とは言っても、あまり遅くなってもたくさん遊べなくなるから、
11時を目標にままはバタバタしていたというわけだ。
ままは独身の頃は、時間にルーズでパパとのデートの時も
よく遅刻をしていたらしい。
パパはどちらかと言うと、時間には厳しくて、いつもパパが先に
大抵10分前には着いていて、そして、いつもままはその度に
「ごめんなさい!」を繰り返していたらしい。
パパはよく我慢したねえ。
僕だったら怒ってもう会うのは止すけどなあ。
僕にはパパの気持ちがよくわかんないね・・・
でもね、ままはパパとゴールインしてからというもの、パパのお蔭で
時間を守れる人になったみたいだ。
夫婦って、似てくるのかなあ。
僕にはよくわかんないね・・・
パックンのまま今日1日を過ごす訳にもゆかず、とりあえずは
接着剤でくっつけなければと、クレージュさんとメルメルさんは、
近くのコンビニまで探しに行った。
ドッグランを出た時に、丁度makipiさんとメロンパさん達と出くわし、
面白がりのメルメルさんは「クレージュさんが怪我をしちゃってねえー」
と言ったものだから、makipiちゃん達は眼を丸くして「え~~~っ!」
すぐに、ばれちゃったけどね。
のっけから、大笑いの種が撒かれた今日のオフ会。
さて、一体この後、どんな芽が出てくるんだろう?
今日は、パパはオフ会には参加しないけど、ままと僕とを柏の葉ドッグラン
まで、送ってくれた。
着いたのは11時5分位前だった。
もう、みんな着いてるかなあ?
前を見ると、のあままさんとらっくんが丁度受付の最中だった。
「おはよう~♪お久し振り~♪」
のあまま家では前にもお話したけど、八パピちゃんもの大家族なんだ。
だけど、今日は女の子組が全員ヒートになっちゃって、結局空くん
だけが参加となったようだ。
空くんはおっとりとしていて、僕は大好きだよ。
「空くん、おはよう~♪今日は独りなんだね。でもね、たくさん、お友達が
今から来るし、たくさん遊ぼうね~♪」
僕は空くんに話しかけた。
空君は尻尾をフリフリこう言った。
「そうなんだ、いつもお出かけの時って、海ちゃんが一緒の時が多いから、
なんだか変な気分なんだ。
残念そうだったけど、でも、嬉しそうでもあった。
だって、ままを独り占め~だものねえ。
CONTENTS
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない?厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ?
ひょいっ!大丈夫だった、良かったあ~♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん?そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ!ハッピちゃん、可愛い~♪ ハッピーポッターだあー!♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん?僕って今注目されてるの?
平成18年3月4日の土曜日。
おや、今日はなんだか様子が変だぞ。
ままが久し振りにバタバタしている。
ひょっとして~♪僕は期待した。
ままって、すぐ態度に出ちゃうから僕はいつでも、先が読めちゃうんだ。
やっぱりねえ。
僕の水筒にきれいなお水を入れているし、おやつケースにも
たくさん、おやつを足しているし、それにいつもままがお出かけの時に
下げているバッグにも僕のお洋服を詰めているし~♪
「ハッピー!今日はねえ、柏の葉ドッグランに行くわよ~♪」
やったあー!やっぱりねえ。
当たり~♪ 大当たり~♪
先ずはお散歩を済ませてっと・・・シュッシューシュー!
まま、お昼はどこで食べるの?
ヴェルデよー
そうかあーまだ寒いから、ベンチでは無理なんだね。
ねえねえ、今日は誰と遊べるの?
いつものメンバーよ~♪
makipiさんちの寿羅ちゃんでしょう♪
メロンパさんちのレモンちゃんでしょう♪
メルメルさんちのメルティーでしょう♪
クレージュさんちのクレアちゃんとジュピちゃんでしょう♪
のあままさんちの空くんよ~♪
ふぅーん、そうかあー
全部で僕んちを入れて1,2,3,4,5,6,7人&7パピだねえ。
6人の数え間違いじゃないかって?
それがね、クレージュさんちはさーちゃんも参加できるんだって~♪
るんるんるん~~♪
早く会いたいな~♪
まま、何時に集合なの?
11時くらいだってー
へえーくらいなの?
そうよ、あまり時間は気にしなくていいのよ。
たまにはこういうのもありってわけだね。
そういうのも、気楽でいいねえ。
ドッグランに入ってから、間もなくメルメル家、クレージュ家が
やって来た。
「おはよう~♪」
うん?なんか変だぞ・・・
パックン、パックン、パックン?・・・
あれーっ!!!なんだあーー!!!???
僕には見えた。
確かに見えた。
なんとクレージュおばちゃまの左側のブーツの靴底はなんと
パックリと開いているではないか!
「ねえねえ、やしのみさん、見てー!」とシュンとして、
クレージュおばちゃまはやしのみままに訴えた。
「家を出た時にはなんともなかったのにぃー・・・」
ままは慰めるどころか思わず大笑いしてしまった。
なんともクレージュさんらしいとままは思ったらしい。
ちびっこ大好きなジュピターくん♪
レモンちゃんと今日も遊べるぞ~♪
今まで、この日記に書いたかどうだか忘れたけれど、
何かしらクレージュさんは面白いことをやってのける。
本人はやろうと思ってやっているわけではなく、何故か知らずに
そうなってしまうようだ。
クレージュおばちゃまはきれいなお顔をしていて、とても
そのようなことをするなんて誰も思わず、そのギャップがなんとも
面白く、みんなそんなクレージュおばちゃまが大好きなんだ
そうだ。