
なんだか元気が出てきた
みたいだね。」
「ホントッ！僕なんだかご機嫌
になってきたよ～♪」

みんなお揃いの水玉の大きなリボンが付いたドレッシーなお洋服だ。
昨年ららぽに行った時に、写真撮影してもらったワンピなのだが、
普段は丈が長すぎて、せっかく可愛いデザインのお洋服なのに、
普段に着せることができないと、メルメルさんがリフォーム。
裾を短くして、リボンは取り外しができるようにした。
その可愛く仕上がったワンピを日記に載せた所、makipiさんや
クレージュさんの目にいち早く目に留まり、寿羅にもお願い！クレアにも、
ジュピにもお願い！と相成ったわけだ。
親切なメルメルさんは早速オッケーのサインを出し、今回のオフ会に
間に合わせようと算段したものだった。
ピンクとブルーの2種類の水玉模様はどちらもとても可愛い。
大き目のレースのフリルも生かして、とっても素敵に仕上がっていた。

まま達は、おいしいケーキをいただきながら、お話がますます弾んだ。
僕達ワンコは、そのおしゃべりがまるで子守唄のようで、ジュピちゃんが
欠伸をしたのを皮切りに、みーんなオネムになってしまった。
いや、後でままに聞いたお話しだと、なんと寿羅ちゃんだけが、イキイキと
パッチリおめめを覚まし、とてもご機嫌だったそうだ。
では、その様子を実証してみよう。

やしのみ長官、以上の実証ですが、いかがなものでしょう？
僕は、ままにふざけてそう言った。

ねっ、どれをとってもいいお顔をしているでしょう♪

のあままさんが、急にそわそわしだした。
お留守番の海ちゃんやノアくん達のことが気になってきたみたいだ。
最初に言ったけどのあまま家の女の子組みは只今ヒート中。
ワンコ部屋にいつも８パピちゃんは一緒にいるから、ヒートの時は
お世話が大変なんだよね。
おちっこだって、気を使わないとそれはもう大騒ぎだそうだ。
普段はワンコ部屋で済ませる用も、ヒート中はご法度だ。
だから、お散歩は不可欠。
まだ居たいのにぃーと残念そうにのあままさんはお暇をした。
でもね、そろそろもうみんな帰る時間だよね。
しまったあー！帰る前に集合写真を撮るのを忘れたわねえー
空くん、一緒に撮れなくてごめんね。

「お待ちどうさま～♪」
お顔をくしゃくしゃとさせて、どういう風に言ったらいいのかなあー
そうそう優しげな笑顔でヴェルデの奥様がランチを運んできた。
やしのみままは前回は玄米カレーを食べたから、今日は
違うメニューを注文したようだ。
玄米おにぎりの中には小豆が入っていて、とてもおいしそうだ。
だけど、横に添えられているのはどうやらままが苦手な梅干だな・・・
ままは酸っぱいのが苦手だからなあ・・・
梅は梅でも紀州の完熟南高梅だと大丈夫なんだってさ。
その手前にあるのは何かな？
これも梅？
makipiさんの方を見ると、首を振っている。
そうかあー、うーん、オリーブかしらね？
恐る恐るままは口に持っていった。
当たり～♪おにぎりにオリーブの組み合わせって面白いわねえ。
ままは妙に感心した。

makipiさんとクレージュさんは歓声をあげて、大喜び♪
持つべき者は友だあ～♪

早速、試着だ。
しかし、ここで、ハプニング。
「あれーっ！なんだか変！」メルメルさんが首を傾げた。
しまった！メルティーちゃんのお直しのお洋服をジュピちゃんに
渡してしまったようだ。
一見そんなにジュピちゃんと背格好は変わらないようだけれど、
着てみるとやはりどこかが違う、しっくり来ない。
ハタと間違いに気付いたというわけだ。
気が付いて良かったね。

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？

「いらっしゃ～い♪」
ヴェルデのオーナーさんは玄関まで出てきて快く迎えてくれた。
「お邪魔しま～す♪」
前回、新年会の時と同じお部屋へと僕らは向かった。

早速、ランチの注文だ。
ランチを待っている間、メルメルさんはmakipiさんとクレージュさんに
ワンピのお直しを頼まれていたのだが「出来上がったわよ～♪」
と丁寧に包まれた袋から取り出した。

パックンに始まってぱっくんに終わった今日のオフ会だった。
いつも面白いオフ会には違いないけど、今日は特に面白かったな。

タイトルを間違えたかしら？
「パックン物語｣の方が良かったかしらねえ、ハッピー
ってままが言ってたけどね。(；＾□＾)あはは…

パックンパックンぱっくんこ～♪
僕の耳にはいつまでも快いリズムのメロディーが流れていた。

お隣に座っていたメルメルさんは和風スパゲッティを頼んだ。
春らしく菜の花がたくさん、入っていた。
季節の素材をしっかり取り入れているんだね。

全員お残しをすることもなく、きれいに平らげたが、開口一番
誰が言ったのでしょう。さて、誰でしょう(笑)
デザートにケーキを注文しましょうか？
反対する人なぞ、だ～れもいない。
本当は、ままはお腹がいっぱいで、もう少し後の方がいいかなー
なんて思っていたけれど、メニューを見る内に、気が変わった。
結局一番ボリュームがありそうなシフォンケーキをいつの間にか
頼んでいた。
デザートは別腹なんだね。
うん、僕が胸を張って保証するよ。